『レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像』に行ってきた

西郷隆盛が好きなアーティストなわけではない

西郷隆盛が好きなアーティストなわけではない

好きなアーティストは誰かと聞かれたら、まず間違いなくレオナルド・ダ・ビンチと答える。崇拝とまではいかないけど、彼の書いた「ほつれ髪の女」はおいらにとって最高の図面だ。絵ではなくて図面。いや、最高の図面は絵であり鑑賞に値するものだと思っている。最近は図面を手書きすることはないけど、15年ぐらいまえは手書きの図面も珍しくなかった。そのころの図面を見ていると本当にほれぼれするものがあって、その最高峰が「ほつれ髪の女」だと思っている。あれは美術的な面から見ても幾何学的な面から見ても最高の作品だ。家のいらないものをすべて処分したら「ほつれ髪の女」のレプリカ買うのが目標。

それぐらい好きなレオナルド・ダ・ビンチの展示が上野の東京都美術館で開催中だ。

レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像

もちろん行くしかないじゃない。でもさ、今回はいいと思える作品が少なかった。いや、芸術のわからない男なので、おいらの感性として少な絵が少なかった。レオナルド・ダ・ビンチの絵画や作品で現存しているものが少ないので、どうしてもたくさんの作品を一度に用意することができない。そもそも「モナ・リザ」なんかはルーブル美術館を出たのが過去に2回ほどしかない。そのうちの1回が日本だったらしい。とにかくレオナルド・ダ・ビンチ展というのはメインの絵画がひとつと、それにまつわる他の画家の作品がいっぱいということが多い。

チケットの絵が「音楽家の肖像」

チケットの絵が「音楽家の肖像」

今回の目玉は「音楽家の肖像」だ。おいらが一番嫌いな絵。嫌いというか違和感が強すぎて、絵を見てると引き込まれるけど、やっぱりこの絵はどこかおかしい。いや、どこかではなく完全におかしい。そして、もうひとつの目玉がレオナルド・ダ・ビンチの残した手稿だ。これはかなりの数の手稿が展示されてて面白かったけどあれだな、人に見せるべきものなのかどうかはわからん。おいらも設計用のノートというのがあって、複雑なものになるとそこに手書きをして構想を練るんやけど、ようはそういうもの。決して他人には見せたくない。まぁレオナルド・ダ・ビンチの場合は見せる前提で書いてたんだろうけどね。

レオナルド・ダ・ビンチ展はとにかく人が多い。そして今回は手稿が多かったせいもあって、かなりの牛歩状態。いやはや疲れたよ。全部見るのに2時間かかったかも。11時半ぐらいに入場したつもりやったけど、出てきたのが13時半…絵画はゆっくり見たいけど、牛歩での鑑賞はゆっくりとはまた違うよね。つぎ行くようなことがあれば朝イチで行くようにするよ。あわよくば西洋美術館でやってたラファエロ展にも行こうと思ったけど、チケット売り場に行列ができているのを見て萎えた。みんな芸術が好きなんだねぇ。

いいお酒見っけた♪

いいお酒見っけた♪

美味しいものも安くて多すぎて困ったもんです!

美味しいものも安くて多すぎて困ったもんだ!

人の多さに疲れたおいらは同じ上野公園内でやっていた「えちご長岡・佐渡広域観光フェア」で気力回復!ゆるキャラあり、特産品あり、日本酒の試飲あり。レオナルド・ダ・ビンチ展に来たというよりは実はこっちがメンイじゃないかと思うほど楽しんだ。やっぱ人間、大事なのは食べること呑むことだ。それが満たされて初めて絵画を楽しめるというもんじゃないか。しかも新潟は日本酒どころ。まだおいらの知らない地酒がいっぱいある。買う前提で試飲してるので、呑みながら悩む悩む。飲み過ぎて頭は回らない(笑)美味しいお酒をたくさん飲みたいが、飲めば飲むほど味がわからなくなる。酒飲みの苦悩ってやつだ。

東京はこういうイベントが毎週のようにどこかで行われているんだよねぇ。美術館だっていくらでもあるし。そういう意味では都会っていいなぁとは思う。住んでみたいとは思わないけど。休日の散歩にちょうどいいっていう感じかな。たまにはのんびりと芸術に触れて、都会のイベントで人に触れて、ちょっと買い物する。見事な休日の過ごし方だと思う。1人でなければ…いや1人だったとしても。そのあと酒瓶2本を手に秋葉原まで歩いたことをのぞけば完璧な休日だ。まぁ秋葉原でも収穫があったけど、それはまた別の日記にするとしよう。

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