原点復帰?やっぱりわたしは村上龍さんのリズムがしっくりくる

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紙の本を買うのはいつぶりかわからなぐらい久しぶりなのですが、紙の本を買いました。しかも以前持っていた本です。村上龍さんの「無趣味のすすめ拡大決定版 [ 村上龍 ]」というエッセイなのですが、正直なところ本の内容は気にしていません。

いま自分の仕事として1000文字程度のエッセイを集めた電子書籍を作ろうとしています。もちろん自分でエッセイを書くのですが、村上龍さんのエッセイの構成や本そのものの構成を学びたくて参考資料として購入したわけです。

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わたしは影響をうけやすいタイプなので本来であれば他の人のエッセイを読まないほうがいいのですが、いかんせん初めてのことでもあるし、何よりも駆け出しのライターとしてはまだ上手い人を真似る段階なので恥を忍んで、そしてどうせ恥を忍ぶなら大好きな作家の1人である村上龍さんを選んだというわけです。

わたしが物書きになりたいと思うようになったのは村上龍さんの影響によるものです。ブログもメルマガも、当時書いた短編小説も全部そうです。メルマガ発行は村上龍さんのメールマガジンJMMから発想を得て(パクって)自分のスタイルで出していました。

文章も村上龍さんの文章に似ていると知人に言われるほどでした。それはそうです。どっぷり村上龍育ちですから。

それでも親離れではないですが、徐々に村上龍さんから離れていき、浅田次郎さんや北方謙三さんといったエンターテイナーを愛するようになっていました。単純に読んで面白い、その世界に引き込まれる文章が好きになっていったのです。彼らと違って村上龍さんの文章はのめり込むと言うよりは身に沁みてくる感じがします。簡単な言葉で言えば「言葉が重い」のです。

もちろん浅田次郎さんや北方謙三さんの言葉が軽いということではなく、彼らの文章は重い言葉を他の構成部分で引き上げているカンジがするのですが、村上龍さんの文章は重い言葉にさらに重しをかけている感じです。

その重さに耐え切れず離れていたのですが、結局また戻ってきました。鮭が自分が生まれ育った川に戻ってくるのと同じシステムなのでしょう。いざ自分が文章を書くときには村上龍さんのリズムが一番しっくりくるのです。

自分のテンポでエッセイを10本仕上げましたが、すべてやり直しです。村上龍さんのエッセイを読みなおし、そこで感じた方法でためにし1本書き直したら劇的に改善されました。

自分で言うのも何ですがその10本はゴミです。書いているとき、推敲したときになかなかの出来だと思った自分に罰としてウサギ跳びでグランド10周の刑にしてやりたいレベルにひどい。そしてここ最近のこのブログもそう。

たくさん書かなきゃという思いばかりが先走っていたのかもしれません。質は下げていないつもりでしたがプロの目から見たらきっと質の低下もひどいものだったのかもしれません。

いま一度村上龍さんを真似るところからやり直して、自分のスタイルを確立していくことにします。

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