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やっぱ鹿児島だな!〜鹿児島マラソン2019レポート〜

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3回目の鹿児島マラソン。 過去の2回は鹿児島の粗い路面に悩まされてきましたが、今年はそれに加えての裸足練習不足。2月の愛媛マラソンに集中していたのもあり、2週間前からの突貫工事でした。

そんな練習で乗り切れるほど甘くないとは分かってはいるものの、後悔先に立たず。やれることをやって迎えるしかありません。だから前夜祭を満喫したわけです(やれることは、楽しむことだけという判断……)。

前夜祭で振る舞ってもらった焼酎は7杯。その後に食事に行ってビールを1杯とゲストハウスに戻り、このタイミングで日本縦断しながら鹿児島にやってきてしまったスイス人を交えて、また1杯。

もう走らなくてもいいのではないかと思ったものの、朝にちゃんと目覚めてしまったので、仕方なくスタート地点に向かいました。

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前日の雨の影響で路面は冷たく濡れているものの、雨は止んでおり絶好の裸足日和でした。ゲストハウスからスタート地点までの数百メートルだけで、足裏がヒリヒリしていましたが。

スタートブロックはBでしたが、安定の最後尾スタート。

裸足で前のブロックにいるのは迷惑でしかありませんし、全身から芋の香りが漂っているわけです。普段はビールしか飲まないわたしが、1年で唯一芋っぽくなる1日。

泣いても笑ってもスタートラインに立ったわけです。こうなったらもう走るしかありません。痛いとか痛くないとかは後から考えればいいと腹を括り、よーいドン。

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勝手知ったる道ですので、リラックスして走り出すことができました。スタート直前に噴火した桜島が雲に隠れて見えないのが残念なくらいで。

火山の噴火なんて始めて見ました。鹿児島市の粋な演出だったのでしょうか?

走りは順調だったと思います。「思います」というのはGARMINを持ってくるのを忘れて、ペースを確認をしなかったためです。持っていても使っていないかもしれませんが。

最近はペースをあまり意識せずに走っています。シューズを履いているときも。1分1秒を削るための緻密な計算をするというタイプではないので、体の声と実際の体力、うまく整合性をとれるようになりたいなと。

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そもそも鹿児島マラソンのように粗い路面を裸足で走る場合には、ペースなんてなんの意味もありませんから。

路面が比較的フラットな前半は、そこそこ快調な走りができていたと思います。ランナーズアップデートがありましたので、5kmごとのペースをチェックみましょう。

05km 38:13
10km 33:48
15km 33:00
20km 33:13
25km 32:11
30km 40:25
35km 33:41
40km 34:14

こうやって見ると、最後まで極端にはペースは落ちてないですね。後半はけっこうダレてたと思ったのですが。5kmまでと25〜30kmでペースが遅いのは私設エイドに行ったから。35〜40kmもエイド分の遅延です。

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5km手前に鹿児島黒牛の焼き肉エイドがあり、30km手前には大きな私設エイドが並んでいて、そこに寄り道していたら……でも、美味しいから食べないなんて選択肢はないんです。

走って鹿児島マラソンは体重が増える 大会。そういえば指宿の菜の花マラソンも体重が増えるという噂。振る舞い酒といい、鹿児島の人たちはおもてなしの度合いがちょっと飛び抜けています。

日本列島の端だから、他の地域の影響を受けにくいのでしょうか。鹿児島には日本人らしさが強く残っているような気がします。

鹿児島マラソンの魅力といえば、ボランティアの学生さんたちとのハイタッチ。わたしのような中年のおっさんランナーが合法的に若者とふれあえるわけです(いえ、決して深い意味は……)。

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とにかくみんな元気なんです。どんなに足裏が痛くても、痛い顔や頑張っている顔を見せたくなくなるくらいにフレッシュでキラキラしてて。

学生時代の貴重な1日をマラソン大会に使ってくれる。そしてずっと声を出し続けてくれるわけです。「河童さん、裸足で頑張って!」「河童さん、すげー!」テンションが上りまくります。

ときどき「河童、がんばれ!」と上から目線で呼び捨てにする女学生がいて、「こう見えて人生の先輩なっ」と小一時間説教しようと思いましたが、それも含めて楽しいわけです。

でも、今年は学生だけでなく、沿道の声援もいつもよりも密度が濃く、どれだけの声援をもらえたか分かりません。これがあるから裸足で走れるわけです。

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小さな子が一生懸命に手を伸ばしてハイタッチを求めてくるので、嬉しくなって路面の粗さなんて気にせずに右に左にと大忙し。いったい、どれだけ余計に走ったことか。

ただ、ラスト3km地点にあった時計で、頑張れば5時間以内で走れる可能性があることを知ります。そうなると最後はそこに向けての全力疾走でした。

足裏が痛いので、もはや普通の路面を歩くことすら難しい状態。痛み回避のために沿道沿いの白線上を走るから、沿道との距離が近くなって、よけいに声援をもらえます。

残り数百メートルで4時間58分30秒。間に合うか間に合わないかのギリギリのライン。

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「あの角を曲がれば、あとはゴールに駆け込むだけ」

そう思って最終コーナーを曲がったところで、路面は白線のない鋭利で凶暴なアスファルト。流石に無理でした……そこからの200mは大失速。薄氷を踏むようなスローラン。

ゴール前に集まった応援の人たちに、痛いのを悟られないようにするために余裕の表情で「ゴール前のランをゆっくり楽しんでます」雰囲気を作ってみたものの、顔は明らかにひきつっていました。

5時間1分57秒。

最後尾スタートだったので、ネットタイムは4時間51分37秒で5時間を切っていますし、昨年よりも30分近くタイムを縮めているので、そこそこいい走りができたのでしょう。

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42.195kmを裸足で駆け抜けたわたしに、マラソンの神様からのご褒美が待っていました。

「裸足すごいですね、足裏は大丈夫ですか?」と、後ろから話しかけられ、「痛いけど大丈夫ですよ」と答えながら振り向くと、そこには大好きな千葉ちゃんの姿が。

千葉ちゃんは好きすぎて、いつも目を合わせることもできないんですが、完全に不意打ちでした。あの子はきっと天使の生まれ変わりだと思う。もしくは可愛いの天才か。

鹿児島マラソンは今年で最後なんて思ってたけど、こんないい思いをさせてもらったらやっぱりやめられない。

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さらに今年の鹿児島マラソンは後夜祭も用意されてました。後夜祭は焼酎1杯&エビの唐揚げが無料で振る舞われたんですが、レース後の大雨によって会場には人が少なく、エビの唐揚げはお代わりし放題。

もう、おもてなし感が半端ないです。鹿児島マラソンに来て前夜祭と後夜祭に出ない人もいるようですが、ただただもったいない。後夜祭の締めには大迫淳英さんの演奏があり、グッとくるものがありました。

今回泊まったゲストハウスもかなり居心地が良かったので、また泊まりに行きたいわけです。田中カレーもまた食べたいし。

東京マラソンと同日開催が続くかと思いますが、わたしはやっぱ鹿児島マラソンだな。まずは抽選に当たらなくてはどうにもなりませんが……外れても行くのは自由ですから。


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東京マラソン2019の運営がどこかおかしい

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先に伝えておきますが、わたしは決して東京マラソンが嫌いなわけではありません。そろそろもう1回走りたいなという気分になってるくらいには、いい大会だと思っています。

ただ2019年の今回は、ちょっといつもの東京マラソンと違うように感じます。あまり評価が良くないさいたま国際マラソンや横浜マラソンのような、イケてない雰囲気が漂っているように感じるのはわたしだけでしょうか。

