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ランニングやSTRAVAで使える?Xiaomi Mi Band 4レビュー

万里の長城マラソンで北京に行った最終日、王府井の小米之家(Xiaomi直営店)に行ってきました。目的はXiaomiの活動量計「Mi Band 4」を購入するためです。わたしが使っているのは Mi Band 3で、最新モデルが欲しかったので。

Xiaomi Mi Band 4はamazonやGearbestなどを使えば、日本でも購入できます。でも送料を考えるとちょっと高くなります。

小米之家:169元(約2,535円)
amazon:4,699円
Gearbest:3,070円

Gearbestはそこそこ安く買えますが、手元に届くのに1週間以上かかるという噂。amazonは高すぎてお話になりません。北京に行くなら北京で買うというのがベストな選択です。

ちなみに、直営店の小米之家は台北にもあります。台北でも日本よりもかなり格安で購入できますので、台湾に行くという人はチェックしておくといいですよ。

そんなことを言っている間に、Xiaomiが2020年から日本に進出するというニュースがありましたので、日本でももう少し安く買えるようになるかもしれません。ただ、わたしが欲しいのは「今」なんです。

北京で購入するときに迷ったのは「国際版(グローバル版)」の存在です。Xiaomi Mi Band 4には大きく分けて3つの種類があります。

Xiaomi Mi Band 4(NFC版)
Xiaomi Mi Band 4(中国版)
Xiaomi Mi Band 4(国際版)

NFC版というのは中国国内で買い物をするときに、Alipay払いできるモデルなのですが、日本人には必要ないモデルです。

ただ、わたしがXiaomi Mi Band 4を購入した直後に、海外旅行者でもAlipayが使えるようになったので、人柱としてはNFC版を買っておけば良かったのではないかとちょっと後悔。

とはいえまだNFC版が使えるかわからないので、中国版と国際版のいずれかを選ぶことになります。ただ、いくら調べてもこの2つの大きな違いが分かりません。中国版は中国語表示で、国際版は英語表示になるのですが、中国版も設定で英語表示にできます。

ただ、気づかないところに違いがあるかもしれませんし、日本で購入している人の多くが国際版を選んでいるので、できればそちらを欲しいなと思って、外国人観光客がたくさんいる王府井まで行ったわけです。

ところがお店には中国版しかなく、店員のお姉さんに聞いたら「これで英語表記になるから大丈夫だ」と言います。中国好きのわたしでも、さすがに中国人の「大丈夫」は信用しません。ただ時間がないのもあって、お姉さんの推しに負けて中国版を購入。

ここまではXiaomi Mi Band 4を購入した経緯になります。ちょっと長くなりますが、ここからはXiaomi Mi Band 4の機能やランナーとしての使い勝手などをご紹介していきます。

Xiaomi Mi Band 4でできること

Xiaomi Mi Band 4はいわゆる活動量計です。ですので、アップルウォッチのようになんでもできるというわけではありません。

・心拍数測定
・睡眠モニター
・歩数計
・目覚まし
・座りすぎアラート
・通知
・スマホ音楽のコントロール

できるのはこれくらい。わたしが使っているのは、心拍数測定と睡眠モニター、目覚ましの3機能だけです。歩数計は自動で測定してくれているので、1万歩を超えればちょっと嬉しいなということくらい。

これらの機能はXiaomi Mi Band 3でも同じことができます。なので冷静になれば買い換える必要はまったくありません。ただ、カラー表示になったのとディスプレイが大きくなったので、ものすごく見やすくなっています。

充電器も新しくなって、これまでは接点が接触しにくくてストレスになっていましたが、Xiaomi Mi Band 4ならそんなストレスから開放されます。もっとも、購入して最初に充電したっきり1回も充電していませんが(めっちゃバッテリーの持ちがいい)。

2,500円でこれだけの快適さを手に入れられると思えば、Xiaomi Mi Band 3からXiaomi Mi Band 4への買い換えはそんなに悪い判断ではないかなと。

ちなみに中国語版を英語表記にするには、スマホの言語設定を英語にしておく必要があるらしいのですが、面倒なので中国語のままにしてあります。あとディスプレイデザインを変更できますが、それも面倒なので初期設定のまま。

わたしの場合にはデータの管理をスマホアプリでしているので、Xiaomi Mi Band 4の表示がどうなっていようとまったく気になりません。そういう人なら中国語版でもまったく問題ないかと思います。

Xiaomi Mi Band 4はSTRAVAで使えるか

Xiaomi Mi Band 4のレビューは他のレビューアーさんがいろいろと役立つ記事を出しているので、同じことをわたしが書いても意味がありません。そこでランナーとして、Xiaomi Mi Band 4をランニングで使えるかどうかということのお話をします。

Xiaomi Mi Band 4はGPSがありませんので、これ単体でランニングに使うことはできません。一般的にはMi Fitアプリのランニングを使ってログを取りながら、そこにXiaomi Mi Band 4の心拍数測定を合わせるという使い方をします。

自分のランニング記録をそこでクローズさせる人なら、それで問題ないのですが、ランニングのSNSとして人気のあるSTRAVAと組み合わせるとなると、少し問題があります。

Mi FitはSTRAVAと連携ができません。世界中の多くの人がMi Band 3の頃から、連携方法をいろいろと試している人がいるのですが、基本的にはAndroid端末でないとSTRAVAにデータを送れないというのが結論になっています。

わたしはiPhoneを使っているので、STRAVAとMi Band 3の組み合わせができないと嘆いていたのですが、ふとしたことからAmazfit WatchというアプリでMi Band 3を使うことができ、そこからならSTRAVAと連携できることに気づきました。

これがそのときの記事です。

同じことがXiaomi Mi Band 4でもできるはずと思ったのですが、これに関してはどこにも情報がありません。ですので、北京でXiaomi Mi Band 4を購入したのはちょっとしたギャンブルだったわけです。

せっかく買ったのに、連携できずXiaomi Mi Band 3に戻さなくてはいけない可能性もあったので。ただ2,500円の投資ですから躊躇する必要はありません。連携できなくてもネタにはなりますので。

Xiaomi Mi Band 4をAmazfit Watchで使えるようにするには、ちょっとした手順が必要になります。

1.Mi FitからMi Band 3を解除する
2.Mi FitでMi Band 4をペアリングする
3.Amazfit WatchでMi Band 3を解除する

文字にすると簡単なのですが実際にやろうと思うと、意外と戸惑います。

すでにMi Band 3を使っている場合には、まずはペアリングを解除しなくてはいけません。Mi Band 3のペアリングを解除してからMi Band 4をペアリングするとおぼえておきましょう。ペアリングを解除しても、過去の計測履歴は消えませんので安心してください。

Mi Band 3を使っていない人も、まずはMi Band 4をMi Fitでペアリングしてください。Mi Fitでペアリングすれば、自動的にAmazfit Watchでもペアリングされた状態になります(多分……)。

Amazfit Watchを使う場合、Mi Fitアプリはペアリングをするためだけに使います。Amazfit Watchで使えるようになったらMi Fitアプリは落としておきましょう。両方立ち上がっているといろいろと不安定になります。

