「きちんと」を思い出させてくれる日本茶カフェ「表参道 茶茶の間」

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表参道とか青山とか、大阪の田舎育ちのおいらには敷居が高すぎるお店が多すぎる。とくにお一人様だと入るの躊躇するようなおしゃれなお店ばかり。そういうお店にスマートに入れる人には憧れるが、そういう人になれないことは知っている。そうは言うものの、おいらのライフスタイルを支えてくれているsousouもHAGLOFSもそこいらへんにあるのだ。避けては通れない場所でもある。そんなおいらにとって唯一のくつろぎの場ともいえるお店がある。以前のブログでも何度か書いたお茶ソムリエのいる「表参道 茶茶の間」がそれだ。

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お茶ソムリエは和多田善さん。初めて和多田さんが淹れてくれたお茶を飲んだ時はあやうく涙を流しそうになった。美味しいとかそういう次元を超えた、魂に訴えかけるお茶があるのをそのとき知った。それぐらいすごい体験をしたのだけれども、どうもおいらはすごくいいと思ったものや場所とは少し距離をとってしまう習性があるらしい。だから茶茶の間には年に2回ぐらいしか行かない。

と言いながら実は秋口に一度行っている。その時は和多田さんが不在かつ1年ぶりぐらいだったので、「あれ?お店の雰囲気が変わったのかな」という感じだったのですが、今日はやっぱりいつもの茶茶の間でした。いつもといってもお店はちょっとずつ変化しています。食事の種類もお茶の種類も。でもそこに流れる空気はブレない、淀まない。

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おいらが注文したのは日替わりセットメニューから豚肉のおかずセット。まずは食前酒ならぬ食前茶です。今日はお店が混んでいて少し待ったのですが、待ったでも来てよかたっと思える1杯でした。体の中からキレイになっていく気がします。

お茶も美味しいんですが、料理も美味しい。「うわぁ、おいしい!」という感じではなく、しみじみとした感じの「おいしいなぁこれ」という感じ。わからない?すごく丁寧に作られているように感じます。変わったものを具材に選んでいるわけではなく、ありふれたものを丁寧に組み合わせることでこんなに美味しい物ができるんだと驚きです。体の中の悪いものが全部抜けていきます。食べているとどんどん幸せが湧いてきます。

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食べながら思った。最近、自分の食生活がおなざりにされていたなぁと。「きちんと」することを忘れていたよ。よく考えてみたら、それは食事だけじゃない。生活そのものがきちんとしてなかった。そりゃ体調も崩すよ。

「きちんと」は手間と時間が掛かる。だから忙しいを理由においらは「きちんと」を省いてしまっていた。でもきちんと作られた料理や、きちんと淹れられたお茶を口にすることで気付かされた。きちんとした結果、できなくなることがあってもいいじゃないかと。きちんとをサボってできたことなんて大したものじゃない。いいものを生み出したければ、自分自身がいい状態にいなきゃいけない。そんなことを考えさせられたランチタイムでした。

お会計のときに「お待たせしてしまいましたので」と和多田さんが「秘密の一杯」を淹れてくれました。秘密なので詳細は書きません。秘密の一杯について知りたい人はぜひ茶茶の間へ行ってみてください。運がよければ「秘密の一杯」いただけますよ。

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