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万里の長城マラソンとガイド本作りに向けていざ北京へ!

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ドタバタしながら本日、北京に向かいます。

何度目の北京なのかもう分かりません。10回までは数えていましたが、流石に1年に3回くらい行っていると、わけがわからなくなります。

中国が好きですが、その中でもやっぱり北京が一番好きです。

他の都市に行くとワクワク感はありますが、北京の街にいるようなのんびりとした自分ではいられなくなります。どことなく緊張感のある自分。それはそれで楽しいのですが、長くは続きません。

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今回は取材をすると決めたので、9日間ずっと北京にいます。前半は万里の長城マラソンの仕事や打ち合わせをしながらになりますが、これほどまで長く北京に滞在するのは初めてです。

今回は北京のガイド本を作るための第一歩です。願わくば今回の取材だけで1冊作りたいところですが、おそらく夏までにある程度の形に仕上げて、足りない部分の取材に夏に1回行くかもしれません。

ガイド本と言っても、作るのは電子書籍です。

これから北京を訪れる人のためのガイド本で、それを読んだ人がワクワクしながら北京に向かってもらえればいいなと考えています。たくさんは売れないでしょうね。観光で北京に行く人なんてほとんどいませんから。

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ただ、1人でも役立ったと思ってもらえればいいですし、それで北京を楽しめたらいいんじゃないかと思います。

万里の長城マラソンが終わったら、その本づくりの作業に注力します。

万里の長城マラソンも日本人が中国を訪問するきっかけのひとつですが、いかんせんランナー以外には興味を持ってもらえません。ランナーでもいい意味で変わったランナーが集まります。

そういう人たちは、きっと万里の長城マラソンがなくても中国に抵抗なく行ってくれます。でも普通の人たちは、やっぱり中国は近くて遠い隣国です。

普通の人たちが「北京って面白そう」「中国も行ってみたいな」と思ってもらうことが、わたしの理想であり役割でもあります。

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わたしに世界を動かすような能力はありませんが、たった一人の心を揺さぶることならなんとかできるような気がします。そのためにわたしがすべきことが、言葉で伝えることです。

わたしが書いた本によって、たった1人でも北京に興味を持ってもらい、実際に自分の足で歩いてもらえればそれはもう成功したようなもの。今回はそのための下地づくりです。

すべてうまく行くとは思いません。ただ、いつもよりはアグレッシブに北京の街を歩いてみるつもりです。そのなかで食いしん坊の嗅覚を発揮して、普通のガイド本では行くことのないようなお店や場所を紹介したいところです。

その前に何よりも万里の長城マラソンを成功させなくてはいけませんので、そちらも気を抜くことなく集中して行います。来年の日本人100人参加を目指して、今回来た人たちの満足度をしっかりと高めたいと思います。


無敵の北京
著者:まのとのま
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第4回ウルトラマラソン練習会は日光街道53㎞でした

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先週の土曜日は、今年4回目のウルトラマラソン練習会でした。今回走ったのは日光街道。日本橋から日光を目指して北上しました。とりあえずの目標は65㎞先にある古河です。

ランナーとしての参加者は3人で、日本橋から浅草までは大学時代の同級生が自転車で伴走。

速いランナーが多かったので、65㎞でも大丈夫かと思ったのですが、ダメだったのはわたしでした。朝からまったく足が上がりません。2日前に行ったインターバルの疲労と、前日に行ったトレイル裸足ランの疲労。

ちょっと走っただけで、足の筋肉が酸素不足の状態に陥ります。

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1㎞を6分くらいで走れそうなメンバーだったにも関わらず、いつも通りのゆっくりペースで都内を駆け抜けます。日本橋から浅草経由で千住宿まで。

日光街道で数少ない見どころでしたが、朝早いというのもあり浅草ではお店も閉まっている状態です。旅ランの安全だけを祈願して、そそくさと千住宿を目指します。

これまで2回ほど千住宿を走っていますが、これまでは2回とも北側から。江戸から北上すると見える景色が違い、新しい気付きがいくつもあります。これが旅ランの醍醐味でもあります。

同じ道でも走る方向や季節によって見えてくるもの、感じられるもの、空気の匂いがまったく違います。

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そして千住宿のある北千住は、わたしにとってちょっとドキドキする街。ここに来るたびに胸が高鳴りますが、理由はご想像におまかせします。

そんな千住宿を抜けて、目指すは草加宿。

さっと草加宿に向かえばいいはずが、このウルトラマラソン練習会。走ることよりも食べることに重きを置いているところがあるため、参加者の提案で東京ひよ子の東京工場へ。

そこでは「焼かれたてのひよ子」を購入できるということで、それはもう行くしかありません。東京工場ですが、実は埼玉にあります。足立区と埼玉県の境にある小さな川を越えたところにある東京ひよこ。

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ここで毎日何万匹ものひよ子が焼かれているのかと思うと、それはもう悪夢のような光景で……というのは冗談としても、走りながら食べるひよ子はなかなかのもので、口の中の水分を全部一気に持っていきます。

東京マラソンのエイドでひよ子を出したら、かなりのランナーが脱水症でリタイアすること間違いありません。

甘いものを食べたらしょっぱいものを欲しくなるのが日本人。きちんと草加せんべいもいただきます。まぁどこにでもある煎餅です。ただ、名物だと思うと食べずにはいられず。

草加宿ではお休みどころの神明庵で一休み。

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「寄っていきなさい」の一言にとことん弱い。お茶をいただいて草加宿の話をしてもらいます。こういうの本当に大切です。速く走る人には向いていないのでしょうが、わたしがしたいのは旅ラン。

見るものも見ずというのは、トップランナーたちにおまかせして、わたしは歴史を感じながら日本の道を走りたい。そういう思いがありますので、距離が伸びなくてもきちんと見るべきものは見なくてはと思うわけです。

草加宿を通過したら次は越谷宿。

そろそろ昼ごはんという時間帯でしたが、草加宿から越谷宿の間はグルメの空白区間。前回通過時も食べ物に悩まされました。

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そんな中、もう越谷宿に入るというところで見つけたうどん屋さん。わたしはうどんが苦手なのですが、どうもそのお店が気になります。というわけで主催者の独断と偏見で「うちだや」さんへ。

これが見事にホームラン級の大正解でした。食いしん坊の本能が大正解を引き当てました。満腹になってはまずいと思って注文した普通盛り。これで十分に大量なのですが、とろろのセットで600円。

ちょっと尋常じゃないコストパフォーマンスの高さです。

あまりに美味しすぎて、うどんが苦手なはずなのにあっという間に平らげてしまいました。わたしがこれまでに食べたうどんの中では一番だったかもしれません。これは並んででも食べる価値あり。

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ウルトラマラソンの練習会などでは、お昼をコンビニなどで軽く済ますことが多いようですが、そういうストイックなことは苦手です。地元の美味しいものをスルーする人生にわたしは楽しさを見出すことができません。

喜びがあるから頑張って走れます。

ただ、越谷宿からは淡々と走るのみ。粕壁宿、杉戸宿と走っていくわけですが、ここらへんにくると、明らかに古河までは行けないことに気づきます。お風呂の都合も考えて、今回は幸手宿まで。

10時間で、約53㎞のランニングでした。

ウルトラマラソンの早い人たちなら100㎞レースを完走している時間をかけてたったの53㎞。こんなの意味あるのかと思うかもしれませんが、意味があるかどうかはわたしの日光ウルトラマラソンの結果で判断してください。

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ただ、速く走るだけがランニングではありません。

走ることは手段であって目的ではない。旅をする。この国を自分の足で歩いて深く知ること。今回の参加者の1人が、東京マラソンのコースを見て「こんなところ走ったっけ?」と言っていました。

速く走ると景色を楽しむことが難しくなります。レースなら走ることが目的ですからそれはそれでいいのですが、わたしの練習会は走ることは手段でしかありません。

何が正しいかなんて正解はありません。ただ、わたしは走ることをもっと楽しみたい。知らないものにもっと出会いたい。美味しいものをみんなと食べたい。そんな思いで練習会を行っています。

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ちなみに5月14日に飯能ベアフットマラソンに向けた裸足トレイル練習会。5月27日にウルトラマラソン練習会で、藤沢もしくは戸塚から箱根湯本までを走ります。第1回の日本橋から辻堂まで走ったのを、オーバーラップしながらつなげる予定です。

箱根湯本まで走っておいて、夏の箱根越えランにつなげようかなと。

毎回美味しいものを食べれるとは限りませんが、ランニングの違った楽しみを知りたいという人は、ぜひ一緒に1日中走りましょう。


モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには
著者:本田直之、四角大輔
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マイノリティであり続けるための10か条

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わたしが選ぶものは大体世の中の主流になりません。よく言えば個性的で、悪く言えば異端児。働き方も生き方も世の中の流れに逆らうかのように、「普通」ではない道を選んでいます。

ただそれは、普通でないようにしようとしているのではなく、自分がしたいことをした結果、なぜかマイノリティになりやすいというだけのことです。マイノリティをかっこいいとは思いませんし、男ならば天下の王道を突き進みたいという想いはあります。

