プロレンズ沼の入り口に立つ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
ISO200 12mm f/9.0 1/500sec

仕事で写真を撮ることが増えて、マップカメラで「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」を購入しました。もちろん中古ですが、それでも58,800円と高額なレンズ。貯まっていた楽天ポイントをフル活用して比較的リーズナブルな価格までなりましたが、だいぶ頑張りました。

いいレンズを買ったからにはそれなりの写真になってくれなくては困るのですが、購入してから1ヶ月ちょっとで完全にハマってしまいました。これまで使っていたM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIを使ったのは、月食を撮るときだけで、それ以外はずっとカバンの中で待機です。

それくらい圧倒的に描写が違います。何が違うのかを上手く説明できないのですが、素人なりの言葉で表現するならM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROはしっかりと写ります。M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIはどことなくゆるい感じがあります。

PROの名前が付いているのは伊達じゃないようです。でも、これってあくまでも感覚の世界で、人によってはどちらも変わらないと思うかもしれません。「iPhoneは写真がきれい」と言うのと同じで。いやiPhoneを否定するわけではなく、比較するものでもないのですが、iPhoneで良い写真を撮るには私くらいの腕では無理。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
ISO200 22mm f/6.3 1/1250sec

なんとなくいい感じに仕上げることはできます。iPhoneでもM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIでも。でも奥行きとか空気感というのはやっぱりそれなりのお金を払わないと手にはいりません。PROレンズとiPhoneは同じくらいの価格帯ですが、レンズだけを考えれば価格はまったく違います。

高いから優れているとは言いませんが、優れているから高いのはわかります。世の中には普通のものに高い値段を付け、価格による高級感を演出しているものもありますが、カメラレンズでそれをするとユーザーは離れていきます。使う人が撮っていて価格に納得しないと売れないわけです。

そういう意味ではM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROは発売からかなり経過しているのに、未だに根強い人気があり多くのオリンパスユーザーが使っていることを考えれば、みんなこれを使ったときに明らかに違うと感じているからなのでしょう。

難点を挙げるとするなら重たいこと。マラソン大会で持って走るのはちょっと大変そうです。でも、この写りを体験するととてもじゃないですが、軽いだけのレンズを選ぶ気にはなりません。そうなると発売されたばかりの単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO」が欲しくなったり。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
ISO200 40mm f/3.2 1/160sec

いえ買いませんけどね。iPhone13 Pro Maxを買う予定でしたがそれも中止。ちょっとまとまったお金をキープしておきたいことがあって大きな買い物は避けています。アレルギー対策で新しい寝具を買うかもしれないのと、コーヒー器具を揃えるのにはお金をかけますが、それ以外は買わないつもり。

いろいろ落ち着いたら新しいPROレンズも手にしたいところですが、今はそのタイミングではありません。愛媛マラソンはカメラを持って走りませんし、3月の鹿児島マラソンのタイミングでどうするかという話です。たぶん買うんだと思います。マップカメラで7.2万円なので、その頃に貯まっている楽天ポイントを使って割引して。

人間というのは本当に困った生き物で、いいものを知るとそれ以前のものでは満足できなくなる。これまでは普通のレンズで全然満足してて「すごくいい」なんて思っていたのに、その上を知ると簡単に手のひら返しで「もう戻れない」なんて言ったりします。でも私は変なところでこだわるタイプなのでもう仕方ありません。

会社員をしていたら一気に沼にハマっていたところでした。ボーナスごとにPROレンズを買って……なんてことをしていたと思います。それどころかフルサイズミラーレスに手を出したり。貧しいというのはそういう意味では悪くないものです。ただ片足くらいはずっぽりとハマってしまいそうですけどね。

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