また、最初にMi Fitとペアリングしたときに、Mi Band 4のファームウェアアップデートがありますので、時間があるときに行うようにしてください。

さて、問題はきちんとSTRAVAで連携できるかということなのですが、連携という部分では問題ありません。含みのある言い方をするということは、運用上の問題があるということなのですが……

Amazfit Watch:Mi Band 4でも使える
STRAVA:Amazfit Watchと連携できる

Mi Band 4を使ってAmazfit Watchでランニングログを取れば、STRAVAに連携される。この基本的な流れはスムーズに行なえます。1度だけデータがSTRAVAに上がっていないことがありましたが。

問題は心拍数測定にあります。

Mi Band 3で計測
Mi Band 4で計測(その1)
Mi Band 4で計測(その2)

毎日走っているコースでのMi Band 3とMi Band 4での心拍数ログの違いです。Mi Band 3はそれなりにしっかりと取れていますが、Mi Band 4は何を測っているのかまったくわかりません。上は平均心拍数が108といったおかしな数字になり、下は後半の心拍数が180を超えています。

その2の前半はそこそこ良かったのですが、後半に急に大幅な上昇をしています。

日常生活ではこんなことはないのですが、走っているときだけどうしても心拍数が安定しません。理由はわかりませんが、STRAVAは心拍数を使って疲労具合を計算してくれているので心拍数がこれでは、まったく役立ちません。

これに関しては、もう少し考察していこうと思いますが、ネットでの口コミでも心拍数測定精度がかなりひどいという話をよく耳にします。Mi Band 3でそこそこ測れていたわけですから、この部分は大きなマイナスです。

個体差がある可能性もあるので、わたしがハズレ端末を引いた可能性もあります。

この結果だけを考えれば、ランニングでMi Band 4を使って心拍数測定をしたいという人は、購入はおすすめできません。中国や台湾などで安く買えるなら人柱になるつもりで購入するのもいいのですが、amazonで5,000円も払うのはやめておいたほうがいいでしょう。

もちろん心拍数測定はあまり気にしないというのであれば、すぐにでも購入してもいいと思います。わたしはもうMi Bandの目覚まし機能(手首でブルブル震える)がないと朝起きられませんので、これだけでも2,500円払う価値があると思っています。

でも、ランナーとしてはやっぱり心拍数測定の問題はなんとかしなきゃです。何か変化があればまた記事にしてお伝えしようと思います。

絶望の1610段からの再スタート「ハルカススカイラン2019」

東西対抗東海道53次ウルトラマラソン、万里の長城マラソン、天童ラ・フランスマラソンと続いた連戦の締めは、あべのハルカスの階段を駆け上がるハルカススカイラン2019でした。

昨年は12分切りを目指してトレーニングを行ってきましたが、今年はフルマラソンのトレーニングに集中しているので、ハルカススカイラン向けの練習は一切行わず。しかも4週連続レースのの最終戦。

言い訳をするつもりはありませんが、いい結果が出ない要素しかないことはスタートラインに立つ前から分かっていました。

さらに付け加えれば、前日に万里の長城マラソン仲間と前夜祭をおこない、当日の朝は完全に二日酔い。これは自業自得なのですが、要するにひどい内容だったということです。もっとも階段レースで上手く走れたことなんて1度もないのですが。

今年のハルカススカイランは晴天で、受付会場であるてんしばからあべのハルカスまでの移動も裸足でまったく問題のない暖かさ。でも、この暖かさが後からわたしを苦しめることになります。

どうしてもハルカススカイランは寒いという印象があるので、インナーに長袖を着たのがそもそものミス。

でも、マラソンのポイント練習は増やしていたし、自分のコンディションはよかったので、ほんの少しだけ「実はそこそこのタイムで走れる」自分を期待していた部分もありました。

思い上がりというやつです。階段用の筋肉を作っていないのに、1610段を駆け上がるのは不可能です。

走る筋肉と階段を上がる筋肉は使い方が違います。今回は階段を上がるための筋力が不足していたので、あっという間に息が上がってしまって、酸欠状態に追い込まれます。20階まではなんとか耐えましたが、そこからはただただ苦しむだけ。

スタートは悪くありませんでした。昨年の失敗を繰り返さないために、最初は手すりを使わずに体のバネを使って一気に駆け上がります。でも、そのための体ができていないのと、久しくそこまで心拍数を上げてなかったので長くは続きません。

息を整えて、また駆け上がろうとするのですが、上がってしまった心拍数がまったく戻る気配がありません。さらに空気を吸っているのに、血液中の酸素が完全に足りていない状態。

足はまだ動くのに、肺が締め付けられるような感覚があり、まったくスピードを上げることができません。これまでのハルカススカイランでは、足が使い物にならなくなっていたのに、心肺機能が先に限界を迎えるは初めてのこと。

1610段の階段が永遠に続くのではないかという錯覚がわたしを襲います。とてもじゃないけど最後まで到達できそうになく、何度も「止まってしまえ」と悪魔がささやきます。

精神力が強くないわたしは、その声に従いそうになりますが、階段レースで止まるというのは百害あって一利なし。回復したところで、止まっている時間のロスを取り戻すことはできません。

苦しくて倒れそうで、さらに密閉空間となった階段の温度が上がったことで、汗が滝のように流れていきます。それでも1段ずつ上がっていきます。

そして60回の展望フロアに到着し、そこから1周ほど走ります。昨年はコースアウトしそうになるくらいのスピードを出せるのに、今回はヨロヨロとしながら走ることしかできません。

13分52秒

ここ最近のワースト記録です。練習をしていないというのを差し引いても、納得できるようなタイムではありません。ただ、ここまでひどいと悔しさとか反発心というのは湧いてきません。自分が情けないだけ。

でも、また同じようにスタートラインに立っても、同じような結果にしかならないような気がします。経験値があまりにも少なすぎるという問題もあります。経験がないからただしいペース配分が分かっていない。

トレーニングで40秒縮めて、経験で1分縮める。そこくらいまでは到達できそうな気はしますが、そこに自分のモチベーションを持っていくことができるのか。今回は苦しみまで経験したので、正直なところ絶望感しかありません。

でもやっぱり、またスタートラインに立つんでしょう。絶望感を味わうというのは現在地を確認できたということでもあります。だったら、ここをスタートラインにすればいい。まずは13分を切ることを目標にしてみます。

もう劇的に進化する年齢でもないので、一つひとつを積み重ねていくだけ。それがわたしの唯一の武器ですし。

ランニングで体幹を意識できるようになるには時間がかかる

昨日のTwitterで次のようにつぶやきました。

体幹を鍛えれば走りが安定するとか、ケガをしにくくなるとか色々と言われています。これは半分正解ですが半分は間違っています。体幹は「鍛える」ものではなく「整える」もので、鍛えるのはインナーマッスル。インナーマッスルを鍛えて体幹を整えるというのが本来の考え方です。

そんな細かいことはどうでもいいと思っているかもしれませんが、この細かいところの違いがわからない人は、おそらく体幹を整えるということの本当の意味を理解できないかと思います。

