41歳の抱負は「まっすぐにブレずに耐え忍ぶ」こと

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昨日41回目の誕生日を迎えることができました。これも皆さんのおかげですなんてことを言えるほど、人間ができてはいないのですが、全て自分の力だなんて言い切れるほど驕れるわけでもありません。

今年は、たまたまラン仲間との旅ランイベントと重なったため、ここ数年にしては珍しくぼっちの誕生日会をしなくて済みました。持つべきものはやはり友だちです。

ラン仲間の実家に泊めてもらいましたが、ケーキまで出してもらって、しかも誕生日当日にハーフマラソン。前日は仲間のお父さんのとっておきの地酒をいただくという、素晴らしい時間を過ごすことができました。

そんな中で「41歳の抱負は?」と2度ほど聞かれましたが、まったく考えていませんでした。誕生にはそれなりに毎年、新しい1年の抱負を持っていたりするのですが、今回はまったくなし。

きっとそれは、この1年は特別なことが起こる1年ではなく、「耐え忍ぶ1年」になるのではないかと考えているからかもしれません。

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会社を辞めたときに考えたのは「3年間はガマン」と設定していました。41歳はその2年目。1年目はいろいろなことに挑戦して、自分が生き残るためにもがいてきましたが、2年目に入る前くらいから、仕事は安定し始めました。

3年目は勝負の年だとわたしは考えていますので、この1年はそのための準備の歳としています。

そのために、目の前にあること、自分がやるべきこととしっかり向き合って、最高の結果を出すことがわたしの目標になります。地味ですよね。でも長い人生の間でいつも華やかでいられるわけではありません。

種を蒔き、芽が出るまで水を与え続けなくてはいけない時期もあります。それがこの41歳という年齢。

もちろんこれまでに蒔いた種が運良く芽を出すかもしれません。素敵な出会いがあるかもしれませんし、予想もしていなかった未来が待っているかもしれません。

ただそれらはすべてオプションであり、軸としてはやはり「耐え忍ぶ」ことになります。慌てて前に出ないこと。すべて短期間で成し遂げようとしないこと。

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言うまでもありませんが、毎日は全力で駆け抜けます。手を抜くという生き方は、不器用なわたしには似合いませんし、愚直なまでにまっすぐな生き方は、小さな頃からわたしを支えてきた生き方でもあるので、これもそう簡単にブレることはありません。

まっすぐにブレずに耐え忍ぶ。なんという地味な抱負でしょう。まるで優等生発言ですが、わたしが優等生とは程遠い人種でことはあえて伝える必要はないかと思います。

もともと華やかでスタイリッシュなタイプでもなく、どちらかというと泥臭いタイプ。

スマートに生きている人を見るとカッコイイなと思うし、ちょっとくらい嫉妬することもあります。でもそんなところに自分らしさはありません。それはその人の人生だからカッコイイだけで、わたしの人生はわたしなりの輝かせ方があるはずです。

そして輝かせるために、自分自身を一生懸命磨くのがこの1年です。

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華やかなことは華やかなことが得意な人、カリスマ性のある人に任せるとします。わたしはいま目の前にある一つのことだけを大切にする。目の前にある練習、目の前に仕事、目の前にいる仲間。そこからこぼれてしまうものはわたしの器では受け止められないということ。

こぼれ落ちたものを嘆くのではなく、こぼれ落ちない工夫をする。こぼれ落ちたものへの未練を断ち切る。そうやって耐え忍んで1年を過ごすことで、いままでとは違う自分になれるような気がします。

さて41歳、いろいろと思い通りにはいかないのでしょうが、それも含めて楽しみながら今この瞬間を充実したものにしていきます。

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ちなみに誕生日翌日にひいたおみくじの結果は吉。

「このみくじにあたる人は、人の上に立つ身分なりて、しあわせよかるべし、ただし我を高ぶるときはいったん立身するとも程なくわざわい身にいたる、よく信心して、心正直にしてつつしみあるべし」


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著者:大塚 寿
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