ネパール復興支援「NEPAL×JAPAN ハシリのチカラプロジェクト」皇居24時間マラソンリレー

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昨日の記事で、関西方面のチャリティイベントを掲載したが、関東のランナーにも朗報!5月26日に皇居外周で三州ツバ吉さんが「皇居24時間マラソンリレー」を開催することが決定した。主役はそこに集まる一人ひとりだ。そこに集まった人たちが24時間ランニングで繋ぎ続け、三州さんがそれをサポートする。

スタート時間は午後8時48分。この中途半端な時間にはきちんとした意味がある。この春行われるはずだったエベレストマラソン。震災により延期になってしまったのだが、そのスタート時刻がエベレスト8848mにちなんだ8時48分なのだ。もちろんエベレストマラソンは日中に行われるので、大会は朝の8時48分スタートにはなる。

それでは人が集まりにくいということで夜の8時48分をスタートとした。仕事帰りに軽く1周というノリでもいいし、どうせなら徹夜で走り、クレイジーサラリーマンに変身してそのまま職場に向かうのもいい。一人ひとりがそれぞれの想いを込めて皇居を走り、その想いを背負って三州さんは5月30日にネパールへと旅立つことになる。

そんなことに何の意味があるのだと思うかもしれないが、わたしは「祈り」という行為を信じている。ネパールの人たちのことを祈りながら24時間ハシリで繋ぐことは必ず大きな力になる。走っただけでは1円にもなりもしないし、誰かのお腹が満たされるわけでもない。でも、もっともっと大切なことがある。

おそろしいことにわたしたちの中で、あの東日本大震災ですら風化しようとしている。まだ何も復興なんて終わっていないのに、やれ日経平均が2万円を超えたとか、大阪都構想が断念したとか、東京オリンピックがどうだとか。もちろんわたしたちは前を向いて生きていかなければいけない。でもあの記憶を風化させてはいけない。

記憶を風化させないためにはからだを動かすことが一番だろう。ネパールの震災を忘れない、覚えておくために24時間みんなでハシリを繋ぐのだ。1人でも多くの人がそうすることで、風化する速度を遅らせることが出来る。そして走ったことで何年経っても2015年のネパールの震災を思い出すことができるのだ。

何も全速力で走る必要もないし、何時間も走らなくてもいい。それぞれができる範囲で走ってもらえればいい。わたしも可能なかぎりそこにいるつもりだ。そしてその現場でハシリが繋がっていくのを自分の目で見続けたい。そして祈り続ける。ネパールの人たちがほんのちょっとでも笑える時間を持てるようにと。

ネパールのために何かしたいけど何をしていいかわからない…その想いをぜひハシリに変えてもらえないだろうか。

ネパール復興支援「NEPAL×JAPAN ハシリのチカラプロジェクト」第3弾!
 皇居24時間マラソンリレー
日時: 5月26日PM8:48〜5月27日PM8:48
スタート地点:桜田門

三州さんはGPSをつけて走っているので途中参加者は下記URLで三州さんの現在地を確認してほしい。
http://www.innoxdesign.com/sansyu/public_html/Tsuba_RUN.html 

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