元関西人のおいらが通いたくなる藤沢本町の名店「蕎麦ひら井」

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livedoorでブログを書いていたときに一度紹介した記憶があるのだけれども、新しいブログになってから書いていない気がするので、藤沢本町の美味しいお店を紹介します。食文化がやたらと乏しい藤沢本町という街において、お店の雰囲気もその味も抜きん出ている蕎麦屋「蕎麦ひら井」がある。お店が出来たころから知っているけど、はじめのころは全くと言っていいほどお客さんが入っていなかった。味が悪いのではなくて、味もよく雰囲気も良いので藤沢本町にフィットしきれていなかったのだと思う。

おいらは蕎麦の味はわからない。ハンバーグとか餃子のように味の濃さが味覚に刺激を与えるものではないので、かなり繊細な味覚を必要とするのが蕎麦だと思っている。そしておいらにはその繊細さはない。それでも蕎麦が好きだ。いや、正確には蕎麦を食べている自分が好きなのかもしれない。1人で蕎麦屋に入って、日本酒と肴を楽しんで〆に蕎麦を食べる。そういう自分に酔っているだけ。そういうの江戸っ子みたいでいいじゃない。「蕎麦ひら井」は素敵な日本酒が置いてあり自分に酔うのに最適なお店なのだ。

蕎麦の味はわからないけど、何度も通う蕎麦屋さんというのはある。最近では少しだけ「美味しいな」というのがわかってきた。それでも実は駅そばが一番好きだったりする。藤沢本町の「蕎麦ひら井」は大和に引っ越してからなかなか通えなくなったのだけれども、半年に1回の歯の定期健診があるのでそのタイミングでお店が開いていればかならず行くことにしている。お店の前を通ってスルー出来ない魅力があるのだ。

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今日いただいたお酒は宮城のお酒「萩の鶴」。初めての日本酒だったけど、これがかなり旨い。肴はアジのたたき。味のシーズンではないけど、これもまた旨い。庶民のオイラはアジが大好きだ。焼いてよし、生でよし、フライにしてなおよし。だからアジの味にはうるさい。もちろん洒落ではない。うるさいといっても、蕎麦よりは分かる程度で、美味しいアジが好きなだけではある。こんなにしっかりした歯ごたえと味のアジは久しぶり。ちょっと驚くべき美味しさだった。

日本酒がすすむことすすむこと。ちょっと一杯のつもりが二杯めを頼みかけてしまったが、ここは自制。

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気持ちよくなったところで、蕎麦がやってくる。やっぱり「蕎麦ひら井」の蕎麦は美味しい。何がどう美味しいのかうまく表現できないこのもどかしさ。蕎麦って何が美味しいんだろうね。歯ごたえ?つゆの味?蕎麦の香りというのはおいらにはまだよくわからない。ただただ美味しい。そば湯もまた美味しい。

店内が静かなのもいい。カウンターに少し騒がしい社会人がいたけど、そういう人がいても決して自分のペースが乱れない。「若いなぁ」と思える余裕すら持てる。江戸っ子なら「ちょいとおまえさん」とでも言うのだろうけど、よく考えたらおいら元関西人だ。江戸っ子にはなれやしない。でも元関西人でもやっぱり蕎麦が好きなのだ。元関西人が通いたくなるお蕎麦屋さん「蕎麦ひら井」。そうそう藤沢本町には行かないかと思いますが、縁があればぜひ。

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