それはともかく、「体幹を鍛えること」と簡単に言うトレーナーがいますが、ランニングに体幹を活かそうと思うと、かなり長い時間がかかります。普通の筋トレをするよりも何倍も時間がかかります。

なぜならインナーマッスルを鍛えようとすると、アウターの筋肉がじゃまをするからです。筋力がまったくない人なら、インナーマッスルを鍛えるのはそれほど難しくありません。

でもすでにアウターの筋肉がついている場合には、どうしてもそちらを使ってしまうのでインナーマッスルに負荷をかけるのが難しくなります。


わたしはピラティスを始めて10年近くになりますが、最初の3年は「本当に意味があるんだろうか」と半信半疑で続けていました。もちろん、その期間でインナーマッスルは鍛えられ体幹は徐々に安定していきました。

ただ、ランニングに還元できているとは思えず、鎌倉までピラティスの先生に会いに行くという楽しみがなければ、とっくに止めていたと思います。わたしにピラティスを教えてくれている先生は、体の声を聞くことを大事にしているので、相性が良かったというのもあります。

3年を過ぎたあたりから、自分の姿勢が明らかに良くなっていることに気づきました。わたしはかなりの猫背だったのですが、それが改善されています。歩く姿もそこそこ美しくなってきました。

そうなるまでに3年です。もしかしたら、専門のトレーナーについてもらって学べばもっと早くに結果が出たかもしれませんが、これまで何十年もかけて作り上げてきた体は月に2回程度のピラティスで、すぐに変わることはありません。

一般的にピラティスの効果が出始めるのは10回のトレーニングが必要で、完全に身につけるには30回のトレーニングが必要と言われています。これはきちんとピラティスのトレーニングを受けた場合です。

ランニング前後に数種類のトレーニングを行うくらいだと、やはり体幹が整うのには3年はかかると思います。

そして、その整った体幹を走りに組み込むとなると、さらに3年はかかります。それもあれこれと試行錯誤をした上での3年です。ただ、それくらいになると、体幹トレーニングをしなくても、ランニングである程度インナーマッスルを鍛えられるようになります。

いずれにしても、わたしの場合には6年かかっています。

もちろん、わたしの運動神経が悪いというのもあります。センスのいい人なら、もっと短期間で体幹と走りをリンクさせることができると思いますが、トップアスリートでも2〜3年はかかるのではないでしょうか。


このように結果が出るのに、かなり長い時間がかかるのが体幹トレーニングです。同じようにランニングフォームも定着するのに1年以上かかります。

効率のいい走り方。ケガをしない走り方。裸足でフルマラソンを走れるフォームなどいろいろとありますが、共通しているのは習ってすぐに身につくものではないということです。

習ったときには「いつもよりも軽く走れる」と感じます。でも、そのフォームで走れるだけの筋力がついていないので、3〜5kmくらいは走れても、いきなりフルマラソンを走れるようにはなりません。

マラソンは積み重ねのスポーツです。

もちろん適正というのはあります。誰でも2時間30分以内に42.195kmを走りきれるようになるわけではありません。それぞれに限界がありどうしても越えられない壁はあります。でも、その壁に到達している市民ランナーはひと握りだけ。

そのひと握りの人たちに共通しているのが、日々のトレーニングを丁寧に積み重ねているということです。

ジョグでもダラダラ走るのではなく、体の使い方をきちんと意識している。体幹トレーニングや筋トレを定期的に行う。体のケアのためにストレッチをしたり、十分な睡眠時間を確保したり。そういうことをあたり前に積み重ねる。

ランニングに近道はありません。グリーンやピンクのシューズを履いても積み重ねがなければ結果にはつながりません。パーソナルトレーナーになるにあたって、そういう部分をきちんと伝えていこうと考えています。

練習日誌2019.11.07

朝焼けで美しい大山。山に行きたいけど枯れ葉で滑って転ぶ未来予想図しか見えない

睡眠時最小心拍数:48
体重:52.50kg
体脂肪率:13.8%
前日睡眠:1h11m/6h14m
食事量:普通

朝ごはん
・ヨーグルト
・オートミール
・アサイージュース
・蜂蜜
・りんご
・プチトマト
・ブロッコリー
・蒸しサツマイモ

昼ごはん
・雑炊
・柿

おやつ
・ごまだれ団子

晩ごはん
・チキン南蛮弁当
・ビール

忙しいを理由に睡眠時間がまた短くなっている。睡眠時間が短いとそれだけ回復が遅れるわけで、トレーニングの質が下がってしまう。でも忙しいのも事実で、このあたりのバランスが難しい。23時には寝るようにしたいんやけど……

朝ラン

朝はもう、手袋が必要な寒さ。

前日の夕方練習で足首が痛かったので、ちょっと不安だったけど今朝はほとんど気にならず。故障しているわけではなく、単純に疲労しているだけのようなのでとりあえずはひと安心。

シューズ:ワークマン アスレシューズライト

夕方ラン

ポイント練習にする予定だったけど、どうも腰の張りが不安でややペースの早いジョグに変更。ポイント練習は来週からかな。体力は落ちてないけど筋力が落ちてるような気がするので、先送りするとちょっと焦る。

ただ、焦って無理にトレーニングをしてもケガを招くだけなので、きちんと体の声を聞いてベストなトレーニングを選ばなきゃいけない。

シューズ:裸足

WEBライターとして食べていける時代の終わり

会社を辞めて独立したのが4年前。当時は会社を辞めることが重要で、辞めて何をするかは決めていませんでした。「どうにもならなくなったら派遣社員に戻ればいい」なんて思っていました(手に職があるのはこういうとき強い)。

そこからWEBライターという仕事を個人で受けて生計を立ててきましたが、この数ヶ月で長期継続案件が立て続けに終了となってしまいました。

企業サイトにしても個人ブログにしても、重要なのは検索されるという点にあるのですが、検索で見つかるにはGoogle検索で1ページ目に出てくる必要があります。そのためにどのサイトも様々な施策を行っています。

いわゆるSEOと呼ばれるものです。

大手企業の場合には資金力がありますので、ライターをたくさん雇って記事を大量にアップします。そうすることでボリュームのあるサイトが完成し、Googleに高く評価され検索で1ページ目に出てくるようになります。

「なっていた」という表現のほうが正しいかもしれません。

Google検索は年々進化していて、本当に役立つ情報が掲載されているサイトを上位表示するようになっています。そのアルゴリズムとして、これまではページの量が重視されていましたが、その流れが変わりつつあります。

・ ・ ・

どんなサイトやブログも質の高いページが要求されるようになり、どこにでも書かれている内容というのは「無価値」と判断されるようになりつつあります。その流れを察知した企業から、サイト運営の方針を大きく変え始めました。

結論から言えば、記事の外注化を止めはじめました。質の高い記事をアップするため、その内容に詳しい社員が記事を作成する。

そうなるとWEBライターの需要が一気に減ります。

ところが、WEBライターは誰でも簡単に始められるということで、働き方改革で残業が減った人や時間に余裕のある主婦がお小遣い稼ぎ感覚で参入し続けているため、ライター人口は増え続けています。

