レースで自分を測り、すべてを旅ランにつなげていく

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小江戸大江戸を観戦して思ったのだが、やっぱりわたしは走ることが好きで、レースよりも移動としてのランニングが好きなようだ。レースがあるから練習するし、もっと頑張ろうという気持ちにはなるのだが、レースはわたしにとってテストであり、いまの立ち位置を知るためにあるものだ。

自分の現状が把握できているならレースに出る必要はない。毎週、全国各地を好きなように駆け巡ればいい。自分の現状を把握できていないから、レースに出ることでどれぐらいのスピードでどこまで走れるかを確認し、自分のパフォーマンスの向上につなげようとしている。

正直、フルマラソンぐらいであればどうやったって走れる。そんなこと走り始めたころ口にだすことも出来なかったが、すでにフルマラソンは無謀な挑戦ではないし、ウルトラマラソンですら完走する自分をイメージするのは難しくない。ではそこでわたしはいったいどこを目指すのか。

オリンピック選手になれるわけでもなければ、ウルトラマラソンの日本代表になれるわけでもない。昨日の自分よりも今日の自分のほうが強くなることの積み重ね。そして、これまで走れなかった距離を走れるようになったり、これまでよりも速く走れるようになっていればいい。

そして、それらはすべて「自分の足で旅をする」ことにつながる。東海道を走ったり、走って伊勢参りをしてみたり。日本海から太平洋まで走ってみたり。わたしがランニングを通じてやりたいことはそこにある。東京から大阪まで2時間半で移動できる時代に何日もかけて自分の足で移動する。

純粋にそれが好きなのだ。

ちなみに、わたしにとってレースはテストだと書いたが、レースにはもうひとつの意味がある。ランナー同士が繋がれる場としてわたしはレースを利用している。レースでは多くのランナーと出会うことができる。そういう意味でレースはわたしにとってなくてはならないものだ。わたしが目指すのは決して孤高のランナーという立ち位置ではない。

レースで自分の力を測り、多くのランニング仲間と繋がる。そこで得たものを旅としてのランニングに還元する。旅としてのランニングはより密度の濃いものになる。

春になったらまた旅ランに出かけよう。桜前線と追いかけっこするのも楽しいかもしれない。