砂糖はいらない?甘いものを体が欲しなくなった話

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一時的なものだと思うのですが、体が砂糖を避けています。わたしは甘いものが大好きで、コーラもケーキもシュークリームも大好物です。ところが今はそれを想像しても何も感じません。

とはいえ、砂糖を食べられなくなったというわけではなく、甘いものを見ても欲しいと思わないだけで、朝ごはんのシリアルなど砂糖が含まれているものでも気にせずに食べています。

砂糖に対する感情がなくなっていることに気づいたのは24時間マラソン翌日でした。

走ったご褒美にとティラミス風のお菓子を買って食べたものの、ほんの少しも美味しく感じません。誤解を恐れずに書けば不味く感じました。

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わたしはグルメではありませんが、美味しくないものが苦手です。外食したときにご飯が美味しく炊けていないとテンションが下がるどころか、悪態をつきそうになります。

ただ、砂糖はそれだけで甘美ですので、砂糖を使ったお菓子に対して嫌悪感を抱くことは、これまでまずなかったことですが、そのときは軽く怒りさえ感じました。「なんでこんな味のものを売るのだ」と。

そのあと何回か菓子パンを買ってみましたがあんまりテンションが上りません。それから買い食いはおにぎりにすることが増えました。

糖質は体が求めています。「全然足りない」と毎日のように体が訴えてきます。砂糖を欲しがらなくなった結果、麺やご飯を体が欲しがるようになっています。どうやらなんらかのエネルギー源は必要なのでしょう。

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砂糖を欲しなくなったと言うと、砂糖不要論を唱える人たちが喜んでいろいろ教えてくれるのでしょうが、正直わたしは砂糖の功罪なんてどうでもいいと思っていますし、いずれまたコーラを飲むようになるでしょうし。

個人的には美味しいと思えるものを、純粋に楽しめればそれでいいと思っています。あの食材が悪いとか、この食材が健康にいいとか、そんなことまで考えて食べる物を選ぼうとは思いません。

ポテトチップスが大好きですし、カップラーメンも缶コーヒーも好きです。それらを食べなければ寿命が1年伸びるよと言われても、そこにあまり喜びは感じることができません。

10年違うと言われるとちょっと悩みますが、そもそも食べたときと食べなかったときの比較ができません。

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レース中に飲んだサプリメントに効果があったのかどうかを測るすべがないのと同じように、体に悪い食べ物が本当に体を悪くした原因なのかどうかなんて誰にも分かりません。

とはいえ、毎日カップラーメンを食べるというようなことはしませんし、ポテトチップスも1回食べると「しばらくいいかな」となります。今回の砂糖もきっとそれの規模の大きいバージョンなのでしょう。

あるところで体がきちんと必要か不要かの判断をして、自然と体に必要なものを口にしようとします。

ストレスなどで食欲をコントロールできないような場合は別ですが、人間の体はきちんとした調整機能がついています。体に悪いものは排出しようとしますし、体に足りていないものがあればそれを食べたくなるようにできています。

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だから最近は「〇〇は食べない」みたいな考え方はしないようにしています。

肉を食べないようにしてみたり糖質制限をしてみたりしましたが、結局はどれも続きませんでした。肉の焼けるあの香りにはどうやっても抗えませんし、目の前にある白いごはんを食べないなんてわたしには無理です。

でも、こうやって時々なにかを食べたくなくなります。

そういう体の声や心の声をちゃんと拾えていければいいかなと思います(ときどき体も心も反乱を起こしますが)。むしろ何でそうなるのかを考えて積極的にサポートできればと思います。

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砂糖を摂るとカルシウムやビタミンB1が不足すると言われていますし、きっとそのへんが欠乏しているから砂糖を嫌がっているのかもしれません。

砂糖が欲しくなるまではそのへんを重点的に…と思いましたが、ご飯は玄米で毎日ヨーグルト食べてて豚肉も大豆(納豆と味噌汁)も摂っているので普段どおりでいきます。

でも昨日はめずらしく買い物かごにチーズを入れていました。やっぱりカルシウム不足なのかもしれません。週末に江ノ島までしらすピザを食べに行こうかな。

ピザ食べたいだけですが何か?


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