このため、需給バランスが完全に崩れているというのが、4年前と今との大きな違いです。4年前はライター不足で、わたしのような未経験者でも仕事をくれる会社がいくつもありました。

「そんなことはない。今でも十分な仕事がある」と言う人もいるかもしれませんが、そういう人は、かなりいい文章を書ける人かコネがある人で、数少ない仕事を優先的に回してもらえているに過ぎません。

もちろんライティングの仕事がなくなることはありません。だから腕のいい人には仕事がどんどんやってきます。わたしレベルのライターは、ポツポツ仕事をもらえるけど、全盛期の半分以下がいいところです。

いつも「来月は収入があるのかな」なんて心配しながら生活を送っているのは、わたしだけではないはずです。

少し文章を書ける程度のWEBライターとして食べていける時代は、終焉に向かえつつあります。これを見誤ると大変なことになります。自分に特別な文才があると思えるのでなければ、違う稼ぎ方も検討しなくてはいけません。

・ ・ ・

わたしがランニングのパーソナルトレーナーになると決めたのも、そういう背景があるためです。WEBライターはどう考えてもジリ貧です。わたしには特別な文才がないのでここが撤退すべきポイントです。

もちろんいきなり稼げるパーソナルトレーナーになれるわけではありませんので、依頼されたライティングは積極的に行いますが、あくまでもパーソナルトレーナーで稼げるようになるためのつなぎ。

もし、これからWEBライターになろうという人がいるなら「amazonの倉庫で働きながら小説でも書いたほうがいい」とアドバイスします。もしくは自分で稼げるサイト運営を目指すべきです。

人に仕事をもらうのではなく、自分で稼げる仕事を作り出す。

これが、これからのフリーランスの進むべき道です。

もし4年前の自分にアドバイスを送れるなら、「ブログをしっかり育てなさい」「ランニングで稼げる方法を考えなさい」という2点です。

WEBライターの時代は終わったとしても、ライティングがわたしの武器であることには変わりありません。わたしだから伝えられることもあります。だからその武器は磨き続けなくてはいけません。

そしてランニングです。これで稼げるようになるのがわたしの理想。RUNNING STREET 365は驚くほど稼げません。やり方が悪いのでしょう。ただそれでもいいと思っていました。WEBライターで生活が成立していたので。

でもこれからはそうも言ってられません。

お金にガツガツする人間にはなりたくはないのですが、理想だけを掲げていても生活は苦しくなり、飲み会の場にも顔を出せなくなってしまいます(これは大問題)。44歳になったのを機に、もう少しだけ現実を見ていこうと思います。

繰り返しになりますが、素人がライターとして生活できるのは一部の限られた人だけになります。これは時代の流れとして抗うことはできません。これから参入しようと思っている人は、頭の片隅にでもそのことを置いておいてください。

そのうえでWEBライター以外の収入も確保しておいてください。1ヶ月仕事ゼロなんて普通にありますから。

練習日誌2019.11.06

起床時はかなり暗いので2度寝をしてしまう……

睡眠時最小心拍数:48
体重:52.50kg
体脂肪率:14.9%
前日睡眠:1h35m/6h18m
食事量:普通

朝ごはん
・ヨーグルト
・オートミール
・アサイージュース
・ブルーベリージャム
・りんご
・プチトマト
・ブロッコリー
・蒸しサツマイモ

昼ごはん
・玄米ごはん
・お漬物
・しらす
・生卵
・サツマイモの味噌汁

おやつ
・りんご

晩ごはん
・餃子
・茹でもやし
・ビール

日常の食生活を取り戻しました。外食もお弁当も美味しいからいいんだけど、やっぱり自分が作った料理が自分には1番合う。もう何十年も自分の料理を食べているわけだから当然のことですが。

料理が苦手でなくて良かったと思うけど、1人暮らしをするまではほとんど料理経験なし。継続は力なりで、20年もやっていれば苦手意識もなくなるし、そこそこの味に仕上げられるようになる。

朝ラン

20分ほど寝坊しての朝ラン。そろそろ手袋が必要なくらい冷えてきました。前日のジョグがオーバーペースだったので、少し疲れが出るかなと思ったけど、そうでもなくいつものコースを快調に走れました。

シューズ:ワークマン アスレシューズライト

夕方ラン

朝ランで調子が良かったので、夕方ランもいい感じになるかなと思ったら、両足首周りがガチガチで、体が温まるまではまったく使い物にならず。これは裸足ハーフマラソンの影響。レース中に痛みに耐えるために力を入れすぎた結果。

昔から痛みには弱いので、荒い路面を走るとどうしても力が入ってしまう。最近はマシになってきたけど、天童ラ・フランスマラソンの下り坂で、少し無理した代償かな。

シューズ:裸足

愛媛マラソンサブ3プロジェクトスタート

愛媛マラソンでサブ3を狙える準備をしてスタートラインに立つ。これはすでに宣言していたことですが、サブ3ができるかどうかは「当日のコンディション次第」なんてことを言っていました。

その気持ちは今でも変わっていません。実際に達成できるかどうかは、その日の気温や風の強さなどの要素も影響するので。

でもランニングのパーソナルトレーナーになるのであれば、教える人がサブ3を達成しているかどうかというのは、かなり大きな違いになります。わたしだって「フルマラソンの自己ベストが5時間です」という人に教わりたいと思いませんし。

さらに素人から自己流でサブ3を達成したというのはインパクトがありますが、サブ3を達成できていないとなると「その程度の人」で片付けられてしまいます。格のようなものを持っているかどうか。

ランニングを教える上で実績というのはとても重要です。「万里の長城マラソン5km&10km優勝」「五街道走破」では実績になりません。誰にでもわかる形での実績という意味で、サブ3は最低限超えなくてはいけない壁です。

だったら、中途半端なことを言わずにサブ3を狙いに行く。それをRUNNING STREET 365のネタにするというのがベストだと判断しました。

どうやって記事化するかはこれから考えますが、これからサブ3を狙うという人にとって参考になるものにしたいところ。そして、自分が教えるときに自信を持って「この練習でいい」と言えるように。

・ ・ ・

現時点での自分のレベルがいまいち掴めていません。ただ、思ったよりも走れてるんじゃないかなという気がしています。今週のポイント練習でどれくらいのレベルまで上がっているか確認しますが、体作りは順調にいっているはずです。

天童ラ・フランスマラソンは、裸足でサブ3.5ペースを意識して走りました。足裏の消耗はあったものの、サブ3.5ペースで筋肉の疲労感がほとんどない状態でゴールできましたので、シューズを履いてのサブ3.5は問題なくクリアできます。

問題はそこから先の現在地。

フルマラソンを3時間以内に走るには、1kmを4分16秒で走らなくてはいけません。スタートロスや後半の失速を考えると、1kmを4分5〜10秒をあたり前のように走れるだけの走力が求められます。

おそらく、まだこのレベルには達していません。10kmくらいなら問題ありませんが、それ以上になると後半に大失速するのは目に見えています。

そんな状態からサブ3を狙うというのは、企画としては間違いなく面白くなります。そうやって注目されれば、ランニングのパーソナルトレーナーとしての知名度も上げることができます。

昔の人はそれを「二兎追う者は一兎も得ず」と言いました。知ったことではありません。わたしは欲深い人間で、あの子もこの子も好きなんです。何の話でしたっけ?

