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ハダシスト鹿児島初上陸!久しぶりに旅をしている感覚

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初めて鹿児島の地を踏むことができました。これまで縁がなくなかなか来ることができなかったのですが、マラソンのおかげで、まだ行っていない九州地方は佐賀だけです。走っていない場所はまだまだたくさんありますが。

鹿児島の第一印象は、うまく溶け込みにくそうという感覚です。鹿児島がよくなというのではなく、わたしの経験のしたことのないプレッシャーのある街で、部外者である自分を強く感じます。

中国でも初めての街に行ったときにこういう感覚はあるのですが、日本国内では初めてかもしれません。精神的にアウェイにいる感覚、いやそんな生易しい言葉ではなく敵地に乗り込んだ感覚です。

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ただ、そういう感覚は嫌いではありません。滞在期間の間にどれだけ自分がその地に溶け込んでいけるか。これは鹿児島の特性というのではなく、わたし個人の心の中の問題なのでしょう。

鹿児島で美味しいものを食べたり、地元の人と絡んだりしながら、この土地に融合していくこと。

これが旅をする楽しみのひとつでもあります。そうすることで新しい自分に気づくこともありますし、最初からリラックスしているよりも、発見がたくさんあります。

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こういう感覚を持ったときはとにかく歩くことにしています。鹿児島には市電がありますが、市電を使うと大切なものを見失います。旅ランをするように気になるものがあれば立ち止まり、気になる路地があれば入っていきます。

マラソン前にそれをすると、当日には疲れ果ててしまうこともあるのですが、人生ではマラソンよりももっと大切なことがあります。明日は仕事があるので歩き回ることはしませんが、それでも少しは歩くはずです。

今日も夕方に到着して、ゲストハウスについたのは19時前。

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1人での食事なので、とりあえず美味しそうなお店を探しながらあてもなく歩きはじめました。すでに鹿児島中央駅からゲストハウスまでの2キロちょっとを歩いているので、街の感覚はなんとなくつかめています。

美味しそうなお店のありそうな路地裏をふらふらしながらたどりつたいのは鹿児島ラーメンのお店。

食いしん坊の遺伝子だけは確実に受け継いでいるので、美味しそうなお店は感覚でわかります。この遺伝子があるからもしかしたらわたしは放浪が好きなのかもしれません。どこに行っても美味しいものを見つけられるから、どこの街も好きになる。

IMG 1647鹿児島で食べた美味しいものシリーズはまた戻ってからやりますが、1軒目から幸先よく、グッと心を持っていかれるほど美味しいラーメンでした。正直あとの食事はすべてそこでいいと思うほどのわたし好み。

鹿児島ラーメンは博多ラーメンに近いものだと思ってましたがとんでもない。豚骨は同じでもぜんぜん違うもので、どちらが好きかといえば、まだ1店舗しか行ってませんが鹿児島ラーメンが好きです。麺にスープが染みてる感じがたまりません。

美味しいものを食べたら、半歩だけその街に溶け込むことができます。一歩分と言いたいところですが、こういう街では溶け込むのに時間がかかります。

IMG 1646しかし、わたしはなぜ鹿児島に最初から馴染むことができなかったのでしょう。伊勢神宮にも近づけなかったりと、前世はきっと複雑な過去を持っているのかもしれません。前世について真剣に考えたことがありませんが。

伊勢神宮にも避けられて、薩摩藩にも合わないとなると、前世が幕府側の人間が前世なら辻褄は合わないことはありません。重松家は伊予松山藩ですから松平家なので幕府側というか完全に親藩です。

関係あるかないかはわかりません。そうやって歴史遊びするのが好きなだけで。

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今回は仕事もあるためあまり観光を出来ないのですが、少なくとも歴史博物館くらいは行っておこうと思います。鹿児島は歴史を大事にする街だというのもなんとなく先程の散策で感じましたので、面白い発見があるかもしれません。

久しぶりに気分が旅モードです。マラソンは・・・えぇ頑張りますとも。


いっきに学び直す日本史
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心を亡くさないで忙しい状態になることがわたしの理想

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最近誰かがfacebookで書いてました「心を亡くすと書いて忙しい」よく聞く言葉ですが、2月末いや熊本から帰ってからはまさに心を亡くすほどの忙しさ。ブログの更新回数からして滞り。

しかもその忙しさは少なくとも今月いっぱい続くようで、貧乏暇なしとはまさにこのことか。

そんな中、明日から鹿児島マラソンのために鹿児島に向かいます。愛媛マラソンから4週連続で大会参加やら取材やら。しかも来週は来週で金曜日から日曜日まで3連続レース。

1年半前に5週連続フルマラソン以上というのをやって、「こういうことはもうやめよう」と心に誓ったにも関わらず、実は今回6週連続でフルマラソン以上というわけのわからない状態に。

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あれもこれも伝えなきゃと、伝えたいことがいっぱいあるのでとりあえず思いついたことをどんどんアウトプットしていきますが、今月のウルトラマラソン練習会は3月18日に開催します。

コースは先月残した距離にプラス20kmくらいですので、大和から鎌倉まで走って、そのあと葉山に行くか鎌倉内で歴史めぐりランをするかのどちらかです。いずれにしても3月18日開催で、おそらく距離は55kmくらいになるかと思います。

スタートは8時に大和駅で、終了は日没まで。今回は確実にお風呂にたどり着けます。あと長い距離がきついという人は、とりあえず鎌倉まで走って、そこで待っててもらってもいいかなと。

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話は戻って鹿児島ですが、明日から月曜日まで滞在です。明日の夕方には到着しますが、土曜日はずっと仕事しています。楽しみにしていた鹿児島ですが、観光は月曜日の午前中にさくっと回る感じで。

そういうことをしているから心を亡くすのだと言われそうですが、仕事があるのはありがたいこと。

あと鹿児島はシューズを履いて走ります。愛媛マラソンの疲労が全然抜けず(もう若くないのだな・・・)タイムはまったく期待できませんが、シーズンの最後に最後まで走りきるレースをして終えたいので。

それとは別に大人の事情によりランニングシューズを購入したので、そちらのレビューもしようかなと。練習で1度も履かずにいきなりフルマラソンに使ってしまいますが。とりあえず足慣らしのために履いて鹿児島入りしようかとは思います。

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それとは別ですが2つの大会にエントリーしています。6月10日の夢の島24時間リレーマラソンの24時間個人の部と10月1日の東北・みやぎ復興マラソンです。こうやってどんどん年間スケジュールが埋まっていくわけです。

3月に北京に遊びに行こうと思ってたのに、まったくもってそれどころではありません。

もう少しゆとりのある生活をと、仕事を減らしたのが今年の1月。減るどころか増えてます。頼まれたら断れない性格は母譲りか父譲りか。いずれにしても「はい」の二つ返事が身にしみているのは間違いありません。

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さすがにこれ以上の仕事は受けられませんが、頼まれたら受けてしまうんでしょうね。来年は少しくらい税金を納められるようにはなりたいですから。ほら、合コンとかで非課税世帯とか言ったら引かれるじゃないですか。

いや合コンなんて人生で数回しか行ったことないですが。いまさらモテたいなんて気持ちもありませんし。

単純に忙しいのが好きなんだと思います。あれもこれもしてて、今日もあっという間に1日が終わってしまった。そんな日が続くとちょっと嬉しくなります。あぁ生きてるなと思えますので。

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ただし、それでもきちんとマラソン練習ができて、周りの人たちに最低限の気を遣えて、たまに仲間たちとキンキンに冷えたビールで乾杯できることが忙しさの中にも忘れないようにしたことですが。

それがきっと心を亡くさないということなんでしょうね。

大切なものを失わないようにしつつも、いつも全力疾走すること。わたしにはそれしか出来ませんが、きっとそれを継続していくことが大事。

とりあえず、明日からの時間を少しでも楽しむためにこのあともうひと仕事。


「忙しい」を捨てる
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鶴巻温泉には何もないが本当に何もないことが魅力でもある

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昨日は東京マラソンの取材ということで都内に行きましたが、一昨日もウルトラマラソン練習会のために都内経由でスタート地点へ。そして金曜日の夜は東京マラソンEXPOと別件で都内に。明後日も都内に行きます。

こうして都内に行く機会が多くなると、鶴巻温泉という僻地に住んでいることが大変だなぁとは思うものの、どう考えても都内で暮らすだけの財力はありませんし、何よりも鶴巻温泉という場所が気に入っています。

