知識ではなく知恵を大切にする

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いつものように走れないのはもどかしいものです。今日も夕方に走ってきましたが、30分でアキレス腱に違和感があり、結局40分で終了。それでも痛みがかなり引いてきました。

基本的には炎症しているのと固くなって伸縮性がなくなっていると判断し、練習後はアイシングをして、そのあと温めるようにしています。これでだいぶいい感じなのですが、ケアって大事なんだなといまさら。

わたしはストレッチが嫌いなので、ラン後のストレッチをほとんどしません。「寝たら治る」なんて平気で言ってしまうタイプです。気づいている人もいると思いますが、わたしはインソールとケアの記事はほとんど書きません。

でも、やっぱりアイシングすると違うんです。腫れがきちんと引いてくれて、悪いところだけがはっきりと分かります。患部が腫れていると痛みの連鎖が起きて、結局痛みの原因がボヤケてしまうというか。

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アイシングで腫れを取り除いて、あとは患部の血流を良くすればケガの治りは早くなる……とわたしは考えています。医学に詳しいわけではないので参考にはしないでください。

ただ、世の中は理にかなわないことはありません。たぶんこれで治ります。

このアイシングという考え方を知っていれば東海道ももう少し楽に走れたのかな。そんなことを考えています。アイシングも嫌いなのであまりしないタイプでした。

24時間マラソンを裸足で走ったあとくらいでしょうか、アイシングなんてするのは。

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身をもって賢くなったと思えばいいのでしょうか。こうやって自分を削って学んだことは一生モノになります。今年の秋から始めるつもりの金沢江戸500km5日間ランでも活きてくるような気がします。

ちなみに、江戸時代に金沢の氷を献上品として江戸まで運んだという記録があります。1回ではなく毎年のことだったとかで、現代では信じられないようなことが200年前くらいに行われていた事実。

わたしたちは賢くなったのか、それとも愚かになったのか。

知識は増えて知恵が失われたのかもしれません。それが文明というものかもしれませんが、やっぱり知恵というのは大事にしたいところです。受け継いできた知恵だけでなく、自分で生み出す知恵も。

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今回のアイシングも、わたしにしてみれば知恵です。どうすれば痛みが引くのかを考えに考えて、冷やして温めるという結論に達しました。医学的に正しいかどうかは知りませんが、これは知恵です。

スポーツ医学的には常識なのかもしれません。でもこういうのは本を読んで知識として身につけても、本当にその必要性を感じてやらなくては意味がありません。

部活ならコーチが強制的にやらせるということもありますが、必要性を分かっていない人がそれを行っても、ケガの防止にはなっても、その人の力にはなりません。きっと部活を止めたらケアをしなくなります。

本当の意味でのコーチングというのは、気づきを与えることなんだろうなと思います。わたしのピラティスの先生がまさにそういうコーチングをしてくれました。

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手取り足取り教えるのではなく、感じることを重視してひとつひとつの動作を丁寧に進めてくれます。それによって、わたしは自分なりに、動きについて考える習慣がついていきました。

そうやって種を蒔いてくれたものが、このような状況に追い込まれたことで芽を出したのでしょう。

今年は種を蒔いてきたものが、ひとつひとつの芽を出してくるのではないかという予感があります。その芽をつぶしてしまわないようにという意味も込めて、丁寧に生きようと誓っています。

雑に生きていると、どうしても小さな変化、小さな気づきを見逃してしまいがちです。

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ちょっとでも心に引っかかったことがあれば、ゆっくりと立ち止まって考えてみる。立ち止まらないにしても、スピードを緩めてみることでも見逃してしまうものは減っていくはずです。

これまではたくさん失敗を重ねてきました。でも、もうそろそろそれらを回収しないと失敗を糧にできないまま、人生が終わりに向かってしまいます。

もちろんこれからも失敗はするでしょうが、転んでもただでは起きない自分であろうかなと。これまでのように転んですぐに起きて前に進むのではなく、転んだ理由を熟考できる自分。そこから知恵を蓄えられる自分。

それで人よりも遅れてもいいとする1年にしたいところです。


いのちの知恵 人生を深く生きるために
著者:望月 勇
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