大きくもなく小さくもなく、もっといびつな器でありたい

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職場でわたしが来週ソウルに行くことになっていると噂されていたが、もちろんソウルには行かない。明日から行くグアムも一部の人しか知らないし、GWに万里の長城マラソンに行くのも数名が知っているだけ。なんでソウルなのかはわからないが、いつもどこかに行っているイメージなのだろうか。

よく質問されるのだが「仕事してるんですか?」と聞かれるとにんまりしてしまう。休日の服装も、だいたい家にいない行動も断片的に見ている人にしてみれば、確かに遊びまわっている人だと思うのかもしれない。もちろんわたしはどこにでもいるしがないサラリーマンだ。数カ月後にサラリーマンである確率はとてつもなく低いが。

しがないサラリーマンではあるが、こうみえてそこそこ出来るエンジニアだったりもする。自分で言うのもなんなんだが、機械設計という分野においては自信がある。私に足りないのは愛社精神と耐えるココロだけ。どうみてもサラリーマンには向いていない。だが逆説的にはサラリーマンに向いていない人材ほどサラリーマンであることを求められる。

基本的に枠にハマるのが苦手なのだ。よく器が大きいとか小さいとか表現するが、わたしの場合は器がいびつなのだ。けっこうな容量があるのにいびつだから入るものが限られてくる。いびつだからサラリーマンに見られなかったりもする。だがわたしだけがいびつかというと、少なくともわたしの周りではそうではない。

クレイジーなランナーたちは言うまでもなくいびつだし、そうでないラン仲間たちもそれぞれ個性的ないい形をしている。そういう人たちはなかなかうまくハマることができないのだが、いびつだからこそハマったときのしっくり感はすごい。一人ひとりではうまくハマらなくても数人集まるとパズルのように繋がったりもする。

いい大学入って、いい会社入って、いいパートナー見つけて結婚して子どもができて。そういう人生もいいと思う。でも、幸せはその先にだけあるわけじゃない。自由に好き勝手に生きて、やりたいことはどんどんやって、嫌なことは排除して。いろんなものとぶつかって痛い思いもするけど、少なくともわたしの足跡はそこにある。

自由に挑戦者でありたい。自分の限界をいつだって越えていきたい。どんどんいびつになっていこう。その第一弾として弾丸海外マラソンに明日から行ってくる。グアムでいったい何が待ち受けているのか、すでにワクワクが止まらない。

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