突然の足首痛とトラブルが発生したときの考え方

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昨日スクワットをしたのに、今日1分インターバルをしたら10本目の残り10秒のところで左足首に激痛。ダウンのために1kmを歩くようなスピードで走り、いま帰宅して仕事をしていたら痛みが増しています。

おそらく疲労が溜まりすぎてるんですが、足首痛のせいで明日のシューズトライアルと、明後日の東北・みやぎ復興マラソンの雲行きが怪しくなってきました。いま左足一本では立てません。

さて困りました。

とりあえず、どちらにも行きますが、どこまで走れるかはわかりません。安静にしていれば痛みはないので、炎症とかそういう類のものではありません。とりあえず冷やしていますが。

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ランニングによるオーバーワークなのは薄々気づいていたのですが、河童の川流れ。

過緊張なのかもしれませんので、本当は冷やすべきではないのかな。いまは冷やしておきますが、このあとお風呂に入っていろいろチェックしてみます。

愛媛マラソンに向けてちょっと気持ちが入りすぎたのかもしれません。本来ならスクワットの翌日なのでジョグの日ですし、そもそもマラソン大会の前々日にするメニューではありません。

でも足首に来るというのは意外です。

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わたしは基本的に捻挫しません。右足も左足も。靭帯が伸び切っているのか、伸びやすいのかは分かりませんが、子どもの頃に何度もあしをくじいた結果、どんなに捻っても捻挫にはなりません。

しかも今日はインターバル中でしたので、着地は基本的に前足部のみですので、足首に衝撃がかかるということもほとんどありません。

でもどっかの政治家が言ってました「ピンチはチャンスだ」って。あの政党はいつもチャンスだらけで、本当に羨ましい。それは冗談としてもケガはいつだって、ワンランクアップするための階段のようなものだと思っています。

高校3年生の夏、テスト明け初日のサッカー部の練習でわたしは肋骨を骨折しました。進学校だったので、半数は春で引退するような学校だったのですが、(全部員の中で一番下手だったけど)わたしはサッカー選手になるつもりでいたので、迷わず秋まで部活を続ける道を選びました。

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それなのに骨折です。8月の合宿ではなんとか走れるくらいまで回復しましたが、みんなが練習している中、1人だけひたすらランニングです。そりゃあもう悔しかったですよ。でも焦ってもどうにもなりません。

わたしはそこから目先のことをすべて捨てて、大学でそれなりの選手になるための練習に切り替えました。

体が細くて貧弱だったのですが、そのころから筋トレを始めました。わたしの体幹のベースはその頃に作られました。結局大学でも芽は出なかったのですが、ケガをしたことで覚悟を決めることはできました。

あの骨折がなければ、あの悔しさがなければ、わたしはきっと今こうして走っていません。

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だとすれば、今回のケガがもし大きなものだったとしても、悲しむことは何ひとつありません。わたしがここから大きく飛躍するためのきっかけになる。大きく進化するためのターニングポイントになるはずです。

そういえば裸足になったのもケガをしたからです。アスファルトの上を一歩も走れなくなったときの絶望感。

今日のケガが裸足だったというのはランニングの面白いところです。わたしを救った裸足が、わたしに足首痛というピンチを与える。でも物事はどっちから見るかで、見え方が変わります。

もしわたしがシューズを履いていたなら、もっと早い段階でケガをしていたかもしれないと。

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マイロード靴総合設計の薄井さんが作ってくれる和紙布シューズはお気に入りですが、インターバル練習で履くことはありません。長い距離を走るときや、リカバリーのときに履いています。

和紙布シューズならどちらにしてもケガはしなかったと思いますが、ハダシストのくせして持っている高機能シューズでランニングをしていたら、どうなっていたか。

実際にどうなっていたかというのはここでは大事な問題ではありません。こういうときにそんなことを考えても意味がありません。できるだけポジティブに考えること。いまが一番いい状態にあると信じること。

だから、悪いことが起きたときには、もっと悪くなってたかもしれないのに、これくらいで済んで自分はなんて運がいいんだろうと思うわけです。思考は自分を作ります。わたしたちは自分の妄想によって作られています。

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だから、わたしは明日も明後日も走るはずです。

無理はしませんが、走れる自分をしっかりとイメージして、いまできることをしっかりとやること。それ以上はできませんし、男なら全力を尽くしてダメなときは運命を受け入れる。ただそれだけでいいんです。


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