AppleSilicon(M1チップ)搭載のMacBook Airレビュー【仕事で使える?使えない?】

ファンレスなので静かだがiMacの外付けHDDがうるさい

このブログはAppleSilicon(M1チップ)搭載のMacBook Airで書いている。ほとんどの作業を購入したばかりの新型MacBook Airで行っているのだが、快適そのものだ。正直なところここまで買い替えを我慢してきて良かったと思っている。

だが、その反面としてまだiMacや古いMacBook Airを手放せないでいる。理由はシンプルだ。AppleSilicon(M1チップ)搭載のMacBook Airで全ての作業ができるわけではないのだ。そこで、ここではわたしの作業分野で、どこまで使えてどこからがNGなのかについて書いておこう。

目次

LightroomもOfficeもWordPressも問題なし

データ移行が済んだらiMacはお役御免

まずはわたしの1日の作業内容を書いておこう

  • RUNNING STREET 365の記事作成(WordPress)
  • このブログの記事作成(WordPress)
  • 万里の長城マラソンとRUNWAYのInstagramアップ(Lightroom)
  • ライティング(Pages→Word)
  • Twitter投稿(Safari)
  • ランレコードやRUNWAYの記事作成

基本的にはこれを朝から寝るまでに詰め込んである。自分の記事作成はWebのWordPressに直接記入している。以前は執筆専用アプリを使っていたが、今はWebのWordPressの方が圧倒的に楽になっている。もちろんWordPressは問題なく使えている。

万里の長城マラソンとRUNWAYのInstagramに写真をアップしているが、これは過去に撮影した写真をLightroomで現像したものをiPhoneに送信し、そこからアップしている。Lightroomも問題なく使えている。いや、問題ないどころかかなり快適で以前使っていたマシンのように、メモリ確保のために頻繁に落とす必要がない。

そして依頼を受けているライティングはPageで書き、Wordで校正・推敲しているがこちらも問題ない。このように普通の作業をする上では、まったく問題はない。ファンレスなので重たい作業をしても静かなのも嬉しいところ。長崎にもAppleSilicon(M1チップ)搭載のMacBook Airを持っていったが、困ることは何もなかった。

他にも下記アプリは使えている。

  • Evernote
  • Skype
  • そら案内
  • Dropbox
  • Pixelmator
  • Chatwork
  • FileZilla

使えないアプリがいくつかある

快適さがまったく違いすぎて笑える

かなり快適に使えているのだが、これは通常の作業をしているときに限られている。これまでのMacで使っていたアプリのうちいくつかが、AppleSilicon(M1チップ)搭載のMacBook Airに対応しておらず使えない状態にある。

  • FlowSync(ポラール管理アプリ)
  • Xit(テレビ視聴)

残念ながらこれらのアプリはインストールできなかったり、起動しなかったりしている。ポラールはスマホで管理しているの問題ないし、テレビ視聴もFireタブレットでしているので、こちらも大きな問題ではない。そもそもテレビもほとんど見ていない。

初期設定時にはFileZillaが使えなかったが、先ほど最新バージョンをインストールしたら問題なく使えた。こうなればソフトウェア面で大きな問題はなくなってくる。少なくとも自分の環境においてはということになるが。他の人の環境ではどうなるかは分からない。

どうしても使えないアプリがあると困るのだが、そうでないならコンピュータとしては乗り換え可能だろう。

プリンタとWindowsが対応していないのが致命的

カバーをつけずケースに入れて持ち出すスタイル

アプリ面でほとんど問題ないのに、iMacや古いMacBook Airを手放せないのには2つの理由がある。ひとつはプリンタが使えないこと。それほどプリントアウトする回数が多いわけではないが、請求書や年賀状のプリントアウトができない。万里の長城マラソン関連の書類のプリントアウトも必要だ。

プリンタはドライバーが対応しないことにはどうにもならない。EPSONは対応を進めているということなので、おそらくそう遠くないうちに使えるようになるのだろう。これについては心配していない。プリンタが対応しだい、iMacを手放すことになる。

古いMacBook Airを手放せないのはWindowsに対応しているためだ。正確にはe-Tax用にWindowsマシンが必要になる。最近はMacでも対応できるらしいが、間違いなくAppleSilicon(M1チップ)搭載のMacBook AirはNGだろう。しかも手元にあるカードリーダーがWindows用なのだ。

来年の確定申告にどのマシンが使えるかは分からないが、古いMacBook AirはWindowsも使えるようにしているのでe-Taxで使えるはずだ。MacBook Airを売ってWindows機を買うことも考えたが、e-Taxのためだけに新調するのも癪なので、Macのバックアップも兼ねてそのまま使い続けることにする。

本格的な仕事で使うなら購入は先送りした方がいい

MacBook Air 11インチとサイズが変わらない

個人的にはAppleSilicon(M1チップ)搭載のMacBook Airを気に入っている。USBポートが少ないのは困りものだが、とりあえずあれもこれもくっつけることもないし、HUBもあるので不足するということはない。できればキーボードを無線タイプに変えたいが、HHKB Professional BTは3万円近くもするので、これも先送り。

ちなみにHHKB Lite2 for Macは問題なく使えている。わたしは、これなしでは文章を書くスピードが大幅に落ちるので、もし使えなかったらどうしようかと思ったが全く問題なしでこうやって快適なライティングライフを送っている。

だが、やはり仕事で使っている人はまだ買いではない。基本的には快適だがプリンタなど使えないものもあるし、アプリも完璧ではない。さらに高機能なiMacやMacBook Proの16インチなどもこれから発売が控えているので、慌てて購入する必要はない。

わたしのように、すでに旧マシンのスペックではストレスが溜まっていた人で、プリンタが繋がらなくても困らないというなら購入してもいいのだが、やはり既存のマシンは手元に置いておくことになるだろう。だとすれば急ぎではないなら買わなくてもいいだろう。

ただし、スペックは各所で言われているようにかなり素晴らしい。挙動がほんの少し怪しいところもあるが、アプリが全てネイティブに対応すればそれも解決するだろう。ガジェットとしては久しぶりに面白いものを手に入れた気分だ。これからガシガシ使っていきたいところだ。

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