もう何度も触れていることですが、鶴巻温泉には本当に何もありません。始めて駅を降りた人は、コーヒーを飲む場所もなく困惑してしまうかもしれません。本屋も隣町まで行く必要があります。

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じゃあもっと便利な場所に住みたいかというと、そういう気持ちは日に日に小さくなっています。

引っ越しをしたばかりの段階では、3年は鶴巻温泉で頑張って、3年後に次のステップをと考えていましたが、その必要性をまったく感じません。少なくとも現段階では生涯鶴巻温泉でもいいかなと考えているほどです。

世の中にはもっと便利な街がいっぱいあるのですが、便利なものが溢れている街で暮らすことが、決して豊かな暮らしにつながるわけではないということはすでに実感とともに明らかになっています。

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豊かさや幸福感というのは絶対的なものではなく、相対的なものです。何ひとつ不自由なく暮らしている人と、いつも苦労をしながら暮らしている人では、豊かさや喜びのハードルが違います。

もちろんわざわざ苦労して生きる必要はありませんが、必要以上に恵まれた環境に身をおくことで、満たされない気持ちになるということは知っておくべきです。

人間の欲は海よりも深く、どれだけ満たしても完全に満たされることはなく、あっという間に新しい渇きになります。豊かに暮らしたければ欲望の連鎖をどこで断ち切る必要があります。いつも足りないくらいがちょうどいい。そう思える自分になりさえすれば、鶴巻温泉のような何もない街が心地よく感じられます。

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そして何もない中にもその魅力を感じられるようになります。山が近くにあり、ランニングのための変化に富んだコースがいくつもあります。様々なものが安く手に入ります。

都会のように選択肢は広くありません。その結果として選ぶ時間を減らすことができます。都会ではひとつのサービスを受けるにしても、もっと良いものはないのかリサーチをして、最も自分に適したものを探す必要があります。

選択肢が多いということは、それだけ時間とエネルギーをロスしてしまいます。そして選択ミスをしたときには、気持ちが大きく下がってしまいます。選択肢がなければ選択ミスは起こりません。

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そんな暮らしはまったく面白くないと思うかもしれませんが、少なくともわたしは毎日をおもしろおかしく過ごしていますし、とても充実した時間の流れの中に身をおいています。

鶴巻温泉のような僻地でフリーのライターをしていると、ほとんど人に会わない日のほうが多いのですが、そういう日々が仲間たちと一緒に過ごす時間をより良いものにしてくれます。

そう考えると、何もない状態というのはとても贅沢な生き方のようにも思えてきます。

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日々迷うこともなく、自分の好きなことに打ち込んで、たまには仲間たちとどうでもいいことで笑いあったり、一緒に走ったりすることができる。そこに不足するものは何もありません。

インターネットが発展する前ですと、とてもそんな暮らし方はできなかったかもしれませんが、時代の流れによって、どこにいるかということはそれほど重要ではなくなりました。

もちろん、これが実家のある松山や九州の山奥とかであれば話はちょっと変わってきますが、鶴巻温泉の僻地具合は決して嘆くほどのこともありません。都内まで1時間で行くことができ、15分も電車に乗れば本屋がいくつもある大きな街に行くことができます。

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家賃が2万円という特殊な環境にあることも、この街で暮らす大きな要因ですが、新宿で同じ家賃で同じようなアパートで暮らせるたとしても、わたしはやっぱり鶴巻温泉で暮らすような気がします。

わたしは変化することを好む性格のため、数年後には別のことを言って、違う場所で暮らしているかもしれませんが、現時点では鶴巻温泉を移動する理由は何ひとつ見つかりません。

もっとも鶴巻温泉はいいからみんなおいでなんてことは言えませんが。本当に何もありませんから。それでも鶴巻温泉で暮らしてみたいという人がいればいつでも案内します。20分も散歩すればすべて把握できると思いますが。


わたしのウチには、なんにもない。
著者:ゆるり まい
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第2回ウルトラマラソン練習会「いざかまくらん」レポート

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月に1回のウルトラマラソン練習会、2月は「いざかまくらん」ということで埼玉の小手指から鎌倉を目指して走ります。GoogleMap上では60.2km、なんとか走れそうな距離だと判断しました。

今回のルートは新田義貞が、鎌倉幕府討伐のために栃木県の新田領から鎌倉を目指した鎌倉街道をなぞります。小手指は、新田領をでた新田義貞に多くの協力者が集まり、鎌倉幕府討伐の誓いを発したといわれる誓詞橋があります。

今回のスタートはその誓詞橋。8時に小手指駅に集合し、スタートできたのは9時くらい。ゴールは日没までと決めていますので、持ち時間はおそらく9時間。

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鎌倉街道を進むとはいえ、すでに鎌倉街道の旧街道はほとんど残っておらず、古戦場跡などをつないで走ります。ところが誓詞橋からいきなり道を間違えるというミス。

初めて走る場所は下調べが大事ですね。200m先の小手指古戦場跡まで1.2kmも走るという・・・我ながら、先が思いやられます。

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小手指古戦場跡には白旗塚と呼ばれる塚があり、ここに新田義貞が白旗と立てて鎌倉軍と戦ったのだとか。ちなみに白旗は「源氏」を示すものです。赤が「平家」、白が「源氏」というのは源平合戦の名残。

源氏であるはずの鎌倉幕府に対して、「我こそが本物の源氏の血を引くもの」というアピールです。当時はこういう旗はかなりの力があったのだとか。そんな説明をしながら鎌倉方向に進みます。

この企画の趣旨としては、長い距離を走ることではなく、長い時間走り続けること、そのために学ぶことや楽しむことも大切にしていこうと考えています。

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途中にある鳩峯八幡神社はとても雰囲気のある神社で、こういう旅ランをしていないと、その存在を知ることもなかったのだと思うと、自分の足で走るということの面白さを感じることができます。

ランチの後に向かった分倍河原の三千人塚という名所は、分倍河原での戦いの3000人の犠牲が出たことに起因するのかと思っていたら、実際には「関係ない」という説明書き。まったく関係なく作られた塚がいつの間にか三千人塚と呼ばれるようになったということも、現地に行かなければわかりません。

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食べることも重要です。普通のマラニックでエイドがない場合、昼ごはんはコンビニなどで済ますことが多いかと思いますが、このイベントでは「食」へのこだわりが前回の1回目から強いものになっています。

最初は期せずにして美味しいものに巡り会えていた感じがありますが、2回目の開催になって、どうやらこのイベントは食べ物に恵まれていると感じています、ならばとことんこだわっていきたいと思うわけです。

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走ることをレースだと考えると、食事はできるだけ手早くカロリーを摂取できるのが理想ですが、走ることを旅だと考えるならば、その地のものを食べることは必然です。なにも名物である必要はなく、地元の人たちに愛されるお店に行ければ、それが定食屋さんでもかまいません。

東村山で入ったパン屋さんは、パン好きの参加者が「気になる」と言って入ってみたら、美味しそうなパンが並んでいます。しかも昔懐かしのパン屋さんらしくパンが安くて、しかも美味しそうでついつい買ってしまいました。

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「塩アンパン」と「黒焼きそばキムチパン」

塩アンパンはランニング中のエイド食としてちょどいい大きさで、しかもミネラル補給ができて素敵なパンでした。黒焼きそばキムチパンは・・・パンと黒焼きそばとキムチそれぞれが美味しいのですが、それぞれが主張しあって惜しい感じが否めませんが、これはこれで面白い体験です。

ランチは分倍河原の気になるレストラン「ハッスル」はツッコミどころ満載のお店でしたが、満足度の高いランチをいただけました。下調べもなく思いつきでお店に入る、最近よくある散歩番組をリアルに体験です。

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もちろんランニング中はしっかり走ります。ただのグルメ旅ではなく、きちんと走りますので走っているときは1kmを6分半〜7分で走ります。しかも今回のコースは思いのほかアップダウンがあり、足への負荷が多めです。

それでも快適に走り続けましたが、埼玉から東京に入り、町田が見えてきたことろで大きな不安が頭をよぎります。

町田から藤沢までの距離はおそらく25kmくらい。不安を感じた地点から町田まで10km。その時点ですでに30kmを走っています。どう考えても藤沢までで65kmにもなります。しかもまっすぐに走ってという条件付きで。

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町田からはまっすぐ南下せずに、鎌倉古道を走るために南ではなく東に向かって走るため、かなり大回りになります。よくよく考えれば、ここまでもほとんどまっすぐ走らずに、東へ行ったり西へ行ったりと、かなり距離をかけながら鎌倉を目指していました。

