人と対立しないで生きてく〜ハダシストの頭の中〜

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自分の子どもに対して、ちょっとキレ気味に「〜しなさい」と言うお母さんを立て続けに見ました。「〜しなさい」ならまだいいのですが、「〜しろや」くらいの口調の人もいて、ああいうのはどうなんだろうと疑問に感じています。

機能は散歩中のおじさんが、自転車が入っていけないエリアに乗り入れていた中学生くらいの男の子に「降りろ!」と命令口調で言っていました。

なんで、そういう言い方をするのだろう。いつも不思議に思っています。

自分の子どもに対して、きつい口調になるのは、まぁわからなくはありません。賛同はしませんが。毎日毎日思い通りに動いてくれなくてイライラする。子育てで疲弊している状態で優しく接するのは難しいことなのでしょう。

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でもそういう接し方をするから、子どもはもっと言うことをきかなくなります。わたしなんかは毎日叩かれて育ったので、そこにあったのは恐怖でしかありませんでしたが、痛いのは叩かれたときよりも、心のない言葉をぶつけられたときだということを知っています。

正直言えば、まだ叩かれているほうがマシです。言葉による圧力、言葉による暴力。そこからは何も生まれません。

なぜ人は自分の立場を上にして、相手を屈服させようとするのでしょう。立場なんて上でも下でもいいんじゃないかと思うわたしの考え方はあまり一般的ではないのでしょうか?

もっとも、わたしの場合は上も下もなく、基本的にフラットな関係しか築いていません。生まれたばかりの赤ちゃんも、わたしの倍以上生きている人もみんな同じ場に立っています。相手が総理大臣やどこかの国の大統領であってもです。

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人間の能力に優劣はあっても、人間としての目線に優劣はありません。わたしたちは同じように人生でもがいて、人生を楽しみ、そして死んでいきます。

ただ、わたしはフラットなつもりでいても、いつも半歩引いて立つようにはしています。上や前に立たれると腹を立てる人がいるというのも事実ですし、何よりも他人はいつも自分よりも優れているので、そこには尊敬する気持ちがあるからです。

わたしはいつだって学ぶ側です。相手が小さな子どもであってもです。

こういう考え方をするようになってから、わたしの尖った部分はいつの間にか消えてしまいました。20代はそこそこ切れ味のいい刃をつけていましたが、今はただのなまくら刀です。

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いや、なまくら刀どころか二本差しをどこかに置いてきたようです。

刀は差していませんが、心はサムライ。いや、そんないいものではないですね。ただ、刀を差していないというのはいろいろと利点があります。まず誰も刀を抜いて来ないということです。

戦う気のない人にケンカを売ってくる人はいません。ときどき変わった人もいるので気はつけていますが。

じゃあどうやって自分の意見を通しているのか?

簡単な話が、他人に自分の意見を通そうなんて思わなければいいんです。そこはもう根本的な考え方の間違いです。自分の意見によって人を動かす。思い上がりも甚だしいというわけです。

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こんなわたしでも、ときどき意見を求められますが、基本的には自分ならどうするかということと、世の中の原理原則に沿ったことしか言いません。それでも相談してきた人が、実現に向けて前を向けるためのことしか言いません。

きっとわたしが「止めておいたほうがいい」と言ったのを聞いたことのある人、ほとんどいないと思います。

みんなどうにかして自分の想いを形にしたい。だったら、それに向けてできること、やるべきことが何かを述べ、その中で自分にできることを提示する。それだけです。

わたしには「絶対」という考え方がありません。「絶対にやってはいけないこと」「絶対に守らなければいけないこと」そんなものはひとつもありません。認めないことはそこそこたくさんありますが、それはわたしが認めないというだけのことで、そこに存在するのは好きにすればいいということです。

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絶対がなければ、自分の意見を無理に通す理由がありません。

その場その場で、最善の行動を取ることがわたしの理想で、昨日の常識は今日の非常識になっていることもありますし、誰かのひと言で、物の見え方が180°変わることだってあります。

そういうときに変われる自分でありたいとは常に思っています。そのためには「自分」なんてものはないほうがいい。それがわたしのスタイルです。

とはいえ、自分をしっかり持っている人はカッコイイなとは思います。嫌いではないですし、憧れの対象になることだってあります。ただ、わたしがそれではないというだけのこと。

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自分を持っていないから、他の人から見ればきっとカッコ悪い生き方です。

それでも誰かに媚びを売るような生き方はしませんし、自分の進むべき道は自分で決めています。それだけは自分に対して誇ることができる唯一のことかもしれません。

周りからみてカッコ悪くても、自分が胸を張って生きられればそれで十分です。そんな男に惚れてくれる人が1人居てくれれば、十二分に満たされるんですが、それはなかなか難しいようで。


戦わない生き方
著者:横山 信治
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