中国で使えるiPhoneを予算3万円で秋葉原に買いに行った話

中国で使えるiPhoneを予算3万円で秋葉原に買いに行った話

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時は2016年10月8日、昨日のことである。

万里の長城マラソン2016秋でどうしても試さなくてはいけないiPhoneアプリがあるため、中国で使うためのiPhoneを手にすべくわたしは秋葉原に降り立った。

前回の秋葉原はちょうど半年前くらいだろうか、あの日も同じように小雨が降る中での買い物だったように記憶している。秋葉原は雨がよく似合う・・・なんてわけはなく、秋葉原を雨の中うろつくのはめんどくさい。

わたしの熟考するという性格上、一発で決めるということができないため、わたしは秋葉原で買い物をするたびにあの街を何度も往復することになる。結果的には今回は3往復している。途中で雨が止んだことだけが救いだった。

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購入するのはiPhoneで、中国で使う必要があるため必然的にSIMフリーということになる。まずは駅前高架下のインド人たちが店を構えるスマホ街とソフマップ、じゃんばらでおおよその金額をチェック。

iPhone5Cなら2万5千円、iPhone5Sなら2万9千円がSIMフリーの相場といったところ。

わたしが香港で購入したときの価格に随分と近づいているが、まだ割高感は否めない。ただ今回は香港に行く時間がないし、iPhoneを買いにだけ香港に行くほど価格差がない状態。

とりあえずこの段階で予算は3万円以内という設定。もちろん安いに越したことはない。貧乏ライターにとって3万円は大金だ。4万円ちょっとだせば中古のiPhoneSEを買えることは分かっているが、そもそも3万円というのがかなり無理をした金額。

そう考えながらお店を巡っていると、iPhone5Cがいいかなと思い始める。金額的にも2万5千円前後となんとかお手頃価格。探し続ければきっともっと安値のiPhone5Cが見つかるはず。そう思ってわたしはさらに秋葉原の中古スマホ店をめぐる。

ちなみにiPhone5Cは2013年発売のiPhoneでiPhone5Sと同時に発売されたが、スペックがiPhone5と同じということで、性能としてはiPhone5Sの半分以下になる。

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あるお店でわたしは2万2千円のiPhone5Cを見つけることになる。しかもわたしが希望していた黄色いiPhone5C。ただ、即決できない優柔不断男の本領発揮である。あぁこういうところがモテない理由だなと思ったのだが、いまは関係ないと思い直す。

「このお店でこの価格ならまだ安いのがあるかもしれない」。

わたしの欲は海よりも深い。

そして他のお店を回るものの、iPhone5Cのシムフリーで2万2千円以下のものは見つからない。ならば元のお店に戻ってというところで、別の考えが頭をよぎる。

「いくらなんでもiPhone5Cは日常使いは無理じゃないか?」

いや、そもそもがiPhoneが必要なのは万里の長城マラソンでテストをしたいだけなのに、いろいろ見ているうちに、頭の片隅には「iPhoneをメインのスマホにしたい」という思いが小さく芽生えていたのだ。

もともとわたしは、iPhone3Gが発売されてすぐに、周りに「そんなの流行らない」なんてバカにされながらも購入したほどのiPhone好き。今年の愛媛マラソンに向う飛行機の中でiPhoneを紛失してしまったがために、一時的に手元にあったAndroidを使っていたに過ぎない。

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iPhoneを買うなら、メインのスマホにすべき。そう確信するまでにさほど時間はかからなかった。

そうなるとiPhone5S以上のスペックが必要になる。ここにきて振り出しに戻る。さっきまではiPhone5C中心に見ていたので、iPhone5Sは「高いなぁ」くらいにしか思っていなかったので駅前に戻ってチェックしなおし。

やはりインド人たちが売るiPhone5Sが圧倒的に安いのだが、どうもカード払いができないっぽいというか、ガード下の怪しげな小さなお店で、クレジットカードを出す勇気はない。石橋は叩いて壊すのが重松流。