そして町田市内にいるうちに、時計の針は17時を指し、どう考えても鎌倉どころか藤沢までも行けません。結局は町田市を抜けた先、神奈川県の大和までの53キロくらいがこの日のゴールとなりました。

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目標の場所からはかなり遠くでの終了でしたが、観光もしながらグルメも楽しみながらというスタイルで、しかも日没終了とすると、50〜55kmくらいがいいところなのかもしれません。

わたしが1人で旅ランするときも少し暗くなるまで走って60kmが目安ですから、レースでなければこんなものです。問題は距離ではなく、どれだけ長い時間走り続けることができたかということです。

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距離に対する不安をなくすためには、こうやって長い時間走り続けることが重要だとわたしは考えています。そしてなかなか作ることができない、1日中走っているというイベントをこれからも続けていきます。

3月の詳細はまだ決まっていませんが3月25日の予定です。ただ、この日は夕方から個人的な予定があるため、18日に変更する可能性大。今週中に決めて連絡しますので、しばしお待ち下さい。


太平記(一)
著者:兵藤 裕己
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プレミアムフライデー?働くことがそんなに嫌なのでしょうか

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いまどきの師走は2月か3月なのか。とんでもない量の仕事が入っているため、慌ただしいのですがやらなくてはいけないこともあり、どちらもきちんとやらなきゃなとは思うものの両方崖っぷち状態で日々を過ごしています。

仕事があることは嬉しいことですが、文章を書きながら寝てしまうと、それはさすがにやりすぎで。

寝る間を惜しんで仕事をするという考え方もありますが、文章書きに関しては眠くなったらそこが店じまい。無駄に駄文を並べても、翌朝に全て直すことになります。

時代の流れか、世の中は長時間労働を悪とする雰囲気があるようですが、わたしは「させる長時間労働は悪でも、する長時間労働は善」だと考えています。ただ「させる」か「する」かの境目がわかりにくいのと、「する」のつもりが扠せられているということが多々あります。

別に残業することを偉いとは思いませんが、長時間労働がNGとなるであろう、この国の未来は少しだけ憂いでいます。そもそも楽しくもない仕事をしていることに何の意味があるのか。

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毎年有給休暇が不足していたわたしが言うのも何ですが、わたしは会社に行くことが嫌だったことは一度もありません。マラソンの翌日を有給にして、午前中にいつもより2時間多く寝ればそれで満足で、午後は出社したくてウズウズするようなタイプです。

もちろんサービス残業なんて一度もしたことありませんが。サラリーマン時代も人や環境に恵まれていたことだけは間違いありません。働くということを嫌だと思うことはまったくなく、基本的に会社は楽しいところです。

じゃあなぜ辞めたのかと言われそうですが、これとそれは別の話。自分の生きる道が見えたなら、そこに向かってまっすぐ進むしかありません。次のチャンスなんて二度とやってこないことを、わたしはよく知っています。

チャンスはいつだって今しかありません。

チャンスだと思ったら目の前が暗闇であろうとも飛び出していく。そこで足がすくむ人もいるのかもしれませんが、100%安全な場所にあるチャンスというものはありません。石橋だって叩き続けたら壊れます。

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話を少し戻します。今週はプレミアムフライデーなんだとか。土日祝日の関係ない働き方をしているとプレミアムフライデーの意味がわかりませんが、いつもよりも早く仕事を終えられるのだとか。

みんなが早く終わったらお店も閉まるじゃないかと思ったのですが、もちろん仕事が早く終わるのは会社勤めの人たちだけのこと。お店をやっている人はむしろ稼ぎどきで労働時間は伸びるわけです。儲かるのだからプレミアムですよね。

そんなことにケチをつけても仕方ないのですが、そもそもみんなは毎日がプレミアムなわけではないのだなと、変なところが気になりました。日常にプレミアムがないから数時間仕事が早く終わるだけでプレミアム。

本当にここは世界が驚くような発展を遂げた国なのでしょうか。プレミアムでもない仕事をして、仕事をしないことがプレミアム。いやいや仕事を楽しもうよ、働くことを楽しもうよなんて言ったらただの変人扱いなんでしょう。

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好きなこと以外何もしなくてもいいと言われても、きっとわたしは今の生活は変わらないでしょう。それは会社を辞めたからではなく、会社を辞める前も同じでした。嫌なことは何もしない。これがわたしのスタイルです。

嫌なことを何もしなくなると不思議なもので、嫌なことは何もなくなります。禅問答のようですが、これがひとつの真理のようなもの。「嫌だ」という感情を使わなくなると、自然と嫌なものがなくなります。

以前は苦手だったものでも「嫌だ」という感情を使わなくなったことで、「嫌だ」とは思わなくなります。そう考えると、毎日「つらい」「きつい」と口にしている人は、何をしてもネガティブに感じるんだろうなと思うわけです。

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今日も1日楽しんだと思って布団に入れば、別にプレミアムフライデーなんてなくても毎日がプレミアムになるわけです。プレミアムフライデーなんて用意しなくてはいけないことが問題なのに、国はそちらは目をつぶります。

もしプレミアムフライデーが実施されて喜んでいる自分に気づいたら、それは働き方のどこかズレている証拠です。働くことの意味をどこかで見失ったか、そもそも持っていなかったか。

仕事時間が短くて嬉しいなんて思わなくて済むようにするにはどうすればいいか、個人も国も企業もそれを考えるべきなんじゃないかなと思うわけです。その結果がプレミアムフライデーなのかもしれませんが。

さて第1回のプレミアムフライデー、国の思惑通りに世の中がプレミアムになるのでしょうか。


私たちはなんのために働くのか
著者:諸富 祥彦
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わたしの感じた熊本の現状と被災地を走るということ

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熊本城マラソンはマラソンイベントとしては大成功でしたが、冷静に考えれば開催に反対している人もいたはずですし、ランナーとしてもまだ早いと思う人もいるかと思います。

その一方で多くの人の記憶からあの地震のことが消え去ろうとしています。あの日からまだ1年も経過していないというのに、遠く離れた関東では「すでに熊本は復興している」と感じている人も多いのではないでしょうか。

実際に熊本を訪れて街を歩いてみると、被災地だという前知識がなければ、少なくとも市街地では震災の爪痕をほとんど感じることはありません。

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もちろん崩れたままの家もありますし、益城町ではまだまだあの日から時間が止まってしまったままの風景もあります。でも本当に問題なのはハード面ではなくソフト面、人の気持ちの部分の問題です。

わたしの感じた熊本は深い悲しみの底にあるようでした。熊本城マラソンが開催されたことで薄皮一枚だけ、悲しみの膜が取り除かれはしましたが、そこで暮らす人たちの心が解放されるには時間が足りません。

熊本の人たちも楽しければ笑いますし、お酒を飲んで騒ぐこともあります。でも多くの人の心の奥は深く沈んだ状態にある。それがいまの熊本ではないかと感じます。

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それはわたしの思い込みかもしれません。でも、実際に熊本のニュースや新聞、そして地元の人たちから得られる情報からは、いまはまだスタートライン切ったばかり。マラソンに例えるなら5kmにも達していません。

ようやく自分がどのようなコンディションにあるのかがわかったくらいでしょう。

関東にいるとそういう空気はまったく伝わってきません。それどころか熊本や九州で起きたあの地震はなかったことかのように忘れ去られています。わたし自身も日々の生活の中では熊本を意識することは減っていました。

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当然です。実際に足を運んでなければ分かりません。想像だけで人の痛みや悲しみを感じられる、そんな神様や仏様のような心を少なくともわたしは持っていません。

つらいだろうなと思っても、それがどれくらいのつらさなのか、どれくらい深い傷なのか。自分の目で見て、自分の心で感じなければわかりません。

知る必要はないというのもひとつの考え方ですし、自分のことで精一杯で被災地のことなんて考える余裕なんてまったくない。そういう人だっていると思います。

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ですので、九州や東北の人たちのことを想うのが偉いなんてことはまったくありません。ただ、わたしは自分の目で熊本のいまを見ておきたかった。それだけのことです。

裸足ランナーとして、沿道を盛り上げられたというのは結果的にそうなったというだけ。運命か偶然かはわかりませんが、応援に来ていた人とわたしがたまたまシンクロして一体感が生まれただけです。

これが別の被災地であれば、「ふざけていいときと悪いときをわきまえろ」と叩かれてもおかしくないわけです。

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でもわたしが大会前日に熊本の地に降り立ち、そこで感じた閉塞感や深い悲しみの中にある現状を考えたら、何かしなくてはいけない。そんな想いが高まって、気がつけばシューズを脱いでスタートラインに立っていました。

