これまでと違う方向に進むことに躊躇しない自分でありたい

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いわて奥州きらめきマラソンに出るのに合わせて、10年ぶりに友人に会ってきました。わたしにとっては友人というよりは永遠の片想いの相手。

人間の縁というのは面白いものです。もし当時、彼女と付き合うことができていたら、どっちに転んでも10年ぶりの再会ということはないわけです。それが幸か不幸かはわかりませんが。

10年とは言いませんが、長く会っていない友だちが何人もいます。facebookのようなSNSがあるから繋がっている人もいれば、年賀状だけの付き合いになっている人も。

1年ぶりに会うというのは、本当によくあることです。今夜会うことになっている中学時代の同級生と後輩は、そのうちの1人がドイツから帰ってこないと集合しません。

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基本的に、わたしはいつも余裕がないので、誘われれば無理にでも時間を作って調整しますが、自発的に「みんなで会おうよ」ということがあまりしません。人に会うということに関しては、ほぼ100%受け身です。

当たり前のことですが、1日は24時間しかなく、1年は365日しかありません。その限られた時間の中で、誰かに会うということは、誰かに会わないことを選んでいるわけでもあります。

今回の奥州遠征にしても、10年ぶりの再会があった一方で、たくさんの裸足ランナーとの1年ぶりの再会ができませんでした。来年以降も奥州遠征を選ぶと、裸足ランニングの世界から忘れされれる可能性もあります。

そうなったらそうなったで仕方ないことです。人生はいつだって選択の連続です。その過程でこれまでも何度も多くのものを手放してきましたし、これからもそうしていくのでしょう。

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もちろん飯能ベアフットマラソンにもう参加しないというわけではありません。これまで参加していたから、当たり前のように次も参加というのではなく、1回1回真剣に考えて選択するということです。

それはもちろんマラソン大会に限ったことではありません。取材の依頼で同じ日に別の取材依頼があったら、どちらかを選ばなくてはいけません。

一ノ関で晩ごはんに、お餅料理のお店に行くのか、それとも蔵直営のレストランに行くのか、かなり悩みました。1回しかない食事でどちらかを選ぶべきか。食いしん坊なわたしにしてみれば、かなり大きな問題です。

でも選ばないわけにもいきません。そういうときに、惰性で決めるというのだけはしないように心がけています。

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物理の法則に慣性の法則というものがあります。「動き続けている物体に力を加えなければそのまま動き続ける」ごくごく当然のことなのですが、物事がうまくいっているときにあえて力を加えて、方向を変えることも人生では必要だと思っています。

好きだった食べ物だってある日突然美味しく感じなくなるかもしれませんし、大切な人への想いがちょっとしたことがきっかけで憎悪になることだってあります。諸行無常、変わらないものなんて世の中に何一つありません。

でも慣性の法則で動いていると、周りの変化に気づかないということがよくあります。

収入が少ないのに毎月1万円以上スマホ代を払っている人たちがたくさんいます。格安SIMの存在は知っていても、今でも困ってないからと、そのまま払い続けてしまうわけです。

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慣性の法則で動き続けているから「まぁいいか」になります。でも、大なり小なりみんな同じですよね。現状で困ってないなら変化させる必要はない。そうやって使い続けているものが1つくらいはあるはずです。

慣性の法則で生きるのは楽です。何も考えずにこれまで通りを選ぶほうが疲れません。これまで経験したことのないものや場所はストレスの原因になります。

新しいものなんて手にしなくても、十分に満たされながら生きることができます。だから、そうやって生きている人に対して悪く言うつもりもありませんし、その生き方を変えればいいのになんてこれっぽっちも思いません。

他人は他人、自分は自分です。

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わたしは変化がないと生きている実感ができないタイプの人間。いつだってまだ見ぬ何かを追い続けていますので、急に立ち止まったり、これまでと違う方向に進むことに躊躇しない自分でありたいというだけのこと。

毎日が選択の連続で、毎日が勝負。楽ではありませんが、生きていることを実感できます。

周りから見れば迷惑でめんどくさいやつなんでしょうが、誰かの人生を代わりに生きているのではないので、こればかりは仕方ありません。

きちんと選択し続ければ、何かを失っても何かを得ることができます。失うことを恐れずに選ぶこと。失ったものだって、縁があればまたどこかで出会えるわけですから。


人はなぜ「死んだ馬」に乗り続けるのか? 心に働く「慣性の法則」を壊し、自由に「働く」ための26レッスン
著者:T・ディースブロック
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