昨日のブログで少し触れましたが、長い期間をかけて吉川英治さんの私本太平記を読んでいます。足利尊氏をかっこいいなとは思うものの、わたしが目指すとすれば楠木正成。

天下の王道を進むのではなく、楠木正成のように自分が正しいと思った道を選ぶ。それがきっと滅びへの道だったとしても、信じた道だけを進む。それがわたしのやり方です。

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ただ、マイノリティでいるために、わたしが心がけていることがあります。

1.他人の考えは一度受け入れる
2.楽をしない
3.孤立することを怖がらない
4.考えの違う人との関わりを避けない
5.争いはしない
6.どうしても譲れないこと以外は譲る
7.一度やると決めたことはやり抜く
8.愚痴はこぼさない
9.謙虚でありつづける
10.マイノリティであることに酔わない

マイノリティであり続けるための10か条とでも名付けましょうか。これだとわかりにくいこともあるので、 一つひとつ簡単に解説していきます。

他人の考えは一度受け入れる

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こういう生き方をしていると、いろいろとアドバイスをくれる人がたくさんいます。そのようなアドバイスや、自分と違い生き方をしている人の考え方など、ついつい反発してしまいたくなります。

ただ、そこで反発から入るのではなく、理解から入ります。なぜそのような考え方になるか、その言葉の根底にあるものは何かを理解して、受け入れることから始めます。そしてそれを取り入れるかどうかについて考えます。

いや、実際には考える必要もありません。自分にとって大切なことであれば、取捨選択することなく、必要なものだけが自然と残っていきます。

楽をしない

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目の前に楽な道と険しい道があるなら、あえて険しい道を選びます。延々と楽な道が続くなら、立ち止まって道なき道を進みます。人生はどれだけ経験をつめるかが重要です。楽をし得た経験なんて何の価値も感じません。

苦しみもがいて、「もう嫌だ」と思うような厳しい経験を、どれだけ重ねられるかをわたしは重視しています。マイノリティでいることは辛く厳しいことだらけです。その道を歩めないならその他大勢になればいい。

孤立することを怖がらない

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マイノリティでいるということは、少数派ですので理解者はほとんどいません。追求者は気づけばいつでも一人ぽっちです。誰も目指さない頂きを目指しているのですから、それは仕方がないこと。

孤独な時間を楽しみ、周りに誰もいない景色すら楽しいと思える。そんな偏屈な心がなければマイノリティを貫くことはできません。

考えの違う人との関わりを避けない

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マイノリティは弱者となることが多いため、どうしても徒党を組んでしまいます。これが最悪です。マイノリティはマジョリティの中にいてこそ生きることができます。マイノリティの中で生きると、それはやはりその他大勢です。

真のマイノリティとは、マイノリティのコミュニティからも孤立することを選びます。そのためにはあえて、考え方の違うマイノリティと関わりながら生きていく道を選びます。

争いはしない

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この世の中に争いほど醜いものはありません。誤解することはないと思いますが、争いと競い合いは違います。誰かよりも優位な立場に立ちたい、自分が優れていることを誇示したい。そんな気持ちは捨て去りましょう。

自分の正しさは自分だけが分かっていればいいことです。他人には他人の正義があります。意見を交わして、影響し合うことはあっても、自分だけが正しいなんていう考え方は手放さなくてはいけません。

どうしても譲れないこと以外は譲る

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争いはしないということとほぼ同じですが、基本的には相手にすべてを譲ります。地位も名誉もすべて譲ってしまえばいいんです。相手が主張していることは尊重して、好きなようにさせてあげればいい。

ただし、絶対に譲れないものだけは命がけで守ります。そこに妥協は許されません。すべてを失っても譲れないものだけは貫き通す。マイノリティとはそういうことです。

一度やると決めたことはやり抜く

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自分が正しいと判断して、やり抜くと決めたことは何があってもやり抜くこと。自分に妥協しないこと。妥協はその他大勢になるための最短ルートです。そうなりたくなければ、やると決めたらやり抜きます。

周りからどんな目で見られようとも気にする必要はありません。周りの目が気になってどうしようもないなら、早いところマジョリティに鞍替えした方がいい。自分の正義は他人が決めるのではなく自分で決めるしかないのだから。

愚痴はこぼさない

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自ら選んで進んだ道なのに、すぐに愚痴をこぼす人がいます。自ら選んだ道ならば、その道が茨の道であっても、笑って通過すべきです。間違っても悲劇のヒーローやヒロインになってはいけません。

いつでも前向きに、どんな壁だって乗り切れるのだと信じること。100歩譲って愚痴をこぼすなら、最後にオチを用意して笑い話に仕上げること。誰も人の愚痴なんて耳にしたくありません。だから愚痴をこぼさずに、ただひたすらまっすぐに進みます。

謙虚でありつづける

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どんな大きな成功を成し遂げようとも、あくまでも謙虚であること。自分を過大評価しないこと。周りがどれだけ持ち上げても、しっかりと足元を見て一歩を踏み出すこと。

謙虚さを失ったとき、人は堕落へと転がり落ちていくだけです。あっという間に人が離れていきます。謙虚であれば、華やかさはなくても、マイノリティでも助けてくれる人がいます。

マイノリティであることに酔わない

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マイノリティで多いのは、自分が人と違うことに酔っている人です。自分は特別だと思い込んで、そのことに気持ちよさを感じてしまうことがよくあります。そういうとき、何度も「自分は特別ではない」と言い聞かせます。

普通じゃないかもしれないけど、特別なわけではない。その意識がなければ、それはただの危ない人です。特別な自分と思い込むことで越えられる壁もありますが、越えなくてははいけない壁なんて本当はどこにもありません。

マイノリティな自分をカッコイイなんて勘違いしないことです。かっこ悪いと嘆く必要もありませんが。


楠木正成(上)
著者:北方謙三
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映画「グレートウォール」を娯楽として楽しめない生き方

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万里の長城マラソンの前に、映画「グレートウォール」を観てきました。いい映画だったら参加者におすすめしようかと思ったので。

結論から言えば、わたし好みの映画ではありませんでした。

そもそも映画が3Dでの上映がほとんどだった時点で、ちょっと怪しげな雰囲気がありました。そのうえ、時間の都合で、TOHOシネマズのMX4Dという最新技術を使った映画です。

3Dの映画を観ることも初めてで、そのうえ振動などを体感できるというMX4D。映画の世界はわたしが知らない間にとてつもなく進化していたようです。

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その技術に感心したものの、映画の内容に関しては大きな疑問符がつきました。

もちろんそれはわたしの主観であり、映画に対して詳しいわけではありません。「得るものが何もない」これがわたしの純粋な評価です。

レイトショーで、MX4Dの割増料金と3Dメガネを合わせて2700円。わたしにはそれだけの価値を見出すことはできませんでした。

ただ、例えば遊園地やテーマパークが好きな人なら十分に楽しめる気がします。娯楽を純粋に楽しむことができる。「グレートウォール」はそういう人たちのための映画なのでしょう。

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映画というものには2つの側面があります。ひとつは観終わってスッキリ出来る娯楽性のある映画と、もうひとつがどうしても伝えたいメッセージが込められた映画です。

わたしは自分の人生に娯楽は不要だと思っていますし、毎日の仕事もランニングもエキサイティングに楽しめています。ですので、遊園地やテーマパークに行きたいという気持ちがかなり薄いかもしれません。

かわいい女の子に誘われたら、それは心躍らせて行きますが、それは遊園地やテーマパークが楽しみなわけではなく、ただ、その人と一緒にいる時間が楽しいだけで、行く場所なんてどこでもいいわけです。

それはともかく、例えば1日家でゴロゴロしているということなんて絶対にありませんし、スキあらば仕事をしますし、走りに行きます。わたしにとっての仕事やランニングが、娯楽映画という人が世の中にはいるわけです。

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だとすると「グレートウォール」をMX4Dで観るという経験は、十分に2700円の価値はあります。

とはいえ、設定がおかしすぎるところが多々あり、中国の歴史を少しかじっている程度のわたしですら「それはおかしい」と感じる点がいくつもあります。「小さいことはどうでもいいんだよ、楽しめれば」そういう気持ちがないと、いちいち詰まってしまいます。

それでも中国人が美しく描かれていることは、ちょっとした満足感があります。日本人の美徳というのは、誤解がありながらも、なんとなく世界に広まっていきました。

その一方で、中国人への評価が低い時代が長い間続いてきました。行儀は悪く自分勝手で声が大きい。そういうイメージを中国人に持っている人が多いかもしれませんが、この映画では中国人の本来持つ美徳が十分に描かれています。

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こういうことの積み重ねで、国際社会での中国人への評価が上がっていきます。

いまこの映画が上映されているということは、アメリカと中国が力を合わせていく方向性を示しています。中国人の美しさを発信することで、徐々に人々の意識というものが変わっていきます。

