万里の長城マラソン前後の中国観光スケジュールが決まったよ

天津の街並み

天津の街並み

万里の長城マラソン前後のスケジュールがほぼ固まった。出国は4月28日で帰国が5月5日の7泊8日。ANAの格安航空券が出ていたので、日本の発着は羽田空港にした。万里の長城マラソンは5月1日に開催される。前半を北京と天津で過ごし、後半は瀋陽に行くことにした。ただ、マラソン翌日はまともに歩くことも出来ないだろうからそのまま北京滞在。5月3日から5日まで瀋陽観光で5日は実質移動日だね。瀋陽空港から北京空港に移動してそのまま羽田に向かうことになる。

瀋陽は満州時代に奉天と呼ばれ、日本軍の拠点になっていた場所。だから当時は北京よりも開発が進んでいたし、日本人が設計した建物が今でも残っている。今回の中国旅行は「蒼穹の昴・中原の虹」ツアーにするつもり。なので北京ではひさしぶりに故宮にも行ってみようと思う。そして瀋陽では張作霖の足あとを追うように観光したいなと。清王朝を築いた満州族の歴史にも触れてみたい。そして、そこに滞在した日本人の歴史にも。

おいらたちはなぜだかわからないけど近代史というのをあまり学んでいない。歴史の授業は受けたけて何年に○○事件があったとか覚えさせられた記憶はある。でもどういう流れでその事件が発生したのかまでは学んでない。満州事変は知っている。でもなぜ満州に日本軍が滞在していたのかは大人になって映画や小説から学んだ。そして自分の目でそれらを確かめたい。もちろん現地に行っても当時のことを正確に理解できるわけじゃない。でも例えば天津で溥儀の邸に行ったときに高ぶった感覚のようなものは現地に行かなきゃ感じられない。

中国の新幹線「和諧号」

中国の新幹線「和諧号」

北京から瀋陽には新幹線で行くという方法もある。最初はそれで行くつもりだったけど、片道5時間もかかるらしい。しかも北京で電車の切符を買うのはかなり大変な作業になる。長春に行くのと天津に行くのとで、2回ほど窓口を使ったけどその労力たるや。それもひとつの経験ではあるけど、時は金なり。短い滞在時間をさらに短くする必要はない。これでスケジュールは決まったのであとは宿の予約をすればOK。楽天トラベルかエクスペディアですぐできてしまう。航空券もそうやけど、旅行の予約がすべてiPadとかでできちゃう時代。おいらの初めての海外旅行の準備の大変さはいったいなんだったのか。初日の宿さえ決めずに行ったブラジルから20年…そうか20年も経てば世の中は大きく変わるわな。便利だなぁと思う反面、物足りなさも…というのは贅沢なんだろうな。

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