突然やってきた3年目のブレイクスルー

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会社を辞めて独立したのが、2年前の9月16日です。そのときは3年間は我慢の時と決めていましたが、3年目に入り環境が徐々に変わりつつあります。

たった1人のランニング情報発信。言ってみれば個人の趣味の範囲内でやってきたことですが、最近になって大手スポーツメーカーのイベントにプレスとして呼ばれることが増えてきました。

これまで壁の向こう側だった人たちがいる世界。触れるまではいっていませんが、かするくらいの位置にはいます。すごいだろうと言いたいわけではなく、誰でもこれくらいのことはできるというだけのことです。

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やるかやらないか。

結局のところそれに尽きます。わたしは会社員でいることに耐えられなくなって、サラリーマンという生き方から逃げ出しましたが、辞めたときの方向性だけはしっかりしていました。

どうやって稼ぐかという方針だけがなかっただけで。

今はまだランニングの情報発信だけで、食べていけているわけではありません。そこまで到達するのにはあと数年かかるとは思いますが、2年間の時間をかけて個人の趣味の域は抜けたように感じます。

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昨日、ナイキのイベントを取材したのですが、そこで「ブレイクスルー」という言葉がテーマになりました。アスリートが懸命に練習をしても、どうしても現状から抜け出せない。

でもある日突然、ブレイクスルーがやってきて、自分を超えていけることがあるそうです。

残念ながら、マラソンでそのブレイクスルーを感じたことはありません。ブレイクスルーを感じられるほど、日々の記録が安定していないという問題もあるのですが。

でもサッカーなら何度もブレイクスルーを感じています。

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そして、いまランニングの情報発信という部分で、障害となっていたものが目の前から消えていったように感じます。石の上にも三年と言いますが、世の中のスピードが早くなっても、その3年というのは変わらないようです。

最近は若い人たちが会社に入って3ヶ月くらいで辞めてしまうようですが、なぜ3年間耐えないのかと疑問に感じます。もちろん、本当にまずい会社ならすぐにでも辞めるべきです。

でも大卒の1年目の離職率は10%以上あるそうです。10人いれば1人は辞めるという計算です。

でもこれを見て「いまの若い人は」というのは間違いです。平成元年でも1年目の離職率は10.7%もありますので、そもそも日本人の離職率はそれくらいあるということです。

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仮に会社に残ったとしても、そこで自分を研鑽しているのはどれくらいいるのでしょう。何もせずに過ごす3年と、命がけで過ごす3年間では得られるものが全く違うのは言うまでもありません。

それは何も仕事に限ったことではなく、あらゆるものに通じることです。

ではわたしが死ぬ気でやってきたのかどうか。残念ながらこれは客観的には判断できません。結果がついてき始めたということは、ただ流されるような時間の過ごし方はしてこなかったのだと思いたいところです。

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でも、この2年間を必死のパッチでやってきて、いろいろなものを手放してきたなということも実感し始めました。

会わなくなった友もいますし、ゆとりある生活もありません。何をするにしてもほとんど仕事と絡みます。生きていることがすべてネタになりますから、ずっと慌ただしい状態です。

考えなくてはいけないことは山ほどあり、行動しなくてはいけないこともいっぱいあります。

でも、全部自分で選んだ道です。大変だと思うことは毎日のようにありますが、それから逃げ出したいと思うことはひとつもありません。生きているということをいつも感じています。

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とはいえ、今ここはまだプレスとしてのスタートラインに立てたに過ぎません。周りを見渡しても知らない人ばかりですし、周りの人たちはとっくにスタートラインから出発をしています。

そこに追いつくには、これから何度もブレイクスルーを繰り返していかなくてはいけません。

そこで認められることが目的ではありませんが、トップレベルで情報発信をしている人たちに存在を認められるというのは、自分の文章がそれなりのものである証でもあります。そこをひとつの通過点にしなければ、その先は望めません。

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とりあえず今はこれまでと同じように、いや、これまで以上に自分のすべてを出して走り抜けるしかありません。もちろん自分らしさを維持しながら。難しいからこそ挑みがいがあります。

3年目が終わったときに、どの位置にいられるのでしょう。はっきりしているのは、この1年が勝負の年だということです。もちろん毎日が勝負の1日です。


ブレイクスルーへの思考: 東大先端研が実践する発想のマネジメント
著者:東京大学先端科学技術研究センター
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