無駄な知識?裸足でフルマラソンを完走する5つのポイント

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本当に一部の人にしか役に立たない情報だが、わたしが大阪マラソンを何を意識して裸足で走ったかを含めて情報を共有しておこうと思う。裸足ランナーにさえ役立つ情報かどうかはわからないのだが。

目次

1.スピードを抑える

まず初めに、裸足かどうかは関係のないことだが、今回はフルマラソン途中での給食なしで5時間走ることを課題にしていた。体脂肪を燃焼するエネルギーだけでフルマラソンを完走できるかを知りたかったのだ。

そのこと自体はどうでもいいことなのだが、大事なのは「スピードを出しすぎなかった」ということだ。それでもスタート時はかなり抑えたつもりでもいま思えばスピードを出しすぎていた気がする。

スタート時で6:30/km程度のスピードで入ったが、いま思えばスタートから1kmは歩いてもよかった気がする。裸足にも脂肪の燃焼にもスタート時にスピードに乗ることは百害あって一利なしだ。

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2.肩甲骨をセットする

次にフォームは肩甲骨をしっかりセットさせるフォームを今回は採用した。肩の位置が後ろになるランニングで大切なのは「姿勢」肩甲骨の位置合ってますか?で紹介したフォームだ。

このフォームの利点は下半身の力を抜くことができることにある。肩甲骨をセットすることで下半身の力みを取り除くことができる。裸足でフルマラソンを走るときにもっとも気をつけなければいけないのは力みだ。

足裏が痛くなってくると段々と筋肉に無駄な力が入ってしまう。裸足で走った翌日に筋肉痛になるほとんどの理由がこの力みにある。きれいなフォームでリラックスして走り続ければ筋肉痛はほとんど発生しない。

同じく股関節や足首が痛くなるのもこの力みが原因だ。着地時に体が痛みを避けるためにブレてしまうと、関節部分に必要ない力がかかってしまう。体をブレさせないためにも肩甲骨の位置は大切だ。

3.足の中指を意識する

今回新しく取り入れたのは足の中指の意識。

裸足に限らずランニングは親指、小指、踵の三点を意識することが大切だと習った人がいると思う。言いたいことは同じなのだが、その三点を意識して走るのは実は難しい。

そこでわたしは足の中指から着地するイメージで走ってみた。そうすることで実際は親指と小指が同時に着地することになる。これは裸足ランナーでなくても試してみてほしいい。まっすぐ体が進むのを体感できるのではないだろうか。

4.重心は低く膝を落として走る

走り方は重心を低くして膝を落として重力で走る方法だが、これは言葉では説明できないので、そうやって走っているとだけ頭に入れておいてほしい。必要であれば走り方のコーチはいくらでも引き受けている。

この走り方の利点は体重が足にかかりにくいということにある。それなりのスピードで走っても体重の2倍程度の負荷しか足裏にはかからないように走ることができる。普通の走りだと足裏にかかる負荷は体重の3倍程度になる。

この差はフルマラソンの距離になってくると大きな差になってくる。

5.尻尾でスピード調整

そして最後にスピードアップは骨盤で行うこと。大阪マラソンのコースは裸足ランナーには不向きな路面で、スピードに乗れる区間が少ない。そこでスピードに乗れるとチャンスとばかりに地面を蹴りだしてはいけない。

裸足で走るときスピードの調整は骨盤の傾きで行う。自分の尻尾が生えているとイメージしてもらいたい。その尻尾を地面に垂らすとき安定してゆっくり走ることができる。スピードを上げるときはこの尻尾を持ち上げられるイメージを持てばいい。

それだけで骨盤が前傾してスピードをあげることができる。だから路面が悪くてゆっくりなのときは尻尾でバランスを取り、走れるときは尻尾を持ちあげて加速する。

まとめ

まとめよう。まず大事なのはリラックスすること。体の力をしっかり抜いて重力を利用して走る。肩甲骨の位置は後ろで、体脂肪を燃焼させることのできるスピードで走る。そして中指着地と尻尾の意識だろうか。

わたしは30km地点からは「尻尾、中指、肩甲骨」と唱えながら、どうすれば体の力が抜けるのかだけを考えて走っていた。これだけでフルマラソンを裸足で完走することは間違いなく簡単になるだろう。

ただ、この情報をどれだけの人が欲しているのかは考えただけでも憂鬱になる。一生懸命語ったがおそらくほとんど伝わっていないし誰も求めてはいない。ただ伝えずにはいられなかった自己満足の記事。

それでもたった一人でも役に立ったと感じてもらえれば十分満足だ。

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