Xiaomiの体組成計「Mi Body Composition Scale」レビュー

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ずっと欲しかったXiaomiの体組成計「Mi Body Composition Scale」。これまで使っていたタニタの体組成計も悪くはないんですが、Xiaomiの体組成計はスマホ連携できるんです。

タニタは体脂肪率が低く出るし、5%以下はすべて5%になってしまいます。これって意外とやっかいで、知りたいのは体脂肪率の変動なので、何でもかんでも5%にされると意味がありません。

そして、記録を残したいときには手動で行うしかありません。やっぱり今の時代はスマホ連携。データをすべてスマホで管理して、変動もスマホで見れるのが理想です。

XiaomiはAmazonや楽天で買えば5780円。北京で買えばきっと3000円台。なので、次の万里の長城マラソンのときに買ってこようかと思ったのですが、期間限定の楽天ポイントがあったので購入してしまいました。

結論としては買って正解でした。でもいまいちな部分もあって、まだタニタの体組成計を手放すことができません。そのあたりも含めてレビューしていきます。

目次

Xiaomiらしいシンプルなデザイン

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まずはなんといってもデザインの美しさ。Xiaomiは堂々とAppleのデザインを真似するなど、いろいろと賛否が分かれるメーカーです。でもAppleのデザインを真似るのは、それが美しいと分かっているからです。

シンプルなものを美しいとするのがXiaomiの特徴であり、Mi Body Composition Scaleも間違いなくその流れを汲む製品のひとつです。足し算のデザインではなく引き算のデザイン。

無駄がないから、どこに置いても違和感がない。

白色ですので使い続けると汚れが目立つかもしれませんが、そのときは買い換えればいいだけです。北京で購入すれば4000円もしないわけですから。

ただ、デザインというのは人それぞれですので、チープと感じる人もいるかもしれません。悩ましいので、購入してみないと質感などが分からないということでしょうか。

機能は標準的だけどスマホアプリが必須

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Mi Body Composition Scaleは単4電池4本で動きます。タニタの体組成計もそうでしたので、これが標準的なのかもしれません。ただ、タニタの体組成計も使いたかったので、新しく電池を購入してきました。

他の人のレビューを見たら電池が付いてるんですが、輸入版だと取り除かれているのかもしれません。まぁ大きな問題ではありません。いまどき100円で買えるものですから。

Mi Body Composition Scaleの最大の弱点はスマホがないと、ただの体重計になってしまうということです。体組成計ですが、本体に表示されるのは体重だけ。残りのデータはスマホで確認します。計測できるデータは次の通り。

・ボディスコア
・筋肉量
・BMI
・体脂肪率
・水分率
・タンパク質率
・基礎代謝
・内臓脂肪
・骨量
・体年齢
・理想的な体重
・体型
・体重の変化
・体脂肪の変化 

特に目新しいものはありませんが、わたしは体重と体脂肪率が分かればいいので、これで十分です。ほとんどの項目が「標準」と出るので、それ以上は見る必要もなく。履歴を追えるのも体重と体脂肪率だけですから。

測定値が安定しないという問題あり

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Xiaomiの体組成計、基本的にはかなり気に入っています。でも、ひとつだけ難点があります。

それは体重の測定を正しくできないことがあるということ。そんなことあり得るのかと思うんですが、朝起きてすぐの測定で1回目に500gくらい高い値がでることがしばしば。

プラスマイナス100g程度なら許容範囲内ですが、500gとなるとちょっと話が変わってきます。これがあるのでタニタの体組成計を手放せずにいます。まずタニタの体組成計で測って、それに近い数字が出なかったらもう1回測定しています。

2回目の測定は、そこそこきちんと出るので、毎朝2回測ればいいだけなんですけどね。

しかもご丁寧に再測定をしたときに、2回目の値だけ残すという設定項目があります。ですので、Xiaomiの開発者も測定値が安定しないという問題を把握していることになります。

体重と体脂肪率を測るための家電なんですから、この部分だけはしっかりしてもらいたいところです。

Mi Band 3と合わせて使うのがベスト

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そもそもわたしがXiaomiの体組成計を欲しくなったのは、Xiaomiの活動量計を使っていたからです。もともとXiaomiというブランドが好きだったんですが、実際に初めて購入したガジェットがMi Band 2でした。

Mi Band 2のデータを管理しているのがMi Fitというアプリで、体組成計もそのアプリで管理できるということが分かり、どうしても欲しくなったのが1年くらい前でしょうか。

その後、睡眠時の心拍数を測るためにMi Band 3に買い替えをして、普段遣いのバッグもXiaomiにしています。このままでいけば、スマホもXiaomiになる日はそう遠くないかもしれません。

それはいいとして、Mi Body Composition Scaleを使うならやっぱりMi Band 3が必須かなと思います。1つのアプリで心拍数も歩数も睡眠も管理できるうえに、体重も体脂肪率も管理できます。

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こういうデータの管理というのは、ランナーとしてとても重要なことだと思っています。しっかり寝れているのか、体重は増えすぎていないかなど、ズボラなわたしでも記録を取っていれば気になります。

睡眠時の心拍数が高いと疲労が残っているというのが分かりますので、トレーニング内容も適切なものを選べます。

別にすべてXiaomiで揃える必要はありませんが、できれば同じメーカーで揃えて1つのアプリで管理できれば理想です。ちなみにMi FitのデータはiPhoneのヘルスケアで見ることもできます。

体脂肪率や体重の推移はヘルスケアのほうが見やすいかもしれません。中華ガジェットでもちゃんと連携してくれるのは嬉しいところです。

Mi Body Composition ScaleとMi Band 3はAmazonでも楽天でも買えますし、合わせても1万円程度です。安くてシンプルなものが欲しいというのであれば、この組み合わせがおすすめします。




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