言うまでもなく自己満足です。それがうまく噛み合っただけで、他のランナーさんよりもちょっといい気分にさせてもらえただけのことです。

それでもわたしは、基本的には笑顔や喜びは連鎖するものだと考えています。わたしが裸足で走っているのをみて笑顔になってくれたり、笑ってくれるとすれば、その笑顔がまた他の人を笑顔にします。

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反対につらいことも連鎖します。1人の悲しみが仲間に連鎖していきます。

いまの熊本はその連鎖から抜け出すことができない状態で、ゆっくりと時間をかけて喜びや笑顔の総量が、悲しみの総量を上回るようにしていかなくてはいけない。まだそれくらいの時期なのだと、わたしは感じました。

マラソン翌日の熊本日日新聞のコラムにこうありました。

「復旧・復興の歩みもマラソンとよく似ている。長いレースに焦りは禁物。オーバーペースに気をつけて着実に前に進めるのがいい。心が折れそうになったら、身近な人と声を掛け合いながら」

繰り返しになりますが、これが「熊本のいま」です。

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熊本の街はだいぶキレイになっていますが、それは見た目だけのことで、人の心はまだまだ時間をかけなくては、元の状態には戻りません。ただ、マラソン大会のようなイベントがあれば、回復が少しだけ早まるのだとわたしは信じています。

そしてランナーが被災地を走ることで、一人ひとりの力は小さくても、確実に復興への後押しになります。別にわたしの真似をして裸足で走る必要はありません。自分のスタイルで走ればそれで十分です。

熊本城マラソンは仮装くらいはしたほうがいいかと思いますが。

ランナーだからできる支援の形があります。被災地に行ってマラソンを走り、沿道に出て応援してくれる地元の人たちにたくさんのありがとうを伝える。そして地元の食べ物を食べ、被災地の今を知る。それがランナーだからこそできる支援の形です。

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ちなみに明日、2月22日の10時から東北・みやぎ復興マラソン2017のエントリーが始まります。津波が発生し、すべての住宅が押し流された仙台の南側の地域を走るマラソン大会です。

コースとなっている被災地では、あの日以前にそこで暮らしていた人たちが戻って応援をしてくれるそうです。

あの日のことを忘れないために。そして東日本大震災からどこまで復興しているのか、自分の目で、自分の足で確かめてみませんか?開催日は10月1日です。もちろんわたしもエントリーします。

東北・みやぎ復興マラソン2017:http://www.fukko-marathon.jp

被災地を走ることだけが復興支援ではありませんが、マラソンを走ることができるという能力を活用して、ぜひ一緒に東北・宮城の街を駆け抜けましょう。


熊本 酒援酒場 Vol.1
著者:三栄書房
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熊本城マラソン裸足で完走!熊本を走れることに感謝

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裸足で走るランナーにも様々なタイプのランナーがいて、裸足で走るほうがシューズで走るよりも速いということを証明したいという人もいれば、わたしのように速く走りたくないから裸足で走るという人もいます。

そし今回の熊本城マラソンほど、速く走らなくてよかったなと思った大会は他にはありません。

最近は裸足ランナーが増えて、ひとつの大会に10人近い裸足ランナーが走っていることも珍しくありません。その結果、裸足で走ることそのものに驚く人は以前よりも少なくなりました。

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ところが、熊本城マラソンマラソンでは、目を真ん丸にする人がたくさんいてくれて、そして裸足であることに対して、ものすごく声援を送ってくれます。

チャレンジしようとする気持ちに対して、何か感じるものがあるのか、それが震災の影響なのかはわかりませんが、とにかく熱狂的な応援がずっと続きます。

ある人は裸足であることを心配し、ある人は裸足であることに対して驚きと、背中を押してくれるような声援を送ってくれます。きっと裸足ランナーでなくても驚くような沿道の人の多さなのですが、それが裸足ランナーとなると応援はさらに増します。

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わたしは決して声援が欲しくて裸足で走っているわけではありませんが、これほどまでに声をかけてもらえるとさすがに勇気が湧いてきますし、いい走りをしなくてはという気持ちになります。

スタート時間は9時2分。気温はおそらく4℃くらいで、最後尾は日陰になっていることで体感気温は氷点下に近いかもしれません。裸足で行くかどうかをギリギリまで迷っていたのですが、ハダシストとしては熊本に爪痕を残したいところです。

甘える気持ちを断ち切るために、早々にシューズを手荷物に預けます。これでもう裸足で走るしかありません。

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ただし気温の低さもあって、そのままでは足の指がもげてしまいそうですので、ホットクリームを足に塗って、さらにスタートまでは靴下を履いています。

そもそもわたしは冬のマラソンで裸足になることを避けてきましたので、当然練習もできていません。昨年の金沢マラソンか台北マラソン以降は、裸足で練習すらしていません。

とりあえずスタートしたらなんとかなる。根拠のない自信でわたしはスタートブロックに立ちます。

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そうしている間にも足はどんどん冷えていきます。本当に足の指がなくなるんじゃないかと思いながら、スタートの号砲からスタート地点に向かって歩きはじめます。

号砲から14分経過してようやくスタートラインを通過。12000人のランナーは伊達ではありません。

かじかむ足をなんとかコントロールして一歩一歩進みますが、正直このタイミングではリタイアも想定していました。とても足が動く気がしません。

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ただし、太陽が当たり路面が良くなってくるといつもの走りを取り戻します。

ただし、先週に4分30秒/kmで走っているのもあって、まったくスピード感がなく走っても走っても距離が増えません。やっとの思いで5km、10kmと進んでいきます。

コースはハダシランナーに不向きです。ところどころ荒れていますので白線をうまく利用しないとあっという間に足裏を消耗してしまいます。もっとハダシ練習をしていれば別ですが、2ヶ月近く裸足から離れていますので無理はできません。

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とにかく足裏を消耗しないことを心がけます。ただし、沿道でハイタッチを求めている人がいれば、そこがガレ場であろうと針のむしろであろうと向かいます。わたしにとっては沿道の声援に応えるための最低限のマナーです。

ただし先に行くに連れて、その数がとんでもない数になります。沿道に出ている人の数はこれまでに経験したこともないようなもので、しかも普通のマラソンコースにはあまり使わない路地まで使ってコース設定をしているため、沿道との距離がとても近くなります。

本当は中止になってもおかしくなかった熊本城マラソンをこうして走ることがでたのは、そういう人たちのちからによるものだと思うと目頭が熱くなります。20kmくらいで泣きそうになる自分を叱咤して前に進みます。

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何度も何度も「あちがとう」の言葉を沿道に送りながら、こうして熊本を走れることに感謝して一歩を踏み出します。

久しぶりの裸足にも関わらずかなり順調に走れるのですが、それができるたのも35kmまで。市街地に近づくと撥水性のいいアスファルトに変わって足裏をガンガン刺激します。

残り3kmくらいからの河川敷はさらに路面が荒れていて、歩きそうになるものの、今日だけは歩くのはNGだと自分に言い聞かせてゆっくりでも走り続けます。

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もちろんそれは声をかけてくれる人がいてできることです。沿道の声援だけではなく、ランナーからも声をかけてもらえます。わたしにとっては特別でもない裸足でのフルマラソンですが、そこから何かを感じてくれる人がいるようです。

沿道から「ありがとう」という声ももらいます。こちらこそ走らせてくれてありがとうなのに、わたしの走りに何かを感じてくれる人がいるということ。これだけで裸足よかったと思えます。

そしてゴール手前の名物の坂では地元のテレビ局にインタビューを受けながら走りました。今回はいい感じのことを言えたと思いますが、テレビは見れませんので、映ったかどうかはわかりません。

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ただアナウンサーの方にも、熊本の方に勇気を与えられたはずと言ってもらえました。もしそれが本当ならこんな嬉しいことはありません。

いちランナーでしかないわたしが、走ることによって自分の思いを伝えることができる。こんな素晴らしいことはありませんし、過去の自分からは考えられません。

twitterをフォローしてくれている方や、ブログを読んでいるという人からも声をかけてもらいました。まるで有名人にでもなった気分ですが、現実のわたしはどこにでもいる庶民ランナーです。

それでも庶民ランナーには庶民ランナーの矜持があります。

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自分があえて裸足で走ったことが何かを感じてもらえる。今回の熊本城マラソンに出るまでは、熊本という場所にそれほどの愛着があったわけではありませんが、1度走っただけで熊本城マラソンの魅力にどっぷり使っています。

