1周遅れ感が否めませんがW杯の組み合わせについて考えた

Futta1272

完全に1周遅れな感じのネタですが、W杯の組み合わせが決まりました。決まるまでは日本が「死のグループ」になる可能性があるだの、どことの組み合わせが一番だのでメディアは盛り上がりました。そして決まったら決まったで、「このグループは楽だ」「いや楽そうに見えてきつい」なんて言ってます。あれですよ、買い物は買うまでが一番楽しいっていうノリと同じですよ。ああでもないこうでもないと持論を展開するのがサッカーの楽しみでもあるわけなので、いちいちそれを批判するのは逆にあざとい。見る側はまずは盛り上がればいいんですよ。

そういうおいらも元サッカー小僧。サッカー選手の端くれとしてW杯を目指したわけですからもちろん興味はあります。でも、おいらの持論では勝とうが負けようがどうでもいいんです。こういうことを言うといろいろ怒られそうな気もしますが、おいらが観たいのはベスト16とかベスト8とかそういうんじゃないんです。今年行われたコンフェデレーションズ杯のイタリア戦のような、先日行われたオランダ戦のような、そしてベルギー戦のような魂が熱くなるような試合を観たいんです。一瞬も目を離せないようなひりひりするような試合が観たい。

たとえばベスト4ぐらいまで行けばそんな試合になるんだと思います。決勝なんかはまさにそんな感じでしょう。女子のW杯の決勝がそういう試合でした。サッカーのレベルは決して高くないけど、気持ちのこもったいい試合。そういう試合に心を動かされてなでしこブームみたいなものができたわけじゃないですか。だからおいらがグループリーグの相手は強ければ強いほど嬉しいわけです。

以前の日本代表であれば、W杯優勝経験国なんかと当たると勝てる気がしませんでしたが、いまはもしかして勝てるかもという気持ちにさせてくれます。特に欧州の国とは相性がいい感じで、壮絶な試合が期待できます。だからイングランドとかイタリア、フランス、ドイツなんかと同組がよかったのですが、ギリシャですか…。もちろん予選を突破してきた国なので弱いわけがありません。でも、言葉は悪いけど華がない。

それはコロンビアもコートジボワールもそうです。どちらも日本よりも強いとされる強豪です。でも地味なんです。ネームバリュー的に。どちらかというと玄人好みの強さで、それでいて決して優勝候補にはなれない国。アフリカの国は蓋を開けてみるまでわからない。アフリカの時代がやってくると言われはや20年。待てど暮らせど一向にアフリカの時代はやってきません。それがアフリカなのです。

そういう意味で今回の組み合わせは残念。これでグループリーグを突破できなければもっと残念です。もし突破できればイタリアかイングランドか。でもこういうときに当たるのはきっとウルグアイ。

グループリーグの面白いところは強いチームが集まると潰し合いが始まります。だから思わぬチームが勝ち上がったりするわけです。グループGなんて「ドイツ・ポルトガル・ガーナ・米国」です。4チームで潰し合いです。あり得ないような気のする米国の突破だってあるのです。米国はいつもそんな感じでベスト16まで進んでいるイメージがありますね。そういえば米国は3大会連続でガーナと当たります。ここは絶対に負けたくないでしょうね。

あと半年で、この熱い戦いが見れるのです。しっかり有給を確保しておかねばなりません。なんならブラジルまで行ってしまおうか。実はそれぐらい期待しているのです。まずはメンバー選考だな。カズ選ばれないかなぁ…ついでにおいらも。「最後にしげ、重松貴志」って言わねーなぁ。日本代表の監督イタリア人だもんなぁ。

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