旅する理由が「あ、美味しい」ではいけないだろうか?美味しいものが好きなのだ

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日本国内や海外を旅をして一番嬉しいことは美味しいものを食べることができるということだ。1ヶ所から動かないということはそれだけで食べられるものに限界がある。どんなお金持ちであっても動かない人が食べられないものがある。

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出来立ての料理を食べるために一流のシェフを呼び出すことは出来ても、そこでしか手に入らない食材をすべて鮮度を保って取り寄せることは不可能だし、超一流のシェフをお金で呼び寄せることは出来ない。

わたしのような庶民には一流のシェフも超一流のシェフも縁がないのだが、自分の足があるため美味しいものがある場所に自ら行くことは出来る。採れたその場で食べることも出来る。

そして何よりもそこにしかない風景の中で食べることが出来る。目の前にあるのは絶景である必要はない。そこで暮らす人のただの日常であってもご馳走がさらに何倍も美味しくなることがある。

この国にはまだまだ美味しいものがたくさんある。美味しいものを作れる人がたくさんいる。旅をすることで美味しいものに出会うことができるのだ。家でじっとしていたのでは何も手に入らない。

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一歩家から出ただけで、近所の駅前にだって美味しものはあるはずだ。次は隣駅、その次はさらに隣駅。そんな小さな旅もわたしは好きだ。美味しいものと居心地のいい空間があるならどこへだってフットワーク軽く出かけていく。

例えば山の上で食べるおにぎりと温かいお茶の美味しさが欲しい気分になればコンビニでおにぎりを買って、温かいお茶はポットにでも入れてすぐにでも山に登ればいい。

海を眺めながらパンをかじるのも好きだ。いつもの海の風景でもいいのだが、旅先の知らない海で食べるパンの美味しさは格別だ。何も高級な料理や食材だけがご馳走ではない。

「あ、美味しい」がそこにあればいい。

そして旅だから味わえる「あ、美味しい」がある。財布には決して優しくないが、旅先で地の物を食べる幸せは何事にも代えがたいものがある。

明日から小倉と下関。さてどんなご馳走が待っているだろうか。胃潰瘍が治っていないので獺祭を呑めないのは残念だが、美味しい海の幸とビールを楽しむとしよう。

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