香港国際マラソンではきっとまた新しい出会いが待っているのだろう

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香港国際マラソン後の在中日本人ランナーさんの打ち上げに参加させてもらえることになりました。数年前まで普通のランナー(普通の基準については触れちゃダメ!)だったわたしにはどこに行ってもラン仲間がいます。

国内で遠征しても会う人がいますし、海外に行っても決して1人にはなりません。一人旅好きなんですけどいまは一人旅の先で合流するということを旅の楽しみにしています。

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それもこれも気軽に万里の長城マラソンの日本事務局を受け付けたことがすべての始まりです。ですがこの万里の長城マラソン日本事務局というカードは思いのほか強力なキラーカードのようです。

図らずしもとんでもないカードをマラソンの神様はわたしにプレゼントしてくれていました。なんであれどんどんやってみることって大事ですね。こうやって世界中にラン仲間が出来ることはお金では買えないもののひとつです。

万里の長城マラソンによって結局は前の仕事も辞めてしまうことになりました。その結果がずっとなりたいと思っていた物書きの仕事に就いています。塞翁が馬ってやつですか?人生は本当に何があるかわかりません。

わたしはたぶん日本を代表する偉人にはなれないでしょう。それぐらいの器であることは自覚しています。でも自分が想い描いていた未来よりははるかに素晴らしい景色が見える場所にいるようです。

ランナーとして走り始めたころはこんなにもランニングと深い付き合いになるとは思っていませんでした。サッカーもフットサルもやめたあと何もせずにくすぶっていたあの頃からは想像もできない未来にわたしはいます。

なんだ自慢か?と思われるかもしれないけど、自慢したくなるような素晴らしい人たちが周りにいっぱいいて、そういう人たちと時間をともに過ごせる自分をちょっとだけ自慢させてもらいたい。

わたしはランナーとしても特別優れているわけでもないし、人を引き付けるようなカリスマ性を持っているわけでもない。それでもたくさんの人が声を掛けてくれます。危なっかしくてほっとけないと言われたことありますが、実際そうなのかもしれません。

人が行く道の反対ばかり行くいたずら好きな子どもに見えるのかもしれません。

どういう理由であれ、わたしには会いたくなるような魅力的な人が周りにたくさんいます。きっとその人たちはこれからも増え続けるのでしょう。まだ会ったこともないけどわたしの人生を大きく変えるような人だっているはずです。

出会いは人生を大きく変えます。だからわたしは旅をします。だからわたしは世界中を走ります。さて香港国際マラソンではどんな出会いがわたしを待っているのでしょう。

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