金沢・愛媛・熊本。この3つのマラソン大会は掛け値なしに評価できる大会です。おそらく同じようにわたしがまで出会っていない大会もあるはずです。

それでも熊本城マラソンは、一度は経験しておいてもらいたい大会のひとつです。震災がなかったにしても、これは出るべき大会のひとつです。

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まだ熊本城マラソンを走っていない人はぜひ来年の0次関門の抽選にエントリーしてください。チャリティ枠で出てもまったく惜しくない大会です。特に(気温が上がれば)裸足ランナーにはおすすめです。

こんなにも楽しい42.195kmは過去にありませんでしたし、ゴール前の坂を走っているときに「このまま大会が終わらなければいいのに」本気でそう思いながら走っていました。

一度熊本城マラソンを走れば、ほぼ間違いなく熊本城マラソンの魅力にハマってしまうはずです。

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最後にひとつだけ不満点をあげるとすれば、おにぎりの隣でコーヒー牛乳と牛乳が出てくるエイドは「うわっ」ってなるので、できれば両者は別のほうが・・・両方おいしくいただきましたが。


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愛媛松山で食べておくべきグルメ情報2017

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愛媛マラソン後にそんな情報を出されてもと苦情が入るかもしれませんが、今回の愛媛・松山遠征で食べた美味しいもの情報をまとめて紹介します。

来年の愛媛マラソンに出たくなったり、えひめ国体の観戦に来たり、そしてただ観光に来る人の参考になればと思います。

みかんビール

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いま松山で話題の柑橘専門店「10ファクトリー」で味わうことができるのがみかんビールです。お店の雰囲気もとてもよく、ビール以外にもみかんのドリンクをいろいろ楽しめます。

スッキリとしてとても飲みやすい味になっているため、どんどん飲んでしまいそうでちょっと危険ですが、街歩きの休憩時にかなりおすすめです。

10ファクトリー:食べログ

抹茶のケーキと碁石茶

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本当は抹茶のティラミスが食べたかったのですが売り切れでした。こちらもいま松山で話題のお店「SOH SOH」でいただくことができます。ここはランチでも愛媛の食材を使った料理も食べられるのでおすすめです。

高知の山奥で作られている幻のお茶「碁石茶」を飲むことができます。発酵茶ですので好みが分かれますが、ぜひ味わってもらいたい一品です。

SOHSOH:食べログ

みかんおにぎり

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最近の愛媛の子どもたちは給食でみかんご飯なるものを食べるのだとか。それに近い味のものをおにぎりにして売り出しているのが道後温泉にある、道後たま屋です。ローラも絶賛した味ということですが・・・

美味しいかな、どっちか言うたら美味しいかな、いやでもまぁ・・・

ただし上手に作られているのは間違いないです。違和感はまったくありません。ただ、おにぎりを食べたはずなのに、後味がみかんという、なんとも不思議な感覚があり。話のネタにぜひ。

道後たま屋:食べログ

蛇口から出てくるみかんジュース

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こちらもネタ枠で、しかも飲んでいませんが、松山にはみかんジュースが出る蛇口がいくつかあります。ひとつは松山城の上にある茶屋にあり、もうひとつはロープウェイ通りの観光物産館です。

松山城の上では1杯300円ですが、観光物産館では1杯100円で飲めます。えぇ無料じゃありません。味は普通のみかんジュースかと思いますので、こちらも話のネタに。

タルト

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松山といえばタルトです。和風のロールケーキと思ってもらえれば、当たらずといえども遠からずといったところで、小豆の餡をスポンジケーキで包んで作ったお菓子です。愛媛マラソンでは3ヶ所のエイドで出てきますが、それぞれメーカーが違います。

タルトにはいくつものメーカーがあり、大手ですと「一六本舗」「六時屋」「ハタダ」の3つがあり、この他にも地域に根づいた様々なタルトがあります。自分のお気に入りのタルトを語れるようになったら松山通の仲間入りです。

やきもち

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四国お遍路八十八ヶ所51番目の札所での石手寺で食べることができる名物が「やきもち」です。とてもシンプルで優しい味の餡が入ったお餅です。1個たったの70円。

ちなみに石手寺でやきもち食べてきたら、なぜおみやげに買ってこないのかと母に苦情申し立てされました。地元民にも愛されるお菓子です。

五十一番食堂:食べログ

労研饅頭

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名物になりきれない松山の名物が労研饅頭です。手放しで「これはすごい」と言うほどではありませんが、とても素朴な味のする饅頭で、ついつい1個、もう1個と食べてしまいます。

松山で長年愛されているお菓子のひとつで、日持ちがしないためここでしか食べることができない味ですので、ぜひ一度味わってみてください。

労研饅頭たけうち:食べログ

鯛の胡麻味噌寿司

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松山でちょっと高級感のあるお店のランチ、なつめご膳の選べるご飯の鯛の胡麻味噌寿司です。愛媛で食べておきたいのはやはり鯛です。鯛ご飯のお店などもたくさんあるのでぜひ食べてください。

ちなみに棗はちょっといいお店な感じですので、ジャージでは入りづらいかと思います。他の料理も一つひとつが丁寧で、とても美味しくいただけます。

棗:食べログ

海鮮丼

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愛媛・松山は圧倒的に魚が美味しい地域です。そしてその中でも個人的に日本で一番美味しい海鮮丼だと思っているのが、八幡浜にあるどーや食堂の特選海鮮どーや丼です。

八幡浜まで松山から特急で1時間近くかかりますが、それでも行く価値ありの味です。これを知らずに人生を終えてしまうのはもったいない。それくらい美味しい海鮮丼が八幡浜にはあります。

どーや食堂:食べログ

まとめ

ほとんど実家で仕事をしていたので、ほとんど外食をしていませんが、今回食べた美味しいものたちを紹介しました。もし松山に来ることがあれば、もし来年の愛媛マラソンに参加できれば、観光も兼ねてぜひ参考にしてください。


松山 すてきな雑貨屋さん&カフェ かわいいお店めぐり
著者:伊予おさんぽ倶楽部
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なぜオリンピックは原っぱで開催することができないのか

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愛媛マラソンが終わって、松山市内は一気に国体モードへと移っています。国体が開催されるのが9月30日からですから、この1年間はその準備のために愛媛県人総出で大会を盛り上げていくことになります。

わたしはこれまで国体というものを意識したことがありませんでした。ところがこちらの新聞では連日えひめ国体に関する新聞記事が掲載されているため、嫌でも意識せざるを得ません。

ここ数日の記事の中心は、いかにして費用を抑えたかというものが多く、例えばボート競技のために新しく購入するボートは、えひめ国体以降の開催地と共同購入をしたり、競技に必要な用具を高校生たちの手で作り上げたりと、何十億円という単位で出費を抑えようとしています。

愛媛県の人たちのやる気を高めて、すべての県民が関われる国体を目指し、ボランティア活動なども積極的に行っていくことになるようです。

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そういう報道をみていると、国体とオリンピックの正反対な性質が気になります。国体はおそらくどの自治体も無い袖は振れないということで、とにかく徹底して無駄を省くどころか、無駄でないものを削ってでも予算を小さくするための工夫をしています。

水泳競技のプールは仮設プールになり、国体後は内子町のプールとして使われるそうです。

同じことをなぜオリンピックでできないのか。もっといえば、オリンピックはなぜ原っぱで開催することができないのか。どうしていちいち施設を立て直さなくてはいけないのでしょう。

レガシーとして残すと言っていた偉い人がいましたが、レガシーとして残したいのは現代人のエゴで、そんなものを残された50年後100年後に東京で暮らす人にとっては、ただの金食い虫の施設になるかもしれません。

大体、レガシーとなるはずの国立競技場を壊したばかりではないですか。古代遺跡でもないのですから、実用性重視の施設は時代とともにあっという間に古い施設になってしまいます。

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今の最新の技術を使って作ったプールも、50年後には時代遅れの技術で作られたプールになります。まともに使えて20年がいいところでしょう。

世界中からお客様を招くのだから、日本の名に恥じない施設をと思うかもしれませんが、日本の誇るものはもはやハードではなくソフト面しか残されていません。力を入れるべきはハードではなくソフトであるべきです。

日本の文化は極限まで無駄を削ぎ落とした中にある美しさであるはずで、最新の技術をふんだんに使ったごちゃごちゃした施設ではないはずです。茶室のような一切の無駄がない空間の競技施設。

いやそんなものすら一度リセットして考えたほうがいいかもしれません。オリンピックをするのに競技施設が必要だという常識を疑うことから始める。

いまさらそんなところからやり直しても間に合わないことくらい分かっていますが、えひめ国体の活動を見ていると、お金をかけないことと県民の参加意識を上手に融合させていて、これこそ政のあるべき姿だなと感心させられます。

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別に本当にオリンピックを原っぱでしてほしいなんて思っているわけではありません。でもなんで原っぱでできないのだろうという疑問を持つこととはとても大切なことです。

そういう疑問からオリンピックの本質が見えてくるはずです。

オリンピックは最高の舞台だから、最高の環境を提供しなくてはいけない。一見するとごもっともに思えますが、それって本当?そもそも最高の環境というのはどういうもの?

