自分ができる形で台湾への復興支援をすればいい

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みなさんのご存知のように台湾で大きな地震がありました。facebookでもtwitterでも東日本大震災の恩返しということで、募金をしようという動きがありました。

「お前も台湾が好きなら募金しただろ?」

そう思うかもしれませんが、わたしはいまのところ1円も募金をできていません。もちろん募金をすることは素晴らしいことですし、困っている人を助けようとするのは正しい行動です。

じゃあ何でできてないのか?

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それは単純にわたしが募金が苦手だからです。完全に個人的な得意苦手の話でしかありません。ユニセフに毎月募金している形にはなっていますが、あれはわたしにとって募金ではなく還元です。

自分が稼いだお金の一部を社会に還元しているだけで、募金の意識はまったくありません。

なぜ自分が募金をするのが苦手なのかよく分かりません。目の前に困っている人がいて、自分に余裕があるなら、当然助けるべきだとは頭では分かっているのですが、42年間ずっと募金とは距離を置いてきたような気がします。

もしかしたら、お金というものをそれほど信用していないからかもしれません。わたしが信用するのはお金ではなく人間です。お金は何かをするための道具でしかありません。

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とはいえ、お世話になっている台湾に対して何もしないというのでは筋が通りません。いい思いだけさせてもらって、自分は何も返さないというのはいい大人としてあるべき姿ではありません。

じゃあ自分は何をすべきなのか。自分に何ができるのか。

それはもう何度も台湾に遊びに行く。何度も台湾を走りに行く。そして台湾の魅力を文章にして、1人でも多くの人に興味を持ってもらうことだと思います。

もちろん、わたしが何かをしなくても、今はもうたくさんの人が台湾を好きになって、LCCのセールを取れないくらい人気の観光地にもなっています。

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わたしが伝えなくてはいけないのは、どのお店が美味しいとか、どこの景色が美しいということではなく、台湾の歴史や日本との関係です。台湾の歴史はとても複雑です。その複雑さの原因のひとつが日本にあります。

台湾の元号は光緒の次が明治です。明治・大正・昭和と続き、民国になります。光緒は清朝ですが、ここらへんで普通の人は頭がまったくついてきません。学校では教えてくれないので当然です。

日本では近代史をほとんど時間をかけません。中華人民共和国と中華民国の違い、清朝がどうやって中華民国、中華人民共和国になったのか。その裏で日本が何をしていたのか。

そういう歴史背景を中心に台湾とは何なのかを伝えていくことが、わたしなりの台湾に対する恩返しなのではないかと考えています。

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そしてやっぱりお金を出すのではなく、自分で訪台するのがわたしのスタイルかなとは思います。これは人それぞれに支援の形があると思います。人が流れればそこに活気が生まれます。景気というのはお金の動きだけで作られるわけではありません。

もちろん、今すぐわたしが行って何かを出来るわけではありません。花蓮に行っても邪魔をするだけですので、とりあえずは、今年の12月に花蓮太平洋縦谷マラソンが開催されるなら、台北マラソンではなくそちらに出ようかと思います。

開催されない場合は、もちろん台北マラソンに出場するつもりですが、いずれにしても12月には台湾です。来月も南横ウルトラマラソンのために訪台します。

今のスケジュールなら、6月か7月にも行けるのではないかと企んでいます。

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6月か7月は走る予定もありませんので、1日20km以上歩かされる覚悟がある人は、ぜひ声かけてください。あと念願の豆腐の街に行くつもりなので、臭豆腐の洗礼を受けることになると思いますのであしからず。

こんな風に、みんながそれぞれの支援を形にできれば、様々な角度から恩返しが出来るんじゃないかなと思います。しつこいようですが、募金が良くないと言っているわけではなく、違う形もあるよと伝えたいだけです。

きっと世の中にはわたしのように、理由はわからないけど募金が苦手という人もいると思います。でも何かできることを行動に移したい。そういう思いがあるなら、ぜひ台湾を訪れて、肌で台湾を感じてみてください。

現地で何も出来なくても、行ったことに意味があります。1年に1回でも10年続ければ、10回の訪台です。その過程できっと台湾の人たちとのコミュニケーションも増えていくはずです。

友だちを作ること、友だちの輪を広げること。それもきっと復興支援のひとつの形だと、わたしは思っています。



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