自分にはない才能を目の当たりにしたときの絶望感という希望

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膝を痛めてしまい強制休養中ですので、1日10kmしか走っていません。だいたい皆さんが想像したとおりだと思います。休めるわけがないんです、走ることを。

ただ朝晩2回のランニングで5kmずつ。基本は裸足でほぼ歩きのようなスピードです。自分としては安静にしているつもりです。安静に走っているだけで。

何かが上手くいかないとき、その場に立ち止まって考えるタイプと、そのまま突き進むタイプがいます。わたしは前者に憧れる後者です。熟考して2手先3手先を読む人を心からすごいと思います。

わたしが止まれないのは、幼少期からずっと何かをし続けてきたからのような気がします。幼稚園の頃にはスイミングスクールに入り、小学校からは少年野球です。中学から大学までは部活。

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家にいてゆっくり過ごすなんてことはほぼありませんでした。いつも何かをしている状態でしたので、止まっていると落ち着きません。そういうところがひとつのところに留まれない理由のひとつでもあります。

でも、それを残念に思うことはありません。いまの自分が好きですし、それを作ったのは過去の自分ですから。留まることの出来ない性格だから、わたしはいまここにいます。

ただ、自分を肯定することと、自分の手の届かないものへの憧れはあります。

わたしが憧れるのはいつだって活字の世界の人なのですが、それに重なるような部分を持っている人を見つけると、「あの人のようになれると人生は楽しいだろうな」と思うわけです。

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わたしは石田ゆり子さんが好きだと言い続けていますが、わたしが好きなのは活字の中にいる石田ゆり子さんです。彼女の文章や考え方が好きで、こういう風に生きられたら素敵だなと思うわけです。

ですので、石田ゆり子さんのドラマや映画、舞台などを見ることはありません。

活字が好きなので、周りの人たちが書いている文章を読むのも好きです。facebookやtwitter、LINEなどに書かれている文章から、いろいろなことを想像(妄想?)して、楽しそうで何よりと思ったり、大丈夫かなと少し不安になったり。

一番好きなのは、やっぱり自分とは違う視点で書かれた文章です。

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そういう文章を読んだときは、喜びに嫉妬が混じり合って複雑なことになります。少し前にあいみょんという歌手が作詞したある歌詞がすごいとtwitterで呟いたのですが、あの文章を読んだときは絶望的な気分になりました。

歌詞をブログに載せるのはいろいろ問題がありますので、その歌詞が書かれている動画を載せておきます(歌詞がダメでYouTubeのMVがOKだという意味がまったく理解できませんが)。

自分が一生かかっても書くことができない歌詞。凡人には越えられない壁があるのだと、はっきり思い知らされました。でもそういう絶望感は嫌いではありません。

絶望はいつだって希望と背中合わせ。

絶望を感じられるうちは、自分にはまだ希望があるんだと思っています(希望がないことを絶望と言うので、言葉の意味では矛盾していますが)。絶望を感じられるのは、まだ成長できる自分を信じているからでもあります。

自分に希望がなければ、絶望することなくただ目の前のことを受け入れるしかありません。あいみょんの歌を聞いて「なんて素敵な歌詞なんだ」と思っていればいいだけです。

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現状の自分を憂いでいるから、その差に愕然とするわけです。絶望はモチベーションを持ち続けている証でもあるわけです。その瞬間は目の前が真っ暗になりますが。

別にわたしが世の中の人が涙するような歌詞を書く必要はありません。わたしはわたしができることをするだけで、自分との比較でその質を高めていけばそれでいいわけです。

そういう意味で、一つの場所に留まれないというのは性格として得しているなとは思います。自分自身の現状に満足することがないわけですから。

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こういう生き方は正直いって疲れます。もっと肩の力を抜いて、バカなこといいながら気の合う人たちと美味しいお酒でも飲んでいる方がよっぽどいいと思います。それが重松貴志として生きているのでなければ。

重松貴志として生きているから、膝をケガをしても毎日走ります。重松貴志として生きているから、どうでもいいところでカッコつけようとします。他の誰かが見たら呆れるようなことでも。

誰かの人生を代わりに生きているわけではありませんから、自分でやると決めたことをやり通すだけ。その先にどんな未来が待っていようとも。


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著者:岩佐大輝
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