あくまでも、個人的な感覚ですが。

エキスポがお台場になったのは、会場確保ができなかったのでしょうから仕方のないことです。ただ、あの規模のエキスポをするのに前日受付が必要だったのでしょうか。

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いや、必要なのは知っています。協賛企業などにお金を出してもらうために。

今回、強く感じているのは、お金のかけどころがどこかズレているのではないかということです。繰り返しになりますが、あくまでもわたし個人の感覚でしかありませんが。

違和感があったのは東京マラソンのエキスポでしたが、その後に参加案内のゴール周辺のマップを見て、ひとつの推測にたどり着きました。以前とは違う人が仕切っているのでは?と。

少なくとも、わたしの知っている東京マラソンは、間違って情報が伝わるようなことのないように、最新の注意が払われていました。これは簡単なようでとても難しいことです。

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人は誰だって自分が間違っているとは思いません。だから、自分が伝えようとしたことは、必ず伝わるのだと思いがちです。でも、大体のことは間違って伝わります。

今回のゴール後のマップは、作った人なりの親切が込められていました。でも、「これでは伝わらないかもしれない」という視点が抜けています。そのため理解するのに、何度も見直しました(自分が出るわけでもないのに)。

誰が作ったかはいいとして、これでよしと承認した人がいるわけです。以前だったら、こんな分かりにくいマップが承認されることはなかったかと思います。

今年は「できることはできるだけ自分たちで」という意思があるか、「できるだけ外部に発注」のどちらかを行ったのではないかと、わたしは感じています。どちらに舵を切ったのかは分かりませんが、いつもとは違います。

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今年の大会の予算と算出方法が変わったのかもしれませんが、昨年と比べて収入も支出もかなり大きく膨らんでいます。選手の招待に1億円の予算がついています。給与手当は3倍に増えています。依託費は30倍以上の24億円。

これだけでも、何かが大きく変わったことが分かります。根本的にやり方を変えたのでしょう。何をどう変えたのか、その理由は分かりません。思い切ったことをしたと思いながらも、きっとこれまでの違う色になるんだということは予想できます。

ここまでうまく回っているように見えた東京マラソンが、内部で大きな変化が起きている。それはより良い大会になるために必要な変化なのかもしれません。でも、大きな変革はどこかで歪みが出るのではないかと思います。

少なくとも、現時点ではうまく回っていないように感じます。

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今年の受付とエキスポはビックサイトでなく、お台場の特設会場だとお伝えしましたが、それがきちんとアナウンスされていません。おそらく、何人もの人が人がビックサイトに行ったはずです。

調べない方が悪いといえばそれまでですが、予想はできたはずで、そうならないようにするのが運営の役割です。案内を出したから後は知らない。わたしが好きな東京マラソンは、そういう運営ではなかったはずです。どうしてこうなったのか。

今年からボランティアさんの事前説明会もなくなったそうです。経費をカットすべきところはそこではないような気がするのですが、逆にどこかにいいところが出てくるのでしょう。

わたしの不安が杞憂に終わり、問題なく大会が進行されることが1番で、わたしもそれを望んでいます。

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ただ、今回の運営はツキがありません。ビックサイトが使えなかったこと、そして屋外受付になったら初日に雨。大会当日も午後から雨の予報。

ツキがないときにはとことん悪いことが重なるものです(これから走るという人に不安を与えるようですみません)。

参加するランナーさんは、雨対策・寒さ対策だけはしっかりと行っておきましょう。待機中だけでもポンチョやビニール袋で体温を下げないようにして、空があやしかったら、それらを持って走ることをおすすめします。

予想気温はやや上がりましたが、冷たい雨になる可能性もあります。運営がどうであっても、まずは自分の身は自分で守るというスタンスでいけば、大抵のことは乗り切れます。

しっかりと準備を行って、それぞれの42.195kmを楽しんでもらえればと思います。


東京ランナーズ
著者:渋谷 和宏
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1ヶ月グルテンフリー生活始めます(※ビールは除く)

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自分の中で何が起こっているのかは分かりませんが、ずっと気になっていた2つのことに着手しました。

・ランニングで左足を上手く使う
・グルテンフリーをしてみる

左足を上手く使うという点に関しては数日前のブログでも触れましたが、思った以上に良さそうな雰囲気はあります。速く走れるかどうかはまだ未知数ですが、安定していてバランスがいい。

当然まだ走りはぎこちないのですが、バランスがいいからか粗い路面を裸足で走っても足裏の痛みがかなり軽減されます。鹿児島マラソンに一筋の光明。ただ、最後まで右足がもつのかという問題が。

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左足を使うんだから、左足に負荷がかかるのでは?と思うかもしれませんが、これまで左足だけで受けていた衝撃を右足にも分担してもらうので、問題が発生するのは右足です。

これ、ずっと気になっていたことで、何回も矯正しようとしては失敗していました。でも、今回は上手くいきそうです。根拠は全然ないんですが、あえていうなら「そういう走りができる体になった」ということでしょうか。

ただ、なぜそれをやりたくなったかは、自分でも分かりません。

そしてもうひとつ、取り組みたいのがグルテンフリーです。何年か前に友人に勧められたときは丁重にお断りしました。小麦粉を食べないで生きていける財政ではなかったので。

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今でもそれはあまり変わりませんが、ちょっと肌荒れがひどいなと思い始めて、その理由を考えたときにグルテンもあるのかなと思ったりして。添加物も影響するのでしょうから、添加物の入っているものも避けようかなと。

ただ、単純にグルテンフリーにすれば、自然と添加物の入っているものを口にする機会も減ります。

何を食べられるかなと、東京マラソンEXPOの帰りにスーパーに寄ってみたんですが、スーパーで売っている加工品で食べられそうなものがほとんどありません。

ちなみに東京マラソンEXPOの記事はRUNNING STREET 365で書いています。

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まず、揚げ物がNGです。当然パンもNG。パスタもいけません。グルテンフリーにしている人たちは、霞でも食べているのでしょうか?

とりあえず、芋けんぴ買って帰りました。

あぁ芋けんぴ素晴らしい……

完全なグルテンフリーとなると、味噌や醤油を使っている日本食もNGになってしまいます。ただ、わたしはきっと小麦アレルギーではないと思うので、多少の摂取ならいいんだと思います。

だから、やるべきことはとても簡単で、ちゃんと自炊しろっていう話です。

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軽めのグルテンフリーでまずは1ヶ月。それで肌荒れがどれくらい改善されるのかを見ていこうと思います。理屈の上では改善されるはずですが、肌のターンオーバーも若い頃ほど早くないのでしょうから、どうなるかはわかりません。

結果が出ても出なくてもとりあえず1ヶ月でやめます。

だってパンを食べられないなんて不幸すぎるじゃないですか。たっぷりのバターやマーガリンを塗った食パンを食べている時間は、1日の中で至福のひとときです。

もちろん米粉パンを自分で作るなんてことは面倒なのでしません。何が嫌いって、面倒なことはすべて嫌いですから。

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学生時代に試験勉強するのが面倒すぎて、逆に毎日コツコツ勉強するのが1番という結論にたどり着いたくらい、面倒なことが嫌いな人間です。

とりあえず、そろそろ春ですし、大好きな菜の花とかもスーパーに並ぶでしょうから、野菜中心の自炊生活。肉や魚は外食をするときにでも摂っておけばいいでしょう。

体に何か変化があれば報告します。報告がなかったら途中で断念したか、結果が出なかったんだと思って、そっとしておいてください。

あとグルテンフリーはビールNGって色んなところで書かれてますが、それはガン無視です。ビールは大麦だし……家ではそんなに飲まないからと言い訳しておきます。


ジョコビッチの生まれ変わる食事
著者:ノバク・ジョコビッチ
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アマゾンのジャングルに打ち上げられたザトウクジラのように

