奈良に溶け込めない自分と奈良を好きになりたい自分

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明日、奈良マラソンを走るのですが、珍しく気持ちが入っていません。どんな大会でもそれなりのワクワク感があったりするのですが、今回はそれがまったくありません。淡々としている感じで。

モチベーションがないというわけではなく、心ここにあらずといった感じがします。

ひとつは明日は裸足で走らないからかもしれません。わたしは裸足ランナーですが、12月に裸足でレースに出たのはNAHAマラソンくらいです。

わたしは気温が10℃を下回ったら裸足で走らないようにしています。そこで頑張ることに何の意味も感じないので。いくら寒さに耐えられるようになっても、南極を裸足で走れるようにはなりませんから。

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いや、ヒトがまだ人間でなかった頃なら、零下何十度の世界でも裸足でこの地球を歩き回っていたのでしょう。ただ、わたしは原始人でもありませんので文明は利用します。

裸足で走らない言い訳は済みました。

わたしは気が乗らないのはきっと奈良という場所にあるような気がします。以前大阪から伊勢神宮まで走ったときも感じたのですが、どうも奈良という街との相性がよくありません。

好きとか嫌いとかいうのではなく、もっと根っこの部分でどうもうまく溶け込めない自分がいます。理由は分かりませんが、ときどきそういう場所があります。

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今日も奈良行きの夜行バスが取れなかったので、京都行きのバスに乗ったのですが、なかなか京都から奈良に移動しようという気分になれませんでした。

きっと前世が奈良で悪いことをしたのでしょう。だから落ち着かないというかソワソワするのかもしれません。

もちろん前世なんてものは信じていませんが。

でも、この溶け込めない感覚はとても大事なことです。そういえば鹿児島も到着した日は居心地の悪さがありました。ここは自分が来てはいけない場所だという感覚。

いったいわたしの前世は日本全国でなにをしでかしたのでしょう?伊勢神宮には1人だと近づくこともできませんし。

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それでも鹿児島は、自分とそれ以外の世界の間にある境界線が曖昧になり、たった2日半でしたが心地よさに変わっていきました。42.195kmを走りならが声援をもらったことも関係あるのでしょう。

走りならが許されたような気持ちになりました。何を許されたのかはわかりません。

スピリチュアルとか前世とかまったく興味はありませんし、神も仏も信じていません。ただ、そういう世界を否定するつもりもありません。むしろそういう目に見えない世界を期待する自分はいます。

きっと運命の人はいるんだと信じたいのと同じ感覚で。

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奈良マラソンを走り終えたときに、いや奈良を出発するときに、また帰ってきたいなと思えるかどうか。そうなれるかどうかは自分自身にかかっています。

前世が避けている場所ならば、きっと縁もゆかりもあるはずです。きっとここを好きになる。そのために走りに戻ってきたんだと思いながら、奈良の街を駆け抜けてみようと思います。


おとなの奈良 絶景を旅する (奈良を愉しむ)
著者:堀内 みさ
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