持てない荷物が目の前にあるときどうすべきか

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持ちきれない荷物を持つことになったときどうすればいいのか。ときどきそういう相談を受けることがあります。ここでいう荷物は「役割」や「仕事」だったりを意味することをあえて書かなくともわかるかと思いますが、一応書いておきます。わたしの答えは明確で、「持たなければいい」という考え方がブレることはありません。時間内に終わらない仕事は絶対に受けないし、自分の器で受け切れない役割も断ります。

それができないから悩んでいるのだと言われますが、どうしても持たなければいけないと判断した場合は少なくともそれまで持っていた荷物をおろすことです。このブログで何度も書いていますが、あれもこれも手に入れることはできません。何かを手に入れたければ何かを手放さなければいけません。誰もがよく知っていることわざ「二兎追うものは一兎をも得ず」です。

とてもシンプルなこと。誰もが能力以上の荷物を持つことはできないのです。ビジネスの世界にいると持てる荷物の量をスキルアップによって増やすのだとか、無理して持つことで能力が上がるのだとか、そういう思考になりがちですが、持てないものは持てないのです。すべてのひとがフルマラソンを2時間ちょっとで走れるわけでもなければ、100mを9秒台で走れるわけではないのです。

自分の能力以上の荷物を持った結果、壊れてしまう人が少なからずいます。精神的に耐えられなくなるのでしょう。なぜ自分だけがこんなに頑張らなきゃいけないのだと感じてしまうかもしれません。はっきり言います。頑張らなくてもいいんです。逃げ出してもいいんです。ただし、自分を裏切ってはいけませんし、一度やると決めたことは最後までやりぬく強い気持ちは忘れてはいけません。

持つと決めた荷物は泣き事言わず、辛くてもそれを表情に出さないで持つことが大切です。それができないなら最初から持たない。持たないことは逃げでも卑怯でもありません。むしろ今の時代は持たないことのほうがよっぽど勇気がいります。持たないと言うことで周りから冷たい目で見られるのではないかと心配する人もいるのでしょう。

気にすることはありません。持てない荷物を持って、迷惑をかけるほうがよっぽどマイナスです。ある期限までに仕上げなければいけない仕事をやっているときに、横から別の仕事が入ってくるという経験は誰もがあるのだと思います。そういうときに、はっきりと断るか、期限を守れなくなる可能性があることを伝えればいい。

もう一度言います。シンプルに考えてください。持てない荷物が目の前にある。選択肢はたった2つです。「持たない」か「いま持っている荷物をおろして、目の前の荷物を持つ」それだけです。そして、どちらかを選んだら振り返らないことです。振り返ることなく、自分が決めた道をまっすぐ歩きましょう。

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