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アマゾンのジャングルで、ザトウクジラが打ち上げられたというニュースを目にしました。もし、自分で死に方を選べるなら、こうでありたいものです。

「なぜそんなところで?」誰もが疑問に感じるような場所で、ひっそりと人生の幕を閉じる。

もちろん、ものすごく多くの人に迷惑をかけることになると思いますので、現実としてそうありたいというのではなく、生き様としてそうありたいと願っているだけです。

クジラは海にいるもの。小さな子どもだって知っていることです。でも、アマゾンのジャングルにいたわけです。そのクジラが何かを望んでそこにいたかどうかは分かりません。他のクジラと違うことをしたいなんて考えてはなかったでしょう。

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でも、事実としてそこにいたわけです。

群れや家族を離れて、自分1人の力で力強く生きようとする。進む先が間違っていても、それは結果論でしかありません。この先の道が見えなくて、不安になって立ち止まるのではなく前に進む。

わたしは仲間と過ごす時間も好きですが、基本的には1人の時間を大切にするタイプです。大勢で力を合わせて勝利を勝ち取るのではなく、1人1人がベストを尽くせば結果は自ずとついてくると考えます。

そういう性格でよくサッカーなどの団体スポーツをやってきたなと思うのですが、それは今だから思えることです。

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まずは何よりも自分のことをしっかりする。自分のやりたいことをやり抜く。そういうベースを持って仲間や大切な人と向き合うというのが、わたしのスタンス。

それが良いのか悪いのかは分かりません。ただ、それが自分には適しているようには感じています。

なぜかわたしには「寂しい」という感情がありません。生まれつきなのか、それとも成長の過程でそうなったのかは分かりませんが、誰かと一緒にいないと耐えられないということはありません。

1人で旅をしてて寂しいと感じることもなく、ランニングの練習も1人でするほうが好きです。旅をするときの食事だけは、誰か一緒だと美味しくなるので、他の人が一緒だといいなと思いますが、自宅の食事は1人で黙々としています。

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生きるというのはそういうものだと思っているので。

ただ、他の人がそうかというと、そうではないようです。SNSには寂しいという言葉が溢れていますし、誰かと一緒にいたいという感情が渦巻いています。そういう人はきっと人に好かれるタイプなんだろうなと思います。

これまでの人生で常に誰かが側にいてくれたから、1人でいることに耐えられない。ある意味とても恵まれた人なのかもしれません。

わたしが1人を好むのは、これまでそういう時間のほうが長かったから。高校時代も大学時代も、誰かと遊んだりした記憶があまりありません。部活でも単独行動をすることがほとんどでした。

そういえば、わたしは仲間と一緒に行動するときも、みんなに歩調を合わせずに1人で先に歩いていく癖があります(よくないなとは思ってるのですが)。

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周りに愛されない生き方をしてきた弊害でしょうか。「あいつは放っておいても大丈夫」そういう対象だったと思います。わたし自身もそれを望んでいましたし。

これからの人生でそれが大きく変わることはないのでしょう。

ただ、1人で生きているわけでもないのも事実です。だったら、周りの人たちに驚きや笑顔を与えられたらいいなとは考えています。他の人がしないことに挑戦し、成功しても失敗しても、その姿を見て笑ってもらえる。

1人だからできることがあります。未来のことは分かりませんが、少なくとも今の自分は1人が基本です。だったら、アマゾンのジャングルに打ち上げられたザトウクジラのように、意外性のある道を選びたいところです。


孤独がきみを強くする
著者:岡本 太郎
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裸足ランニングは「痛み順応」と「フォームづくり」を分けて考える

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昨日はかなり久しぶりに、アスファルトの上での裸足練習でした。小石が多い坂道での練習でしたが、完全に打ちのめされてしまいました。もう少し走れると思っていたのですが。

裸足で走るときに重要なポイントは2つあります。

・自分の体にあった裸足用のフォームで走る
・痛みに慣れる

裸足ランニング歴が短いと、これを混同してしまいがちです。最適なフォームで走れるようになっても、痛みに慣れていないと後半に痛みの蓄積によって走れなくなります。

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反対に痛みに慣れてさえいれば、フォームは適当でも走れたりします。ただ、無理のあるフォームで走ろうとすると、裸足でもケガをしてしまいます。裸足で走るようになってアキレス腱やふくらはぎを痛めた人はたくさんいます。

わたしは、裸足のフォームをそれほど重視していませんが、基本的にはウレタン舗装されたトラックでフォームを固めるトレーニングをしています。そこに痛みが伴うと、間違ったクセがついてしまうから。

それでもクセが出やすいのが裸足ランニングです。

わたしはサッカーを長く続けていたため、左足が立ち足で右足がボールを蹴る足になっています。このため、左足にあまり柔軟性がありません。右足と左足で足裏の筋肉の付き方がまったく違っています。

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これはこれでいいかなと思っていましたが、アスファルトの上での裸足トレーニングをしているときに、ふと思いつきました。左足でボールを蹴るイメージで走ればバランスが良くなるのでは?と。

その直感が正しかったようで、イメージを変えただけで左足のぎこちなさが改善されました。

これはきっとサッカーをしていた人でないと、うまく伝わらない感覚かもしれません。そしてぎこちなさが改善されたとはいえ、左足が立ち足になる走りを続けてきたので、両足ともにまだ必要な筋肉がついていません。

こういう段階で注意しなくてはいけないのが、オーバートレーニングです。

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必要な筋肉がつくには数ヶ月単位での継続した計画的なトレーニングが必要です。ランナーはランニングフォームを改善したら、すぐに速く走れるようになると思っていたりしますが、そんなうまい話はありません。

ランニングフォームを改善すればもちろん速く走れるようになるかもしれませんが、それでフルマラソンを走り抜くには、そのフォームに合った筋肉をつけなくてはいけません。

裸足で走る人もこのポイントがどうも頭からすっぽりと抜け落ちている人が少なくありません。

シューズを脱いだらケガをしにくくなる。そんな話があるわけがありません。いや、将来的には確かにケガをしにくくなりますが、体ができあがるまではシューズを履いたときとは違うケガのリスクがあります。

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だから、いきなり裸足になって10km20kmを走るのはおすすめできません(わたしはいきなり10kmからやりましたが)。

じゃあどうすればいいのか?

練習量の簡単な目安があります。それが「痛み」です。裸足でのトレーニングは痛みを感じたら、そこで止めてシューズを履く。これでオーバートレーニングを防ぐことができます。

痛みに耐えて頑張ったほうが強くなれそうな気もしますが、痛みを伴った状態で走り続けると、体に無駄な力が入ってしまい、効率の悪い走り方が身についてしまうおそれがあります。

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痛いならワラーチでもランニングシューズでも好きなものを履けばいいんです。それが切り上げるべきタイミングですから。

それを何ヶ月も繰り返していると、いつの間にかフルマラソンでも問題なく走れるようになります。効率のいいランニングフォームで、痛みも最小限に抑えて走れますので無理なく完走できます。

シューズでフルマラソンを走れるのに、裸足でフルマラソンを完走できないという人は、走り方がおかしいか痛みに慣れていないかのどちらかです。両方という場合もありますが、そんな人にかける言葉はありません。

痛みに耐えたら裸足でも速くなる。それはそれで事実ですがそれって楽しいですか?

