頼りにされるのは好きだけど依存されるのは嫌い

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GW10連休でほとんどブログを書ける状態になく、ようやく落ち着いて自宅での仕事を再開しました。ただし、無理に詰め込んだ案件があり、「時間がない、時間がない」と慌てて駆け去る不思議の国の白ウサギのごとく。

知っての通り、わたしは万里の長城マラソン日本事務局を行っていますので、毎年5月1日は万里の長城マラソンのために北京におり、そして今年は帰国後すぐにクレイジーランナーの三州ツバ吉さんの川の道フットレースのサポート。

ということは、この連休はほぼ誰かのために時間を使っていたということになります。これは、自分にとってはとても嬉しいことだったりします。わたしは主人公タイプではなく、どちらかというと人をサポートする側の人間です。

子どもの頃に読んだ三国志で憧れたのは軍師である諸葛亮孔明でした。ですので、サポートするといっても仕えるというよりは対等な立場であることを好みます。

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サポートすることが好きですが、誰かに主事するということが昔から苦手でした。だから、基本的には単独行動を好みます。でも、助けてほしいと頼まれれば、ふたつ返事で了承してしまいます。

万里の長城マラソンの日本事務局も断る理由が何もなかったから引き受けたところ、100人を超える日本人に走ってもらうことができる大会にまでなりました。

今回の川の道フットレースのサポートも、最初は難しいかなとは思いましたが、後半だけでもいいと言われて「だったらなんとか」ということで、他のラン仲間とともにサポートを行いました。

人に頼られるというのは、自分がどうにもならない人間ではないということの確認になります。役に立つかどうかは別として、少しは信頼されているわけですので、小さくても自信にはなります。

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世の中にはまったく頼りにされない人もいるわけですから。もちろん、頼りにされるのが嫌いな人もいるでしょうし、どちらが幸せかなのかは分かりません。

ただわたしは、頼りにされたいタイプの人間だというだけのこと。

わたしが自分のことを面倒な人間だと思うのは、頼りにされたいくせに依存されるのが嫌いということ。わたしが手を差し伸べたくなるのは、自力でなんとかしようともがいているけど、どうにもならないから側面から支えて欲しいという人。

何かに向かって全力を尽くしている人は無条件で協力したくなりますが、わたしを利用したいだけという人とは距離をおきます。これは昔からの習性みたいなものです。

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こう書くと、どうも自分が傲慢な人間に思えてきました。

頼りにされたいなら、誰にでも等しく手を差し伸べるべきなのかもしれません。でも、わたしは聖人君子ではありませんし、神様でも仏様でもありません。自分が好きな人だけ助けられればいいと思っています。

書けば書くほど傲慢さがにじみ出てくるので、なんか損した気分です。でも、それが重松貴志だから仕方ありません。世のため人のために頑張るというのは、そういうのが好きな人におまかせします。

わたしは世界を変えるなんて大きな野望もありませんから。もちろん有名になりたいわけでもありませんし、成功者になりたいわけでもありません。

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ただ、このGWにしたように大切な人を支えられる自分でいようとは思います。そのためには現状維持で満足しないこと。できるだけ高く跳び、期待に応えられる自分を目指す。これがわたしのモチベーション。

いつか誰にも頼られなくなる日が来るのでしょうが、そうなったら静かに余生を送ることにしましょう。その日がやってくるまでは自分らしく全力疾走で。


星に願いを、いつでも夢を
著者:村上 龍
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