オリンパス OM-D E-M5 Mark IIを購入!【用途を考えてカメラを選ぶ】

しまなみ海道ラン直前にカメラを新調しました。中古ですがオリンパスのOM-D E-M5 MarkⅡ。ずっと最新モデルのE-M5 MarkⅢにするか迷いましたが、懐事情を考えて、5万円ほど安い旧モデルを購入しました。オリンパスをやめるつもりでしたが、引き継いだ会社が継続を発表しているので信じて。

他にも色々理由があるので、自分用のメモも含めて、なぜE-M5 MarkⅡにしたのかをまとめておきます。今回は迷いに迷ったので、その過程を書いておくことで、カメラ選びで迷っている人の参考になるかもしれません。ならないかもしれませんが。とりあえず、読み物としても面白くなるよう頑張ってみます。

目次

何を撮りたいのかを明確にする

カメラを買い換えると決めたのは、オリンパスが撤退すると発表したからです。マイクロフォーサーズに未来がないと考えたわけです。でも、引き継いだ会社はサポートだけでなく、新製品も出していくとのこと。しばらくは安心かなと思っていたら、手元にあるレンズが立て続けに壊れてしまい、そもそも使っていたE-M10もあちこちがボロボロ。もう4代目まで発売されているカメラの初代だから当然ですが。

レンズが使えないと撮影にならないので、カメラの買い替えはかなり急がなくてはいけなくなりました。最近ランニング関係の取材も再開され始めたので。東京ソラマチのワークマン女子には壊れたレンズを持っていきましたが、半分以上がピンぼけ写真。これはもう悩んでいる場合ではない思い、しまなみ海道ランに行く前に決着をつけようとしたわけです。

そもそもオリンパスを止めようというところから始まったので、今回はいろいろなメーカーでチェックしました。ライカもいいなと思ったり(「いずれはライカ」の気持ちが高まる)、ソニーやキャノン、ニコンも気になります。フルサイズでも、マイクロフォーサーズと変わらない重さのカメラも発売されてて、そうなるとフルサイズも気になります。

ただ、最終的にオリンパスにしたのは、自分の使用用途を考えたから。マラソン大会で走りながら写真を撮るカメラが私には必要です。晴れた日ならどのカメラでもよく、軽ければ軽いほど助かります。でも、雨の日のマラソンはカメラを守りながら走ることになります。そうして撮った写真はレンズが曇っていたりして、使いものにならない写真を量産します。

  • 雨でも大丈夫
  • 手に持って走れること

これが今回購入するための必須条件。

雨でも気にせず撮影できるとなると、必然的にオリンパスになります。オリンパスのカメラが他社のフルサイズと変わらないほどの重さなのは、防塵防滴がしっかりしているからです。他社のフルサイズで雨でも使えるとなると、かなりの重さになります。雨でも快適に撮りたい。そのためのカメラが必要なので、今回はオリンパスから選ぶことに。

E-M5 MarkⅢの中古が軒並み売り切れ状態

オリンパスで買うと決めたら今度はモデルです。防塵防滴が必須なのでE-M5かE-M1しかないわけですが、持って走ることを考えると、軽さ優先でE-M5になります。軽さ重視となると最新モデルのE-M5 MarkⅢがプラスチックボディにしたことで、E-M5 MarkⅡよりも50gほど軽くなっています。これに軽量コンパクトなM. ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROの組み合わせが理想です。

新品で買うと最安値で13万円。確定申告の還付金が全額戻って来れば余裕で買えます。でもデジカメなんて中古で十分というか、プロでもメルカリで買う時代です。そもそもカメラは中古を嫌わない文化があります。何十年前のカメラが数百万円で売られていたりする世界なので。私なんぞ中古で十分ということで、中古を探していたのですが、2週間くらい前から急にどのお店にも中古のE-M5 MarkⅢがなくなります。