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楽しいならそれでいいと思いますが、わたしは痛いのが嫌いで嫌な思いをしてまで裸足で走りたいとは思わない軟弱な裸足ランナーです。だから、ゆっくりと体を作りながら距離を伸ばしていきます。

ただ、どうやら鹿児島マラソンまでにはカラダづくりがまったく間に合いそうにありません。それでも意地だけで裸足でスタートラインに立ちますが、今回は不安しかありません。

さてさて今年の鹿児島マラソンはどうなることやら。

とりあえず振る舞い酒の出る前夜祭と後夜祭を楽しむこと覚悟だけは決めました。あとはどれだけ笑顔を崩さずに走り続けられるか。気合と根性では痛みが増してしまうので、柳のようにゆるゆると流れるようにイメージして走るとしましょう。


前向き力: 脱力すれば、うまくいく (ちくま文庫)
著者:齋藤 孝
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睡眠を生活の中心に置いてみたら、今日の景色が違って見えた

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ブログを数日サボってしまうくらいのドタバタ週末でした。金曜日の夜にランレコード練習会、土曜日の午後からはアディダスのイベント取材で解散したのが夜中の1時過ぎ。そのまま新橋のサウナで仮眠して、翌日はFMヨコハママラソンの取材。

FMヨコハママラソンの取材は自主取材なので、自分のせいなんですがそのあと休む間もなく新松田でピラティス。毎月あったお寺のピラティスがなくなったので、行けるときに行っておこうかなと。

結果的には、あらゆる意味でボロボロな状態でのピラティスでしたが、瞑想するヨガも一緒にあったので最終的にはうまくまとまった感じで土日を終えることができました。

ピラティスの先生がお子さんを連れてきてたので、短い時間でも遊べたのも良かったのかもしれません。小さい子は一緒にいるだけで元気をもらえますから。

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この週末は睡眠時間がかなり削られてしまいましたが、朝ランをしなくなってから睡眠時間を十分に確保できるようになりました。長い日は7時間くらい寝ています。

これが良かったのか、足にずいぶんと筋肉がついてきました。足首周りは自分の足とは思えない太さです。これは、12月から取り入れている練習の成果がようやく出てきただけかもしれませんが。

でも体を作るために睡眠は重要だということを再認識しています。愛媛マラソン直前で風邪を引きましたが、そこから立ち直れたのもやはり睡眠の力があってのこと。

若い頃は寝てないことを自慢している時期もありましたが、それがいかに愚かなことなのか今なら分かります。人間にとって大切なのはきちんと寝れること。体だけでなく心のためにも。

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物書きの仕事もきちんと寝ているときとそうでないときでは、作業スペースも書いたものの質もまったく変わってきます。だから、毎日7時間くらいは寝たいところですが、それとは別に朝ランを再開したいと思ったり。

理想は睡眠時間を削らずに朝ランをすること。そうなると22時には眠らなくてはいけません。アスリートなら普通の時間なのかもしれませんが、貧乏暇なしですからわたしには少し厳しいわけです。

いろいろと無駄にしている時間を短くすれば可能なのでしょうが、なかなか難しいと言い訳をしてみたり。

ただでさえやりたいことが出来ていない状態になっています。1日は24時間しかない。1年は365日しかありません。それをいかにマネージメントするか。いや、その前に腹をくくることのほうが大事かもしれません。

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自分に必要ないものを今よりも削っていく覚悟。

世の中がどうなっていようと気にしない。自分のやるべきこと、やりたいことにだけ絞って生きていく。その覚悟がまだ足りていないのでしょう。

わたしたちの手は2本しかありません。千手観音のようにあらゆるものを手にすることができず、手にしていいのは2つだけ。その取捨選択ができるかどうか。

走ることと書くこと。これが今のわたしにとっての手にするもの。

そしてそれに必要なのは十分な睡眠時間という点では共通しています。だったらやっぱり7時間近い睡眠時間はきっと必須です。やるべきことを終えて余った時間に寝るのではなく、寝る時間を確保することを中心にやるべきことを決めていく。

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もちろん年に数回は思い通りにスケジュールを組めなくなる日があって当然です。仲間とお酒を呑むときには、時間いっぱいまで笑いたいですし、その時間がわたしの退屈な日常を支えてくれています。

ただ、それは非日常なものですから、ときどきはそういう日があってもいいというだけ。

その他の日にはとにかく寝ること。そして、いい仕事といいトレーニングをすること。それだけで十分なはずです。あれもこれも考えすぎずに、目の前のやるべきことだけに集中する。

きちんと睡眠時間を確保できていれば、もっと無駄なく1日を過ごすことができるはずです。ただ、あわただしくするのではなく、緩やかに丁寧に過ごすこと。今日の景色が違って見えるくらいにゆっくりと。


睡眠こそ最強の解決策である
著者:マシュー・ウォーカー
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手書きだから美しいのではない。想いをこめて書くから美しいのだ

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字を書くのが好きかもしれないと気づいたのは、年末の年賀状を考えているとき。お気に入りの写真に文章を入れてポストカードのようにしたものを年賀状として出しました。

そのときに、何度も練習をして書いたんですが、書いているとなぜか楽しくなってくるんです。

そして、最近はRUNNING STREET 365の記事タイトルを、もうちょっとキャッチーなものにしようと思って、キーワードをメモに書き出すようにしました。これがなんとも言えない楽しさです。

パソコンの画面上では絶対に思い浮かばない言葉が浮かんできます。本当にキャッチーになっているかどうかは分かりませんが、この記事でこんなに集まるの?と思うようなアクセス数になったりします。

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物書きですが、基本的にはパソコン仕事なのでなかなか文字を書く機会はありません。

取材に行ったときのメモくらいでしょうか。でも取材のメモってほとんど読み返しません。メモを取りながら自分の頭の中で構成を作って、書きながらポイントを思い出すのに見る程度。

書くということ自体が頭の整理になっているんでしょうね。なんとなく不思議な感覚です。

もともと書くことは嫌いではありませんでした。学校の読書感想文は誰よりも早く、誰よりも多く書いていました。このブログでも何度かお伝えしたかと思いますが、小学校から高校まで書道を習っていて、段持ちでした。

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何段だったのかはもう忘れましたが。

段持ちなんて世の中にたくさんいますので、誇るようなことではありませんが。芸能人が段持ちを自慢していたりしますが、ひどい字を書く人がたくさんいますし。

でもこうやって、文字を書くことに楽しさを感じられるのは、やっぱりあの頃の下地があったからでしょう。絵を上手に描く人がいますが、そういう人も小さな頃にたくさんの絵を描いてきたのでしょう。

わたしの美しい物好きも、もしかしたら書道を習っていたことが影響するのかもしれません。

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わたしの字がきれいかどうかは分かりません。自分のランニングフォームが美しいかどうかが分からないのと同じことで。いや、ランニングフォームは美しくないのは知ってます。

ただ、自分の字を見ているとなぜか落ち着きます。これでいいんだなと思えます。もっと上手くなるといいのにと思うこともありますが、それも含めて個性だと思える字体。

メモに書き出すときには筆ペンのペンまかせを使っています。そっちのほうがインスピレーションが湧きやすいからという単純な理由ですが、筆ペンで書いたほうが美しく見えます。

もう硯で墨を磨るなんてことはしないでしょうし、半紙に文字を書くようなこともしないと思います。わたしは書道をしたいのではなく、想いを文字にしたいだけですから。

もしそうやって文字を書くとすれば、働くことを辞めてからでしょうか。あの独特な香りを嗅ぎたい気分にはなりますが、きっとそれをするのは今ではありません。

文字を書くのが好きだと気づいたら、あとは書けばいいだけです。小さなメモ帳でも買って、ちょっとした空き時間に筆ペンで書いてみる。お気に入りの歌の歌詞だってかまいません。