「愛媛マラソンでサブ3」というのは、わたしの未来のために必ず乗り越えなくてはいけない課題です。だからこれで人生が決まるくらいの覚悟、背水の陣で挑むことを決めました。

男の人生にはやらなくてはいけないときがあります。きっとそれが今なのでしょう(わりと頻繁に言ってる気がするけど)。やや見切り発車の感がありますが、自分の未来のために愛媛マラソンサブ3プロジェクトスタートします。

練習日誌2019.11.05

速く走れるけど相性のよくないMEDIFOAMのITEN。今日は上手く乗れた。

朝ごはん
・ヨーグルト
・オートミール
・アサイージュース
・ブルーベリージャム
・りんご

昼ごはん
・ドリア
・ハッシュドポテト
・柿

おやつ
・トースト

晩ごはん
・中華弁当
・ラ・フランス

金曜日の夜にまた家を離れるのに、家には柿やらリンゴやらラ・フランスやらがいっぱい。毎食フルーツが出るというなんと贅沢な食事。明日からは自炊に戻すのでものすごく健康的で太りそう。天童ラ・フランスマラソンで2kgも太ったのでちょっとまずい。

夕方ラン

昨夜遅くに帰宅したので朝ランはなし。本屋に用事があったので本厚木から自宅までをリカバリーラン。レース直後なので思ったよりもスピードが出すぎて、ちょっとよろしくない。ただ、疲労感は少ないのでいい刺激にはなったかな。

これくらいの状態なら、明日か明後日には1本インターバルを入れておきたいところ。今年のハルカススカイランは「参加することに意義がある」ので、疲労が残ってもいいことを考えると明後日かな。

シューズ:MEDIFOAM ITEN

わたしの第3章がここから始まる〜44th Birthday〜

44歳になりました。

ひそかに43歳の目標にしていた「石田ゆり子さんに街角でばったり出会う」が叶うことはありませんでしたが、ありがたいことに今年も心身ともに健康な状態で、11月5日の誕生日を迎えることができました。

小さな頃は体の弱い子どもでしたが、両親が甘やかすことなく厳しく育ててくれたおかげで(何度も家出をしようかと考えましたが)、フルマラソンを裸足で完走できる程度の強い体を手にすることができました。

誕生日だから何かが変わるということはありませんが、ちょうどこのタイミングで人生の転機がやってきたのはすでにお伝えしたとおりです。ランニングのパーソナルトレーナーになるための準備を進めています。

降って湧いたような話ですが、すべては44年の歴史がつながって導かれた結果です。仲のいい人、どうも相性がよくない人、あの日わたしに別れを告げた人だって、わたしをここに導くために必要な人たちでした。

そういう意味でわたしはとても恵まれています。

わたしには特別な才能はありません。少しだけ文章を書くことができますが、わたしよりも上手な文章を書く人はいくらでもいます。少しは速く走れるかもしれませんが、ランナーとしては特別ではありません。

協調性もありませんし、スター性もありません。でも、このブログを読んでくれているという人がいて、記事を書いて欲しいと頼まれることもあります。いつも誰かが手を差し伸べてくれます。本当にありがたい。

この恩を返すのに残りの人生で足りるのだろうかと思うこともありますが、まだ恩返しできるほどの状態ではなく道半ばといったところ。むしろ、わたしの人生の第3章はここから始まります。

親に守られながら好き放題に生きた24年間。社会の中で自分の立ち位置を探し続けた18年間。そして、ここからは地に足をつけて自分だけの花を咲かせるための新章が始まります。

ここまではまだ自分に無限の可能性があると期待していた部分がありました。でも、ここからはその期待をひとつひとつ削ぎ落としていくことになります。本当に必要なものだけを残していく。

本来そういう作業は20〜30代ににしておくべきなのでしょうが、わたしはあまり器用ではないので少し時間がかかってしまいました。自分に甘えがあったのも否定できません。ただ、それらは自分に必要だったもの。

大事なのはそれらを糧にして前に進むということ。

きっと44歳はこれまでにはない出会いもあるはずです。想像もできないようなことが次々と起こるかもしれません。いや、起こしていきます。ここまでは「待ち」の人生でしたが、ここからは倒れるくらい前のめりに。

もちろん自分らしさは失わずに。

多少無理はするかと思います。挑戦が増えるので失敗もたくさんすると思います。でもそれはすべて、いまよりも高く跳ぶために必要なこと。数年は苦しみもがくかもしれませんが、それも含めて面白おかしく伝えていければと思います。

44歳の重松貴志もよろしくお願いします。

天童ラ・フランスマラソン2019裸足完走記

裸足でのハーフマラソンはおそらく2年ぶり。そもそもハーフマラソンが苦手というのもあり、これまで出場したハーフマラソンの数は19しかありません。そして裸足でタイムを狙って走ったことはありません。

なので裸足のハーフマラソン、自己ベストは2013年に出場した第12回果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会で記録した2時間ジャスト。このときは2時間切りができそうだったのですが、ゴール直前での砂利ゾーンで失速。

今回は万里の長城マラソンから1週間ということもあって、シューズで走るほどのコンディションではないけど、裸足ペースならそこそこ走れそうな気がしたので、ちょっとタイムを狙ってみようかなと。

目標は1時間45分。

ただしキロ5分で走り切るというのではなく、自分なりにベストな走りができてそのタイムになっていればいいなという期待。少なくとも裸足の自己ベストを更新できればそれでOK。

スタート前の気温は14℃。天童ラ・フランスマラソンは山形の天童市で開催されます。東北でのレースということで、少し寒さという点で不安がありましたが、10℃を超えていれば問題なし。

少し足がかじかんだ状態でスタートしましたが、競技場を出て1km手前でいつもどおりの足に戻ります。

スタートはBブロックでしたが、天童ラ・フランスマラソンのハーフマラソンは「A・B・C」の3つしかありませんので、Bブロックの最後尾からスタートしたので前方はやや混雑。

序盤は軽い上り坂というのもあり、周りのペースが遅く感じます。いつもなら、このペースに合わせるのですが、裸足自己ベスト更新という目標がありましたので、少し無理をして人を抜いていきます。

路面はあまりきれいではなく、足裏に負担をかけているのがわかりますが、裸足で速く走るというのはそういうこと。キロ7分なら気持ちよく走れても、キロ5分となると多少なりとも摩擦で足裏を消耗していきます。

そんな中でも、懐かしい人に声をかけてもらえたり、「裸足だ!」の声をもらったり。マラソン大会はこういうことがあるから楽しい。わたしは1人で淡々と走るのも好きですが、みんなでゴールを目指すレースの一体感も好き。

コースの前半はアップダウンが続きます。裸足なので上りは気持ちよく走れますが、問題は下りです。天童ラ・フランスマラソンを走るのは今回で3回目ですが、過去の2回は下りで周りにおいていかれる展開。

なので今回の課題は、下りで周りについていくこと。多少は遅れてもいいけど、足裏の痛みに負けずにしっかりとスピードに乗る。とはいえ痛みがあるので、フォームが崩れないように気をつけます。

