アパート選びなんて結局のところは直感に頼ってしまうしかない

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「即断・即決・即実行」

社会人になって最初の会社で教えこまれた言葉に従って、9月以降の生活の拠点となる新居探しに出かけてきた。とはいえ物件はすでにネットで確認済みで、ふたつの部屋を実際に内覧させてもらうことになっている。

わたしはデジタルカメラはオリンパス、衣類はsousou、コンピューター系はApple、そして部屋探しはMASTと決めている。人生において選択肢が多いことは決して喜ぶべきことではない。

選択肢は可能な限り少ないほうがいい。あれもこれもと悩むのが楽しいという人もいるかもしれないが、欲を満たすために悩むことは時間の無駄でしかない。

考える時間は必要だが悩む時間は悪でしかない。

「これしかないから、この中から選びなさい」と言われるほうが、結果的に幸せになれることは39年の人生で何度も感じてきたことだ。だからわたしはアパート選びはMASTにしている。シャーメゾン物件にハズレなしだ。

駅から近い物件を物件A、遠い物件を物件Bとしよう。それぞれの距離は200mぐらい離れているのだが、住宅地を抜ける都合でどちらも駅から歩いて5分になる。物件Aは住宅地のど真ん中にあり、物件Bは二車線道路沿いで周りはひらけている。

不動産屋さんが言うには「物件Aのほうが人気ですよ」ということで、まずは物件Aから見せてもらうことにした。安定のシャーメゾンということだけあって、不満要素はほとんどない。

洗濯機が玄関外になるのだが、それは物件Bも同じで、しかもそもそもわたしは洗濯機など持っていない。もし洗濯機を持っていたらこの物件には難色を示したかもしれない。

モノが人生を左右するかもしれないひとつの例だろう。モノがあるからいつだっていいことばかりあるわけではない。モノがないということは自分を縛るルールが少ないということに繋がる。

「自分を縛るルールが少ない」は「選択肢は少ないほうがいい」という話とは矛盾するのだが、矛盾に満ちてこその人間だ。

もう物件Aでいいですよという言葉が喉から出かかったが、結果的にわたしが選んだのは物件Bだった。もうこれは長年培ってきた直感でしかない。くじ運は世界トップクラスに悪いわたしでも、直感は意外とよく当たる。

物件Aは気が滞っている。

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物件Bはまだ清掃も入っていない状態だったが、2面ある窓を全開にするとさっと風が流れていき、目の前には大好きな大山の山頂がある。わたしはきっとこの物件に呼ばれていたのだろう。

新しい生活、いや新しい人生をスタートさせるのにどちらのほうがふさわしいかを考えても、未来に向けて開放的な方が明らかにいいに決まっている。気が滞ってしまう場所から世界に旅立つなんてことはありえない。

家賃重視で物件を絞り込んだので、100%の満足感というわけにはいかない。あれもこれも足りないのだが、そういうものはステップアップさせていけばいい。収入が安定して、いい物件が出てきたらまた引っ越せばいいのだ。

ただ、まずは3年この場所で必死のパッチで働き続けるつもりだ。3年経過したときに落ち着いて周りを見て、次のステップに移るかどうかを考えるとしよう。

ちなみに、新しいアパートの家賃は共益費込みで2万円。おそらく神奈川で2番目に安い物件ということらしい。ほぼどん底からのスタート。「家賃2万円からの逆襲」が2ヶ月後から始まる。

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