第4回ウルトラマラソン練習会は日光街道53㎞でした

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先週の土曜日は、今年4回目のウルトラマラソン練習会でした。今回走ったのは日光街道。日本橋から日光を目指して北上しました。とりあえずの目標は65㎞先にある古河です。

ランナーとしての参加者は3人で、日本橋から浅草までは大学時代の同級生が自転車で伴走。

速いランナーが多かったので、65㎞でも大丈夫かと思ったのですが、ダメだったのはわたしでした。朝からまったく足が上がりません。2日前に行ったインターバルの疲労と、前日に行ったトレイル裸足ランの疲労。

ちょっと走っただけで、足の筋肉が酸素不足の状態に陥ります。

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1㎞を6分くらいで走れそうなメンバーだったにも関わらず、いつも通りのゆっくりペースで都内を駆け抜けます。日本橋から浅草経由で千住宿まで。

日光街道で数少ない見どころでしたが、朝早いというのもあり浅草ではお店も閉まっている状態です。旅ランの安全だけを祈願して、そそくさと千住宿を目指します。

これまで2回ほど千住宿を走っていますが、これまでは2回とも北側から。江戸から北上すると見える景色が違い、新しい気付きがいくつもあります。これが旅ランの醍醐味でもあります。

同じ道でも走る方向や季節によって見えてくるもの、感じられるもの、空気の匂いがまったく違います。

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そして千住宿のある北千住は、わたしにとってちょっとドキドキする街。ここに来るたびに胸が高鳴りますが、理由はご想像におまかせします。

そんな千住宿を抜けて、目指すは草加宿。

さっと草加宿に向かえばいいはずが、このウルトラマラソン練習会。走ることよりも食べることに重きを置いているところがあるため、参加者の提案で東京ひよ子の東京工場へ。

そこでは「焼かれたてのひよ子」を購入できるということで、それはもう行くしかありません。東京工場ですが、実は埼玉にあります。足立区と埼玉県の境にある小さな川を越えたところにある東京ひよこ。

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ここで毎日何万匹ものひよ子が焼かれているのかと思うと、それはもう悪夢のような光景で……というのは冗談としても、走りながら食べるひよ子はなかなかのもので、口の中の水分を全部一気に持っていきます。

東京マラソンのエイドでひよ子を出したら、かなりのランナーが脱水症でリタイアすること間違いありません。

甘いものを食べたらしょっぱいものを欲しくなるのが日本人。きちんと草加せんべいもいただきます。まぁどこにでもある煎餅です。ただ、名物だと思うと食べずにはいられず。

草加宿ではお休みどころの神明庵で一休み。

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「寄っていきなさい」の一言にとことん弱い。お茶をいただいて草加宿の話をしてもらいます。こういうの本当に大切です。速く走る人には向いていないのでしょうが、わたしがしたいのは旅ラン。

見るものも見ずというのは、トップランナーたちにおまかせして、わたしは歴史を感じながら日本の道を走りたい。そういう思いがありますので、距離が伸びなくてもきちんと見るべきものは見なくてはと思うわけです。

草加宿を通過したら次は越谷宿。

そろそろ昼ごはんという時間帯でしたが、草加宿から越谷宿の間はグルメの空白区間。前回通過時も食べ物に悩まされました。

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そんな中、もう越谷宿に入るというところで見つけたうどん屋さん。わたしはうどんが苦手なのですが、どうもそのお店が気になります。というわけで主催者の独断と偏見で「うちだや」さんへ。

これが見事にホームラン級の大正解でした。食いしん坊の本能が大正解を引き当てました。満腹になってはまずいと思って注文した普通盛り。これで十分に大量なのですが、とろろのセットで600円。

ちょっと尋常じゃないコストパフォーマンスの高さです。

あまりに美味しすぎて、うどんが苦手なはずなのにあっという間に平らげてしまいました。わたしがこれまでに食べたうどんの中では一番だったかもしれません。これは並んででも食べる価値あり。

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ウルトラマラソンの練習会などでは、お昼をコンビニなどで軽く済ますことが多いようですが、そういうストイックなことは苦手です。地元の美味しいものをスルーする人生にわたしは楽しさを見出すことができません。

喜びがあるから頑張って走れます。

ただ、越谷宿からは淡々と走るのみ。粕壁宿、杉戸宿と走っていくわけですが、ここらへんにくると、明らかに古河までは行けないことに気づきます。お風呂の都合も考えて、今回は幸手宿まで。

10時間で、約53㎞のランニングでした。

ウルトラマラソンの早い人たちなら100㎞レースを完走している時間をかけてたったの53㎞。こんなの意味あるのかと思うかもしれませんが、意味があるかどうかはわたしの日光ウルトラマラソンの結果で判断してください。

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ただ、速く走るだけがランニングではありません。

走ることは手段であって目的ではない。旅をする。この国を自分の足で歩いて深く知ること。今回の参加者の1人が、東京マラソンのコースを見て「こんなところ走ったっけ?」と言っていました。

速く走ると景色を楽しむことが難しくなります。レースなら走ることが目的ですからそれはそれでいいのですが、わたしの練習会は走ることは手段でしかありません。

何が正しいかなんて正解はありません。ただ、わたしは走ることをもっと楽しみたい。知らないものにもっと出会いたい。美味しいものをみんなと食べたい。そんな思いで練習会を行っています。

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ちなみに5月14日に飯能ベアフットマラソンに向けた裸足トレイル練習会。5月27日にウルトラマラソン練習会で、藤沢もしくは戸塚から箱根湯本までを走ります。第1回の日本橋から辻堂まで走ったのを、オーバーラップしながらつなげる予定です。

箱根湯本まで走っておいて、夏の箱根越えランにつなげようかなと。

毎回美味しいものを食べれるとは限りませんが、ランニングの違った楽しみを知りたいという人は、ぜひ一緒に1日中走りましょう。


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