なぜハダシストは1年に4回も台湾に行くのか

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なぜ1年に4回も台湾に行くのか。ラン仲間にそう聞かれました。冷静に考えてみると、ちょっと普通じゃないですよね。いくら好きだからと言っても、毎年1回行けば良さそうなものなのに。

そう聞かれても明確な答えを出せなかったので、ブログを書きながら頭の中をまとめてみようかと思います。自分でも、なぜこんなにも台湾に行くのか不思議に感じていますので、一度整理しておくべきでしょう。

まず、わたしは台湾で何かを成し遂げたいとか、そういう熱い想いはありません。あくまでもわたしが抱いている夢は、日本人と中国人で当たり前のように友だち関係を作れる時代を築くことです。

もちろん、そこから台湾を省いて考えることはできませんが、すでに台湾人と日本人が当たり前のように友だちになれる時代は来ています。

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台湾に対してわたしが何かをしなくても、すでに動き出している人も大勢います。わたしにとっての台湾は、夢を見る場所ではなく、今を楽しむ場所です。

美味しいものを食べ、台湾の人たちとコミュニケーションをとり、非日常の空間を歩く。そういう位置付けにあります。

ではなぜ台湾なのか?日本国内にも素敵な場所はいくらでもあるし、まだまだ出会ってない景色や、美味しい食べ物が無数にあります。行ったことのない県すらまだあります。それらに行くことなく、なぜ台湾ばかり行くのでしょう。

台湾にいる時のわたしは、どことなく緩んでいます。「まぁいいか」と何度も思いますし、何かを頑張らなきゃと思うことも、何かに追われることもありません。

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もしかしたから、わたしは自分をリセットするために台湾に行っているのかもしれません。全ての仕事を放り出して、いつもとは違うストレスを受けることで自分を解放する。

国内もマラソンでいろいろ回っていますが、それらはほとんどが仕事とセットになっています。仕事をしなくてもいい状態でも、書くことが頭から離れることはありません。

もちろん台湾でも多少の仕事はしますが、仕事の優先順位はかなり下がります。書くことは好きですが、それでも起きている時間が全て仕事というのは、心にも体にも無理があります。

でもそういう生活が成立しているのは、台湾や中国などで過ごす時間があるからかもしれません。

 

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極端にアクティブな方向に動くことで、家で閉じこもって仕事をするという特殊な環境を受け入れている。そういうことなら自分の中でも理解できなくもありません。

ただ、それですと台湾でなくてもいいということになります。近場なら上海でも香港でもいいはずです。わたしは北京には行きますが、上海も香港もほとんど行きません。行きたい気分にもなりません。

やっぱり台湾の街には居心地の良さや相性というものがあります。

10年以上前、作家の村上龍さんが「キューバがいい」と何度も繰り返すので、自分の目で確かめようと、実際にキューバまで行ったことがあります。刺激的で楽しい旅でしたが、それからわたしがキューバに行くことはありませんでした。

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少なくともキューバは自分の居場所ではない。それを確認するためだけにキューバまで行ったのかもしれません。その時から意識しているのは、自分にとって特別な場所というのが必ずどこかにあるはずということです。

そしてたどり着いたのが北京でした。北京はただそこにいるだけで自分が満たされていくのがわかります。「ここが自分のいるべき場所」と感じる何かがあります。

台湾はそういう感覚とはまた違った居心地の良さを感じています。自分がいるべき場所というよりは、自分が居てもいい場所という感覚です。

北京は1人で映画を観るようなもので、台湾は好きな人とデートをするようなものと表現すると少しは伝わりやすいかもしれません。どちらも自分にとっては大切な時間で、そこに優先順位はありません。どちらも失いたくない大切な時間です。

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今はデートが楽しいのでやや台湾の比重が大きくなっていますが、何かの拍子で簡単に「1人で映画がいい」入れ替わります。

今は日本国内での仕事が忙しいから、そこから逃げるように台湾に行っています。でも国内の仕事が落ち着いたら、きっと北京での活動時間が増えて行くはずです。

北京・台北・鶴巻温泉の3ヶ所で上手くバランスをとって、いま自分が居るべき場所を決めている。そう考えるとすっきりします。

もっとも10年後にはもっと違う場所を好んでいる可能性もあります。現在進行形での自分の足場がその3ヶ所だというだけのことです。

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台湾はまだまだ知らないことがいっぱいあります。知れば知るほど深みにハマっていき、さらに気になる存在になります。行くたびに発見があり、いつもなんらかの刺激を与えてくれる大切な場所。

熱しやすく冷めやすいわたしの性格からすれば、いずれそこが自分の居場所でなくなる日が来るかも知れませんが、今は何も考えずにこの居心地の良さを楽しもうと思います。


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著者:JTB
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