ライカでも1インチセンサーではダメなんだ……【AQUOS R6を選択肢から外した理由】

手持ちのデジカメでライカのレンズを愛用していたこともあり、ライカというだけで食指が動く体になってしまいました。そうなると欲しくなるのが1インチセンサ搭載でライカレンズの「AQUOS R6」。さらにライカ監修でスマホが出るというのを聞いて、Rakuten miniから買い換えようかなと。

ただ、結果的には「AQUOS R6」への想いは急激にしぼみました。すでにいくつかのレビューがアップされており、写真の作例などもありますが、正直なところ全然魅力的ではありません。それを褒め称えるレビュアーばかりというのも気持ち悪い。誰か本音で言えばいいのにと思います「これ、いる?」って。

おそらくスマホのカメラと考えれば、全然すごいんでしょう。私の初代iPhone SEなんて比較するのも恥ずかしいレベル。Rakuten miniのカメラもひどいものです。だから私はスマホで写真を撮る機会が激減しています。満足できない写真を量産しても気持ち悪いだけなので。

そしてこの秋に新しいiPhoneを買うつもりでした。Rakuten miniだとUberEatsの配達でピックアップ時の地図がほとんど見えず、どこに配達するか勘で判断しなくてはいけなかったので。iPhoneに対するこだわりはありません。ただMacとの連携が楽なので。

いまInstagramの画像はMacで作ってiPhoneでアップしていますが、これがAndroidだとちょっと面倒です。iPhoneならAirDropを使えば一瞬で共有できます。でも絶対的な存在ではありません。何よりもiPhoneのデザインが好きじゃないから。角張ったデザインは好きですがカメラ部が……。

主観で美しいと感じないものはできるだけ手にしない。これが自分のスタンスなので、次のiPhoneもデザインを見て決めるつもりでしたが、もっといいスマホが出るならそちらでいいかなと。そこで「AQUOS R6」に期待していましたが、なんでしょうあのまとまりのないアンバランスな写真。

それは決して時を切り取ったものではなく、レンズに写ったものをデータ化しただけのもの。「あなたが見たもの 見たそのまま」というキャッチフレーズが正しいなら、もしかしたら私の目がおかしいのかもしれません。私の目にはもっとすべての者が立体的に見えています。脳で変換されている可能性がありますが。

決してケチを付けているのではなく、わたしはこれでは満足できないというだけのこと。そしてこのスマホに10万円以上掛けるなら、新しいデジカメのレンズを買って、シャオミの格安スマホでも買ったほうが幸せになれるかなと。価値観というのは人それぞれなので、そうは思わないという人もいるのでしょうが。

プロのカメラマンが撮れば、この「AQUOS R6」でも、それなりの画になるのだと思います。写真の素晴らしさはカメラだけでなく、伝えるテクニックの影響を受けますし、プロならそのカメラの特性を活かした撮影ができるのでしょう。私のような素人カメラマンは機材に頼るわけです。

実はいま使っているオリンパスのデジカメでも、正直なところ満足はしていません。ただ買い替えてから一気に写真の質が上がったのでまだ許容範囲内。でも理想はもっと上にあります。そういうのを腕でカバーしようとしないのが良くないところですが、カメラの腕を磨くほどの暇はありません。

撮影は好きですが、プライオリティは低いので。写真を1枚撮るよりも100mでも走りたいので。そんなズボラなカメラ好きおっさんだからこそ機材にはこだわりたくて、「AQUOS R6」は私の望んだそれではありませんでした。そうなるとiPhoneも同じかと思いますが、初代iPhone SEはさすがに限界。

いずれにしても年内には買い替え、もしくは買い増しをすることになります。ライカの「Leitz Phone 1」もまだ選択肢には入れていますが、iPhoneもカメラはかなり力を入れてくるはずです。何を買うかはまだ確定できませんが、とりあえず自分なりの価値観で選択肢を狭められたのは良かったかなと。まぁ大したものを撮るわけでもありませんが。

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