不運のヒーロー真田幸村は今もわたしの心のなかに

Sanada01

先日、聖闘士星矢の紫龍が子どもの頃のヒーローだと書いたのですが、それ以降の自分にとってのヒーローについても書いてみようと思います。中学生になるのを前後してわたしは時代劇を見るようになりました。テレビを見てもいいのは1日に1時間までと決められていたので、貴重なテレビの時間です。わたしはその貴重な時間を時代劇に費やしていた記憶があります。一番最初にハマったのは日本国民のヒーローとも言える「暴れん坊将軍」です。松平健演じる将軍・徳川吉宗が江戸の町人と触れ合いながら、悪を退治する姿に惚れ惚れしたものです。

聖闘士星矢と違い、勧善懲悪な上に毎回お決まりの展開で、いったい何が面白かったのか今となっては不明ですが、毎週のように放送を楽しみにしていたのを覚えています。勧善懲悪の時代劇が好きかというとそういうわけでもなく、実は水戸黄門を見たことはほとんどありません。おそらく自ら戦わない黄門様よりも、剣術に長けた徳川吉宗のほうに子供心に魅力を感じたのでしょう。

同じころ、夢中になって見ていた時代劇が「風雲!真田幸村」です。実は私の記憶では里見浩太朗演じる真田幸村だったのですが、どうやら北大路欣也演じる真田幸村だったようです。里見浩太朗は「長七郎江戸日記」だったかな。とにかく「風雲!真田幸村」がもっとも好きだった時代劇に違いありません。

「六文銭が三途の川を渡してやる」のセリフに何度酔わされたことでしょう。いまでも戦国武将の中で、真田幸村がもっとも好きな武将なのです。時代劇の中身までは覚えていません。ただ、豊臣方の武将として徳川家康から恐れられていたというイメージだけが残っています。豊臣方が不利とわかりながらも、全力を尽くして最後まで豊臣に仕えた姿はまさにヒーローにふさわしい人物です。

もっとも、真田幸村のイメージはほぼ後からつけられたフィクションが多いようです。真田十勇士の存在もそう、そもそも真田幸村の本名は真田信繁です。でも、そんなことはどうでもいいのです。六文銭を背負って戦う姿にわたしは男としてのあるべき姿を学んだのですから。わたしにとっての真田幸村は永遠のヒーローなのです。

実は明後日の日曜日走る九度山世界遺産マラソンの開催地、九度山は真田幸村が幽閉されていた場所です。以前お遍路のお礼参りに徳島からフェリーで和歌山に渡り、そこから歩いて高野山に向かったことがあります。その高野山の麓にあるのが九度山です。そのときは高野山に向かうことしか頭になく、真田幸村の存在は頭の片隅にしかなかったのですが、今回はじっくり真田幸村に触れられます。

走り終えたらまず真田庵を訪れようと思います。宝物資料館で真田家ゆかりの品を見て、勝手に自分の中の真田幸村魂を盛り上げようと思います。六文銭グッズとか売ってるかなぁ…

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