ネットの世界にもっと自由に自分を描いてみてはどうだろうか

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ブログを書くようになって何年になるだろう。当初はlivedoor Blogにお世話になっていたが、2013年の春からこのブログに移行した。ひと月に100万ページビューあると日本で10本の指に入るブロガーと言っていい世界で、このブログは1万5千ページビュー。戦闘力53万のフリーザ様に対するベジータ戦での孫悟空みたいなもんだ。軽くひねられる程度でしかない。別に数を競ってているわけでもないが、こうみえてわたしはわたしなりの情熱を持ってこのブログを書いている。毎日書いていると歯磨きをするのとさほど変わらないのだが。もちろん歯も情熱をもって磨いている。

日本におけるブログの数は2008年の時点で1690万件あったそうだ。現在はそれ以上にあるのだろう。ただ、その時点でアクティブなブログは308万件で、82%が稼働していない。心あたりがある人は多いのではないだろうか。ブログを始めようと思ったが、結局は長続きせずに途中で放り出してしまった過去。これはSNSにも同じような傾向があるように感じる。facebookにはまって毎日のように書いていた人が徐々に飽きてきたのか近況を書かなくなる人が多い。

世の中にはふた通りの人間がいる。情報を供給する側の人間と情報を消費する側の人間。別にどちらが優れているわけではない。情報を供給する人はブログやSNSでも記事を書くことを楽しみとし、情報を消費する人は自分で記事を書くことはほとんどせずに他の人の書いた記事を読むことを楽しみとする。ブログやSNSというツールができ誰でも情報発信できる時代になり、その両者が明確になったように感じている。

繰り返しになるが、どちらが良いとか悪いということではなく、自分の特性をわかっていればいい。自分に合わないことを無理にする必要はない。ただ、それでも情報を発信すべき立場の人たちというのは好き嫌いにかかわらず存在する。政治家や実業家、芸能人、アーティストといった職業の人たちがそれにあたる。非常にもったいない話だが、才能があるのにそれをアピールすることができずに埋もれている人が大勢いる。

人に見られる職業の人たちはもっと積極的にブログやSNSで自分をアピールすればよいのにと感じることが多々ある。ある程度知名度があれば必要ないのかもしれないが、これから売りだしていこうという人が情報発信をしていないのを見ると少し残念な気持ちになる。もちろんその人たちの生き方なのでわたしがとやかく言う問題ではないのはわかっている。

もっともっと自由に自分を表現すればいい。

それは人に見られる職業の人でなくてもだ。ブログはめんどくさくてもfacebookやtwitterなら気軽にできるだろう。書くことがない、何を書いていいかわからないという人もいるだろう。何を書いてもいいのだ。誰かの心を揺さぶる文章なんて書けなくても何の問題もない。大事なのはどんなことがあろうと続けること。自分を表現することを諦めないこと。もっと多くの人が情報を発信する人であってほしい。ただそれだけを願っている。せっかくこんな時代を生きているのだから、ネットの世界にもっと自由に自分を描いてみてはどうだろうか。

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