映画というのは娯楽という一面を持ちながらも、印象操作のようなこともできてしまいます。

それは何も映画に限ったことではありません。日本のテレビでも「これはいかがなものか」というような発言を何度も何度も繰り返していると、それを見ていた人はあたかもそれが自分の発言、自分の思いのように刷り込まれます。

中国に対していいイメージを持ってもらいたい。アメリカ政府と中国政府のそんな思惑が伝わってきます。

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そのことは個人的にはとても喜ばしいことです。ただただ映画の力、メディアの力ってすごいなと思うだけのことで、それ以上でもそれ以下でもありません。

ただ、どうせお金を払って観るなら、もっと身になるものが良かったなという印象は拭えません。

娯楽という意味では、わたしの大好きな小説もしょせんは娯楽です。ただ、いまわたしが読んでいる、吉川英治さんの「私本太平記」は無料で読むことができ、なおかつかれこれ、もう2ヶ月くらい読み続けてまだ終わりません。

コストパフォーマンスの高さはもちろんのこと、その中で描かれている足利尊氏や楠木正成に心躍らせながら、ページをめくることができます(電子書籍ですからめくりませんが)。そしてそこから学ぶことが無数にあります。

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結局のところわたしは、自分のしたことで何かを得られないと満足できないだけなのかもしれません。

映画も好きですが、純粋な娯楽映画というのはわたしの生き方からしてもミスマッチで、心から楽しむことが難しいのだということを実感しました。

わたしはそういう生き方でも充実しているように思えますが、人によっては「そんな人生面白いの?」と感じることでしょう。難しく考えずに楽しめばいいじゃないかと。

それもいいかもしれませんが、難しく考えることをやめたら、わたしはわたしでいられません。こんな小難しいブログ記事もかけなくなるでしょう。自分に合っているものを取捨選択する。それも人生です。

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とりあえず、自分が満足できなかったので、映画「グレートウォール」を周りの人や、万里の長城マラソンに参加する人に勧めることはやめました。わたしは本心からいいと思えたものしか勧められません。

アクション映画でスカッとしたい。そういう人にはおそらく向いています。わたしがそうでないだけです。

ちょっと大味な映画ばかり続いてしまったので、今度はどっかの小さな映画館で、じんわり来るような映画を観たいところです。少なくともMX4Dはもういいかな。


無趣味のすすめ
著者:村上龍
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かすみがうらマラソンを裸足で走るということ

誤解を恐れずに言えば、みんなで何かをするというのはあまり得意ではありません。わたしをよく知っている人なら、わたしのそのへんのめんどくさい奴っぷりをよく知っているかと思いますが。

例えば仲の良い数名で何かをするというのは好きで、不特定多数の人と何かをするとなると、なぜかモチベーションが上がらずに、そのイベントには参加しなかったりします。

というわけで、今年も裸足ランナーが集まるかすみがうらマラソンへはエントリーせず。

もっともこの時期は毎週、万里の長城マラソンの練習会をするため、どうしてもそちらを優先します。参加メンバーがものすごく走れる人だと、翌日は階段を降りられなくなるくらいの筋肉痛ですので。

そして4月のレースというのは気温が不安定で、わたしの中ではマラソンシーズンはいつも3月で終わりです。

エントリーはしていないものの、かすみがうらマラソンそのものには興味がありましたし、他の裸足ランナーたちがどんな走りをするのか、そしてどんな裸足ランナーがいるのかは気になっていました。

ですので、かすみがうらマラソンの取材ということで土浦へ。

かすみがうらマラソンは10時スタートですので、鶴巻温泉を5時27分に出発しても余裕で間に合います。個人的にはこの時間帯スタートはとてもありがたいこと(出てませんが)。

もっとも土浦にホテルが少ないため、2万人規模の大会を開くにはスタート時間を遅らせるしかなかったのでしょう。

さて、ようやくここからが本題です。

昨日の天気はちょっと尋常ではない気温の高さでした。気象庁の記録によると、最高気温は23.1℃。路面温度はもちろんそれ以上に上がっています。

気温とアスファルトの路面温度は天気によっても変わりますが、23℃の気温なら路面温度は40℃を超えている可能性があります。ただし、多くの裸足ランナーが「路面が熱い」と言っていましたので、40℃どころか55℃以上の路面温度だったと考えられます。

スタート前に「こんな日に裸足なんてどうかしている」と、わたしは言いましたが、わたしの想像以上の過酷な環境で、多くの裸足ランナーがスタートしていきました。

レンタサイクルがすべて出払っていたため、わたしはフルマラソンのコースを逆走する感じで33㎞の先くらいまで走りました。スタートやゴール地点だけで待っていたのでは、その大会の本質を見つけることができません。

とはいえ、てくてく走りでも汗がじんわり出てきます。裸足になろうかと思ったのですが、触るまでもなく危険な路面に思えたので、試すことさえしませんでした。

そんな中で、上位の裸足ランナーがやってきましたが、思った以上に消耗しています。本来ならわたしの前で立ち止まらずに、前に進むような人たちが、いちいちみんな止まっていきます。

立ち止まるきっかけが欲しい。それくらい厳しい戦いがあったのでしょう。

その後方からも裸足で走ってくる人もいたのですが、4時間30分のペースランナーの後ろくらいからは、ワラーチ率が高くなります。途中で裸足を断念してワラーチに切り替えたようです。

とても賢い選択です。裸足で走ることにこだわるのもいいことですが、自分で自分の足の状態を見極めるという、その判断力と感じる力こそ、裸足で走れるということのあるべき姿です。

裸足のフルマラソンなんていつでも挑戦できます。無理してケガをするというのが一番良くありません。じゃあ最後まで裸足で走った人がおかしいかというともちろんそんなわけはありません。

その人たちはその人たちの判断で裸足で走りきったわけですから、それはそれで正解です。

ではわたしだったら、どうなっていたか。その仮定はあまり意味のないものですが、足裏の痛みを抱えたまま、5時間45分くらいで完走といったところでしょうか。

そもそも速く走ることをしませんが、ゆっくりであればあるほど足裏への負担が大きくなります。特に路面の熱さはどんどん足に疲労を累積していきます。わたしの走り方と熱い路面はかなり相性がよくありません。

基本的にわたしは、暑い日と寒い日は裸足にはなりません。楽しくないから。でもきっとシューズを抱えて走るというようなことはしないでしょう。完走できるという自信だけはありますから。

その結果、途中から苦痛との戦いをして、気合と根性で完走。一番ダメなパターンに陥ってしまいそうです。

例えば、これが個人的に参加している大会なら、シューズを選べばいいだけなのですが、みんなで裸足で走ろうというと、そうはいきません。引くに引けずに裸足で走って、痛い思いをする自分の未来が見えます。

昨年は低体温症になってしまった裸足ランナーさんもいたそうです。気温だけはその日にならないとわかりませんので、本当に難しいところです。

かといって、高熱になったアスファルトに適応できることがいいことなのかというのは疑問があります。そもそも人間の体は60℃以上で溶け出すようにできています。熱さを感じずに走れるということは、体のどこかに無理が出てしまうということです。

痛覚のようなものですので、鍛え方次第である程度の温度までは熱さを感じずにいられますが、体は物理的に壊れていきます。痛みは危険信号ですので完全に消してしまうわけにはいきません。

「熱い」と感じたら逃げる。それが自分を守る方法です。

自分が実践できるかどうかは別問題として、それが人間としてあるべき姿です。そこを気合と根性で乗り切ったり、熱さに対抗できる体を作るというのは、どこかズレています。

人間がここまで反映できたのは恐怖心を持っていたから。臆病だったから生き延びられました。

勇気ある人間が評価され、臆病者はバカにされるのが世の常ですが、勇気ある人間の多くが戦場で消えていった歴史も忘れてはいけません。

今回の取材を経て、かすみがうらマラソンに強い魅力を感じたこともありますが、来年はわたしも裸足で走ってみようかなと思います。天候はどうなるかはわかりませんが、昨日よりも悪いコンディションにはそうはならないでしょう。

ただ、同じように路面温度が上ったときに自分がどのような判断をするのか、自分でも興味があります。

できることなら、何事もなく淡々と5時間ちょっとくらいで走れれば理想ですが、さてどうなることやら。ビビリなわたしがスタート時にシューズを履いていても冷たい目で見ないようにしてください。


45歳を過ぎたら「がまん」しないほうがいい
著者:和田 秀樹
楽天ブックス:45歳を過ぎたら「がまん」しないほうがいい [ 和田秀樹(心理・教育評論家) ]

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大きなお世話と言われようとも目の前の困った人を助けたい

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もうほとんどの人の記憶から消え去っているかもしれませんが、昨日で熊本地震からちょうど1年が経過しました。あの日の自分の無力さをわたしは一生忘れないでしょうし、いま頑張れている原動力のひとつになっています。

震災から1年も経過していない段階での熊本城マラソンの開催。そこでわたしが目にしたのは、重く沈んでしまっている熊本の空気と、それを拭い去ろうとするかのような沿道からの熱い声援でした。

