消えたサッカーへの情熱と燃えるランニングへの情熱

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うーん。勝ったのは良かったけど、W杯最終予選は気持ちの悪い試合でした。

気負いすぎですね。人間はある程度リラックスしていないと自分の力を発揮できないという典型のような試合でした。

あと、あの「絶対に負けられない戦い」っていうフレーズやめて欲しい。

これほどまでに「絶対」という言葉が軽く扱われるのが耐えられない。子どもの「一生のお願い」のほうがまだ可愛げがあると思うのはわたしだけでしょうか。

日本はこれまでに「絶対に負けられない戦い」に何度負けてきたのでしょう。そして負けてどうなってのでしょう。「絶対」だから何か起こるわけですよね、負けたら。

言葉遊びでしかないのは分かっていますが、こういう言葉の使い方をされるのが本当に嫌です。言葉を使って生計を立てているものの端くれとして、「絶対に負けられない戦い」は抗議するレベルで嫌い。

わたしが嫌いなものはエビカツですが、たぶんエビカツよりも「絶対に負けられない戦い」が嫌いです。

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ただ、やっぱりサッカーに対する自分の情熱は、昔とはまったく違うものになっていることを感じる試合でした。気になるのは選手の体の使い方だったり、瞬間瞬間の判断だったり。

点を取っても取られても心拍数が上がる気配はなく、たぶん以前だったら鳥肌モノだった山口蛍のゴールもなぜか冷静に見ている自分がいました。

サッカーを愛し、サッカーで食べていこうとしていた自分はすでに過去のもの。いまは走ることで食べていこうとしているのですから、情熱の対象が変わってしまうのは仕方のないことです。

ただ、あれだけ好きだったサッカーへの情熱が冷めたのだから、もしかしたらいつかランニングへの情熱も冷めてしまう日が来るのかもしれません。それこそ絶対にないなんてことは言い切れません。

10年後にはサッカーでもマラソンでもなく、カバディとかしているかもしれません。

まぁ未来は見えないから面白いのであって、未来を予想してみても意味なんてないのですが、走ることへの情熱が永遠であるというのは、神父さんの前で誓われる永遠の愛とさほど変わりません。

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はっきりしているのは、こうやって向き合っていきたい何かを常に持っている自分は恵まれているのだなということです。

人生をかけてやりたいことがあり、日々の暮らしの中で情熱を注ぎ込めることがあります。そんな状態になれる人はきっとほんの一握りなんだろうなと思うわけです。

そんなことを望んでいる人間がそもそも一握りなのかもしれませんが、世の中にはくすぶっている人間がいっぱいいます。こんなはずじゃなかったと立ち止まってしまった人がたくさんいます。

わたしは一度も立ち止まることなく、ずっと前に向かっています。いや何度か立ち止まりそうになりましたが、情熱を向ける対象がなかったことは一度もありません。

いつも1日が24時間では足りませんし、いつも情熱を支えてくれる人たちがいます。

とりあえず今は走ることが、わたしの生きること。そして走ることでわたしの願いは叶えられると信じているので、いまはただ走ること。

サッカーは、いまはタイミングがあればまた観るくらいでいいです。いずれまた情熱が戻ってくるかもしれませんが、限られた時間と限られたエネルギー。あれもこれもに手を出すのではなく、いますべきことにだけ注力していこうと思います。


断言する。情熱で人生は変えられる。
著者:是久 昌信
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