ハダシスト、フォトグラファーになる

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わたしの肩書がに「フォトグラファー」が追加されました。

フォトグラファーの定義が分からないので、本当に肩書に入るのかどうか分かりませんが、とりあえず換金できるだけの稼ぎには鳴りました。

わたしは写真を撮るのが好きで、以前からあちこちに行っては写真を撮っていました。それがハードディスクの肥やしになるのがもったいないなと思って、photoACという無料の写真素材サイトにクリエイター登録しました。

自分の撮った写真をアップロードして、素材としての基準を満たしていたら採用され、その写真をダウンロードされた数だけお金が入ってくる仕組みです。1枚あたり4円くらいでしょうか。

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5000円以上の収益が出ると銀行口座に振り込みができるようになります。

昨年1月からコツコツ写真をアップロードして、採用されている数が約400枚。そして、先日初めて5000円に到達しました。費用対効果という意味ではかなり効率の悪い仕事です。

でも、採用されたら単純に嬉しいですし、ダウンロード数が増えると、誰かの役に立ってるんだなと、少し嬉しくなります。写真のほとんどが、まだダウンロードゼロですが。

写真を撮るのが好きになったのは、いつぐらいだったのか覚えていません。中学時代や高校時代にインスタントカメラでよく撮影していましたが、そのころはまだ撮っているだけでした。

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大学時代にデジカメに手を出しましたが、一眼レフなどを変えるわけもなく。

初めて手にした一眼レフは、父の遺したEOS Kissでした。その頃にはデジカメやiPhoneで写真を撮っていましたので、フィルムと現像にお金がかかるのが不安で……

一眼レフの使い方すら分かっていませんでしたし。

ただ、そこから撮影するという行為に楽しさを感じるようになっていきました。自分で初めて購入した一眼レフデジカメはオリンパスのE-420。見た目のかっこよさで選びました。

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でも、やっぱり最初は上手く使いこなすことができず、標準レンズを使ってオートで撮影しているだけ。それでも楽しかったのでしょう。かなりの枚数の写真が手元に残っています。

転機になったのはミラーレスのE-M10を購入したことでした。このときは懐具合も豊かだったのでしょう。単焦点レンズを2つ購入しています。ここからがっつりとハマっていきます。

物書きと同じで基本ができていない自己流。自分がいいと思ったものを自分の感覚だけで撮影しているので、駄作も山のようにあります。ついうっかり設定ミスして撮影することもしばしば。

でも、好きこそものの上手なれ。

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上手かどうかは実際のところよく分かりませんが、いい写真を撮ると褒めてくれる人がいるので、調子に乗ってphotoACでアップロードしたら、思ったよりもニーズが合ったというわけです。

写真の何が楽しいのかを説明するのは簡単ではありません。

ただ、自分のイメージ通りに撮れたときには気持ちいいですし、自分で写真を見返して満たされた気持ちになります。

わたしは趣味がない人間で、何をするにしても趣味以上を求めてしまいます。マラソンだって、いつも理想の自分を追いかけて、とても趣味の領域とはいえない関わり方をしています。

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物書きも結局仕事にしてしまいました。そして写真もそれに続きました。

これが今後どこまで稼げるようになるのかは、まだ分かりません。そもそも大きく稼ぐというよりは、より良い写真を撮るためのモチベーションのようなもの。

photoACで多くの写真をアップすることが、今後別の仕事に繋がる可能性もあります。ランニングの仕事がそうであるように。ただ、写真を語るならもっと勉強もしなくてはいけません。

やらなくてはいけないことがいっぱいです。自分で自分を追い込んでる気もしますが、やることがあるのは幸せなこと。ただ、すべてが中途半端にならないようにだけ気をつけます。


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著者:こいしゆうか
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