好きな作家はみんな音楽に造詣が深いのに裸足の河童ときたら…

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村上春樹さんはJAZZが好き、村上龍さんはキューバ音楽が好き、石田衣良さんはクラシックが好き。北方謙三さんも音楽に造詣が深いそうだ。なのに裸足の河童は…音楽がよくわからない。これは重大な欠点が発覚した。

小説家になる人はみんな自分の音楽を持っている。音楽を奏でるように言葉を繋いでいくのです。村上春樹さんにいたっては自分の文章の良さをリズムだと言い切っています。

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わたしは本当に音楽に疎い。ドレミくらいしかわからないしリズム感もない。村上龍さんにあこがれてキューバにまで行って本場のキューバ音楽に触れてきたけど、わたしの魂を揺さぶる音楽にはなっていません。

クラシックやJAZZなんて本気で聞いたこともありません。POPミュージックを聞くのは好きです。日本の音楽も中国の音楽も好き。でも全然深くない。ライブにだってほとんど行ったことがない。

これは冗談抜きでライターとして大きな欠陥というか問題点かもしれない。わたしの文章がいまいちテンボが良くないのも音楽に接していないからかもしれません。

ということで最近は作業をするのに音楽をかけています。作業の邪魔にならないように、そして何かつかめるのかもしれないと思ってJAZZやクラシックを流しながらの作業。

いやぁでも全然わからない。クラシックは特にその背景までわからないと楽しめない。それはワインと同じ。物語を楽しむのがヨーロッパの文化なのかもしれません。教養があって初めて本当のその良さがわかる仕組みですよね。

もちろんいい音楽は聞いていて心地よかったり、いいワインは飲んでみて美味しいということになりますが、いま書いたように言葉がどうしても薄っぺらくなるんですよね。教養がないと表現の幅すら狭くなってしまう世界。

さてどうしたものでしょう。このままリズム感のないライターになるのも嫌ですが、いまさら音楽に触れる機会もありません。

このままクラシックとワインの文章をあきらめて、POPミュージックとビールの文章を書くライターになる?そんな凡庸さを良しとしてくれる人がいることを願ってこのまま突き進むしかないのでしょうか。

自分が心から楽しめる音楽にこれから出会うことを期待しつつ、いまできる精一杯のリズムとテンポで言葉をつなぐ。それしか出来ないですよね。正直40歳にして音楽に造詣が深い人を羨ましいと思うようになるとは思いませんでした。

ライターを目指す若者たち、音楽は大事です。若いうちに自分のベースとなる音楽を見つけてください。

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