ランナーと沿道との一体感という意味では熊本城マラソンはおそらく日本一です。東京マラソンもNAHAマラソンも沿道の声援は多いのですが、一体感とはまた違います。

熊本の空気が沈んでいるように感じるのは、やはり浮かれている場合ではないという想いと、誰かしら親しい人が被災している、もしくは親しい人がその友人や家族をなくしているということにあるのでしょう。

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その重さは時間だけが解決してくれるものであり、1年やそこらで解決するものではありません。それは熊本城の修復と同じで、長い時間をかけて修復していく必要があります。

ちなみに熊本城の天守閣は2019年までの修復を目指し、完全修復は20年後ということです。

その頃には、熊本の外でクラス多くの人の中から、熊本の震災の記憶は消えてしまいそうです。ただし20年もの間、熊本城マラソンが開催され続ければ、熊本を訪れた人が震災について触れることができます。

マラソンだけではありません。美味しい馬肉を食べに行くのでもよし、天草まで足を伸ばすもよし。最近はLCCのおかげで熊本にも格安でさっと行くことができます。年に1度くらいは熊本を訪れてもらいたいところです。

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別に特別な復興支援なんてする必要はありません。いや、できるならしたほうがいいと思います。それよりも、継続的に熊本を訪れること、熊本にハマっていくことのほうが熊本の将来に繋がります。

それは東北も同じことです。福島からの自主避難者への援助が打ち切られることで問題になりましたが、復興はまだ終わっているわけではなく、まだスタートラインから少し歩み始めたくらいです。

なにも震災だけが支援すべき対象ではありません。遠くで困っている友だちがいるなら、すぐにでも駆けつけて相談にのることもできますし、道に迷っている外国人がいたら道案内してあげることもできます。

わたしたちがいま行うべきことはそういう、自分なりにできる人の役に立つことをすることなんじゃないかと思います。日本人は親切だと言われていた今は昔。できるだけお互いに関わらないように自分のエリアを守る人が増えています。

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困ったことに、そういう人ほど自分に何かあったときは「周りで誰も助けてくれない」と言います。

あたり前ですよね。自分は困っている人を見ても見て見ぬふりをするのに、自分が困ったときだけ助けてもらおうと思っても、誰も近づいてきません。

情けは人のためならず。いろいろな解釈がある言葉ですが、わたしは人への情けは自分への情けになって帰ってくると考えています。いや、もっといえば自分への情けにならなくても、困っていれば助ければいいんです。

助けられた人はきっとどこかで、困っている人を見たら助けようとします。そしたらそこで助けられた人も同じようにしていきます。黙っていても世の中はいい方向に流れます。

情けは人のためでも自分のためでもなく、世界がほんの少しでもよくなるために必要です。

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小さな親切大きなお世話という言葉もあります。正直なところまさにその通りだなとは思います。だから小さな親切をするなと言いたいのではなく、自分の親切は迷惑をかけるかもしれないけどせずにはいられない。その気持が大事だとわたしは思います。

間違っても助けてあげた、手伝ってあげたなんておこがましいことは考えないことです。だって大きなお世話になっているかもしれないのですから。それでも居ても立ってもいられないから手を差し伸べたそれだけのこと。

そうやって本当に救われるのは、手を差し伸べられた人ではなく、手を差し伸べた自分です。

偽善だと言われようと、周りからどのように見られようが関係ありません。困っている人がいたら自分のできる範囲で助ける。そういう自分の正義をそれぞれが持っているとこの国は何があってもきっと大丈夫です。

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こういうことはいちいち言葉にするようなことではないのですが、最近そういうことを教えてくれるおせっかいな人が少なくなってきたので、めんどくさいと思われようとわたしがやらなくてはいけないかなと考えています。

こうやって情報発信をし、それを読んでくれる人がいるわけです。読んでくれる人の中でたった1人でも、共感してくれる人がいれば、わたしとしてはそれで十分です。

とりあえず、熊本を中心とした大きな地震があったのが、まだ1年前だということを思い出してください。そして自分ができることをしてみましょう。別に熊本に対してでなくてもかまいません。そうですね、コンビニでお釣りの1円玉を募金するくらいのことで十分です。

その気持がこの国をもっといいものにしてくれます。


偽善のすすめ: 10代からの倫理学講座
著者:パオロ・マッツァリーノ
楽天ブックス:偽善のすすめ [ パオロ・マッツァリーノ ]

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引退したアスリートのタレント活動を好きになれない理由

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アスリートが輝ける時間というのはとても短いのだなと感じます。わたしにとってアスリートの引退は、自分よりも年上の人が行うものという感覚がありました。

ところが浅田真央さんの引退で「年下の人が引退する」ということになったわけですが、どうもうまく受け入れることができません。もちろんこれまでに年下の人が引退してきたのを、何度も見てきたはずです。

ところが今回はすっきりと消化できません。

浅田真央さんの年齢があまりにも離れているからかもしれません。26歳ですからひと回り以上も若いわけです。26歳でトップレベルを維持することができなくなるスポーツ。

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フィギュアスケートだけではありませんが、スポーツというのはなんとも過酷なものなのでしょう。

その一方で50歳になってJリーグで点を取っているアスリートがいます。43歳になってメジャーリーグで戦っているアスリートもいます。彼らにとって年齢は数字でしかなく、いま戦えるのだから戦っているそれだけなのでしょう。

マラソンは比較的選手寿命の長いスポーツですが、それでも少し前に山の神と呼ばれた柏原竜二さんが引退しました。高橋尚子さんは「わたしはもう自己ベストを更新することができない」と言っていました。

アスリートとして生きていくことの難しさ。成功することも難しく、人生の折り返し地点にも来ていないところで、これまで歩んできた道が途切れるわけです。そのあとはどうするのか?

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タレントとして生き残っていく人もいれば、携わってきた競技から離れられずに生き続けていく人もいます。

わたし個人の感覚ですが、アスリートだった人がタレントになって、バラエティ番組に出ているのを見るのが好きではありません。彼ら、彼女らは生きていくためにその道を選んだのでしょうから、わたしがとやかく言うことではありませんが、それを美しいとは思えません。

わたしは散り際の美しさというのも人として大事にしたいと考えています。例えば中田英寿の引退はかなり美しかったと思いますし、その後に精力的に動き回っているにも関わらずマスコミの前には出てきません。

現役時代にマスコミ嫌いだったのですから、引退してまでマスコミに会いたくないというのもあるのでしょうが、その姿勢がわたしは好きです。

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アスリートだった人がタレントとしてテレビに出ているのを見ると、なぜだか居心地が悪い気持ちになります。その活躍がすごかった人ほど、痛々しい感じしかしません。

ひとつのスポーツを極めた人に対しては、人間としても尊敬できる人であって欲しい。そういう願望のようなものがあるのかもしれません。ところがアスリートだって人間です。いや、その人から競技を取ると本当にどうしようもない人だということがあります。

トップアスリート全員がイチローさんのように、深みのある言葉を話せるわけではありません。

むしろタレントになっている人の多くは、笑われるための役回りとしてそこにいます。浅田真央さんの引退時に織田信成さんの泣く姿が話題になったそうですが、トップアスリートだった彼が笑われるためにテレビに出ています。

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松野明美さん、具志堅用高さん、長嶋一茂さんのようなアスリートタレントさんは、笑わせているのではなく、笑われているのです。本人たちはそれでいいのでしょうが、やっぱりわたしとしては気持ちよくありません。

せめてタレントではなく文化人としてテレビに出るなら、その競技の解説のためにテレビに出るならまだいいのですが、厳しい競技の世界で生命を削って戦ってきた人たちが笑われる姿は見るに堪えません。

世の中では受け入れられているのでしょうから、わたしの感覚のほうがおかしいのでしょう。それは十分に自覚しています。

アスリートとして注目を浴び続けてきた人は、どんな形であれ注目されていたいという思いが強いのかもしれません。もしくは注目されなくなることへの恐怖心。

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アスリートとして成功することと、人間として成長することは必ずしも一致するわけではない。

できることなら、そうは思いたくないのですが、わたしたち一般人が辿り着けない境地にまで入れる人もいれば、競技を取ってしまうと、本当に何も残らないという人もいるのが現実です。

さて、浅田真央さんはいたるところから引く手あまたとのことですが、若い彼女がこれからどんな道を選ぶのでしょう。できることなら、彼女の演技のように凛とした美しさを貫く人生を歩んでもらいたいところです。

みんなはバラエティ番組でその姿を見たいのかもしれませんが。


人生に、引退なし
著者:村田 兆治
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万里の長城マラソン2017日本人参加者は60人を超える予定!

