ユニセフのマンスリーサポートを始めて10年が経過しました

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ユニセフから郵便物か届きました。ユニセフに払うことはあっても、何かをもらう覚えはないなと思って封を切ってみると、中に入っていたのはマンスリーサポート10年継続の感謝状でした。

このブログで何度も書いていますが、わたしは最初に独立をしたときから、毎月1万円ずっとユニセフへの寄付をしています。その金額を思い浮かべるたびに「せこいな」と恥じる気持ちになります。

独立をしたら社会に貢献する意味でも寄付をすべき。何かの本でそう読んだのがきっかけだったと思います。そこに書かれていたのは「収益の1割を寄付しなさい」ということ。

理屈ではなく、成功者の多くがそうしているし、自分の稼ぎを自分だけのものにしないという思考が大事なんだとわたしは考えています。とはいえ、実際のわたしはほぼ惰性で1万円を寄付し続けています。

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少なくとも寄付をしていることを自慢したり、誇りに思うことは一切ありません。毎月クレジットカード決済で1万円引かれているので、このようなことでもないと募金していることすら忘れています。

それでも、ここまで10年間ですので、もしかしたら1人くらいの命は救えたかもしれません。

そこに何の意味があるのかは考えません。本当に救えたのかどうかもわかりませんし、それ以上に命を落としていった人のほうが多いわけです。砂漠の中に1滴の水を垂らしてもそこに意味などありません。

わたしが寄付した1万円なんて金額は、下手すればユニセフの運営費にほとんどが消えているかもしれません。それじゃあ何もしないほうがいいのか。それはやっぱり違います。

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わたしが仲間と一緒に美味しいお酒を楽しめるのも、毎日楽しく走れているのも、別の地域の人からすれば、夢のように豊かで幸せな日々だったります。

学校に通うことが夢だという人が、この地球上に存在します。それを知っているのに、見て見ぬふりをするというような男にはわたしはなれません。もちろん世界中のそういう人たちをわたしが救えるわけではありません。

そもそも、救いたいというおこがましい気持ちもなければ、熱意もありません。わたしはただ、こうやって面白おかしく生きていることをあたり前にしたくないだけのことです。

だから、自分以外の人に「寄付をしたほうがいい」なんてことは言いません。わたしにとって寄付をすることは、あたり前のことなのですが、それを無駄金だと思う人もいるでしょうし、もっと効果的に使える人もいると思います。

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わたしの場合は社会貢献という気持ちすらありませんので、実際のところ定期的に献血をしている人や、ドナー登録をしている人のほうがよっぽど素晴らしい人たちだと思います。

わたしは、泣きそうになるくらい注射針が嫌いなので、とても献血なんてできませんし、ドナー登録をしようと思い切れるほどの経験もしていません。

ただ、これからもユニセフへの寄付は続けていくんだろうなとは思います。ユニセフのよくない評判も聞きますが、わたしの寄付がどのように使われようと、正直知ったことではありません。

この地球で生きていくものの義務として払っている。地球規模での税金みたいなものだと思っています。非課税世帯のわたしが言うとまったく説得力を失ってしまいますが。

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お金の使い方なんて人それぞれです。社会貢献の方法だって自由です。別に社会貢献なんてしなくても、地球は勝手に回っていきます。でもね、これだけは止めるべきではないとわたしは感じています。

そこに何も生まれなくても、意味なんてなくても、続けなくてはいけないことが男にはあります。

そのひとつがわたしにとってのユニセフへの募金だと思います。もし募金を止める日が来るとしたら、それはわたしは隠居する日なのでしょう。夢も希望も手放すとき、きっとわたしは募金も止めてしまうでしょう。

逆を言えば、この寄付を続けていく限り、わたしは自分の夢や目標に対して熱くいられるはずです。


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著者:ロバート・H・フランク
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