Runmetrixで裸足とシューズでどのようなフォームの違いがあるか比較してみた

ずっと購入するかどうかで迷っていたRunmetrix。シューズレビューをするときに役に立つのではないかと思って、思い切って購入しました。ただレビューするシューズがないので、前から気になっていた「裸足とシューズの違い」をチェックしてみました。

裸足もシューズもどちらも変わらないという結果が出る可能性もありますが、それはそれで検証結果としては面白いのでいいとします。ただ、明らかに違いがあったほうが今後の検証にやる気が出るので面白いのですが……こればっかりはやってみないことには。

目次

検証条件

まずは検証条件について説明しておきます。

コース:おおね公園ランニングコース2周(約2.1km)
シューズ:adizero Japan 5
ペース:6:00/km・4:15/km
確認ポイント:1km通過時

シューズは厚底やカーボンプレートが入っていると、何を測っているのかわからないのでadizero Japan 5を選びました。一応、私のハーフマラソン自己ベストを出したシューズですので、そこそこ走れる1足ではあります。

計測はランニングコースを2周して、1km通過時の記録で比較します。

ジョグペース(6分/km相当)での比較

左:adizero Japan 5 / 右:裸足
adizero JAPAN 5裸足
総合スコア7273
走行ペース6:01/km6:00/km
ピッチ176steps/min185steps/min
ストライド0.94m0.90m
骨盤を軸とした全身の連動6173
動きの力強さ4535
スムーズな重心移動9494
左右対称性8791
安定性9184
負担の少ない接地7982

まずはジョグペースからで、6:00/kmを目標ペースにして走りました。トータルタイムが違うのはスタートでadizero Japan 5の走り出しでまごついたためで、ペースも含めて上部の数字はあまり気にしないでください。

想定していたよりもだいぶ違いがあります。違いが大きいのは「骨盤を軸とした全身の連動」と「動きの力強さ」です。シューズを履くと「骨盤を軸とした全身の連動」が大きく下がり、裸足になると「動きの力強さ」が下がります。

「動きの力強さ」どちらも弱くて、他のシューズで過去に計測したときも同じような感じになっていました。ここはスピードを上げると改善する点なので、そこまで気にしていませんが、これについては後ほど書きます。

さらに裸足でもシューズでもピッチ走法になっていますが、裸足のほうがピッチ走法に近くなっています。力強さのなさを回転数で補っているということなのでしょう。ここでの結果は、ほぼ想定内です。

レースペース(4分15秒/km相当)での比較

adizero JAPAN 5裸足
総合スコア7779
走行ペース4:15/km4:17/km
ピッチ182steps/m194steps/min
ストライド1.28m1.20m
骨盤を軸とした全身の連動6976
動きの力強さ6857
スムーズな重心移動7789
左右対称性8589
安定性9184
負担の少ない接地8190

レースペースで走った場合もジョグと同じように、シューズを履くと「骨盤を軸とした全身の連動」が大きく下がり、裸足になると「動きの力強さ」が下がるようです。ピッチもストライドもジョグと同じ傾向にあり、裸足だとピッチ走法になります。

興味深いのは「負担の少ない接地」が90点もあるということ。スピードが出たほうが負担の少ない接地ができているのは想定外でした。裸足の姿勢が安定していないのはトータルで4本目だったので、疲労があったのかもしれません。次回は順番を入れ替えてみるのもいいかもしれません。

とはいえ左右のバランスもよく、スピードを出したときには裸足のほうが丁寧に走れている感じはあります。実際に丁寧に走っているので当然といえば当然ですが、こうやって数値化するとそれがはっきりとわかります。

総評:裸足のほうが走りが丁寧だけど力強さが失われる

正直、裸足のほうがスコアが低くなるかなと思っていました。レースのタイムでいえばシューズを履いたほうが速いので、裸足にはほとんどアドバンテージがない気がしていたので。ところが蓋を開けてみたら、スコアだけならシューズも裸足も変わらないという結果に。

裸足だと丁寧さが上がるので全体のバランスが良くなりますが、力強さがなくなるというのがジョグでもレースペースでも見られています。シューズを履いたときに力強さがないのも、きっとジョグをいつも裸足で走っている影響なのでしょう。

ランメトリックスのレポートでは、足が前に着地しすぎている点がフォームとしては改善すべき点で、あとは筋力不足だという結果になりました。まずは着地点について、普段のジョグから意識するとしましょう。練習メニューはランメトリックスアプリで調べられるので、基本的にはそれに従おうかと。

もちろん目安ですけどね。でもランニングを教えている以上は、安定して高いスコアを出したいところ。いや、自分で思い通り体をコントロールできるようになりたいところ。そのために、改善すべき点はしっかりと直して行こうかと思います。

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