レガシーとして後世に残したいというのももっともな話ですが、レガシーとして残された長野オリンピックの施設は今どうなっているのでしょう?

お金が有り余っているなら別に好きにすればいいのでしょうが、東京都も政府も完全に袖がないのに降っているような状態です。その負担は誰が負うのか。それは間違いなく東京都民であり、日本国民です。

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東京オリンピックで儲かる人がいて、その人たちの利益を守るために必要のないものにお金をかけなくてはいけない。別に勝手にすればいいとは思うものの、そういう利権なしでは成立しないオリンピックってなんだろうなとも思うわけです。

せっかくのオリンピックを過去のオリンピックの後追いに使うのはもったいない気もします。

そしてやっぱり心のどこかで、原っぱで行われるオリンピックを見てみたいという気持ちもあります。最高の舞台で開催されるオリンピックではなく、選手と観客によって最高の舞台へと作り上げるオリンピック。

えひめ国体の記事や報道を松山で見ているとそんな想いが高まってきます。

手作り感のある国体が許されて、手作り感のあるオリンピックが許されない理由。その違いはいったいどこにあるのか、それを考えることはランニングイベントを行う者として、決して意味のないことではない。そんな気がしています。


東京オリンピック 「問題」の核心は何か
著者:小川 勝
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意味なくとどまらないこと自分で考えて自分で動くこと

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松山城の改修の映像の中で、足場を竹などの木材で組んでいるのを見て、日本が近代化したのは本当にこの数十年なんだなということを再確認しました。

つい150年前までは腰に刀を挿してお侍さんが偉そうに歩いていたわけです。当時は世の中には暗殺やら、何やら当たり前にあって、金正男さんのようにお家騒動のようなことも普通にあったわけです。

わたしの祖母はいまだに狐が人を騙すと信じているらしく、実際に江戸時代の旅のガイド本には「狐や狸に騙されないように」というような注意書きがありましたので、おそらく昭和の初期でも、狐や狸が人を騙すのがあたりまえだと思われていたわけです。

そんな時代からたった100年足らずで、日本は足りないものは何もない国になり、足りないものがないことにより問題が発生する国になってしまいました。

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便利になりすぎたことで不便になったのはなんとも皮肉なことですが、それも人間の業によるものだと思えば、学ぶこともたくさんあります。いまのこの国の姿を嘆いている人もいますが、この形がすべての国民の総意なわけです。

悪いものはより良いものに変えていくべきなのかもしれませんが、悪いものを排除した結果、良いものまで失われてしまう可能性があるということを、わたしたちはそろそろ気づくべきです。

わたしたちに足りないものは何もない。禅の言葉ではそれを「知足」と呼びます。

一方で「百尺竿頭に一歩を進む」という前後もあります。わたしの好きな言葉ですが、ここが一番前だと思ったところから、さらに一歩を踏み出すという意味があります。

ここが限界じゃないよ、限界だと思ったところからさらに前に行けというメッセージと、前に進めなければ後ろに進んで来た道をもう一度再確認すればいいというメッセージでもあります。

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崖っぷちに立たされて「一歩進みなさい」と言われたときに、ほとんどのひとは、前に進むと危険だからとそこで動けなくなりますが、そこでさらに一歩前に踏み出す向上心と、後ろに一歩進む想像力。

いまの日本はまさに足がすくんでどこにも向かえないうえに、知足とも割り切ることができない状態にあります。それは国だけではなく、個人でも同じような気がします。

自分にはもっと違う人生があったんじゃないかと思い悩んだり、それでも思い切って人生の舵を切れなかったりして、あいつはいいよなと他の人を羨んだり。

情報が多すぎて、何が正しいのかがわからなくなっている。いや、本当は何も悪いことなんてないのに、自分で自分にブレーキを掛けてしまっていませんか。

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昔は仮面ライダーが正義でショッカーが悪でしたが、世の中はそんなシンプルではなく、ショッカーにはショッカーの正義があり、仮面ライダーも自分のしていることが本当に正しいのか悩む時代です。

いまの自分を正当化するために誰かを叩く。叩かずには自分が自分でいられない。

自分と考えの違う人、スタンスの違う人のあり方を認めて、そのうえで自分はこうだという、あるべき姿を明確にすれば誰も叩かずに、誰も嫌な思いをせずに生きていけるのに。

自分が正しいのはいつだって自分の中でだけ。そこから一歩出たら自分が他人にとって悪になることもある。仮面ライダーだと思っていたら、ショッカーだったというようなことのないようにすること。

そのためには自分が仮面ライダーだと思い込まないことが大切です。

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そしてできるだけ早く、知足とするか一歩を進むか、一歩を進むならどこに進むのかを決めましょう。どれが正しいというわけではなく、しかもその答えは時の流れとともに変わるべきものです。

大事なのは意味なくとどまらないこと。自分で考えて自分で動くこと。

きっとその先にこの国がもっとよくなっていく、未来があるのではないかと思います。正直なところこの国の未来よりも、もっと身近な人たちが不要な苦しみから抜け出すことができればそれでいいのですが。


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著者:枡野俊明
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松山散策をしながら考えたわたしが次にすべきこと

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愛媛マラソンに来る人たちに、もっと松山を楽しんでもらいたいと思うものの、松山って見るところあんまりないしなぁと思いながら、仕事の間の気分転換に松山の街を散策。

家族で食事をして2時くらいから、結局6時くらいまでふらふらしてました。意外と歩ける街です。

いずれきちんとまとめて情報発信するつもりですが、愛媛マラソンで松山を訪れた人を満足させることができるプランくらいは考えられそうです。何度も来ている人には珍しくともなんともないものでも、意外と見るべきところがあるようです。

松山城の中にも何十年ぶりかに入りましたが、なかなか見事ですし、子どもの頃は歴史もわかりませんでしたので、何も気づきませんでしたが、今回は存分に満喫できるものでした。

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しかも天守閣から眺める松山の街は想像していたよりもとても美しいもので、愛媛マラソンにきた人に絶対に訪れてもらいたい場所のひとつということに気づきました。

街にはおしゃれなスポットがあり、歴史を感じることができるお店もあります。

流れる空気も緩やかで、気を張らずに歩くことができるのも松山の魅力のひとつかもしれません。こういう空気感はガイドブックなどでは伝えることができませんが、多くの人は「松山っていいね」という理由のひとつかもしれません。

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実家があり、仕事もあるので松山に来ても市内観光をすることなんて、ほとんどありませんでしたが、慣れすぎて見落としていたものに気づくことができた半日でした。

これに道後温泉を加えれば、十分なくらいの観光ができるはずです。

もう少し歴史を学ぶことができる場所があるといいのですが、愛媛県の歴史博物館は松山にはないため気軽に行くことができません。松山の歴史というのは歴史の授業でもほとんど出てきません。

坂の上の雲で注目を浴びましたが、戦国時代や幕末などの歴史上で人気のある時代で松山が取り上げられることはまずありません。当たり前ですが、何もなかったわけではありません。

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じゃあお前が情報発信しろよと言われそうですが、それは実際に考えなくもありません。誰も題材にしないなら自分で小説にでもすれば面白いものができるかもしれません。

歴史小説をきちんと書けかどうかは別として、自分なりのやり方で松山の歴史を知ってもらうというのは面白い取り組みかもしれません。

小説に限らずですが、誰もがやっていないことだからこそやる意味がある。わたしはそう考えるタイプですので、今回の気付きは動き出すためのひとつのチャンスかもしれません。

仕事が山のようにあるのですが、わかっていると決めつけずに外に出て正解でした。わたしはまだ松山について分かっていないことだらけです。

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明日からはまた引きこもりで仕事ですが、自分の家に戻ったらさっそく取り掛かってみます。やるべきことはたくさんありますが、これもわたしのやりたいことの1つです。