裸足で走るときに気をつけないといけないのが、痛みからフォームを崩すということ。路面が荒い場合に痛いのは仕方のないこと。そこで、痛みから逃げないようにすることが大切です。

ただ痛みがあると筋肉はこわばってしまいます。これも避けられないこと。天童ラ・フランスマラソンの下り坂は傾斜がきつく、路面も荒いのでスピードに乗るときれいなフォームで走っても足首などに負担がかかります。

長い下り坂で、そろそろ足首が危ないなと思いはじめたところで、ようやくコースはフラットに。アップダウンがなくなり、路面もきれいになったことで、ペースが一気に上がります。

キロ4分台に入ると1kmの距離を短く感じます。走るための筋肉にはまだ余裕がありますし、心拍数もそれほど上がっていないので、ハーフマラソンの後半なのに「まだまだいける」という感覚。

11km地点を57分で通過。残り10kmをキロ6分で走れば、余裕で裸足の自己ベスト更新できます。ここからはエイドを楽しむという選択もありましたが、そのままペースを落とさずに走ることを選びます。

ただ、ここまではエイドで止まらなかったのですが、ここからはエイドで出されれるラ・フランスを所々でいただきながら。さらに17.7km地点、提携している網走マラソンからやってきたカニのエイドも逃すわけにはいきません。

こういうときでも、食い意地がはっている自分をみっともないなと思うものの、美味しいものの魅力に抗えません。

途中でこのブログを読んでくれているという山形のランナーさんと並走。沿道からは「裸足がんばって」の声ももらえるので、1kmがさらに短く感じます。カニのエイドを過ぎてから、もう1段ギアを上げてみました。

腕時計をしていなかったので、どれくらいのペースになっているのかはわかりませんし、路面が再び荒れてきたので痛みが大きくなってきましたが、ここからは周りのランナーにも声をかけながら前へ前へと進みます。

結果的には18−19kmで4分29分、19−20kmで4分48秒、20−21kmで4分31秒。裸足であることを考えれば悪いタイムではありません。

ラスト競技場に入るところで、10kmに出場したラン仲間に追いつきます。一瞬だけ並走を考えましたが、最初の目標設定である1時間45分を切れるかどうかの瀬戸際だったので、そのままパス。

トラックに入って一気に加速しましたが、ゴールに設置されている時計は、無情にも1時間45分を超えていました。

1時間45分48秒(ネットタイム:1時間44分29秒)

ネットタイムは1時間45分を切っているので、目標達成と言いたいところですがグロスでも1時間45分を切ってすっきりしたかったところ。それでも裸足の自己ベストを14分も縮めることができました。

そういう意味で満足をしなくてはいけないのかもしれませんが、正直なところ「まだいけるな」というのが本音です。足裏に痛みはありますが、筋力という部分ではまだまだ余裕があります。

もしかしたら、来年の鹿児島マラソンは裸足で4時間切りができるかもしれません。わたしが知る限り、もっとも荒れた路面を走ることになる鹿児島マラソン。ここでサブ4ができればちょっとかっこいい。

これまでは裸足で速く走ることを避けてきましたが、天童ラ・フランスマラソンで結果がでたので、今シーズンは少しだけ欲を出していこうかなとは思います。ストイックにならない程度に……ですが。

ランニングのパーソナルトレーナー始めます

タイトルにありますように、ランニングのパーソナルトレーナーを始めます。突然の展開すぎて、自分でもまだ頭の中がまとまっていません。ただ、はっきりしているのは、すでに動き出しているということです。

電話があったのは万里の長城マラソンから帰国した翌日。サングローブという会社から「福利厚生のアウトソーシングサービスメニューとして、パーソナルトレーナーはできないだろうか」と打診がありました。

4年前に会社を辞めたときに、自分の仕事のひとつとしてパーソナルトレーナーも検討したのもあり、予約システムのCoubicに登録していたのをサングローブのリサーチ担当が見つけ、連絡をしてきたとのこと。

この段階では半信半疑。むしろ「信1:疑9」くらいでした。インターネットで検索してもサングローブについての評価をしにくい状態で、中には「詐欺」といった内容の書き込みまでありました。

ただ、話を聞いてみないと分からないし、騙されるような話であってもネタとしては面白いかなと思って、ちょうと新宿に行く予定があったのもあり、話を聞いてみることにしたわけです。

そして、打ち合わせをしたのが昨日の夕方です。

話はいろいろとありますが、訪問してから2時間後には契約書にサインをしていました。30分は担当者を前にして唸っていたかと思います。とてもいい話だったのですが、ある程度の投資が必要だということで。

投資は妥当性のあるものだったので、触れる袖があるなら二つ返事だったのですが、袖を振ってバランスを崩したらそのまま崖から落ちてしまいそうな話でもあったので。

ただ、ライティングの仕事は今年に入ってから継続案件が立て続けに終わり、1ヶ月丸々仕事がないという時期もあったので、ここがひとつの転機かなという思いもありました。

座して待っていれも、いずれ崩壊するのが目に見えている状態。そして走りとの向き合い方や、生き方という部分での転換期だと感じることが多々あったのも影響しています。

まるで誰かがシナリオを書いたかのように、きれいに道筋が見えており、そしてパーソナルトレーナーになるということが、これまでやってきたことにプラスになるという判断をしました。

ランレコードや万里の長城マラソン、RUNNING STREET 365に関しても大きく伸びるチャンスかなと。

ただ契約をしたものの、まだ何も決まっていません。1時間いくらで受けるのかという基本的な部分もそうですし、自分の色も見えていません。当然ながらあたり前のランニングトレーニングをするつもりはありません。

やはり裸足というのもひとつのキーワードになりますし、体の使い方というのも入れ込む必要があります。そういった自分の色をどうやって出していくかを早急に判断し、準備を行う必要があります。

実際に福利厚生のメニューとして登録されるのは、1月になるはずです。それまでにパーソナルトレーナーとしてのサイトを作る必要があります。ただ、サイトの作成はサングローブが行ってくれます。

それに対する投資が必要というわけです。

正直、自分でいいのだろうかという思いがあります。もちろん自分だからできることもあるという自負もあります。ただ、何もかもが上手く行き過ぎている感もあります。だって個人事業主なんて3年続かない人のほうが多いのですから。

会社を辞めてライターという道が開け、そのライターという道が閉じようとしているときに、ランニングのパーソナルトレーナーの話が出てきたわけです。それもライターという立場にあったことが、わたしが選ばれたポイントなのだとか。

詳しいことはおいおい書いていきますが、これまでやってきたことがすべて無駄なくつながっています。こんな幸運な人生があるでしょうか。パーソナルトレーナーだって、集客についてはサングローブが協力してくれます。

そうなってくると恵まれすぎてるなと。

もちろん、ここから軌道に乗るまでは必死のパッチでやらなくてはいけません。きちんと稼げるようになるまで半年から1年はかかるかと思います。でも、挑戦するだけの価値はあると思っています。

