もっと刹那的に生きる!大阪遠征で取り戻せた自分の原点

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ハルカススカイランの興奮で眠れないまま、昨日はランニング関係で縁を感じる方と打ち合わせを行い、少しの仕事をこなして、箕面の山に走りに行ってきました。

大阪の北摂にある箕面市は、わたしが小学校の4年生から高校3年生まで過ごした町です。夢と希望に満ちた若き時代と言いたいところですが、高校生になるまでは、いつも「今日」だけを生きていました。

将来何になりたいなんという夢もなく、今日が楽しければいいという刹那的な生き方。高校時代になると根拠のない自信で「サッカー選手になる」ことばかり考えていました。高校時代は公式戦で一度もベンチ入りすらしたことがなかったのに。

高校は箕面高校で一応は進学校ですが、やはり刹那的な生き方が基本だったわたしは、高校で勉強することはほとんどなく、学力的にはおそらく後ろから10人には確実に入っていました。

そんな箕面高校のサッカー部時代に「滝ラン」というメニューがあり、箕面高校から箕面の滝までの往復を走るという、ちょっとみんなが嫌いな練習のひとつになっていました。

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片道5kmくらいで往復で10km、後半の2.8kmが坂道になります。たった10kmですが、陸上部でもない高校生にはそれなりにハードで、しかも上り坂もありますので、脚力と心肺機能を鍛えるのにはいい練習になります。

わたしは当時から持久走は苦手ではなかったのと、サッカー選手になるという目標がありましたので、テスト期間で練習がない時期は積極的に滝ランをしていました。

いま思えば、この当時から走ることは嫌いではなかったような気がします。

積極的に滝ランしていたのは練習だけじゃなく、当時好きだった女子の帰宅コースと滝ランのコースが同じだったというのはここだけの秘密です。

それはともかく、箕面の滝道は高校時代に何度も走ったコースです。ところがトレイルにはほとんど入ったことがありません。箕面高校の耐寒ハイクで箕面の滝の裏側から勝尾寺まで山道を歩いたくらいです。

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ところが今では箕面のトレイルはトレランをする人がよく走るコースのひとつとなっているということ。これは走っておきたいわけです。大阪には頻繁に行ってはいますが、自由な時間は意外とありませんので、昨日は数少ないチャンスだったわけです。

仕事を終わらせて箕面駅に到着したのが3時30分くらい。関西なので関東よりも日が長いとはいえ、これからトレイルにはいるには少し遅いかなという時間でした。

とはいえ距離は12km程度で、2時間あればゆっくりでも大丈夫とのこと。

いくらハルカススカイランの疲れがあっても、なんとかなるだろうという甘い読みのもとスタートしました。

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最初は勝手知ったる滝ランの道です。その途中からトンネルをくぐってトレイルが始まるのですが、9年間も暮らし、何度も訪れていた場所なのに、そのトンネルの先は踏み入れたことのない場所です。

最初はとにかくひたすら上り。足の疲労は少なかったのですが、背中と腰の筋肉がパンパンで歩いたり走ったりの繰り返しになります。それでもなんとか山の稜線まで来ると一気に走りやすいトレイルになります。

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そこからは上機嫌のトレランです。

わたしはトレランレースには出ませんが、山が大好きですし山を走ることが生活の一部になりつつあります。初めてのコースという新鮮な気持ちと、自分が育った町の山を駆け抜ける安心感でテンションがどんどん上がります。

ところが、コース途中で目印を見失って見事にロスト。

ロストした先で車道につながっていましたので、事なきを得ましたが問題は予定よりもかなり遠回りをしていることです。ただでさえ時間がないのに、明らかなロスの発生。そして傾いていく太陽。

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気持ちだけが焦りますが、焦っても速く走れるわけではないので、確実にゆっくりと歩道のない車道を駆け下ります。ところがなぜか思った以上に体が動きます。この1ヶ月くらいの練習で走れる体づくりを目標にやってきましたが、ここにきてなんとなく成果が現れはじめたのかもしれません。

そしてようやく念願の箕面の滝についたときにはすでにあたりはすっかり夜の雰囲気。

ただ滝道まで来てしまえば、灯りがありますので不安はありません。2.8kmの下り坂を気持ちよく落ちていくだけで滝ラン完了です。結果的には約14kmで2kmのオーバー(記録は途中から計測)でしたが、疲労感はほとんどない状態での14km。やっぱり、秋口の走れない体とはあきらかに違います。

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自分のランニングの原点に帰ってきて、体がナチュラルな感じを取り戻すきっかけになったのかもしれません。もしくはハルカススカイランで自分を追い込んだ結果、体に変化が現れたのか。

いずれにしても滝ランをしたことで、ちょっとは走れる自信を取り戻せそうな気がします。

こうやって自分のルーツに触れることは、わたしが思っている以上に大切なことなのかもしれません。とくにがむしゃらになって周りが見えなくなっているとき、自分の原点を思い出すことで基本に立ち返ることができます。

滝ランのあとは中学時代の同級生がやっているお店、創作串揚げ専門店「しんば」で、中学時代に仲のよかった友人と酒を酌み交わしました。それぞれに向かった方向は違えども、ともに同じ時間を過ごした仲間の存在も、自分を見失わないようにしてくれます。

大阪はやっぱり自分の原点で、他にはない特別な場所です。今回の大阪遠征はたくさんの出会いがあり、新しい発見もあっただけでなく、独立をして1年が経過したところで、自分の原点に立ち返ることができた充実した時間になりました。

さて1年後に成長した姿でまた大阪に戻ってこれるように1日1日を大切に。そしてあの頃のようにもっと刹那的に生きていこうと思います。計画的に賢く生きるのは頭のいい人におまかせして、わたしは満足できる未来のために今日だけを全力で楽しむとします。


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著者:有川 浩
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