小説の中のワンフレーズだっていいわけです。いくつも書いていれば、いつかは自分の想いを自分の言葉で書けるようになります。

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習い事ではないから自由にできる。そして、ある程度のところまでいったら、きっと書道をやり直そうと思うはずです。難しいことはそのときに考えるとしましょう。

今はただ書くことを楽しむだけ。ただ少しだけ自分の想いをこめながら。


書道教室 (リュウコミックス)
著者:筒井秀行
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ハダシスト、フォトグラファーになる

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わたしの肩書がに「フォトグラファー」が追加されました。

フォトグラファーの定義が分からないので、本当に肩書に入るのかどうか分かりませんが、とりあえず換金できるだけの稼ぎには鳴りました。

わたしは写真を撮るのが好きで、以前からあちこちに行っては写真を撮っていました。それがハードディスクの肥やしになるのがもったいないなと思って、photoACという無料の写真素材サイトにクリエイター登録しました。

自分の撮った写真をアップロードして、素材としての基準を満たしていたら採用され、その写真をダウンロードされた数だけお金が入ってくる仕組みです。1枚あたり4円くらいでしょうか。

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5000円以上の収益が出ると銀行口座に振り込みができるようになります。

昨年1月からコツコツ写真をアップロードして、採用されている数が約400枚。そして、先日初めて5000円に到達しました。費用対効果という意味ではかなり効率の悪い仕事です。

でも、採用されたら単純に嬉しいですし、ダウンロード数が増えると、誰かの役に立ってるんだなと、少し嬉しくなります。写真のほとんどが、まだダウンロードゼロですが。

写真を撮るのが好きになったのは、いつぐらいだったのか覚えていません。中学時代や高校時代にインスタントカメラでよく撮影していましたが、そのころはまだ撮っているだけでした。

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大学時代にデジカメに手を出しましたが、一眼レフなどを変えるわけもなく。

初めて手にした一眼レフは、父の遺したEOS Kissでした。その頃にはデジカメやiPhoneで写真を撮っていましたので、フィルムと現像にお金がかかるのが不安で……

一眼レフの使い方すら分かっていませんでしたし。

ただ、そこから撮影するという行為に楽しさを感じるようになっていきました。自分で初めて購入した一眼レフデジカメはオリンパスのE-420。見た目のかっこよさで選びました。

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でも、やっぱり最初は上手く使いこなすことができず、標準レンズを使ってオートで撮影しているだけ。それでも楽しかったのでしょう。かなりの枚数の写真が手元に残っています。

転機になったのはミラーレスのE-M10を購入したことでした。このときは懐具合も豊かだったのでしょう。単焦点レンズを2つ購入しています。ここからがっつりとハマっていきます。

物書きと同じで基本ができていない自己流。自分がいいと思ったものを自分の感覚だけで撮影しているので、駄作も山のようにあります。ついうっかり設定ミスして撮影することもしばしば。

でも、好きこそものの上手なれ。

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上手かどうかは実際のところよく分かりませんが、いい写真を撮ると褒めてくれる人がいるので、調子に乗ってphotoACでアップロードしたら、思ったよりもニーズが合ったというわけです。

写真の何が楽しいのかを説明するのは簡単ではありません。

ただ、自分のイメージ通りに撮れたときには気持ちいいですし、自分で写真を見返して満たされた気持ちになります。

わたしは趣味がない人間で、何をするにしても趣味以上を求めてしまいます。マラソンだって、いつも理想の自分を追いかけて、とても趣味の領域とはいえない関わり方をしています。

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物書きも結局仕事にしてしまいました。そして写真もそれに続きました。

これが今後どこまで稼げるようになるのかは、まだ分かりません。そもそも大きく稼ぐというよりは、より良い写真を撮るためのモチベーションのようなもの。

photoACで多くの写真をアップすることが、今後別の仕事に繋がる可能性もあります。ランニングの仕事がそうであるように。ただ、写真を語るならもっと勉強もしなくてはいけません。

やらなくてはいけないことがいっぱいです。自分で自分を追い込んでる気もしますが、やることがあるのは幸せなこと。ただ、すべてが中途半端にならないようにだけ気をつけます。


カメラはじめます!
著者:こいしゆうか
楽天ブックス:カメラはじめます! [ こいしゆうか ]

訪ねていこう、そこに名水があるなら

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日曜日は全国各地でマラソン大会。京都マラソンや北九州マラソン、熊本城マラソン、おきなわマラソン、高知龍馬マラソン……まだ他にもあるでしょうか。

福岡も高知もまだ走ったことがないので、来年はどちらかに出てみたいところですが、愛媛マラソンと2週連続だと思うとちょっと難しそうです。やっぱり愛媛マラソンだけは全力で走ることになりそうですから。

まだフルマラソンを走ったことがない場所ってたくさんあります。東北は岩手と宮城だけですし、九州は大分、福岡、佐賀、長崎の北側4県を走っていません。長崎は2020年に走るつもりですので、残りは大分、福岡、佐賀。

ランナー人生を終えるまでにすべての都道府県を走りたいという思いがありますが、フルマラソンのない場所もありますので、いつ叶うのかは分かりません。

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どこかに行くことを考えるとき、どうしてもいつもマラソンを絡めてしまいます。頭の中がマラソンのことしかないのかもしれません。たまには、走ることに関係なく旅をするのもいいかなと思ったり。

お気に入りの小説を片手にただひたすらにのんびりする旅。

そうなると意外とハードルが高かったりします。でも、まだ知らない場所はたくさんあるはずです。だって松江があんなにも素敵な場所だなんて43年間知らなかったわけですから。

ただ、難しいのは知らないということを知らない状態にあるということです。なんか禅問答みたいですね。

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何かの縁があればそこに行くことになりますが、縁がなければ知らないまま通り過ぎてしまうわけです。それは観光地だけでなく人間同士も同じことですが。

この国だけでも1億人以上の人がいて、都会に行けば毎日ものすごい数の人とすれ違います。縁がないから繋がらないけど、何かのきっかけで繋がることもあるわけです。

はじめましての人と、実は過去にニアミスしていたというのはよくある話。

過去に行ったことのある場所だって、魅力的な場所をスルーしていた可能性があるわけです。そういう場所は縁がないのかもしれませんが、縁というのは常に変化するものです。諸行無常だと昔の偉い人は言いました。

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そういえば、わたしは過去に名水百選巡りをしていたのを思い出しました。

まだほとんど行けてませんので、これをもう1度やり直すというのもいいかもしれません。公共の交通機関を使っての名水百選巡り。

名水百選巡りを中断している間に、平成の名水百選というのもできています。はい200名水あるわけです。おいしい水が好きなわたしとしては、ランニングとは別のテーマとして面白いかもしれません。

毎月1回で1年で12ヶ所、17年で200名水巡り達成です。そのときわたしは60歳。

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でもどうせなら走って…と悪い癖が出てしまいそうですが、それとこれは別の話としましょう。最寄り駅から名水まで走るくらいならいいですが。

ちなみにわたしの暮らしている秦野市にも名水百選があります。しかも名水百選総選挙のおいしさ部門で第1位になっています。丹沢の雫として売られているので、今度飲んでみましょう。きっと水の味しかしませんが。

これもきっとひとつの縁というやつです。以前見た場所でも、今なら違って見えるかもしれません。

月1回の走らない旅(走るかもしれないけど)。ちょっとワクワクしてきました。以前とは違って、いいカメラも持っていますので、記録もしっかりと残すとしましょう。

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まずはWEBサイトでも立ち上げようかな。なんかいろいろ取っ散らかしているような気がしないでもないですが。慌てずのんびり進めるとしましょう。60歳までに終えればいいんですから。

