24時間裸足チャレンジからの回復状況【大きな問題はない】

終わったことはすべて過去として、振り返ることはあまりしないのですが(大抵のことは寝て起きたら忘れてるだけ)、24時間裸足チャレンジをした結果、体がどのような状態になっているのかについて、一部の裸足マニアが気にしていると思うので、簡単にお伝えしておきます。

まず、1番気になるであろう足裏の状態ですが、足の甲も含めて少し腫れていて、足裏はジンジンしています。ただ、昨夜は練習会があったのですが、ほぼすべてのメニューを問題なくこなせる程度。違和感はあるけど痛みはない程度です。もちろん、水ぶくれなどはありません。

130kmも裸足で走って水ぶくれがないと聞くと、かなり凄いことのように思えますが、考え方が逆です。水ぶくれや血豆ができた状態で24時間も走れる人などいません。24時間走って水ぶくれができないのではなく、水ぶくれができないから24時間走れます。

ただ今回は、走っている最中に2回ほど足裏に棘のようなものが刺さりました。どちらも目視ではわからなかったので、なんとなく勘で抜き取りましたが、これは裸足練習不足。きちんと距離を踏んでいれば、皮膚が硬くなるので棘が刺さるようなことはありません。

次に疲労感について。多少眠さはありましたが、きちんと頭は回ってライディングの仕事はできています。これは走っているときも走り終えてからも、積極的に糖質を摂ったことで、グリコーゲン不足を回避できたのだと考えられます。塩タブレットもいつも以上に食べていたのも良かったのかもしれません。

大きな筋肉も多少のダルさ、反応の鈍さはありますが、練習会で筋トレできたことを考えれば、フルマラソンを走ったあとよりも疲れていないようです。反対に良くないと感じているのは膝の関節。これはあちこちギシギシしてて、歩いていても少し痛みが出ることもあります。

ただそれも耐えられないようなものではなく、ちょっとした違和感程度。それも時間とともに回復しており、足裏も含めて週末には普通に走れるように回復するはずです。戻らないのは日焼けによる皮膚の酸化くらいでしょうか。とても5月とは思えないくらいに、しっかりと日焼けしています。

あと左の大臀筋上部の付け根あたりがしっかりと痛みます。これは本当に大臀筋なのかは分かりません。膝を持ち上げると痛むので、おそらく大臀筋というだけのこと。ただ、これは走り始めて2〜3時間ですでに違和感があり、40km走ったくらいで今と同じくらいの痛みがあったので、原因はよく分かりません。

いずれにしても、24時間走ったにしては元気です。130kmも走ったら体がボロボロになるイメージがあるかもしれませんが、そうなるのはどこかで無理をしているから。もちろん私もベストは尽くしました。でも、限界の向こう側に行くつもりはなく、安全圏でベストを尽くしていただけ。

痛みがあれば立ち止まりましたし、歯を食いしばって走ったわけでもありません。体の声を聞き、無理をしない範囲内で走っていただけ。これが個人的に走るのとレースを走るのとの大きな違いです。大会はアドレナリンも出るので、最後は必ず無理をします。その結果、体がボロボロになるわけです。

個人的に走るなら、休むのも止めるのも自由。いいところを見せようとして、頑張ることもありません。ずっと自然体で体の調子に合わせるので、損傷が最小限でリカバリーが早まります。ただ、退屈になる時間もありますけどね。それでも感情の起伏が少なくて済むのはいいことです。

足裏の損傷を最小限に抑えるのは、おそらく技術なんだと思います。どんな技術なのかは私にはわかりません。自然とそういう走りになっていたので。ただはっきりしているのは、自分なりに試行錯誤はしてきたということ。なので長い距離を損傷なしで裸足ランしたい人は、誰かのアドバイスなど頼りにせず、自分なりにいろいろ試してみてください。

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