単品なら出てくるのですが、レンズセットになると壊滅状態。そうなってくると頭が冷静になり、13万円も出す必要があるのか疑問に思うようになります。最新モデルの方が便利な機能が沢山あります。モバイルバッテリーから充電ができます。動体を撮るのも得意です。でもそこに5万円の優位さがあるように思えなくなり、E-M5 MarkⅡでいいじゃないかと考え始めます。

E-M5 MarkⅡとM. ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROで9万円くらい。これなら10万円以下で貧乏ライターに相応しい価格です。意気揚々と新宿に向かったわけです。

iPhoneという選択肢

実は向かったのは新宿ではなく、東横線の学芸大学駅。実家に帰るのに手土産を買いに。その後、新宿に行けばいいかなということで(この判断が後で購入のきっかけになります)。その学芸大学駅に向かうまでの時間、iPhoneという選択肢はどうだろうと考えて、調べ始めます。最新のiPhoneは写りが綺麗で、それこそプロも使っています。

そう遠くないうちにiPhoneも買い替えるのだから、今回はカメラを先送りしてiPhoneにするのはどうだろうかと。でも、調べれば調べはほど自分の用途には向いていないようで、例えばランナーのような動きの速い人を撮影するのにiPhoneは向いていません。アプリによってはいけるようですが。

連写すればピントが合わないのはなんとかなりそうですが、作例を見ても自分では納得できず。ただ、ひとつ気付いたのは、ほとんどの人がiPhoneの写真で満足しているということ。私が「これはないだろう」と思ったものも、「これだけ撮れれば十分」としているプロカメラマンもいて、私がいくらこだわっても自己満足に過ぎないわけです。

それはそれで少し気が楽になりました。まだフルサイズに未練がありましたが、とりあえず今回はフルサイズへの未練は断ち切れました。フルサイズでもマイクロフォーサーズでも、見ている人は対して違いは分からないわけです。大事なのは写真で伝えたいものをきちんと伝えられるかどうかということです。

ただ、料理やケーキ、集合写真を撮るならiPhoneもありですが、仕事で使うには難しいというのが私の判断。別の機会に買い替えて、マラソン大会で試してみようかとは思いますが、今回は素直にミラーレス一眼を購入することにしました。

導かれるようにOM-D E-M5 Mark IIを購入

話を戻しましょう。新宿の目的地はマップカメラ。中古のカメラの聖地だと勝手に思ってます。ただ、他にも中古カメラを扱っているお店もあり、ヨドバシカメラも覗きたいので、新宿についてまずソフマップへ。ここでE-M5 MarkⅡとM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIのセットを見つけます。安い便利ズーム付きでお値段6万円なり。悪くはなさそうですが、個人的にソフマップは高いという印象があるので、とりあえずお店を出ました。

そのあと、ヨドバシカメラでいずれ買うであろう最新のカメラを確認。そしてカメラのキタムラとじゃんぱらで中古のチェックをして、いざマップカメラに向かったら……クローズの看板。え?緊急事態宣言終わってるのに?本当に?と思ったものの、平日の夜に開けててもお客さんなんて来ないのでしょう。

学芸大学駅経由で向かうなら1時間早く家を出るべきでした。失意の私でしたが、ソフマップにE-M5 MarkⅡがあったのを思い出します。お店が閉まってしまう前にと少し駆け足。ランクBで並品でしたが、気になる傷もなく(数日で私が傷だらけにすると思いますが)、動作も問題ないのでそのままお買い上げした次第です。

こういうのはご縁です。マップカメラが閉まっていて、ソフマップに置いてあったのはご縁以外の何物でもありません。まあ6万円という価格に心が揺れただけですが。いまマップカメラで調べたら、並品なら同じくらいの値段だったので、損はしてなさそうです。しばらくはこのレンズで遊んでみて、いずれプロレンズを買うことにします。

これでようやく長かったカメラ選びも終了。また気持ちよく撮影できそうです。でもしばらくしたらフルサイズ欲しいモードになるんでしょうね。年末に余裕があれば買うかもしれませんが、流石に懐が寒いのでしばらくおとなしく。むしろモノが増えたので何か捨てなくては……

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