あ……でも新年号になったら、また100増える?気づかなかったことにしときます。


そうだったのか! 驚きの名水のチカラ: 名水博士が語る水と健康、食、酒……
著者:佐々木 健
楽天ブックス:そうだったのか! 驚きの名水のチカラ 名水博士が語る水と健康、食、酒…… [ 佐々木 健 ]

天才になれなくても99%の努力が無駄になることはない

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トーマス・エジソンの有名な言葉「天才は1%のひらめきと99%の努力」。1%のひらめきがないと99%の努力が無駄になるという意味での言葉です。

要するにひらめきがないと、どれだけ頑張っても意味がないというわけです。

とても厳しい言葉ですよね。

でも、わたしは思うのです。
どんな努力だって無駄になることなんてないと。

学生時代、わたしはサッカーで食べていくと決めていました。その夢は叶いませんでしたので、結果論でいえば才能もないのに努力をして無駄だったと言えます。

もし人生がそこで終わるなら。

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夢が叶わなかったら人生が終わるわけではありません。むしろその先の人生のほうが長いわけです。努力したことは必ず将来の自分に返ってきます。例えば継続することの大切さを頭ではなく体で分かっています。

サッカーに取り組んだときの姿勢は、社会に出て機械設計者になるまでの過程で活かされています。努力しないと成長しないことを知っているので、会社員になってからは休日返上で勉強の日々でした。

サッカー選手になるための努力をしていなかったら、会社員になってからあんなに必死に勉強をしていなかったかもしれません。すべては繋がっています。自分がやってきたことで無駄なことなんてひとつもありません。

そして、もうひとつ。

天才になること、社会で成功することだけが、人生の成功者ではないということ。

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平凡な生き方の中にも喜びはあり、有名にならなくても人生に楽しみはあります。欲しいものを何でも簡単に手に入れることができることが必ずしも豊かなわけではありません。

大事なことはいつだって過程にあると、わたしは考えています。

そこはわたしの甘い部分でもありますが、結果なんていうのは過程がしっかりしていれば勝手についてくるものですし、どれだけ頑張っても運が悪いと思うような結果にならないこともあります。

ただ、その過程というのは未来に繋がります。

だから所作の美しさを大事にしたいといつも口にしていますし、日々のトレーニングも集中して行っています。それがどこで役に立つのか、日の目を見るのかなんてことが気にしません。

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もちろん、目先の目標に向かって努力はしています。夢はやっぱり叶えたいものです。

でも努力をいくら重ねても、叶わない夢はあります。

だからどうしたと言いたい。

人生は夢を叶えるためにあるのではなく、目標を達成するためにあるわけでもありません。国破れて山河あり。夢や目標が意味ないというのではなく、それを成し遂げられなくたって、わたしたちは生きています。

「1%のひらめきがないと99%の努力が無駄になる」合理的な考え方だと思います。

それでも「努力は無駄にならない」と思える生き方だって捨てたもんじゃない。天才になれないわたしの精一杯の強がりですが。


トーマス・エジソン 神の仕事力
著者:桑原 晃弥
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裸足で走るのが好き

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久しぶりに裸足ランニングをしたような気がします。

今年に入ってから、2〜3kmくらい裸足で走ったかもしれませんが、きちんと裸足ランニングをしたのは、おそらく昨年末の花蓮太平洋縦谷マラソンが最後です。

さすがにこれくらい裸足で走っていないと、最初はかなりグダグダになります。グダグダの中でも気づきがあったりするので、無理に直すわけでもなく淡々と1時間ほど裸足ラン。

最後の方は足裏もかなり消耗してて、やっぱり大事なのは継続だなと、当たり前のことを思ったり。

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今回は裸足で走っていない間にランニングフォームを大きく変えたこともあって、そのフォームと裸足でのフォームの整合性を取るのにも手間取りました。

まだシューズでも試行錯誤をしている段階ですので、裸足となると何が正しいのかがさっぱり分かりません。とりあえず、シューズでやってきたことの重要なポイントだけ意識してみました。

笑ってしまうくらい上手くいきません。まぁそれはそれでいいのですが。

わたしが裸足で走るのは、楽しいからという理由だけです。裸足が体にいいからとか、走力を付けたいからとかそういうことは考えていません。いつも言っていることですが、裸足のほうが優れているとも思っていません。

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走りを楽しむための方法のひとつが裸足というだけのこと。

だから、寒い冬や暑い夏に裸足で走るようなことはしません。人間の体は10℃以下のものに触れると痛みを感じるように作られています。もちろん個人差はありますが、それは自分の身を守るための能力でもあります。

痛みを感じるからこそ足が凍傷になるのを防ぐことができます。

もちろん、鍛えることで痛みを少なくすることはできます。雪道を裸足で走っている裸足ランナーを見てすごいなと思うことはありますが、それを真似したいとは思いません。

わたしは修行僧ではありませんし、裸足を極めたいわけでもありませんから。

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でも裸足で走ることは好きです。それ以上でもそれ以下でもなく。そして、裸足は継続していないと足裏が弱ってしまいますし、走り方を忘れてしまいます。

だから、裸足で走れるときは可能なかぎり裸足で走っています。

昨日裸足で走ったのは、来月初めに鹿児島マラソンが控えているためです。鹿児島マラソンは裸足で走ると決めている大会のひとつです。そして、わたしが知るかぎり日本で1番裸足に適していない路面を持つフルマラソン大会です。

そこを走り抜くためには、さすがにもう裸足を始めないといけません。むしろ遅いくらいかもしれません。足裏を作るのには少なくとも1ヶ月くらいの期間が必要です。

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要するに焦ってるんです。2ヶ月近くもサボってしまったから。

まぁ出来ることは限られているので、コツコツやるだけです。鹿児島マラソンだけでなく南横ウルトラマラソンの準備もしなくてはいけませんから。

南横ウルトラマラソンはもちろんシューズで走ります。そう書いて、ちょっと嫌な予感がしています。まだ走り方も固まっていないのに、裸足でもシューズでも走り切ることができるのかということ。

二兎追う者は一兎も得ずとも言いますし……

でも鹿児島マラソンの裸足は絶対。南横ウルトラマラソンでも結果を出したい。普段は無欲なんですが、ときどき強欲になるんですよね。そんな自分も嫌いじゃないので、しばらくは強欲な自分と裸足ランニングを楽しむとします。


人として生きる―欲をコントロールすれば、すべてうまくいく
著者:酒井圓弘
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王の品格と歩兵の覚悟

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品格というのは大事だなと思います。別に誰のことを言ってるわけでもなく。そう思ったきっかけは、どこぞの大臣さんの発言ですが。

わたしは敬語が使えません。若いころは今よりも尖っていたのもあって、年功序列なんて重視していませんでしたし、世の中は実力がすべてだと思っていましたから。

メールなどでもできるだけ簡潔に書くことを心がけているので、「させていただきます」とか「していただきたく存じます」とかいう文面は使うことはありません。これは今でもですが。

「させていただきます」って、行動するのは自分なのになんで相手にへりくだる必要があるのか。「します」でいいのではないかと思うわけです。シンプルこそ美しいというのがわたしの美学ですから。

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でも、わたしのような無学な人間が表に出ると、どこぞの大臣みたいなことになるわけです。

わたし自身はあの大臣が思いやりのない人だとは思いません。ただ言葉のチョイスが間違っていたというだけで。ようするに品格がないわけです。

品格がない人は大臣に不適合か。そんなことはわたしの知ったことではありません。

実家にいるときに観たテレビで、歌舞伎役者のルーツを辿るといった趣旨の番組がありました。言葉遣いが同じ国に暮らしている人とは思えませんでしたし、所作の美しさも、芸に対する厳しさも何もかもが別次元でした。