ブラック個人事業主には残業時間の制限なんてありません。生きていることがすべて仕事につながり、仕事こそが生きることでありやりがいでもあるわけで。

愛媛マラソンが終わったらやろうと思っていたガンプラは、当分積まれたままになりますが、大好きなガンプラよりも文章を書くことはもっと楽しいことです。形が決まっているものを組み立てるよりも、まだ見ぬ新しいものを生み出していく作業。

わくわくが止まりません。


松山 道後温泉
著者:マニマニ
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笑顔なき42.195kmのレポートと愛媛マラソンでの苦しみの理由

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異変はスタート前から、いや今週はずっとおかしかったかもしれません。朝起きたときに伸びをしたら足を攣りそうになることが連日続きます。いま思えばなんらかの栄養成分が不足のシグナルだったのかも。

愛媛マラソンのスタート位置はAブロックで、後方に入ったにも関わらずスタートラインへの移動で、なぜかかなり前方になり、ロスタイムは数秒しかない状態。

スタートの1kmはロスタイムも考えて5分くらいでいいかなと思っていたのに、サブ3の人たちの流れに乗ってしまい4分18秒。さすがにまずいと思いここからゆっくりと4分30秒台にアジャスト。

10kmくらいまではあっという間に過ぎていったのですが、15kmくらいから足の力がまったく地面に伝わっていない感じがあり、それでもふくらはぎがしびれ始めます。

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そして何よりも最初の給水から水が上手に飲めません。水を口から流し込めないのです。最初はたまたまかなと思っていたら、水を取るエイドすべてで水をきちんと飲めません。

その後のエイドで食べ物を取るときも口で噛んでもそのあと飲み下すことができず、よくよく体のチェックをしてみると、あまり上手に息を吸えていない感じがあります。

以前、息が吸えなくなったときほどではありませんが、空気の入りがかなり悪い状態です。

そして、いまこの記事を書きながら思い当たることがあり、鏡で喉を覗いてみると見事に腫れています。今回の愛媛マラソンの不調の原因がいまわかりました。コンディションがいいと思ってましたが、そうでもなかったようです。

ともあれ走っているときはそんなことはわかりません。とにかく15kmくらいからまったく足から地面への力の流れがおかしくなってしまったため、ペースを一気に落とします。

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20kmまでを4分30秒で走り、20km以降は1kmを5分前後で走ろうと思っていましたがそこから徐々にタイムを落としていきます。そして20kmで1kmを5分に調整しましたが、そこからズルズルとタイムが落ちます。

24km手前で、完全に足のエネルギーがエンプティになり、足が走ることを拒否しました。

ここで愛媛マラソンは実質終了です。状態としては完走が目標になるくらいまで、よくない感じになっています。走っては止まりを何度か繰り返し、1kmが6分以上かかるようになります。

埒が明かないということで、いったん早歩きくらいのスピードにまで落として、そこから気持ちよく走れるスピードにまで持っていきます。1kmを6分10秒ぐらいがいいところ。

こうなるとただただ苦しみだけしかありません。走れないなら笑顔になれというのがわたしのスタンスですが、笑顔になれる要素がひとつもありません。本来ならこの時点でサングラスも外すのに、苦しい顔を見せたくないので、サングラスはつけたままです。

たった15kmが永遠のような遠さに感じます。

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周りは快調に走っていくのに自分だけが置いていかれる苦しさ。そういえば昨年も同じことをしていたような気がします。もっとも昨年はコンディション以前に練習できていなかっただけですが。

酸素の供給が完全に不足して、まったく言うことを聞いてくれない足。そして気がつけば腕を振っている自分がいました。走り方すら自分の本来の形を失っていました。

30kmを過ぎてからは、自分のすべてを出し切ることだけを考えて前に進みます。まずは目の前の1kmだけを考えて走ります。

残り5kmまで来たところで、沿道の声援が始まり、その一つひとつに答えることで、苦しみを小さくしていきます。今年は川内優輝さんが走るということもあって、沿道はかつてない人手になっています。

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嬉しいことに川内さんが走り去ったあとも、地元の人たちが応援を続けてくれます。喉が枯れるまで声を出し続けてくれる松山の人たち。苦しいなんて言っている場合ではありません。

3時間30分のアスリート枠は取れなくても、この声援に応えるために1分1秒でも速くゴールに飛び込むこと。その気持ちがわたしを支えます。

そして3時間44分20秒でゴール。昨年のタイムが3時間44分42秒。

22秒更新とはいえ、ゴールした瞬間はなんとか帰ってこれた安堵感と、フルマラソンでかつてない疲労感がわたしを支配します。記録証と荷物を受け取ってその場に座り込んでしまいました。

しばらく休んで立ち上がろうとすると、左足のふくらはぎ攣りかけます。それを回避しようと体をねじったら、右足の付け根が攣りそうになります。そうこうしているうちに右足のふくらはぎが攣りそうになり身動きが取れない状態に。

完全に体中に酸素を送れていなかったようです。まぁ喉が腫れているなら当然でしょう。そのときはなぜこんな状態になるのかまったく分かりませんでしたが、いまは納得です。

自分の体調管理が悪かったとはいえ、見事なほどに不完全燃焼。自分のすべてを出し切ったものの、結果がまったくついてきていません。タイムはともかくもう一度きちんと走らなければ気持ちの収まりがつきません。

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来週の熊本城マラソンで走り直しといきたいところですが、さすがにこの疲労感は1週間では抜けそうにもありません。ですので、3月5日の鹿児島を裸足で走るつもりでしたが、こちらをシューズでしっかりと走ります。

タイムは気にしないので、前日にお酒を少しくらい飲むかもしれませんが、もう一度体重を落とすこともして、スピード練習も加えて、いい状態でレースに望みます。

きちんと自分のコンディションを整えたうえで、本来の自分の走りをすること。それをしなければ次のステップのサブ3には行けません。

鹿児島マラソンを最高のコンディションで、笑顔でいい走りをすることで、2016-2017シーズンを終わらせたいと思います。いや、シーズンの終わりの終わりはその翌週の大山登山マラソンですが、それはお祭りのようなもの。

まずは疲れをしっかり癒やして来週の熊本城マラソンを走って戻ります。


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明日は愛媛マラソン!コンディションはばっちり・・・なはず

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松山は驚くような寒さです。

どうやら鶴巻温泉は温泉の影響もあるのかもしれませんが、冬らしい寒さになることがあまりなく、こうやって外に出てくると、乾燥した冷たい空気に弱気になります。

昨日は外に出るのも憂鬱になるような寒さに、風が吹いているという最悪のコンディションでした。もちろん昨日今日はノー練習です。寒いのは苦手です。

そう明日は寒い予報。午前7時でマイナス1度で、最高気温は8℃。寒さが苦手なわたしは自分のコンディションはよくても、気温のコンディションは最悪です。

雨も風もないようですので、走り出したら問題はなさそうですが、とにかくスタートまで体を冷やさないこと。

ただし、今回は体を冷やさないための秘密兵器を用意していますので、今回は乗り切れるのではないかという安直な予想もあります。詳細は後日レポートしますが、試走のときは暑すぎて危険を感じたほど。

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愛媛マラソンはスタートまでの整列時間に猛烈に冷えます。ビルの間からスタートするため、陰になって日差しが入ってきません。スタート前に指先がかじかんでしまって、5kmくらい走るまで本調子にならないわけです。

今回は少なくともそれは回避できそうですので、いい感じにスタートを切れるかと思います。

ペースは4分20秒〜40秒の間で、気持ちよく走れるスピードを探して走る予定です。エイドは本当は無視したいのですが、食べ物がいっぱいの愛媛マラソンですべてスルーする勇気がありません。

ポンジューズはお腹に悪い影響を与えそうなので、今回は回避のつもりですが。

1週間まったくスピードを上げなかったのと、睡眠不足が続いたことだけが不安要素ですが、やるべきことはすべてやりました。あとは落ち着いてレースに入るだけ。ここまでの練習で結果はすでに決まっているわけです。

スタート時間は10時ですので、ゴールリミットは13時30分。

気持ちとしては何とかなるかなという思いと、久しぶりの勝負レースで緊張している気分が入り混じってちょっと複雑な感じがしますが、勝負レースというのはこういうものだったのでしょう。

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1人でレースに挑むのも久しぶりな気がします。最近はずっとラン仲間と一緒に会場に向かっていたので、1人で向かう孤独さを忘れていました。

