誰でも情報発信ができる時代の波に乗る

日本を代表する短距離ランナーの桐生祥秀選手の動画がYouTubeでおすすめになっていたので見てみました。短距離でも長距離でも、トップアスリートの考え方というのは面白いなと思います。

数年前のようにトップアスリートの生活やトレーニングがベールに包まれている時代は終わり、すでにトレーニングや普段の考え方をオープンにしていく時代になりつつあります。

そもそも陸上競技において、特別なトレーニングというものはほとんどなく、本格的に競技に打ち込んできた人にしてみれば、誰でも知っている練習を積み重ねます。

大迫傑選手が著書の「走って、悩んで、見つけたこと。」で「サブ3を達成する練習方法があるとしたらそれは嘘」というようなニュアンスのことを書いていましたが、現在の最先端トレーニングでも劇的に速くなることはありません。

しっかりと時間をかけて走れる体を作り上げること。毎日の練習を積み重ねること。これがすべてだと言っても過言ではありません。そこにプラスアルファをするのが最先端のトレーニングです。

1秒を削る走りを求められるトップアスリートでもなければ、そんな最先端のトレーニングよりも、ポイント練習をしっかりと行うだけでそれなりに走れるようになります。

だから、大事なのはメンタルの部分だとわたしは思います。ある事象に対して、トップアスリートはどう考えるのか。それを真似ることに意味はありませんが、発想がやはり普通の人と違います。

それは桐生祥秀選手や大迫選手だけでなく、設楽悠太選手も神野大地選手もそうです。陸上以外では、中田英寿選手や三浦知良選手もそうです。発想がとにかく面白く、刺激的です。

若いうちにそういう才能に触れてしまうと、間違いなく影響をモロに受けて勘違いした選手になっていました。中田英寿選手が出てきた後、表面的に真似をする若いアマチュア選手が激増しましたが、それくらい彼らは魅力的なわけです。

わたしは基本的に影響を受けやすいタイプですが、この歳になると1〜2晩寝れば忘れます。ただ、そういう情報に触れ続けることで、ゆっくりと自分の中の思考が変わっていきます。若い頃よりも上手に消化できるようになってきました。

表面的に真似ることもなく、誤解することも減りました。むかしから誤解することは少ないほうでしたが、経験を積んでさらに本質を理解できるようになってきた気がします。

そこに、これだけ個人が情報発信する時代がやってきたわけです。日本のトップアスリートの練習方法を見ることができ、思考回路に触れることができるわけです。なんて贅沢な時代なんでしょう。

そういうわたしも情報発信をしているので、私生活から脳内まで情報がダダ漏れしているのですが、ニーズがないというのは素晴らしいことで、わたしごときでは誰も影響を受けないという。

大丈夫です。
凹んでません。

そうではなく、自分の走りというのをもう少し動画に撮ってみて上げてみても良いのかなと。別にユーチューバーになりたいわけではないですよ。自分だから発信できることがきっとあるのかなと。

そのことからも分かりますように、まだ何をするのかもまったく決まっていません。何を伝えられるのかも分からないので。でも、時代の波に乗ってみようかなと。教えるのは下手ですが、教えるのは嫌いではありませんし。

いや、実際には自分が学ぶことになるんだと思います。新しいことをするときはいつだって学びの連続。人生で大事なのは成功することではなく、経験をすることなんだって思ってます。

良いことだけでなく、痛い思いも含めての経験。

だから、どこかで自分なりの情報発信をブログ以外の形でもやってみようかなと。ランニングのことを語るのか、それともまったく違う分野について語るのかは分かりません。ただ、熱意のあることでないと続かないのは間違いありません。

熱意を持って自分が何を語れるのか。真面目に考えると迷宮入りしそうなので、もっと軽い気持ちで、いろいろと考えてみようかと思います。


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