きっと彼らにとって、それがあたり前なのでしょう。

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平民として43年間生きてきたわたしが、いまさらそこに寄せようとしても猿真似になるだけです。品格とは生き様のようなもので、どれだけ丁寧に生きてきたかが表れます。

ただ、丁寧に生きるだけが人生ではありません。もっと情熱的に熱く生きるのもいいでしょう。熱い人には熱い人なりの魅力があります。そういう人たちが品格を求められる場に適していないだけで。

そういう意味ではわたしはどっちつかず。熱くなるような生き方をしていませんし、品もないという。しかも敬語が使えない社会不適合者です。いまはフリーで働いていますが、なるべくしてなったような気がします。

誰かに迎合することができないから、自分の力で生きていくしかありません。ありがたいことに、自分で生きていくだけの力を親が与えてくれたので、いまのところなんとかなっています。

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あの大臣がどこかの会社のワンマン社長だったら会社もうまく回っていたし、失言を問われることがなかったのでしょう。

人にはそれぞれ居場所というものがあります。表舞台に立って人を喜ばせるのに適した人もいれば、自然豊かな場所で風を感じながらのんびり暮らすのに適した人もいます。

大事なのは自分の居場所を見つけるということ。見つけるための努力をすることです。

待っているだけではチャンスはやってきません。わたしたちは特別優れた能力を持っているわけではありませんし、選ばれた人間でもないのですから。

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10代20代ならまだ可能性は無限にあります。でも40代にもなると、自分の形というのがある程度できあがっています。自分ができることとできないことが分かってきます。

わたしに品格はありませんが、わたしだからできることもあります。

もはや、ないものねだりが許される年齢ではないのだから、覚悟を決めて自分の中にあるもので勝負する。そういう男にわたしはなりたい。


タカラジェンヌの美の秘密、教えます 宝塚式「品格」レッスン
著者:初嶺 麿代
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愛媛マラソンで得たものは安定して3時間30分以内で走れるという自信

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愛媛マラソンで自分は何を得たのか。冷静になって振り返ってみたときに、何も手元に残っていないような気分になりました。苦しんだだけという。

いい経験はできましたし、安定して3時間30分以内で走れるという自信になりました。それだけの練習を1年間してきたということで、来シーズンに向けてのカラダづくりで、何をすればいいのか見えてきました。

ハルカススカイランでは、ちょっと無茶な挑戦をしようと思います。タイムが下がっても、他の人がやらない方法でてっぺんを目指す。そして、それを来年の花蓮マラソンと愛媛マラソンに活かすわけです。

とはいえタイムは気にしません。もうワンランク上がると、また「サブ3」とか言い出すかもしれませんが、タイムを狙って走るというのはわたしのスタイルには合っていません。

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そんな甘いことを言っているから、いつまでたっても凡人の域を抜けられないのでしょうが、マラソン大会は目指したタイムで走るものではなく、自分の力を測るものだと思っています。

だから、今回みたいに潰れるのも悪くないと思っています。結果だけでなく、その過程がとても大切。例えば2時間59分で走るにしても、そのタイム設定にした根拠がないと失速したときに「自分の実力不足」にしかなりません。

わたしもかつては「実力不足」とレース後に言っていましたが、いま思えばただの逃げです。実力不足であっても構わないのですが、具体的にどの部分が自分に不足しているのか、それをどう改善していくのかを語れる失敗が必要です。

もっとも、今回は語れる失敗ではなかったので、何も手元に残っていないわけですが。

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まぁマラソンをやっていればそういうときもあります。無事走りきって、ラン仲間と美味しいお酒を楽しめただけでも十分なわけです。マラソンなんて本来はそういうもの。

別に成長する必要もないし、進化する必要もありません。少しでも速く走れるようになりたいなんて自己満足でしかありません。わたしにいたっては、速く走れるではなく上手く走れるですからよけいにタチが悪い。

上手く走れたかどうかを測る物差しはどこにもありません。自分が納得できるかどうかがすべて。

今回は納得できるかどうかも判断ができません。軽く意識が飛んでいた瞬間もあり、いつも以上に記憶がぼんやりとしか記憶に残っていませんので。部分的には覚えているものの、全体としてはどういう走りだったかはよく分かりません。

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マラソンにタラレバは意味がありませんが、もし風邪を引いてなかったらもっと走れたのか。実際の自分の実力がどれくらいにあるのかは少し気になります。

今回は無意識でキロ4分30秒で走っているエリアがありましたが、ベストコンディションだったら、それ以上のスピードがでていたのか。それともスピードはこの程度で後半の失速を抑えられたのか。

そんなどうでもいいことが、レースを終えてから浮かんでは消え、消えては浮かんできます。

この答えはもう出ることはありません。また1年間厳しい練習に取り組むわけですから、来年のわたしは今年の自分を凌駕しているはずです。タイムがどうなるかはともかく、もっと走れる自分になっていることは間違いありません。

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そういう意味では明らかに成長はしたものの、記録としては空白のシーズンとも言えます。

これがスポーツの面白いところ。努力は必ず報われますが、狙ったところで報われるとは限りません。むしろ、狙い通りに報われる人なんてほんの一部でしかありません。

報われなくても、これだけの走りができる。

もしかしたら、それが分かったことが今回の収穫かもしれません。何年間も出すことができなかった3時間30分切りを、1年前に必死のパッチで達成したのに、今年は自分の最悪の状態での3時間20分切りです。

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それだけの変化が合ったわけです。間違いなく何かを掴んだ2018−2019シーズンです。

最後の締めとして台湾で60kmのウルトラマラソンを走ってきますが、ここではきちんと何かが手元に残るような走りをしてこようと思います。この1年の集大成という意味で。

ただ気負いすぎることなく、走りを楽しむことも忘れずにいきます。台湾滞在中の美味しいものもしっかり食べて、走りでも結果を出す。なんて欲張りなんでしょう。

あと1ヶ月しかありませんが、いい準備をして台湾で気持ちよく祝杯をあげられるように淡々と積み重ねていきます。


マラソンランナーへの道
著者:鍋倉賢治
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第57回愛媛マラソンレポート〜苦しみながらもアスリート枠確保〜

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40km地点「もういいんじゃないか」という感情に支配されました。

残り2kmと少し。

足は重たくて思い通りに動かないし、吐き気もあります。風邪によるふらつきはさらに37km地点から続いていて、意識が飛びそうになり、点灯してしまうのではないかという恐怖心と、あと少しだという安堵感。

様々な感情が入り混じり、頭の中が混乱していたのでしょう。それはスピードダウンをうながすものではなく、レースを放棄しろと言っているように聞こえます。

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ぎりぎりのバランスで、悪魔の誘いに乗ることは避けましたが、思い通りに走れないことには変わりありません。全力を出し切ったといえば格好いいけど、現実は自分の体力の読み違い。

ことの始まりは5日前。法事のために早めに帰省していたわたしは、慣れない快適すぎる生活に体が驚き、風邪を引いてしまいました。それもそこそこ体力を削り取られるタイプの風邪。

ごまかしながら練習も続けましたが、連夜のように足を攣りそうになり、1回は実際に攣ってしまいました。怠惰な生活に体重も増えていたことでしょう。頬まわりのお肉に余裕を感じます。

でも走れないことはないですし、天気も良さそうだということで兎にも角にも愛媛マラソンのスタートラインに立つことに。GPSランニングウォッチは腕に巻いたものの「見ない」という決意。

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愛媛マラソンはコースの変化が激しくて、1kmごとのペースを決めると走りが乱れというのは経験済みです。体調もいまいちなのでペースを気にしても仕方ないと、自分の感覚に任せて走り出すことにしました。