とりあえず、ここから1ヶ月が最初の山場です。詳細が決まれば、また詳しくご紹介していきます。

練習日誌2019.10.31

新宿のMr.FARMERさんでの晩ごはん。野菜たっぷりで嬉しい

朝ごはん
・ヨーグルト
・オートミール
・アサイージュース
・ブルーベリージャム
・ゆで卵
・プチトマト

昼ごはん
・カップラーメン
・ごはん

おやつ
・シュークリーム

晩ごはん
・サラダセット

野菜を食べたいと思っていたら、新宿での晩ごはん&打ち合わせで野菜が美味しいお店「Mr.FARMER」に。東京であんなにも美味しい野菜を食べられるとは思わなかった。ちょっとお高いけど、新宿で食べたいお店が増えたのはよかったかな。お店の女子率が高すぎるけど。

朝ラン

まだ疲労が残っていたけど、それなりにしっかりと走れているので、天童ラ・フランスマラソンにはいいコンディションで挑めそう。できればスピード練習を1回入れておきたかったけど、ケガのリスクを回避するほうが大事かな。

こういうときに調子に乗って失敗するのをこれまで繰り返してきたので。

シューズ:ワークマン アスレシューズライト

僕は思いっきり背伸びして、すっぱい葡萄に手を伸ばした

メンタリストと呼ばれる男が「人間の性格は靴を見ればわかる」と言っていました。靴は自分の好みで選ぶことができるので、履いている靴に嗜好があらわれるのだとか。嘘か本当かはわかりません。

ただ、自分でチョイスできるものに自分の好みが出てくるのは当然で、その好みというのは自分の歴史においても常に変化していくのでしょう。わたしは地下足袋を好んで履いていた時期もありましたが、どうも最近はしっくりきません。

ファッションも和風なものを選んできましたが、どうも最近はスポーティなものが好んでいる傾向にあります。これは変化したというよりも、かつてそうだった自分を取り戻したような感覚。

人間の好みは、かつて選んだものと選べなかったものによって決まると玉川大学脳科学研究所が発表しています。人間は選んだものを好きになり、選ばなかったものを嫌いになる。

イソップ童話でキツネが採ることのできなかった葡萄は、彼の中で「どうせすっぱい葡萄に違いない、誰が食べてやるものか」という思考を植え付けましら。話はそれで終わりません。そういう経験をしたキツネは葡萄そのものが嫌いになるという話。

これはキツネだけに起きることではなく、わたしたちの日常にも潜んでいる物語です。

わたしはいつの間にか、走って競い合うということを嫌いだと感じるようになっていました。サブスリーを目指すと言っていた自分は過去の話。今はうまく体を使えるようになればいいといい続けています。

走って勝つことに意味なんてないとも。

その考え方はキツネの負け惜しみに似ています。心理学としては認知的不協和というらしい。人間は自分の理想と現実が一致しないときに、どうにかしてその矛盾を解消させようとします。

認知1.わたしは食べることが好き
認知2.適量を超えて食べると太ってしまう

ダイエットを考えたとき、認知1と認知2は矛盾してしまう。これが認知的不協和で、通常はどちらかの認知が書き換えられることになります。理想は認知1を「痩せるために食べない」とすること。

ところがほとんどの人は、認知2を書き換えることになります。「たまには好きなだけ食べてもいい」「食べても太らない人がいる」「運動すれば取り戻せる」書き換え方はいろいろとあります。

いずれにしても、認知1と認知2が不一致した状態で放置できないのが人間。この積み重ねが自分の好みを変えてしまいます。

・ ・ ・

もう少し具体例を挙げてみましょう。

認知1.わたしは新しいiPhoneが欲しい
認知2.新しいiPhoneを購入するお金がない

このような矛盾がある場合、「今回のiPhoneはデザインが悪い」「いまのモデルで十分だ」「Androidならもっと安く買える」と、新しいiPhoneを欲しいという認知を捻じ曲げるわけです。

面白いのは、iPhoneではなくAndroidを買うという選択をした場合、iPhoneを嫌いになり、Androidを好きになるということです。買えなかったことで、好きだったものを嫌いになる。

人生とはこういうことの積み重ねなんだなと。うまくいかないことだらけで、いつも自分の認知を変更しなくてはいけなくなり、さらには好きだったことが嫌いになっていく。大人になるってそういうことなんでしょう。

そして、わたしはマラソンでサブ3を達成できなかったり、トップレベルの選手の走りを目の当たりにすることでショックを受け「誰よりも速く走りたい」という認知を手放して、緩く走る道を選びました。

これが少し前までのわたしです。

でも、少しずつ変化しているのには気づいていました。以前よりも好戦的で挑戦的です。それはランニングに対してだけではなく、生きることそのものに対して挑戦的で、これまでとは違ったアプローチをいろいろと試しています。

たぶんそれは、この1〜2年で追い込むようなトレーニングをするようになったのが原因だと、自分で分析しています。苦しみながら自分のレベルを引き上げる経験が、過去に手放したはずの認知を蘇らせているように感じます。

そんなことが本当にありえるのかは分かりません。もしかしたら認知を変えることができても、人間の本質というのはそう簡単には変わらないのかもしれません。厳しいトレーニングを習慣化したことで、かつての自分が戻ってきました。

そうなってくると、気になるのはここでまた認知的不協和が起きたらどうなるのかということです。日々の練習を積み重ねても、レースで思ったような結果が出なかったり、ケガをしてしまったりしたらどうなるのか。

おそらく1度取り戻した認知は、簡単には再消去できないような気がします。そうなると自分の中で大いなる矛盾を抱えることになります。そうなったときに自分が自分でいられるのか。

もっとも、そういうことは失敗してから考えればいいこと。今はまだ葡萄に手が届いたわけではありません。かつて手が届かなくて、すっぱいと決めつけていた葡萄に、全力で背伸びしながら手を伸ばしたばかり。

今度は諦めない。

いま言えるのはそれだけです。どんなにかっこ悪くても、何度も転んだとしても、周りに笑われても葡萄に手が届くまで背伸びを続けます。きっとそこでしか経験できない何かがあるはずだから。

練習日誌2019.10.30

写真がなかったので北京の798芸術区で撮影したときのものを拝借

朝ごはん
・ヨーグルト
・オートミール
・アサイージュース
・ブルーベリージャム
・ゆで卵

昼ごはん
・カップラーメン
・おにぎり
・ハッシュポテト

おやつ
・プリン

晩ごはん
・お寿司
・ネギ鶏

金曜日の夜にまた家を離れるので、食事がちょっと手抜きに。カップラーメンはボランティアさんへのお土産の残りのハローキティラーメンがあったので。中国でがっつり小麦粉を食べたついでに、カップラーメンも消費してしまうおうと……あと1個あるけど。

唇が荒れてるので本当は野菜を食べたいんだけどなぁ。

夕方ラン

朝ランは睡眠優先でなし。万里の長城マラソン後の最初の練習は裸足ジョグ。東西対抗東海道53次ウルトラマラソンと万里の長城マラソンを経て、体がかなりいい感じに鍛えられたかんじになってる。