するべきことはスタート前からしっかり集中することだけ。走り出したら笑顔を忘れずに走ります。

10日しか禁酒していませんが、終わればビールも飲めますし、熊本城マラソンが終わって帰れば、長いこと禁止していた山に入ることも出来ます。

ただ気持ちよくビールを飲むために、そして来シーズンのサブ3達成につながるような走りをしてきます。

愛媛マラソンはわたしにとって特別な大会です。来年以降の出場権を確実に手に入れるために、いまできる最高の走りをしてきます。


集中力を磨くと、人生に何が起こるのか?
著者:千田 琢哉
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やることなすこと上手くいかないとい1日と松山移動

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就寝時間が1時過ぎで、起床時間が5時30分。

マラソン前に確定申告をなんとかしようと思ったのと、思わぬ取材が入ったことによって、削られていく睡眠時間。松山のフライトに乗るために成田空港に向かう電車の中では寝過ごしが怖くて起き続ける小心者。

もっと図太い自分でありたいと思いながら、こればっかりは仕方ありません。

どうせなら愛媛マラソンが終わったら、とことん睡眠時間を削ってしまおうかと思うほど、積もっている紹介したいランニング情報の山。

そうしているうちにクリールの樋口さんが、クリールの部署から動くという書き込みがあり、これからのクリールはどうなっていくのかという不安とともに、新しいクリールにも期待する気持ち。

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同じとは言わないものの、ランニングの世界で情報発信をしている一人として、やっぱりクリールは気になる雑誌ですし、わたしがランニングを始めたときにお世話になっていたのがクリールです。

憧れの樋口さんと普通に会話できるくらいの場所にいる自分。人生は本当になにが起こるかわからないものです。

あ、ここまで書いておいて言うのも何ですが、今日のブログはただの乱文です。愛媛マラソン前で、何を書くべきか頭がまわらないのと、吐き出せるものは全部吐き出そうかと。

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そんなことする前に寝ておけよと言われそうですが、もう少し限界まで引っ張ってガッツリ眠ります。

成田空港まで眠れずに到着したところでハプニング。家で計測したときには手荷物が7kg以下だったのに、空港で量ったらなんと7kgを軽くオーバーしている状態でした。なぜでしょう?

本当は追加料金を払わなくてはいけないのでしょうが、わたしはスマホやモバイルバッテリーなどの重たい荷物をカバンからポケットに移したり、見せかけの重さを軽くしようと試行錯誤。

そもそも体重が53kgの人の荷物と、体重がもっとある人の荷物が同じということが理不尽である。航空券は体重で割引きがあるべきだろうと主張しかけたが、母が同じことを言っていたのでやめておいた。

どこまでも似ている親子。育てた方と育てられた方だから仕方ない。

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頑張った結果、フライト前の計測はなく、わたしの努力は水の泡。もっともこういうのは努力とは言わないのかもしれない。とりあえず家を出たときには絶対に7kg以下だったのだ。何を信じればいい?

これからもジェットスターを使うと思うので、きちんとした計測器を買おうかと真面目に考えている。あれもこれも置いてきたのに追加料金を取られるのはちょっと悔しいから。

それよりもジェットスターは7kgをもう少し緩めてもらえないだろうか。ジェットスター以外は10kgくらいまでは許してくれている。ジェットスターは他よりも安いから仕方がないのはわかっているが、松山便のLCCはこれしかない。

機内に乗り込んで、買い込んだ電子書籍を読もうと思ったら端末がフリーズ。解除するためのピンはリュックの中。電子書籍を諦めて、とりあえずふて寝。

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寝不足もあってかなり深く眠って起きたら、なぜかそこはまだ成田空港。

全国的な大雪の結果、滑走路が渋滞中ということで、なかなか飛べずにいたということらしい。結果的には1時間遅れのフライト。急ぐ旅ではないが、すでに眠気はどこかに飛んでしまった。

機内誌を5回も読み、することのない苦しさと向き合う。札幌の美味しいお店情報などもらっても仕方ない。

偉いもので耐えていればちゃんとゴールはやってくるもの。フライトが遅れた以外は無事に松山空港に到着。待っていたのはランチタイムが終わってシャッターを下ろした松山の食事処。

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実家で仕事をするのにMacBook Airのディスプレイだけでは効率が悪いからとamazonのお急ぎ便で翌日配送となっているディスプレイを選んだら、どれも月曜が発送日になる。最短で手に入れるにはお急ぎ便ではなく、通常配達の時間指定便という。

「お急ぎ」ってなんだろうという哲学的な問題にぶつかってしまう。

とりあえず、文句を言っても状況は改善しないので月曜日の午前便で手配。まぁ日曜日についてもマラソンだから使えないわけで、来週の仕事をスムーズにできればよい。おそるべし松山。

こうやってハプニングも前日までに全部吐き出せればきっとマラソン当日はすべて順調に行くだろう。気持ちだけは前向きに松山初日を終えました。


うまくいかないときの心理術
著者:古田 敦也
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確定申告完了!ハダシストの年収はいったいいくら?

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ライティングの仕事をしている人同士で話をするときに、なんとなくお金の話になることがあります。わたしは別に隠すことでもないので、あるがままの数字を話しますが、隠さずに話すことを驚かれます。

日本ではお金の話をすることが、美徳ではないという風潮がありますので、「そういう話はしないほうがいいよ」と助言してくれる人もいるのですが、わたしの生き方そのものがライフスタイルの提案でもあるので、隠す必要はないかなと考えています。

こういう生き方もあるんだよ。それに対して収入はこれくらいだよ。将来についてはどう考えてるの?そういう話を包み隠さず話をしたほうがいいかなと思うわけです。

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そして今回は確定申告です。会社を辞めて初めて給与所得なしでの確定申告をしました。確定申告はもう何年もしているので、使いづらいe-Taxの取扱は慣れたものです。

それはともかく納税額ですが、昨年1年分の収入による納税額は0円です。

これがフリーランスの現実です。個人事業主で青色申告をするため、65万円控除と基礎控除の38万円を合わせた103万円は控除されます。それに国民健康保険や国民年金保険料を合わせた社会保険控除を行うと、課税される所得金額は0円です。

もちろん仕事として使ったものは経費として申告していますが、生活費も含めたわたしの収入は150万円にも満たない状態です。facebookなどでわたしの活動を見ていると、そんなに少ないわけがないと思うかもしれません。

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まったく違う世界に飛び込む現実はこんなものです。手取り収入という意味では会社員時代の1/4くらいといったところでしょうか。わたしに特別な才能があって稼げているというのではなく、ライフスタイルを大きく変えて生き残っているに過ぎません。

例えば会社員時代と同じアパートに住んで、車も維持していたら完全に破綻します。家賃は1/3以下になっていますし、食費も基本的には完全自炊で、無駄遣いもしない生活。

人によってはそんな人生のどこが楽しいのかと思うかもしれませんが、少なくとも会社員時代より自由で、いつもあちこにち出かけて、いろいろな人に会えています。会社員時代にも自由を感じていましたが、その限界も見えていました。

会社員を続けていれば、出会える人にも限界があり出かけられる場所も限られています。中国の奥地にまで撮影で出かけるなんてことはまずありえませんでした。

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ただ、そういう光にあたっている場所ばかりではないということも知っておいてもらわないと、真似をして勢いで仕事を辞める人が出てくるかもしれませんので、根本的には貧しいのだということも知っておいてください。

はっきり言えば、よほど用意周到にやらない限り独立なんて簡単なことではありません。しかもまったく知らない世界に飛び込むなんてこと、愚か者のやることです。

ただわたしは愚か者で、なおかつ運が良かったからとりあえず今も生きています。ただ、こんないい状態はいつも続くわけはありません。最高に運がいい状態が今。だからなんとかしてここから抜け出す必要があります。

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それでも収入が150万円以下でも生きていけるようになるというのは、とても大きなことです。できることなら、毎月10万円の収入で不自由なく暮らせるようになると、老後の不安なんてものもなくなります。

メディアの計算する「老後には◯千万円必要」なんて煽りに怯える必要がなくなります。60歳以上になっても野山を走れる体力があり、好きな本を読みながらのんびりと過ごせたらそれで十分です。

会社員時代はあれもこれも欲しがっては買っていましたが、いまは「まあとりあえず今のでいいか」という考え方になっています。つまらない人生に思えるかもしれませんが、物欲に流されなくなったことは独立したあとの良い変化のひとつです。

何かと不便はしていますが、不便の中にも学ぶことがあります。

もっとも税金を払わないくらいしか収入がないと公表したことで、バレンタインにもらえるチョコレートの数は激減するのでしょう。もっとも1個ももらってないので、減りようがないのですが。


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著者:山崎寿人
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