そうなると、気分がずいぶんと楽になります。スタート直後の渋滞も慌てることなく、周りに合わせてゆっくりと入ります。風邪明けはいつもよりも心拍数が高いので、心拍数を上げすぎないように注意しながら。

ところが、スタートから4kmもいかないところで3時間30分のペースランナーに追いつきます。

「速すぎるのか?」と、時計を確認したくなる衝動を抑えて、そのまま走ります。無理はしていないつもりでしたし、スピードもそれほど出ていないはず。ペースランナーも混雑具合が解消するまで抑えているのだと判断。

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そのまま走り続けて、実家近くの交差点を通過。

愛媛マラソン、この日の気温は10℃の予報。このスタート直後に暖かは暑さに変わり、手袋はポケットに。じゃまだからと母に渡そうかと思いましたが、これはそうしなくて正解でした。

そのすぐ後にやってくる平田の坂。上り坂が好きというのもあって、グイグイ上っていきます。いま思えばこれが失敗の原因だったかもしれません。

ただ、坂を上ればそこからは下り。今回は試走もしていたので、コースのイメージがしっかりしていたのがかなり助かりました。サングラスをしているのもあって、集中力が高くて1kmがとても短く感じます。

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ただ「このまま行けるはずがない」という疑いの気持ちもあります。イメージでは体力が6割減くらいに感じていましたので、単純に考えれば21km手前で失速してもおかしくありません。

しかも平田の坂を上がって、2つのトンネルを超えたら、とてもつもない強風と向き合うことに。

前を走るランナーの中には風に煽られてバランスを崩す人もいます。ただ、風の強さは昨年学習済みですので、ここは大人しく集団についていきます。

昨年はペース維持を重視した結果、何度も強風にさらされて体力を奪われました。今年は記録もペースも気にしていませんので、無理に飛び出す必要はありません。レースは残りの14kmが頑張りどころで、前半は無理しないというのが鉄則です。

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背の高い選手を風よけにしながらの集団走。申し訳ないとは思いますが、わたしが先頭に立っても小さな体では、風よけにはなれません。

「戻りは向かい風になる」と自分に言い聞かせて我慢します。

思うようなスピードで走ることができないもどかしさはありましたが、自分のコンディションを考えれば妥当な判断です。しかもこの日はスタート前からお腹の調子がイマイチで、エイドでの補給が難しそうだという予感もありました。

案の定、エイドで食べたのは最初の一六タルトを1個だけです。食べると確実にトイレに向かうことになるので、ドリンクもできるだけ控えていました。

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ただ、風は冷たくても汗はかきます。おそらく軽い脱水症状になっていたかもしれません。

それでも32kmまでは集中力を切らすことなく、しっかりとした足取りでは走れていました。ところが、そこから大きく失速が始まります。ペースは分からなくても明らかにスピードが落ちているのが分かります。

そして完全に崩れたのが、平田の坂を下った直後でした。

練習のときも、下り坂の後の微妙な上りに苦しめられそうだと思っていたのですが、予想通りの大苦戦。風邪のせいで意識が朦朧としていますし、足は重いし、脱水症状になっているしで気持ちが完全に限界になっていました。

とはいえ実家のある39km地点までは、なんとか気持ちを繋げることができました。

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実家を過ぎてしまうと、もう気持ちを支えることができません。いつもは残り3kmがスパートエリアなのに、この日は苦しみしかありません。

沿道の声援に応えることもできず、ボランティアさんとのハイタッチをする元気もありません。

ゴール直前でラン仲間が出迎えてくれましたが、ひどい顔をしていたことでしょう。後で動画を見せてもらいましたが、あんなにひどい走りになっているとは……

もちろんラストスパートをする気力もなく、なだれ込むようにゴールしました。

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愛媛マラソン公式タイム:3時間21分37秒(ネットタイム:3時間19分58秒)

ネットタイムでは昨年よりは2分40秒の短縮で、久しぶりに2時間20分以内に完走となりました。タイムは水物ですので、あまりどうこう言うつもりはありませんが、今の自分のコンディションを考えれば悪くはない結果です。

愛媛マラソンのアスリート枠も確保しましたし。

でも、まだ満足できる走りではありません。足りない部分が多くありますし、また1年かけて苦しい練習を重ねなくてはいけないことは把握しました。改善できる点があるというのはいいことだと、前向きに考えるとしましょう。

来年の課題はコンディションづくりといったところでしょうか。これに関しては2019年を通して取り組んでいこうと思います。走力が低いなら、できるだけ100%に近い状態でスタートラインに立つ。まずはここからです。


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マラソン大会は自分の方向性を確認するためにある

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いよいよ愛媛マラソンまであと1日。

今シーズンのメインレースですが、1月に減量できなかったこともあって、それほど気持ちが入っていないのが結果的には良かったかもしれません。久しぶりにバッドコンディションでのレースです。

みごとに風邪を引いてしまい、昨日まで練習はできていますが心拍数を上げられる気がしません。

もちろん、スタートラインに立ったら集中力を高めて、ベストは尽くします。ただ、どれくらいのタイムで走れるかはまったくの未知数です。

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2夜連続、睡眠中に足を攣りましたし。でも、走れないかというとそうでもなく。気管支が腫れているのか酸素の供給量が足りていませんが。

まぁ言い訳はこれくらい。やると決めたらやるしかありませんから。

大会をテレビ放送する南海放送では連日ニュースで取り上げているらしく、地元は盛り上がってるようです。わたしは缶詰状態で仕事中なので、松山にいながらその熱を感じられていないのですが。

走りには行っています。ただレース前なので2日走って1日休むというペース。

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そこに普段よりもたくさんの食事が出てきていますので、日に日に丸くなっていくのが分かります。丸くなるのとは別に、足を伸ばせるお風呂に入ったら足首が太くなっているのに気づきました。

走り方を変えてからでしょうね。それ以外に太くなる理由がありませんので。足の筋肉のつき方も変わってきたような気がします。

東西対抗戦東海道ウルトラマラソンを走ったときには気づかなかったのですが、知らないうちに体が大きく変化しているのかもしれません。いいのか悪いのかは分かりませんが。

でも、体に変化が出ているのは今までとは違うということです。マラソン大会というのはそれを確認する場だとわたしは考えています。

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いわゆる「試合」というやつです。練習でやってきたことを試すのが試合。そして、自分の課題を見つけるのも試合。

頭の中で組み立てた自分の方向性が100%正しいなんてことは絶対にありえません。マラソン大会をイメージ通りに走ってみて、何が足りないか、方向性としてどう修正すべきかを知るのが、わたしにとってのマラソン大会です。

こればっかりは、普段の練習では分からないんです。

もちろん練習の中での気付きはありますが、それと方向性の確認は違います。練習は自分の方向性が絶対に正しいと信じてトレーニングをしていますので、確認する理由がありません。

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信じたとおりに積み重ねて、それを普段よりも追い込まれた状態にまでもっていくレースで試す。そこで調整をしてまた練習を繰り返す。賽の河原の石積みのようなもので、終りがありません。

ただ、それがたまらなく楽しい。

そして、わたしにとっての晴れの舞台というのが街道ランだったりします。そこではフォームとかそういうことは一切考えません。これまでやってきたものを、その時点での集大成として出します。

マラソン大会の位置づけというのは人それぞれ。こういう考え方もあるのだと思ってもらえれば。

というわけで、愛媛マラソンもメインレースには違いありませんが、タイムよりも今後につながる気づきを得られる走りをしようと思います。こんなコンディションだから気づけることもありますしね。


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