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万里の長城マラソンのエントリーが順調です。4月14日まで募集していますが、現段階で60人を超える参加者が予想されます。昨年が55人でしたので、それよりも微増ですが今年は例年よりも幅広い層に広がっているのを感じます。

昨年くらいまでは、わりと濃いタイプのランナーが多かったのですが、今年は走ることを楽しむ層が増えているように感じます。

それでも女性のフルマラソンが8名と、日本人の参加者では過去最高の人数になっています。ひとえに裸足の河童人気による……ことは1mmもなく。

それでも3人がリピーターで、1人はクレイジーランナーつながりですから半分は知り合い。ありがたいことです。

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そして個人的にサプライズにしたい(本人がバラす気がしますが)のですが、あの人が参加します。参加の申し込みが来たときは、正直心臓が止まるかと思いました。

一般の人には無名ですが、万里の長城マラソンになくてはならない人が走ります。

わたしは走りません。日本人が60人を超えて、世界各国からも合計200人以上のランナーが集まります。昨年の倍の規模です。だからこそ、事務局としてできることをやりたい。そういう思いがかなり強いのです。

日本人の間で、万里の長城マラソンというおかしい大会があるということが徐々に広まり、特に北京在住の日本人学校の先生たちのつながりでたくさんのランナーが参加してくれています。

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この広がりは来年も続きますし、来年はRUNNETからも申し込みをできるようにします。そうなれば100人以上の日本人が北京を訪れることになるかもしれません。これは決して小さなことではありません。

100人が北京の街を見て何かを感じる。

北京が嫌いになる人もいるかもしれませんが、わたしのように北京にハマってしまう人もいるはずです。いまは週末北京を4万円で楽しむことができます。食事を抑えれば3万円でも可能です。

そのためのガイド本を出そうと思っていたのですが、北京に取材には行けずでした。ですので、今回は西安観光をやめて、ずっと北京に残ることにしました。3日から5日までずっと取材しつつガイド本の原稿づくりです。

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自分のまだ知らない北京の顔を見つけることができれば嬉しいのですが、とりあえずは作ってみることから始めます。いきなり100点満点を狙う必要はありません。

中国のことをほんの少しでも興味を持ってもらうこと。中国に行くことを自然に行ってもらえる時代にすること。万里の長城マラソンがその役に立つならこんな嬉しいことはありません。

国と国同士はいろいろありますよ、それはもう。しかも国際情勢がかなり不安定な状態です。そんな状態だから自分にできることは何なのかを考えて実行したいんです。

もっともわたしが何かをしなくても、万里の長城を走った人たちはその苦しさの虜になるはずです。簡単に参加はできなくても、リピーターとして戻ってきてくれる人のいる大会です。

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わたしはその現場までみんなを誘導させるだけです。

そしてあとはそれぞれの中国を感じてもらえばそれで満足です。ただ、今年は少し欲深く、マラソン翌日に観光イベントを開催することにしましたが。

自分一人ではなかなか行かないような場所を案内するのですが、さて気に入ってもらえるでしょうか。ものすごい距離歩かせるような気がしてならないのですが、そこは気をつけるとします。

万里の長城マラソンに関してはとにかくわたしは強欲です。

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参加してくれた人が、「こんな大会他にない」と言ってくれるようにとにかく全力を尽くします。そして「ひどい目にあったけど、また行く」と言ってもらえればそんなに嬉しいことはありません。

世界で一番厳しいフルマラソンの大会だと自負しています。

もっと長くて厳しいレースはいくらでもあります。42.195㎞で考えたときに、これよりも厳しい大会は世界に5つとないはずです。

エントリーは金曜日まで。駆け込みであとどれくらいの参加があるか楽しみです。


中国のフロンティア――揺れ動く境界から考える
著者:川島 真
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基本を大切にすること基本を無視して変革を起こすこと

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何をするにしても基本は大事だとわたしは考えています。サッカーではインサイドキック、インステップキックという蹴り方を何度も何度も練習しますし、野球では素振りを何度も繰り返します。

ひとつの形をきちんと身につけること、個性や応用はその先にあるもの。

でもマラソンや裸足ランニングは独学でやってきました。走ることを誰かに習うなんてこと考えもしませんでしたし、それでもそこそこの結果が出ていましたので、困るというようなことはありませんでした。

でもよくよく考えたら、誰にも習っていない、基本を身につけていないということはとても危険なことだと感じていもいます。非常に無駄の多い走り方をしている可能性がありますし、自分に適していない走り方をしている可能性もあります。

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ですので、わたしは裸足を始めたいという人には、裸足ランニングで基本を習ったほうがいいとアドバイスをしています。

わたしは完全に我流ですので、間違ったことを教えてしまう可能性がありますし、教えるのがそれほど得意ではないということもあります。特に裸足に関しては、完全に異端なフォームですので習うべきは別の人のほうがいいかと思います。

ただ基本はとても大事ですが、なにか新しい変革を起こすには基本を知らないということが、プラスになることがあります。それはまさにわたしの独自理論での走り方に繋がるわけですが、きちんと陸上を学んでいたら、わたしはまだどこにでもいる普通のランナーだったでしょう。

基本を学んだから到達できる場所と、基本を知らないから到達できる場所があります。

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どちらも道は険しいという共通点がありますが、片方はすでに正解というものがあり、もう一方には正解がありません。たどり着いた場所が山頂だと思ったら、もっと上に道が続いていたというのはよくあることです。

基本を知らないからたどり着ける場所というのは確かにあるのですが、じゃあ無知でいいかというと決してそういうわけではありません。他に何らかの素養があり、そこで学んだことがあるから、基本がなくてもその本質を理解できるということがあります。

例えばわたしの場合は、機械設計という下地があります。マラソンにはまったく関係ないように思えるかもしれませんが、機械設計もマラソンも物事との向き合い方はそれほど変わりません。

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目の前に問題があり、それをどうやって解決していくか。そのためのアプローチをどうすればいいか。そのフローチャートはマラソンだから機械設計だからといって違うものではありません。

ひとつの道を極めた人は、他の道でも秀でたものがあります。わたしも機械設計を極めたわけではありませんが、少なくともそれで食べていくだけの力はありました。

そしてその機械設計でやってきたことが、いまのライターという仕事にも活かされています。

問題の本質をつかむというスタイルがあるため、これまで書いたことがないジャンルの記事でもそれほど苦もなく書くことができます。その気になればSTAP細胞の論文くらいは書けると思います。

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マラソンを走る人の中でクレバーだなと感じる人の多くが自転車乗りです。

自転車の世界である程度まで突き詰めていった人は、マラソンの世界に来たときもとても理論的で、考え方も進んでいます。自転車の世界で培った下地があるから、マラソンでも結果を出すことができます。

世の中には本当に天才肌の人がいて、基本を学ばなくてもなんでも簡単にやってしまう人がいますが、そういう人を別にすれば、やっぱり基本は大切です。

ただし、基本にがんじがらめになってしまうのは避けたいところです。

基本を大事にするあまり、応用が効かない人というのもよく見かけます。個人的にはこれが一番美しくない形です。基本は応用をするためにあり、基本を守るために基本があるわけではありません。

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応用に進むために基本があり、基本を大事にしなくてはいけませんが、基本は絶対ではありません。

その塩梅が難しいところですが、とりあえずはやっぱり基本をしっかり学ぶことです。社会に出たばかりの人も、新しく何かを始めた人も、とにかく基本を身につけなくては前に進めません。

すでに応用に進んでいる人も、ときには基本に立ち返って自分を見つめ直すことも必要です。

それでも独自路線をひたすら進む。わたしはそういう人が大好きですが、そこはとても険しい道。焦らず時間をかけて、自分の道を開拓してください。


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裸足でフルマラソンを完走する方法

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次の日曜日はかすみがうらマラソンに多くの裸足ランナーが集まります。その中には裸足のフルマラソンに初挑戦という人もいるかと思います。裸足でフルマラソンを走ることに何度も失敗している人もいるかもしれません。

そんな人のために、裸足でフルマラソンを完走するためのポイントについてまとめておきます。

裸足で完走できないのは9割がメンタルの問題

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シューズやワラーチを履いてフルマラソンを歩かずに最後まで走りきれるのに、裸足になると完走できない。そういう人の9割が、完走できる能力を持ちながらも、精神面の弱さで走れなくなっています。

もちろん裸足での走り方のテクニックもありますが、裸足なんてペタペタ着地していれば、大したテクニックなくてもゴールまでたどり着けます。少しでも速く走りたい人はテクニックも必要ですが、そうでなければテクニックなんて必要ありません。

裸足で完走をしたことがないから、裸足で完走できるかどうかが不安。

この気持が裸足でフルマラソンを完走するときの最大の障害になります。完走したことがないのだから当然じゃないかと思うかもしれませんが、この不安が大きければ大きいほど終盤になって心が折れる原因になります。

根拠なんてなくてもいいので、自分は絶対に完走できると思いこんでください。足裏が痛くなってきても「痛い、けど大丈夫」と声に出して言ってください。脳が騙されて完走できます。

ほんのちょっとのメンタルの差です。自分にその能力がないとは思わないようにしましょう。

裸足ランナーをダメにするのは路面ではなくスピード

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裸足ランナーがフルマラソンを完走できないのは、速く走りすぎるからです。自分のシューズやワラーチのタイムと比べて、自分の走るべきスピードを勝手に計算して、そのペースで走ろうとするから後半に失速します。

