飯能ベアフットマラソン完走への3つのアドバイス

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日曜日の飯能ベアフットマラソンに向けて、裸足でのトレイルの走り方について記事を書こうと思ったのですが、今日はトレイルを走っているときに、いきなり腰が弾かれるような感覚があり、ちょっとよろしくない状態。

腰の深い部分なので、腰腸肋筋か。

下り坂の途中で弾けた感じで、体全体が前に跳ねてしまったので、危うく大惨事でした。なんとかバランスを取って、その後も走り続けたのですが、明らかに違和感が残ります。

痛みはありませんが、違和感があり、動きによっては体が嫌がる感じです。

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では走れないかというと、そうでもなく、むしろ上半身に柔軟性があり、足裏の痛みなどが脳にまで伝達されません。ちょっと太めの枝などを踏んだときはかなりの痛みがありますが、脳に伝わらないので痛みが連鎖しません。

こういうのをケガの功名というのでしょうか?

腰が弾けたあとは、間違いなくその前よりもいい走りができます。でも明らかな違和感。これが吉と出るか凶と出るかはしばらく様子見です。

いずれにしても、体にちょっと負荷がかかりすぎていたのでしょう。飯能ベアフットマラソンに向けて体調が良くないことへの焦り。明日ピラティスなので体との対話をしてこようと思います。

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さて、裸足でのトレイルの走り方ですが、トレイルというよりも、飯能ベアフットマラソン21.1㎞の走り方と言ったほうが正しいかもしれません。上位を目指す人ではなく、完走が目標という人向けのアドバイスです。

1つ目のポイントは急がないこと。

レースですので、どうしても周りに引きづられてしまいます。そのときに自分のペースを守れなくなって、後半失速という人がたくさんいます。またスピードを出しすぎて痛みが抜ける前に次の痛みを加えるため、痛みが蓄積します。

1周目は様子見のペースで、2周目の途中まではペースを上げず、2周目の半分まで来て、足裏と筋肉に余裕があれば、少しだけペースを上げるようにしましょう。おそらく3周目は痛みとの戦いです。

そこは気合と根性で。

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気合と根性も大事なのですが、もう1つのポイントとして、痛みを蓄積させない方法を紹介します。考え方は簡単です。息を吐きながら走ります。ハーと長く息を吐きながら走ってください。

吸うときは一瞬です。ハーーーーーーーーーースッ、ハーーーーーーーーーースッくらいの感覚です(だいぶ抽象的ですみません)。

痛みを呼吸で吐き出す感覚です。

注意するのは肩甲骨と肩甲骨の間の筋肉を、弛緩させるということ。いきなりやれと言われても分からないかもしれませんが、とにかく背中全体を緊張させないようにしてください。

呼吸と弛緩に関してはちょっと荒れたアスファルトで試してみてください。普通どおりに走るのと、吐きながら呼吸をするのとどちらが痛みを感じやすいわかると思います。

違いがわからない場合は、もうどっちでもいいです。

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最後にもう1つやっておきたいのが、痛みに慣れておくことです。今週中、できれば2回ほど荒れたアスファルトの上を1㎞でもいいので走っておいてください。これだけで感じる痛みが小さくなります。

足裏の防御力は何も練習していない人の場合ほぼゼロです。100を最大とすると、走る距離にもよりますが1回荒れたアスファルトを走っておけば30くらい耐性が上がります。2回目はおそらく15くらい上がるので合わせて45。

すべて感覚的な話ですみません。

痛みに関してはまったく無防備な状態はとても弱いのですが、痛みに慣れやすい状態です。無防備なまま飯能に乗り込むか、痛みを覚えさせておいて飯能に乗り込むか。好みの問題ですが、完走目的ならぜひ試してください。

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1.スピードを出しすぎない
2.息を吐きながら走る
3.痛みに慣れさせておく

この3つだけ頭に入れて練習をしておけば、21.1㎞くらいの完走は問題なはずです。あとは河童に抜かれないように気をつけてください。もっともその河童は腰の状態次第で、1周目か2周目でいなくなる可能性がありますが。 

あとカメラの前では最高の笑顔でお願いします。笑顔が何よりも痛みを軽減させてくれます。痛みの感情が勝つか、楽しいという感情が勝つかの勝負。

楽しんだ人ほど速く走ることができます。しかめっ面をせずに、最高の笑顔で21.1㎞を駆け抜けてください。


どんな時でも人は笑顔になれる
著者:渡辺 和子
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