プロレスっていいな!「タケシマケンヂCanada壮行試合」

P1310113

プロレスを語るほどプロレスを知らないのだけれども、今日撮影取材で行った「タケシマケンヂCanada壮行試合」はプロレスの原点が詰まっているおもちゃ箱をひっくり返したような楽しい試合でした。

壮行試合ということで参加選手も観客も知った顔が集まり、最初は神妙な顔つきで始まった試合も徐々に小学生の休み時間のノリになっていきます。心から無邪気になった大人がそこにはいました。

スポンサーリンク

P1310043

小学生のころは運動ができたり、勉強ができたり、それぞれにすごいやつがいたけど、やっぱり力が強い、腕っぷしが強いやつがみんなの憧れで「どっちが強いか」という競い合いがそこにありました。

中学生になると腕っぷしが強くてはみ出したやつらはヤンキーとして学校のワルとなり、腕っぷしが強くてもはみ出さなかった(はみだせなかった?)やつらは部活に注力することになったので、みんなが同じ土俵で「どっちが強い」を競い合うのは小学生まで。

P1310136

そんな小学生時代の映像がカメラのシャッターを押すたびにフラッシュバックしてきました。

会場となった水道橋アカデミーアーザでは戦う者も声援を送る者も一体となって「今日ここにしかないプロレス」を作り上げていきます。勝ち負けを超えた、いや勝ち負けは試合終わらせるためだけにそこにあるという試合が続きます。

P1310271

今日の試合はプロレスの面白い部分がとても分かりやすく強調されているように感じます。会場にいるすべての人がプロレスが大好きで大好きで仕方がなく、プロレスをよくわかっているから成立しているのでしょう。

一歩間違えば「グダグダ」になりそうな試合を、絶妙なバランスで素晴らしい試合に変えてしまえたのは、そこに集った人たちの力と言っていいでしょう。

P1310325

今日参戦したタケシマケンヂ選手、阿部史典選手、三州ツバ吉選手は年齢が離れていて、会社で言えば新入社員と課長ぐらいの年齢差があるにも関わらず、全員が無邪気になってプロレスを楽しむ姿は本物のエンターテイナーです。

プロレスでも注目されるのは大きなホールを埋めることの出来るメジャーな団体ですが、人知れずひっそりと開催される、今日のような試合にだって、決してメジャー団体の試合に負けない魅力があります。

P1310354

勝つことが強さではなく、負けることが弱さでもない。魅せることのできなかった者だけが敗者になる。

そんなことを感じさせてくれた「タケシマケンヂCanada壮行試合」。プロレスっていいな。心からそう思う。

スポンサーリンク