靴やワラーチを脱いのだのですから、すべてをリセットして考えてください。

スピードは足が勝手に決めてくれます。できれば時計も持たずに走りましょう。足が動きたいように任せれば、あとは足が勝手にゴールまで運んでくれます。

無理にペースを作ろうとすると、どうしても地面を蹴ってしまいます。裸足ランの基本は重心移動です。足の蹴り出しではありません。

完走できない人や初心者ほど、最初にペースを上げて貯金を作りたがります。

シューズランナーならそれでも後半はなんとか耐えればいいのですが、裸足の場合は耐えられない痛みと戦うことになります。基本は42.195kmをずっと同じペースで走りましょう。

そのためには前半はスピードをやや抑え気味に入りましょう。

白線や安全地帯を活用する

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路面上の白く舗装された場所。ここを走ることに裸足ランナーでも賛否があると思います。正直ある程度走れるようになったら、白線からは卒業したほうがいいと思うのですが、完走目標なら積極的に利用していきましょう。

ただし、歩道側の白線を使う場合は、小石が多いため気をつけてください。白線の上で小石を踏んだときのダメージは想像以上に大きいものです。小石を踏むくらいなら荒れた路面を走ったほうがマシだとわたしは思います。

白線と同じように、できるだけ路面状態のいい場所を走るのは、裸足初心者・初級者の基本です。「路面を選ばずに走る」というのは一度完走をしてから、次の課題にしましょう。

白線の上を走っていると、前に歩いているランナーというのがどうしても出てきます。そういう場合は早めに回避するようにしましょう。自分が白線を行きたいからといって、強引に白線上を行くのはマナー違反です。

マラソンコースはみんなのもの。譲り合ってコース取りをしましょう。

リラックス&スマイル

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裸足でフルマラソンを完走するには、常に体をリラックスさせておく必要があります。裸足で後半走りがおかしくなるのは、痛みで体が硬直していきフォームが崩れてしまうためです。

痛みを逃がすため、そして同じフォームで走りきるにはリラックスが重要です。ただしリラックスしようと思ってもなかなかリラックスできないのが人間です。

まずは肩周り、首周りの筋肉が固まってきますので、自分でそのあたりの筋肉をこまめにほぐしながら走りましょう。

また、スマイルを忘れないことです。痛みは感情ですから、楽しい思いがあれば痛みを小さくすることができます。そのために大切なのが笑うことです。笑顔を大切にして走りましょう。

苦しいときに苦しい顔をすればさらに苦しくなります。裸足で走るのは楽しいこと。裸足の開放感、周りのランナーの視線や沿道の声援を気持ちよさに変えて、「走り終えるのがもったいない」それくらいの気持ちで走ってください。

もし当日に雨が降ったら

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かすみがうらマラソンの天気は、いまのところ雨の可能性があります。こればっかりは当日にならないとわかりません。大会当日に雨が降ったらどうするか。

わたしなら問題なく裸足で行きます。むしろこの時期の雨は裸足向きです。ただし、足裏が出来ていない人にはマイナスしかありません。足裏が出来ていないというのは、足がふやけてしまう人です。

雨で足がふやけてしまうというような人は、裸足を諦めてください。

正直なところ、それくらいの足の人は晴れていても完走は厳しいかと思います。裸足でフルマラソンを完走するのにテクニックは必要ありませんが、それに応じた練習は不可欠です。

せっかくの裸足ランナーが集まるかすみがうらマラソンですので、頑張りたい気持ちはわかります。それでも雨で自信がないという人は、裸足を諦めるかシューズやワラーチを手に持って走りましょう。

無理をしない。これも裸足ランナーにとって重要な心のあり方です。

ここまで紹介したことを守れば、完走できるだけのポテンシャルのある人なら、ほぼ間違いなく完走できます。あとは気持ちの持っていきようです。ぜひ裸足でかすみがうらマラソンを乾燥してください。


マラソンは毎日走っても完走できない
著者:小出 義雄
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日本一緩いマラソンレポート「第1回銀座マラソン」

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第1回銀座マラソン前日、主催者でクレイジーランナーの三州ツバ吉さんから「ゼッケン作れる?」との依頼。前日……そういうこともあると思う。

銀座マラソンは、おそらく日本で一番小さなマラソン大会です。いや、それはマラソン大会というものではなく、小さな小さなランニングイベントです。

当日は雨のため2人のDNSがあり、合計6人の参加者があり、フルマラソンの距離を走ったのは3人だけ。

コースは銀座1丁目から銀座8丁目までを、囲むようにぐるっと1周するコースをフルマラソンの距離走ります。当初は2.5kmくらいと聞いていましたが、実際には1周が3.1〜3.3kmでした。

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というわけでフルマラソンの距離になるには13〜14周が必要です。とりあえず14周が目標です。

午前8時30分、まだ動き出していない銀座の街。

GPSウォッチが立ち上がらないわたしを置いて2名のランナーがスタートします。わたしも約15分遅れでスタート。雨降る中を裸足の河童でスタートです。

ここで問題だったのはとにかく信号につかまるということ。銀座の周りの信号は歩行者と車向けに設定されているのか、銀座の東側の信号にはすべてひっかかります。

走りにくいなと思いながら銀座8丁目の歩道を走っていると、後ろから自転車に乗った警察官に止められる事案発生。警察官いわく「裸足で走ってて危険だと思ったから」とのことだが、明らかに裸足だけでなく河童の被り物にも反応している。

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要するに「おかしいやつ」と見られたらしい。

まぁそこは否定する余地は1mmもない。裸足で河童で朝の銀座を走っている。警察も職質しないわけにはいかないだろう。そして職質に勇気が必要だっただろう。

幸いわたしはゼッケンを付けたウェアの上から上着を着ていたんので、「銀座マラソン」については許可の有無は問われなかったが、河童+裸足+銀座マラソンとなると、ちょっとした問題になっていたかもしれない。

ちなみに銀座マラソンのゼッケンで呼び止められた人は1人もいない。

まさかの1周目での職質で、このあと13周も職質の危機があるのだと思うと、さすがに銀座マラソンそのものに影響を与えそうだと判断し河童は断念。ただの裸足ランナーとして銀座を走ります。

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ただし、ゼッケンは見えなくしたままです。

わたしの判断は、NGが1個なら見逃すけど、NGが2個なら確認をするのだろうということ。

もっとも銀座マラソンというのも、正式な大会でもなんでもなく、ちょっとした練習会のようなもの。いちいち届け出を出すようなものではありません。きちんとしたイベントなら、もちろん道路の使用許可や届け出が必要です。

銀座マラソンくらいの規模で届け出が必要なら、世の中のすべてのランニングイベントが届け出を出して、警察がパンクします。でも警察にすればマラソン大会という名前だけで過剰反応をします。

治安を維持する人たちですから、それくらいでないと困るのですが。

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いずれにしても、裸足は絶対的に守りたかったので、裸足でゼッケンは見えないよう。昨夜の夜なべが水の泡……

それでも走れるだけましです。走っている途中に目の前から警察官がやってきてやばいと思ったのですが、「裸足で走ってるの?健康にいいらしいね〜」と微笑ましい一言。

……やっぱり問題は河童だったか。

3周目くらいからは信号の流れも理解して、必要以上に信号でストップするストレスもなくなりました。それと同時に、「五本の指で走る感覚」のテストも行います。

「五本の指で走る感覚」は少し前のブログ記事にしたものですが、裸足ランで痛みを感じにくくするための方法として考えたもので、それが実際どうなのかを調べようとしたわけです。

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脚の5本の指で地面をつかむように走るのですが、これを意識すると足が痛くなくなるのはなんとなく理解していましたが、思わぬ事態が発生します。この意識をするだけで1kmあたり1分以上スピードが上がります。

詳しくは後日説明しますが、意識を変えるだけでスピードが一気に上がります。ただし、自分のスピード感はほとんど変わりません。

調子に乗りすぎてスピードを上げていたのですが、当然のことながら筋肉への負荷がかかります。それに気づかないくらい軽くスピードが上がっていたのですが、5周目くらいに危ないと感じてスピードダウン。

そして、雨の中コツコツ走っていましたが、9周目あたりから足裏に異変を感じます。

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土踏まずの外側の筋肉が疲労して痛みを感じます。おそらくは小趾外転筋でしょうか。五本の指を意識することで、これまで使っていない筋肉に負荷をかけすぎた結果です。そうなると一気にペースダウンです。

しかも雨はときおり激しい横殴りになります。春とはいえ体から熱を奪っていきます。

こうなってくるとあとは得意の気合と根性です。アンパンマンの友だちが愛と勇気しかないように、わたしの友だちは気合と根性。いやアンパンマンのように仲間もたくさんいますが。

