いまさらですが『LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm F3.5-5.6』を購入!

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日曜日の青島太平洋マラソンのあと、高千穂に一泊することにした。神様が降臨した、日本が最初に出来たとされる場所だ。そんなタイミングで春に買ったOM-D E-M10が故障した。wi-fiが使用不可になり、本日修理に出したのだ。よくよく考えれば旅から帰ってから修理に出せばよかったのだが、年末になる前に直したかった。

そこで今回はコンデジだけで済まそうかと思ったのだが、ふと春まで使っていたE-420があるじゃないかと思いだしたのだ。いつか誰かに譲るつもりだったが、こうなったら出番である。ただ、E-420にセットのズームとパンケーキレンズしかない。最近理解し始めたのだが、カメラはレンズだ。

レンズがよければ写真は変わる。逆に安いダメダメレンズではどんだけ頑張ってもそこそこのものしか撮れない。表現力がまったく違ってくる。一生に一度行くか行かないかの高千穂である。できるだけきれいな画像で残したい。そう思うといてもたってもいられなくなり、E-420に合うレンズを探し始めた。

E-420はフォーサーズのカメラで、フォーサーズはミラーレスのマイクロフォーサーズに移行しているため、レンズそのものがあまり手に入りやすい状態ではない。そこで調べたのは中古市場。驚いたことにフォーサーズの中古市場はかなり値下がりしているではないか。ならば、以前ほしかったあのレンズも…

そのレンズが『LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm』だ。フォーサーズ使いの多くを魅了したという表現力。欲しいに決まってる。というわけでマップカメラで中古の値段を調べてみた。わたしが以前調べていた時よりも3万円近く安い。実は新品でもそれぐらい値段が落ちている。とはいえ新品だと10万円なり。

その金額はとてもおいそれと手が出るものではない。ならばと中古で6万2000円。さらにE-M10でも使えるようにと変換マウントも一緒にお買い上げ。さっそくほかのレンズと撮り比べてみた。被写体は毎度のガンダムだ。

まずはセットレンズのZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6

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室内ということもあってか、ピンボケ写真を連発してしまった。しかも手ブレもしている。2枚目ではガンダムの後ろ側の机が湾曲しているのがわかる。まぁ腕が悪いのは差し引いても標準的なレンズだ。こういう撮影には最も向いていない気がする。

つぎはパンケーキレンズのZUIKO DIGITAL 25mm F2.8

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セットレンズよりいい感じはするが、これもピントがいまいちだ。もしかしたらE-420のほうに問題があるような気がしてきた。ただ、明るいレンズということもあって少しマシという程度。

最後に今日買ったLEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm F3.5-5.6

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これはもう完全に被写体を間違ったのだろう。確かに雰囲気はLEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm F3.5-5.6が一番ある。ガンプラにリアリティとか言ってもなんだが、リアリティがある。そもそも室内で使うレンズではないので、レンズの特性を活かしきれていない。これはもう実際に高千穂に行ってからの勝負だろう。

北方謙三さんの三国志に「欲しいと思うものを、よく見きわめて手に入れ、それをほんとうに自分のものにするために、さらに努力する」とある。手に入れることが目的になってはいけない、手に入れたところはスタート地点なのだ。手に入れたものを使いこなせるようになるのかどうか。それは自分次第だ。

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