疲労が残っているのでガツガツ走るのはできないけど。日曜日の天童ラ・フランスマラソンは裸足で走るつもりやけど、しれっと裸足の自己ベスト更新するんじゃないかと思ってる。

シューズ:裸足

万里の長城マラソン2019秋・完走記

小さな頃から負けることが嫌いで、負けても悔しがらないチームメイトや、ベストを尽くしてもないのに負けて悔しがっているチームメイトを見ては苛立っていた青き春の日々。

そういう自分はもう戻ってこないんだなって、勝手に思っていました。他人と争うことが嫌い、勝ち負けよりも大事なものがあると言って自分の気持ちをごまかしていたこの数年。

そう思っていれば、負けたときに悔しがることもないですし、本当にやるべきことをやり尽くしたのかと自分を追い込む必要もありません。でも、それってやっぱり逃げだったんだろうなと、万里の長城マラソン2019秋を走って気づきました。

いや、その前にウルトラマラソン日本代表経験のある出口くんと東西対抗東海道53次ウルトラマラソンを競い合ってコテンパンに負けたときから、そんな気持ちが芽生えていたのでしょう。

ただ、それは気づきのきっかけに過ぎず、実際には今シーズンに入って、ポイント練習を積み重ねる過程で、闘走心(森脇健児陸上部より)が戻りつつあったのかもしれません。

前置きが長くなりました。万里の長城マラソン2019秋の話です。

種目はハーフマラソンで、ここで優勝すれば万里の長城マラソン3種目制覇という前人未到の記録を達成できるという状況。もちろんひそかに狙っていました。事務局という立場上、そんなことは1mmも表情には出しませんでしたが。

ただ、昨年の10kmではハーフマラソンのトップに10km地点で負けていました。その選手が今年もいるわけではありませんが、欧米人の中には自分よりも高いレベルにある選手がいる可能性があります。

日本人だってどうだかわかりません。優勝したいという思いはありましたが、それは相手があってのこと。自分よりも高いレベルの選手がいると、優勝できないのはあたりまえのことと思っていました。

レースが終わるまでは。

スタート時の気温はおそらく3〜5℃。どうにもならない寒さではありませんが、手がかじかんでいます。ウェアを悩みましたが、長袖を下に着込んでTシャツに短パン。BUFFを首に巻いておきました。

シューズはアディダスのadizero JAPAN BOOST。勝負用のレースシューズですが、もうBOOSTフォームがかなりヘタっています。でも軽いシューズが良かったので選択肢は他にありませんでした。

秋大会のコースでは裸足という選択肢はありません。トレイルがあるのとロードもかなり荒れた舗装路ですし、何よりも気温が低すぎます。わたしは裸足が万能だなんて思っていませんし、ランニングシューズも大好きなのでシューズを履くということにまったく抵抗はありません。

号砲とともに飛び出したのは、こちらもウルトラマラソンの日本代表経験のある外池さん。フルマラソンは2時間20分台というものすごい選手で、なぜ万里の長城マラソンを走っているのか不思議でなりません。

ただ、彼はフルマラソンですので気にする必要はありません。ついていったら潰れるだけと思って自分のペースで走り出しましたが、その時点では外池さんに次の位置。すなわちハーフマラソンのトップです。

ただ、1kmもいかないうちに1人の欧米人に抜かされました。彼はハーフマラソンでしたが、すでに息がかなり上がっている状態だったので、これもついていく必要がないと判断。

彼は万里の長城マラソンのコースを知りませんが、わたしはどれだけ厳しいか知っているので、序盤から飛ばしたりはしません。

ただ、それ以降もまったくペースが落ちずに、外池さんを追い越して先頭に立つほどのスピードランナーでした。「これは追いつけないかな」と思ったものの、それでも後半に失速する可能性があるので他力本願ではあるものの、自分にできるのは自分のベストを尽くことにします。

ただ、そうなると気になるのは後方のランナーの存在。万里の長城マラソンは3位までが表彰対象なので、2人に抜かれると表彰されません。

前には見えなくなるくらい離されて、後ろはどれくらいの位置にいるのかまったくわからない状況ですので、プレッシャーが自分の背中にのしかかります。とはいえ無理にスピードを上げても潰れるだけ。

自分1人ではスピードを維持するのが難しいので、周りにいるフルマラソンのランナーに引っ張ってもらいます。

苦手なトレイルも、直前に大山トレランを2回ほどおこなっていたのもあって、1年前よりもしっかりと上れます。万里の長城に上がってからは、昨年以上に走れていない自分がいます。

これまで1度も階段に手をついたことなんてなかったのに、そんな余裕はどこにもありません。走るランナーに食らいついていくためにできることを、ひとつひとつ積み重ねるだけです。

手を使ってでも階段を上り、ビビりそうになる気持ちをアドレナリンで抑え込んで、落ちるように階段を下りていきます。技術もへったくれもあったものではありません。不格好でも前に進むのだと自分に言い聞かせます。

そして万里の長城マラソンを走り抜けて、落ち葉によって滑りやすい状態になっているトレイルの下りも、「男は度胸」と言い聞かせて勢いで乗り切ります。

そして下ってからはロードの勝負です。

今シーズンはポイント練習を真面目にやっているので、実はそれなりに自身はありました。実下り基調になっている区間では4分20秒を切るペースでまであげれていましたので、練習の効果は出ています。

ただ、1週間前に230km走っているというのもあって、上りでは思ったようなスピードを出すことができませんので、前との距離は縮まりません。ただ、後ろとの距離は徐々に離れていたのだけが安心材料。

「順位なんて相手があってのこと」と言い続けてきましたが、この時点で相手のことよりも自分中心の考え方になっています。本来なら勝っても負けても仕方がないと思えていた自分は、すでにそこにはいません。

相手が誰であれ負けなくありませんし、それを受け入れることもできそうにもありません。だから必死のパッチで追いかけます。届かないと分かっていても。

そして2時間14分35秒でゴール。

順位は残念ながら2位で、10分以上も離されています。ハーフマラソンで10分の差というのはかなり大きく、明らかに実力差があります。自分よりも速いランナーがいたのなら、勝てないのは仕方がないこと。

でも悔しいんです。

1位になれなかったことよりも、負けたことが悔しい。こんな感情を抱くのはいつ以来でしょう。勝負することから逃げてきたので、もう思い出すこともできそうにありませんが、懐かしい感覚で悪くありません。

2時間14分台というのは、春大会でも3位に相当するタイムなので、決して悪いタイムではありません。自己弁護するわけではありませんが。でも大事なのは負けてしまったことと、それに対して悔しさを抱いたという事実。

この悔しさは、かなり強力なバネになるかもしれません。今シーズンにいい結果を出すための布石のようなもの。いや、もしかしたらランニングを取り組む姿勢におけるターニングポイントになる予感すらあります。

「まだ速くなれる」

根拠はありませんが、この負けはきっと自分を強くしてくれるはずです。これから自分がどうなっていくのか、どうあるべきなのかについてはまたの機会に述べるとして、しばらくは悔しさを胸に日々のトレーニングに励んでいこうと思います。

そして来年こそは3種目制覇。簡単な目標ではありませんが、壁は高いほうがいいとミスチルも歌っていましたし。