疲労がたまった足裏に負荷をかけすぎないように慎重に一歩一歩進みます。

濡れた路面はところどころ滑りやすく、何度もスリップしましたがそれでも大きなトラブルもなく14周を走りきることができました。

GPSウォッチ上は46.31kmで6時間8分56秒でした。

6時間以内で走りたかったのですが、信号があることを考えればまずまずの結果でしょう。いい感覚もつかむことができました。

なによりも、おそらく日本で最初に銀座を裸足で42km以上走った男になったことを誇りに……いや、それほどでもないか。でもこういう小さなランニングイベントはこれからどんどん増えていくような気がします。

そしてそのうちの幾つかがいつか東京マラソンのようなメジャーな大会になるかもしれません。

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大事なことは継続することです。銀座マラソンもいずれ、きちんと届け出を出さなくてはいけないような大会になる可能性もあります。継続さえ続けていれば、なんらかの形にはなります。

わたしはこれからも、このようなランニングイベントに関わっていきたいですし、自らも企画して開催しようかと考えています。大きくなくてもかまいません。それをおもしろいと思える人が集まってくれればそれで成功です。

銀座マラソンが10回の開催を迎えたとき、どんな形になっているのか。ちょっとワクワクします。

そのころには裸足の河童も職質されないくらいの知名度にはなっていたいものです。


銀座No.1ホステスの上品な好かれ方
著者:水希
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裸足ランナーが専用チップを借りられなかったときの対処法

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裸足ランナーがマラソン大会に出るときに直面するのが、ICチップの問題です。ゼッケンに付いているタイプのICチップの場合はいいのですが、シューズに取り付けるタイプですと困りますよね。

大会によっては、上の写真のように足首に巻くタイプのチップを用意してくれていることもありますが、最近は裸足ランナーやワラーチが増えたため、早めに本部に行かないとなくなってしまうことがあります。

そんなときどうするか?

多くの人がICチップを足首に紐で固定しているかと思います。実はこれNGな使い方なんです。

いや、これまでそれで大丈夫だったという人もいるかもしれませんが、足首にICチップを取り付けるのは、例えばSuicaカードなどの交通カードを改札で縦向けにタッチするようなものだと考えてください。

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Suica導入当時は、多くの人がちゃんとタッチできずに恥ずかしい思いをしたかと思いますが、まさにあの状態です。

ランナーは走っていますので、足が上がる瞬間に地面とICチップが並行に近くなって反応することはあります。いや、むしろ反応することのほうが多いはずです。

ただし、反応しにくい状態であることには違いありません。

このためせっかく42.195kmを裸足で走ったのに、タイム計測がされなかったというようなことが、まれに発生します。絶対に発生するとはいいません、ときどき発生するくらいに思っておいてください。

でもそのときどきが、フルマラソンの大事なレースだったらどうでしょう?DNF扱いで記録証が発行されなかったら悲しくありませんか?

ではどうすればいいのか?その答えがこれです。

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はい、ヘアゴムです。

わたしがよくマラソンレポートのゴール後の写真で載せているように、足の甲にヘアゴムを付けて、そこにICチップを取り付けて走ります。

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切れないか不安に感じるかもしれませんが、わたしはこれまで一度も、ヘアゴムが切れたことはありません。2〜3レースくらい同じヘアゴムを平気で使います。念のためポケットに1つ予備を入れて走っていますが。

以前はヘアゴムでも、コンビニなどでも入手できる丸いタイプのヘアゴムを使っていましたが、それですと30kmくらいから足を締め付けて痛くなります。そこで裸足仲間が教えてくれた平たいヘアゴムに変えました。

劇的な変化です。まったく気になりません。

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注意点は、上の写真のように足首に付けないようにするということです。どうしても気になるという人は走っているときだけ足首につけて、計測ポイントの上でだけ足の甲に移してもかまいません。

ただレース後半になるときっと忘れてしまいます。わたしもかつて、忘れてしまってゴール後に呼び止められたことがあります。

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もうひとつ注意したいのが、ICチップについているビニタイを捨てずにいくつか取っておくことです。大会によってはときどき写真のようなICチップを使用します。このタイプにはビニタイが付いてきませんので、自分で用意する必要があります。

ヘアゴムにビニタイを巻いて保管しておきましょう。

ちなみにこのヘアゴムは100円ショップで買うことができます。わたしは近所のドラッグストアで購入していますが、2個で100円です。いくつかの色があるのでオシャレ……いや、なんでもありません。

これだけの出費で足首に巻くバンドがなくても困りません。スタート前の慌ただしい時間にチップ交換をお願いしにいかなくても済みます。

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もし大会で使ったICチップなどがあれば自分で試してみてください。

足のサイズにもよりますが、まったく違和感なく装着することができますので、裸足だけでなくワラーチの人もぜひ参考にしてください。

いつ、専用チップを借りられなくなるかわかりませんので、困った経験のある人は、すぐにでも100円ショップに行ってヘアバンドを購入しておきましょう。


知恵を磨く方法―時代をリードし続けた研究者の思考の技術
著者:林 周二
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自己責任という言葉が嫌い

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自己責任という言葉が嫌い。

どこかの復興相の言葉をどうこう言いたいわけでもなく。

はっきり言いますが、この国に自己責任というものはありません。自分の責任だったにしても、必ず誰かに迷惑をかけます。どこかで誰かが助けることになります。この国でたった一人で生きている人はどれくらいいるのでしょう?

「自己責任でしてください」という言葉は、「わたしは責任を持ちませんよ」と言っていることと同じです。

そう言いたくなることもたくさんあるかと思います。でもわたしたちはそれぞれが関わり合っているのですから、「出来る限りのサポートはするけど、できなくなったらごめん。」と言うほうが日本人らしくないですか?

結果は同じかもしれませんが、ようは言い方です。

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わたしもときどき自己責任という言葉を使います。そう言わないと相手が納得してくれないときに、ただの言葉遊びだと分かっていても、「自己責任でやりますから」と言ってしまうことがあります。

百歩譲っても、自己責任という言葉は責任を取るほうが使う言葉です。

責任を取るほうが使うにしても、それは周りの人たちのことたちを何も考えてない言葉です。自分のことはすべて自分でなんとかできるという思い上がり。

20代くらいまでならそういうのもかわいいものですが、30代を超えて「自己責任でやります」というのは恥ずかしいことです。

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このブログを読んでいる人には裸足系のランナーが多いと思いますので、分かりやすく言えば、マラソン大会で裸足で走るのに、主催者側が「裸足はやめてほしい」とお願いされても「自己責任でやりますから大丈夫です」と答える人も多いかと思います。

そうそうあることではないのですが、じゃあ実際にケガをしたらどうなるか。救急隊が当然出てきます。見ている人たちは心配します。家族だって心配するでしょう。

トレイルでもいいです。トレランの大会で転んで大きなケガをしたときに、「自己責任で先に進みます」と言う人がいます。ケガをした時点で、すでに自分だけのことではないのに、そこからさらに自己責任というのはどういうことか。

世の中にはいろんな人がいます。本当に自己責任で何かをできる人がいるかもしれません。

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でも「誰にも迷惑をかけていない」という言葉と同じくらい、「自己責任でやるから」という言葉は恥ずかしい言葉だと思います。少なくともこのブログを読んでいるくらいの人たちは、多くの人たちに支えられて生きているはずです。

どこかで誰かが心配してくれているということを忘れてはいけません。心配してくれと頼んだわけではない。そういう考え方もありますが、それこそみっともない生き方です。

もっとも心配する側も「心配してあげてる」になったら最悪ですが。

もたれ合いは嫌いですが、支え合いは嫌いじゃありません。支えられるのはちょっと苦手ですが、支えられているということを忘れたことはありません。

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ラン仲間のちょっとした一言が勇気になることもあります。

「あの人の笑顔を見たいから頑張ろう」と思えることだってあります。いや、そんなことばかりです。そうでなければ、万里の長城マラソンの日本事務局を続けることはできません。

わたしは事務局として参加者をサポートしていますが、参加者の存在がわたしの人生をサポートしてくれています。

そうやって人は人と関わりを持ちながら生きています。辛いことがあると「なんで自分だけがこうなるの」と思うかもしれませんが、そうなったあなたを心配してくれる人、支えてくれる人が必ずいます。

だって、あなたが逆の立場だったら、心配するしなんとかしてあげようとするでしょ?

