1年の計は元旦にありと昔の人は言いました。昔の人がいうことはいちいち意味があり、その意味も深いものがありますので、せっかくなのでわたしも1年の方向性や目標などをある程度決めていくことにします。
今年の大きなテーマは「脱感覚派！」です。
わたしは基本的に感覚を大切にするタイプです。自分が正しいと思ったことを直感に従って行動をするのですが、これはいいところもあり、悪いところもあります。
悪い所としては、やろうと思っていたことをやりきれなかったということが多々あります。要するに計画性がまったくないわけです。行き当たりばったりでなんとかやってきましたが、そんあ幸運がいつまでも続くわけではありません。
自分の感覚を100%引き出すためにも、感覚だけに頼らないスタイルを目指したいなと思うわけです。
例えば万里の長城マラソンに注力する期間、東西対抗東海道53次ウルトラマラソンに注力する期間のように期間を分けることで、自分のやるべきことをシンプルにわかりやすくしたいなと。
そういう意味では1〜5月までは万里の長城マラソン期間。6〜12月が東西対抗東海道53次ウルトラマラソン期間。できることなら夏にも何かのイベントを持ちたいと考え、計画は練っていますがそれはまたいずれ。
自分のお金の使い方ももっと計画的にしようと思います。お金の話をするのは賛否あるかと思いますが、2017年は会社に雇われない生き方というのも情報発信していきたいので、それも含めてお金の話は時々していかなくてはいけません。
とりあえず、毎月の予算を20万円に設定して、1ヶ月に掛かる費用をそこに納める暮らしを目指します。もちろん取材費も含めて、20万円の範囲でできることをする。どこかで変更するかもしれませんが、スタートはそんな感じで。
うまくすれば、それでも2ヶ月に1回は台湾と北京に遊びに行ける気がします。
今年やると決めていることが、北京のガイド本を出すことと、中国と台湾に関するエッセイを出すこと。どちらもKindleでの出版予定ですが、これもきちんとスケジュールを立てて取材もします。
欲を出して小説も・・・と思うのですが、それはまだ時期ではないような気がします。
走りで行うのは「ハダシスト五街道制覇プロジェクト」を立ち上げます。いえ、別に何をするわけではないんですけど、とりあえず今年は奥州街道と甲州街道を走って、来年は中山道を走ります。
五街道を制覇したら、歴史街道ランナーを名乗りいろいろ新しいことを考えています。走って五街道を制覇した人はおそらくそれほど多くはいません。希少価値は必ずどこかで役に立ちます。
レースは愛媛マラソンでアスリート枠を確保することが目標。春以降の参加予定の大会は下記になります。
日光ウルトラマラソン
夢の島24時間リレーマラソン個人の部
金沢マラソン
台北マラソン
ハルカススカイラン
飯能ベアフットマラソン
これくらいでしょうか。最終的に出るレースはもっと増える予定ですが、予算の都合もあり遠征は月に1回に抑えようかと思います。 もっと取材だけのレースを増やしたいなと考えています。
マラソン大会とは別に走ることを教えるのも始めるつもりです。自分なりの理論は確立しつつあります。わたしが教えたいのはシューズを履いてもケガをしない走り方です。
裸足になればケガをしにくいというのは裸足ランナーにとってもはや常識に近いものがありますが、誰もが裸足になってくれるわけではありませんし、何よりも「裸足が素晴らしい＝シューズはダメ」という風潮をいかがなものかなとわたしは感じています。
脊髄反射的に「シューズがダメ」という裸足ランナーがいますが、そういう人たちは最近のシューズの流れが、故障しにくいシューズ開発に向いているという事実さえ知らないでいます。
わたしの考え方はシューズがダメなのではなく、結局問題は走り方にあると考えています。もちろん、「これは間違いなくケガをする」という、どうしよもないシューズもあります。でもそんなシューズでも技術があれば履きこなせます。
ただ、そんな技術を誰も追求してこなかっただけ。人間は適応力の高い動物です。シューズを履いて走ってもケガをしない走り方があるので、それを伝えることを始めていきます。
もっともわたし自身は2017年もハダシストですが。
あとは定期的に大山トレラン練習会と、東海道ウルトラ練習会を行います。練習会といっても、自分が練習をするだけで、一緒に走りたい人がいれば加わってもらえれば、アドバイスなどもできるかなと。
東海道ウルトラ練習会は例えば毎月第1土曜日に日本橋から小田原方面に走ります。7時スタートでどこまで行けるかはその月しだい。ウルトラの世界でそれなりに走れるようになるには、それくらいの距離は安定して練習しておく必要があると感じています。
そうやって自分がやることに周りの人が絡んでくると面白いなと思うわけです。
これらも全部これまでの積み重ねの上にあることですので、やっぱり特別なことは何もありません。ただ、その上にさらに積み重ねていくことが未来につながります。
今年はまだ耐える年です。大きく動かない分だけ、しっかり足元を固めていきます。興味がある人がどんどん絡みたくなる企画を立てられるようになるための準備の1年。
一緒に楽しみたいという人はぜひ声をかけてください。よろしくお願いします。
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