残業しないと評価されない会社で、残業しない働き方を追求する

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毎日定時で帰っているので、職場では仕事をしない人というイメージが定着しつつあります。この国では仕事の時間の長さは明確に仕事ができるかどうかの評価の一つになっています。むしろ、残業が多い人のほうが頑張っていると評価されます。仕事の質というのは非常に評価しづらいため、どうしても質よりも量が重要視されるのです。健全ではありませんがそれがサラリーマンという働き方です。それを受け入れられなければ、自分で会社を起こすなりすればいいだけのことです。

他の人が10時間かかる仕事を8時間で終わらせて定時で帰る人は、会社においては評価されない人になります。すべての会社というわけではありませんし、直属の上司であれば仕事が速いという認識を持っているかもしれません。それでも、やはり2時間の残業をしている人のほうが「頑張っている」わけです。10時間働く人が悪いというわけではなく、そういう評価にならざるを得ないのが実情なのです。

わたしもあるプロジェクトが進んでおらず、その理由を社長に問われたときに「時間がない」と答えました。すると社長は「お前は残業時間が短すぎる。もっとやれるはずだ」と言うのです。言い分はわかります。日本の高度経済成長を支えてきた人たちですからひと月に100時間の残業とかを普通にしていたのでしょう。

ただ、20年前の1日に行う仕事量と、現代の1日に行う仕事量は格段に違います。図面を手書きで作っていた頃とではスピードが10倍は違うわけです。そして何よりも、先輩たちはそんながむしゃらな働き方をしなくてすむ社会を作るために頑張ってきたはずです。どこでどう間違ったのでしょう。日本はいまだに高度経済成長の影を追い続けています。

もう、毎日何時間も残業するような時代ではなくなっています。もちろん、急ぎのときは徹夜でもします。ただそれが常態化するのはどうかと思うのです。定時で仕事を終え、自分のやりたいことやるべきことにもっともっと時間をさくべきではないかとわたしは思うのです。日本のサラリーマン・OLは忙しすぎます。

わたしはほかの人たちが仕事を終えて帰宅後に何をしているかは知りません。でも多くの人は遅くまで残業して、疲れ果てて帰宅し食事を終えたら何もする気が起こらないのではないかと思うのです。

もしわたしたちが働くためだけに生きているのならそれでもかまいません。土日に好きなことができればそれでいいという生き方もまたひとつの生き方です。でも、わたしは仕事のために生きるという選択肢を選べませんし、仕事以外にやりたいことがたくさんあるのです。会いたい人が大勢いるのです。残業なんかしている場合じゃない。

だから、わたしは残業をしない働き方を追求していきます。定時間内にどれだけ成果を残せるか、質を高めていけるか。それがわたしにとってのこれからの課題です。社内での評価が下がろうと何の問題もありません。大事なのは自分自身が納得のいく働き方をしているかどうかということですから。

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