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自分ひとりだけで責任を負うことなんてできないんです。だから、時と場合によってはさっと身を引くことも必要です。引き際を心得ている人。それがわたしの思う美しい人です。

いつも引いてばかりではただの愚ですが、押してばかりいる人も愚です。押すところは押し、その上で引くべきところをわきまえている人は賢です。

自己責任なんて成立しない言葉を捨てて、全力で誰かを助けることがあたり前の生き方を一緒に目指しませんか?別に一緒でなくてもいいですが。

少なくともわたしはその道を進みますので、いつか道の先で合流できたら声をかけてください。


責任という虚構
著者:小坂井 敏晶
楽天ブックス:責任という虚構 [ 小坂井敏晶 ]

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裸足は五本の指で走る!痛みの少ない走り方のヒント

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飯能ベアフットマラソンに向けて裸足練習を開始しました。と言っても砂利道を走ろうとしただけで、実際はあまりの痛さに悶絶して、300mを歩いただけです。

別にそんなことをしなくても飯能ベアフットマラソンは完走できるのですが、痛みとの向き合い方がひとつのテーマで、なおかつ来年の鹿児島マラソンでいい結果を出したいという思いから、これまで避けてきた、痛い練習を取り入れようかと思っただけです。

ただ、まぁ足裏の痛いこと。

当然です。砂利道ですから。でも犬は砂利道を裸足で走ります。たぶん猫だってそうです。内心痛がっているのかも知れませんが、素知らぬ顔して悠々と歩きます。

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犬や猫ができるから人間もできるかというとそんなわけはないのですが、人間だってほんの100年前は砂利道を歩いていたわけです。いや、砂利道は歩かないですね。砂利道は人工的なものですから。

砂利道は歩かないものの、がれ場は歩いていたはずです。走れるかどうかはともかく、歩いてはいたわけです。多分猿なら砂利道でも痛がらずに走ることができます。ではなぜ人間ができないか?

退化?それとも進化?

人間の痛覚が強くなりすぎたのか、人間の恐怖心がそうさせるのか。これに関する専門書を知っていれば誰か教えてください。できるだけ賢くないわたしでも分かるようなやつでお願いします。

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痛いけど我慢して頑張るほどわたしは純粋な子ではありません。いかに手を抜いて生きるかが才能がない人間が才能のある人間に勝つための唯一の方法です。楽をするため、効率よくするために本能的に足が試行錯誤を始めます。

そこで掴みかけた感覚が「足の指は五本の指でできている」というものです。

何を当たり前のことを言ってるのだと思われそうですが、例えば足の指をイメージするときに、目に見えている部分だけを思い浮かべるのではないでしょうか。実際の足の指は甲の部分くらいまではそれぞれに分かれています。

中足部までは足の指はそれぞれ独立しています。ただ筋肉があるため、連動しやすいのですが、やり方次第ではそれぞれを独立させて動かすこともできるはずです。

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なぜなら、わたしたちの手はそのようにして動いているからです。人間の手が物をつかめるのは中手骨が自由に動くからです。人間の足は直立二足歩行をするために進化しましたが、遠い親戚の猿たちの足は物をつかむことができます。

だとしたら、その独立した動きを意識すれば、猿のようにがれ場でも走れるかもしれない。長々と書きましたが、これを脳内で考える時間は1秒以下。歩きながら次の着地で足の指を意識すると痛くありません。

結論を出すにはまだ早すぎますが、きっとこれも裸足で走るためのひとつの正解です。

おそらく裸足で走っている人なら、同じ感覚をすぐに持てるはずです。まっすぐに立って、足の指の骨を一本一本意識するだけですから。そうすると、足の横のアーチがグッとあがります。そして踵がスッと上ります。

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動物の中で踵を着地させるのは人間だけです。嘘です。たぶん熊も踵が接地します。でも犬も猫も馬も踵を接地させません。踵を接地させるのは2足歩行において安定性をもたらします。

確かに立っている状態では踵が着くほうがバランスはいいのですが、走るとなるとどうでしょう。前にしか進まないのであれば、別に安定性なんて必要ありません。

わたしは裸足で走るときにフラット着地にしています。一般的にはフォアフットが正解と言われていますが、わたしは意識してフラット着地にしています。ただ、ここにきて1周まわってまたフォアフット着地のメリットが浮上してきました。

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ただ一般的に言われているフォアフットとは違います。

足の前側からペタッと着くのではなく、足の指を1本1本独立させて着地します。そして、小石を感じた指だけ接地をさせません。実際には接地しているかもしれませんが、その指だけを軽くあげておけば痛みは半減します。かかとは軽く浮いているような接地しているような微妙な位置です。

痛みはもちろんありますが、ほとんど歩きだった状態からややスピードを出せるようになりました。

問題はものすごい集中力がいるということです。そして頭で考えるのではなく、足で感じなくてはいけません。おそらく慣れれば本能的にもっと指を動かせるはずですので、走りももう少しましになるかもしれません。

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あとは例えば21kmの距離をこの走り方で筋肉が持つのかという問題もあります。

それも含めて今後の課題ですが、久しぶりにいい気付きのある練習になりました。速く走れるかどうかというよりは、体をもっと上手に使う走り方。わたしが目指すべき場所のひとつです。

足の指の一つひとつを感じながら走る。何をいまさらと裸足マスターたちは思うかもしれませんが、独学のわたしはこうやって自分で気づいていくしかありません。

そしてこういう気付きがあるから裸足は楽しいわけです。4月はこの感覚を磨くことに注力します。


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何もかも上手くやることが人生における正解とは限らない

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唐突ですが、ちょっと生活を見直そうかなと。春ですし。

ただ早寝早起きにするだけなんですが。

どうやっても6時間は寝てしまうわけです。反対に7時間以上寝ることもまずありません。だったら、12時台に寝ているのをもっと早めてみたいところ。日も長いの5時に起きてももう明るいわけですから。

たまにこうやって見直すんですが、飲み会とか仕事とかが入ってうやむやになります。だからもう12時過ぎまで働いて、7時に起きるのでもいいかなとは思いますが、それでもやっぱり見直そうかと。

早寝早起きしても遅寝遅起きしても持ち時間は変わりません、生活に無駄がなくなるわけでもありません。ただ、そうしたほうがいいと感覚的に思うだけです。

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本当はそれで朝練でもするのがベストなんですが、朝練をするにはまだ少し肌寒く。鶴巻温泉はまだ桜が咲く気配すらありませんから。いったい誰が開花宣言したんでしょうか。

鶴巻温泉に引っ越してきた頃は朝も夕方も走っていましたが、あのころは月収6万円でしたから。仕事もまったくない状態で、ようするに暇だったわけです。

いまも仕事量を減らそうとはしているのですが、頼まれると断れないタイプでして。

ちょっと長めの納期で提案しても、「じゃあそれで」となるから仕事が増えていきます。ありがたい話ですが、そうやって自分の生活が不自然になっていくのは避けたいところです。

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日の出とともに起き、日没とともに眠る。そこまではいかなくても、睡眠のゴールデンタイムと言われる22時から2時のあいだは夢の世界を漂っていたいなと。

もっともこの睡眠のゴールデンタイムも実はそうではないなんて話が出てますので、何を信じていいのかまったくわからない世の中になってしまいましたが。常識が常識でなくなるスピードが早すぎて、ついていけません。

ついていく気もありませんが。

ただ、確実なのは理論や理屈ではなく、自分の体がそうしたいと言っている声を聴くことで、本能的に正しいことを選び取ることです。今回は早寝早起きスタイルという体の声が聞こえてきたわけです。

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誰かが「これが正しい」という情報なんていうのは、聞き流しておけばいいんです。ただし、その人たちは真剣に考え、研究などを重ねているわけですから、軽視するというわけではありません。

「そういう考え方もある」くらいに受け取り、頭の引き出しに入れておきましょう。

人間は自分のしていることを正しいと思い、誰かに自分のしていることを批判されるのが大嫌いです。否定や批判をされると自分の存在意義がなくなるかもしれないという恐怖心から、いつ反発してしまいます。

でも誰かが自分のことをなんと言おうが、どうでもいいことじゃないですか。

自分の人生は自分だけしか歩むことができません。

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どんなにテクノロジーが進化しても、AIが自分の人生を代わりに引き受けてくれることはありません。どんなに辛くても、どんなに逃げ出したくても、自分の人生は自分で生きなくてはいけません。

だったら、他の人がなんと言おうが関係ないという開き直りも必要です。

自分が正しいと思った選択肢を選び、自分が進むべきと思った道を進めばそれでいいわけです。大事なことは、同じ選択をしなかった人や、違う道を歩んだ人を責めたり批判したりしないこと。むしろリスペクトすることです。

自分と違う考えの人に自分のやり方を押し付けるのではなく、それはそれと認めること。

裸足ランナーならシューズを履いている人たちや、シューズを売っている人たちを非難しないこと。彼らの挑戦を尊重し理解する。「でも自分はそうしないけどね」という気持ちは心の中にあればいいことです。

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この世界に「絶対」なんてものはありません。

常に不安定で、常識に思えるものがあっという間に非常識になります。そして何もかも上手くやることが、人生における正解とは限りません。ときには失敗を経験することのほうが、意味があることだって少なくありません。

わたしがいつも失敗ばかりしているのは、決して意味があるからやっているわけではなく、ただ不器用なだけですが。

そして今回もいつかは元に戻ると分かっていて、早寝早起きキャンペーンを開始します。

失敗して、うまくいかないことがいっぱい積み重ねていまの自分が存在します。少なくともわたしはそんな自分が好きですから、わたしはこのやり方でいいはずです。「そんなあなたが好き」と言ってくれる人がいないという大きな問題は、気づかなかったことに。


道を継ぐ
著者:佐藤友美
楽天市場:道を継ぐ[本/雑誌] / 佐藤友美/著

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