そうこうしながらまた秋葉原をめぐるとじゃんばらで、3万800円のiPhone5S 16GBが売られているのを発見する。問題は色がゴールドだということ。付属品はなしだが、それは気にしない。

じゃんばらの嬉しいところは税込価格ということ。税込みで3万800円なので税抜きだと2万8千円台。ここで確定しないのが、わたしがわたしたる所以でもある。

「いやでもゴールドはなぁ・・・」

ひどい話だ。

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そうこうしているうちに、ソフマップで海外版iPhone5Sの未使用品が3万4千円で売られているのを発見した。

これも本体のみの価格だが、電池がフレッシュなことを考えると3200円程度は誤差。これに決め・・・いや、ソフマップの価格は税抜価格だと冷静になる。税込価格は3万7千円近くになる。

予算3万円ですが何か?

いやぁどうしようかな、時間的にもじゃんばらかソフマップのどちらかで買うしかないのだが、予算を考えるとゴールドのiPhone5Sになる。しかも予算はギリギリなのだ。

「いや無理だ・・・いくらなんでもゴールドは恥ずかしい」

ああでもないこうでもないと頭をフル回転させていると、わたしの頭に神様が降臨した。

「docomo版でいいんじゃないか?」

落としたのは金の斧か銀の斧かどちらと言うべきかを悩んでいたら、神様が使い古した斧を持ってきてこう言った。

「これにしておきな」

身分相応という言葉がわたしの心にしみてくる。

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わたしはいまSo-netの0SIMというSIMカードをスマホで使っている。これはdocomoのスマホで使えるSIMカードなので、国内で使うぶんには何の問題もない。

万里の長城マラソンはどうするのだという問題は、よく考えれば何の問題もないことに気づく。手元にあるandoroidスマホを中国で使うためのSIMカードをすでに入手していたので、Androidスマホは問題なく使えることになっている。

テストするアプリがネット接続が必要なのかどうかがわからず、それも含めてのテストだと考えると、今回はSIMフリー端末ではなくdocomo端末のほうが都合がいい。必要ならばAndroid経由でiPhoneをネットに繋げばいいのだ。

なぜこの考えに最初からたどり着かなかったのだろう。ここまで4時間近く秋葉原を徘徊していた。

docomoのiPhone5Sでいいのなら話は早い。様々なお店を回った結果「中古スマホはじゃんばらが安い」という結論に至ったわたしはじゃんばらに向う。

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さすがにdocomo版は種類もランクも豊富。その中でキズあり付属品なしのiPhone5Sに目が止まる。いや、そのiPhoneのプライスカードに目が止まる。なんと驚きの19,800円。もちろん税込みで、しかも保護シートのおまけ付き。

高倉健さんと同じくらい不器用なわたしは保護シート貼りに失敗して、結局新しい保護シートを購入したのは言うまでもないが。

ここまでの悩みは本当に何だったんだろう。もちろん、悩みに悩んだから思いついたのだが、とりあえず予算を大幅に抑えてiPhone5Sを入手することができた。

iPhone5Sが中古で2万円以下で買える時代・・・恐ろしい。

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とりあえず万里の長城マラソンのテストはこれで行うことにした。おそらく電池の持ちも悪いだろうからと、カバー兼外部バッテリーになるというアイテムも740円で購入。

カバーバッテリーを付けた姿はiPhone3Gを思い出すスタイル。もちろん重いが、意外と手にしっくりくる。というわけで万里の長城マラソンはこのスタイルで利用することに決定した。

今回購入したiPhone5Sは次に香港に行くまで使用する予定。そのころには何の迷いもなくSIMフリーのiPhoneSEを購入できるくらいにはなっているはずだから。いや、今月から5000円ずつ貯金しよう。

いやはや大変な1日になってしまったが、結果オーライ。

これでわたしもようやくiPhoneユーザーに復帰。もうAndroidに体が慣れてしまったので、スペックのいいAndroidのほうがだいぶ快適なのはここだけの秘密にしておいてほしい。


アキハバラ@DEEP
著者:石田 衣良
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